2024年におすすめの広告ブロッカー 10選
- おすすめの広告ブロッカーVPN — 完全分析【2024 年更新】
- CyberGhostのBlock Content機能 — 広告、トラッカー、マルウェアをブロックするのに一番おすすめ
- MACE by Private Internet Access:全デバイスで広告、トラッカー、マルウェアをブロック
- NordVPNの脅威対策 — 柔軟にカスタマイズできるデスクトップ向けブロッカー。モバイル向けのLite版も
- 【比較表】おすすめの広告ブロッカーの特徴
- 最適な広告ブロッカーの選び方
- 避けたい広告ブロッカー
- 広告ブロッカーの必要性と、知られていないリスク
- 広告ブロッカーについてよくある質問
- オススメの広告ブロッカーを今すぐゲットしましょう
多くの広告ブロッカーは効果がなく、危険なものさえあります。ポップアップやバナー、YouTube動画広告をブロックできなければWebページの表示が遅くなり、帯域を無駄遣いしてしまいます。さらに、データを追跡して第三者に売却されたり、デバイスがマルウェアに感染したりするなどの弊害も。
確実に機能する広告ブロッカーを自分で見つけるのは簡単ではありません。そこで、この記事では、オンラインツールを使って30種類以上の広告ブロックアプリを検証し、効果的なものを厳選しました。ここで紹介するのは安全かつ高性能な無料または有料の広告ブロッカーで、広告に妨害されずにオンラインプライバシーを守ることができます。
広告を非表示にするには、CyberGhostの「Block Content機能」が一番おすすめです。通常の広告ブロッカーよりも強力で、データの暗号化とIPアドレスの隠蔽も行い、データと身元をプライベートに保ちます。45日間の返金保証付きですので、CyberGhostをリスクなしで試すことができます。
プロ厳選!2024年におすすめの広告ブロッカーはこちら!
- CyberGhostのBlock Content機能:特に、CyberGhost独自のプライベートブラウザと併用すると効き目抜群。また、VPNによる暗号化で、パソコンとモバイルの個人情報をトラッカーや広告事業者から隠せます。
- Private Internet AccessのMACE機能:DNSレベルで広告とトラッカーを効果的にブロックし、VPNによる強力なセキュリティ対策とプライバシー保護の恩恵も受けられます。ブラウザ、デスクトップ、モバイルで利用可能です。
- NordVPNの脅威対策:さまざまな設定を変更し、何をブロックするかカスタマイズ可能。パワフルなアンチウイルスツールでもあります。すべての主要なOSで利用可能です。
- AdGuard AdBlocker:各主要ブラウザ用の拡張機能(Safariを含む)を備えた格安の広告ブロッカー。
- Braveブラウザ:広告とトラッカーのブロック機能が搭載されている、無料プライベートブラウザ。
おすすめの広告ブロッカーVPN — 完全分析【2024 年更新】
1. CyberGhostのBlock Content機能 — 広告、トラッカー、マルウェアをブロックするのに一番おすすめ
2024年4月に有効 リスクなしで30日間体験
注目ポイント | 広告ブロッカーとプライベートブラウザを兼ね備えたVPN |
セキュリティ | 軍事レベルの暗号化、データ漏洩対策、キルスイッチ |
ノーログポリシー | あり、監査済み |
日本語アプリ | あり(macOS、iOS、Android) |
価格 | $2.03/月〜で、45日間の返金保証付き |
CyberGhostのBlock Content機能は、広告やマルウェア、トラッカーのDNSドメインをブロックし、あなたのブラウジング体験を向上させます。ブラウジングセッション、デバイス、プライバシーをすべて同時に守れるのです。他のアドブロック拡張機能とは異なり、CyberGhostのBlock Contentはブラウザ内だけでなく、デバイス上の全アプリで広告の表示を防いでくれます。
より多くの広告をブロックし、プライバシーを向上させることができるCyberGhostのPrivate Browserは、アプリケーションを終了するとすべてのデータを消去します。テストしたところ、Private BrowserとCyberGhost VPNを併用したところ、91%の広告とトラッカーがブロックされました。他の広告ブロッカー(無料のものも含め)で、これほどまで有効性があるものは見つかりませんでした。
万が一、これら2つの機能を通過したトラッキングクッキーがあったとしても、あなたの情報が危険にさらされることはありません。CyberGhostはデータを暗号化してIPアドレスを隠すので、広告事業者に追跡されるのも防げます。ブラウジング中に迷惑なパーソナライズド広告が表示されなくなるわけです。ですので、たまに広告が表示されることはありましたが、私のブラウジング履歴とは全く関係ないものでした。
返金保証を活用すれば、リスクなしでCyberGhostを体験できます。完全に満足できなければ、45日以内にであれば気軽に返金を受けられます。返金保証を守っているか調べるため、24時間年中無休のライブチャットで問い合わせ、払い戻しをリクエストしました。少しやり取りしただけで承認され、4日以内に口座に振り込まれていました。
便利な機能
- 使いやすい。プライベートブラウザはChromeを使っている人にとっては馴染み深いかもしれませんが、ほぼ同じように動作します。VPNアプリの設定は素早くほんの2〜3クリックで完了でき、Block Content機能はワンクリックで有効にできます。ですので、VPNを使ったことがない人でも簡単にセットアップできます。
- グローバルコンテンツへのアクセス。100カ国(日本を含む)にサーバーがあるため、位置情報を変更して地域で利用できないウェブサイトにアクセスできます。それらのサイトでも広告は表示されません。
- ストリーミング専用サーバー。CyberGhostには、数多くの人気ストリーミングプラットフォーム用に最適化されたサーバーがあり、テストでは、YouTubeやTwitchの動画内広告もブロックできました。
- 超高速通信。DNSレベルで広告と有害なコンテンツをブロックするため、ブラウザに読み込まれることがありません。これにより接続速度が向上し、大半のVPNより速度低下率を抑えることができました。テストでは、国内のCyberGhostサーバーでは基本速度がわずか4%しか低下しませんでした。
2. MACE by Private Internet Access:全デバイスで広告、トラッカー、マルウェアをブロック
注目ポイント | ワンクリックで広告とコンテンツをブロックできる強力なPIA MACE機能 |
セキュリティ | 銀行機関レベルの暗号化、マルチホップ、カスタム可能なキルスイッチ |
ノーログポリシー | あり、監査済み |
日本語アプリ | あり |
価格 | $2.03/月〜で、30日間の返金保証付き |
Private Internet Access (PIA) のMACE機能は、全主要デバイスに対応している広告、マルウェア、トラッカーブロッカーです。広告の多い複数のサイトでMACEを試したところ、87%の広告とトラッカーをブロックできました。トレントクライアントの広告までブロックできたのには感心してしまいました。
ほかの広告ブロッカーとは違い、PIA MACEはDNSレベルで広告をブロックする仕組みで、ドライブバイダウンロードやいわゆる「不正広告」からすべてのデバイスを保護できます。多くの無料の広告ブロッカーとは異なり、自社広告やアフィリエイト広告も表示されません。なお、ブロックリストは少なくとも毎月更新されており、PIAの公式サイトで公開されています。
CyberGhostと同様、PIAを使うと暗号化やデータ漏洩対策など、VPNのセキュリティ機能をすべて活用できます。また、厳格なノーログポリシーを採用しており、独立監査済みで、法廷でも複数回証明されています。ですので、データを追跡・売却されることは絶対にありません。
30日間返金保証を活用すれば、PIA MACEをリスクなしで体験できます。実際に24時間年中無休カスタマーサポートに問い合わせてみたところ、返金手続きはとても簡単でした。
便利な機能
- 主要ブラウザ用の拡張機能。PIAはChrome、Firefox、プライバシーに優れたOperaブラウザ用の拡張機能を提供しています。さらに、Linuxアプリを提供している数少ないVPNの一つで、Linux内臓のプライバシー機能をさらに強化できます。
- スプリットトンネル。どのアプリやサイトをVPNに接続するか設定できます。例えば、怪しい広告が多いトレントサイトでは安全を確保するためVPNを使い、オンラインバンキングのようなサービスには通常のローカル通信を使用するなど、使い分けができるので非常に便利です。
- カスタム設定が豊富。OpenVPN暗号化レベルを変更してストリーミング、ゲーム、トレント向けに調整したり、プライバシーやスピードを最適化できます。VPNが初めての人には設定の多さが圧倒的かもしれませんが、私のようなIT好きにはとても嬉しい機能です。
3. NordVPNの脅威対策 — 柔軟にカスタマイズできるデスクトップ向けブロッカー。モバイル向けのLite版も
注目ポイント | ブロックしたいコンテンツを選択できる |
セキュリティ | 2台のサーバーを経由できるDouble VPNサーバー |
ノーログポリシー | あり、監査済み |
日本語アプリ | はい |
日本語サポート |
|
価格 | $3.09/月〜で、30日間の返金保証付き |
NordVPNの脅威対策は、この記事で紹介したVPNの広告ブロッカーのなかで最もカスタマイズできるのが特徴です。広告、マルウェア、不正サイト、破損したファイル、トラッカーをブロックでき、ブロックする内容に対して細かい調整が可能です。NordVPNがブロックした一覧を確認できる点も気に入りました。
ダウンロードするすべてのファイルがスキャンされ、危険なファイルは隔離されます。ハードドライブもスキャンし、危険なファイルがダウンロードされていないか検出してくれるのも安心ですね。私は普段からセキュリティを意識しているのですが、システム上に危険なファイルが5個も発見されました。
モバイル向けのLite版も同じ保護機能がすべてそろっていますので、仕事中や旅行中でもお手持ちのデバイスを安全に保てます。地元のカフェの公共WiFiでテストしたところ、ネットワーク上の大半の広告をブロックできました。
NordVPNは30日間返金保証を実施していますので、脅威対策をはじめとするすべての機能をリスクなしで試せます。
便利な機能
- VPNに未接続でもOK。他のVPN広告ブロッカーとは異なり、NordVPNの脅威対策はVPNサーバーに接続していなくても動作します。ただし、Lite版は接続が必要です。
- 独自のNordLynxプロトコル。WireGuardは速度に関して業界標準のプロトコルですが、セキュリティは最強とは言えません。NordVPNはWireGuardよりもセキュリティを強化したもので、広告フリーで、高速でプライベートなブラウジング体験を提供します。
- Onion Over VPNサーバー。ダークウェブには広告はありません。しかし、その他の危険があります。NordVPNのOnionサーバーはTorよりも安全で、通常のブラウザでダークウェブを閲覧することもできます(ただし、macOSでは動作しませんでした)。
4. AdGuard AdBlocker: Safariでも使える高機能アドブロック
注目ポイント | Safari用ブラウザ拡張機能付きの単体型広告ブロッカー |
セキュリティ | 広告ブロッカーのみ |
ノーログポリシー | なし |
価格設定 | 月額$2.49〜、60日間の返金保証付き |
検証したところ、AdGuardは90%の広告をブロックできました。これはブラウザベースのアドブロックにしては優秀です。トラッカーに対しての性能はやや劣り、VPN機能も提供していませんが、ブラウジング体験は大幅に向上しました。
設定は簡単で、Chromeにアプリをダウンロードし、拡張機能に進んでワンクリックで有効化するだけです。テストでは、Forbes.comにアクセスすると、読み込み画面のポップアップやバナー広告がブロックされました。また、YouTubeの動画広告もすべてブロックできた点は特に優秀だと感じました。
AdGuardはブラウザ拡張機能としては驚くほどカスタム設定が豊富です。例えば、AdGuardでは、サードパーティCookieが一定時間後に自己破壊するよう設定できます。また、セキュリティフィルターは「オプション」から簡単に調節できます。ほかにも、広告、フィッシング、マルウェア、トラッカー、SNSウィジェットもブロックできます。
AdGuardはモスクワで設立されたサービスで、ロシアは政府の厳しいデータ監視法で知られてますので当初は懸念を抱いていました。しかし、AdGuardの拠点は現在キプロスに移転しています。さらに、ソフトウェアはオープンソースで、匿名化されたパフォーマンス関連データのみを収集しているようです。
役立つ特徴
- Safariで使える。AppleのmacOSやiOSには厳格なセキュリティ審査があり、多くのサードパーティアプリはSafariで機能しません。AdGuardはiPhone、iPad、Mac用のSafari広告ブロッカーをリリースしていますが、Windows/Androidバージョンほどの効果はなく、広告のブロック率は約63%でした。
- 検索結果の広告やサイト広告をブロック。Google検索のスポンサーリンクもブロックできます。なお、プロモーションや割引キャンペーンなどを表示したい場合は簡単に無効化が可能です。
- ペアレンタルコントロール。Windowsアプリには、不適切なコンテンツ(ウェブサイトや検索結果を含む)をブロックリストに追加できるペアレンタルコントロール設定があります。これにより、子供たちのオンラインでの安全を守ることができます。
5. Braveブラウザ — 広告ブロック機能を搭載したプライベートブラウザ
注目ポイント | プライバシーに配慮したデフォルトの検索エンジン「DuckDuckGo」 |
セキュリティ | 内蔵VPN(ただし、割高です) |
ノーログポリシー | なし |
価格 | 永久無料 |
Braveブラウザは広告・トラッカーブロック機能を搭載しており、ブラウジング中に広告を非表示にしてくれます。Braveの検証で、88%の広告とトラッカーがブロックされ、YouTubeの動画広告も100%隠されましたが、YouTubeプレミアムのポップアップ広告は1度だけ表示されました。新しいウィンドウを開くと、ブロックされた広告・トラッカーの数が表示されるのも良いと思います。
CyberGhostのプライベートブラウザと同様に、BraveはChromiumベースで、デフォルトの検索エンジンとして「DuckDuckGo」を採用しています。この検索エンジンはプライバシーに優れており、広告やスポンサーリンクをブロックします。Googleとは違い、ブラウジング状況を追跡されないので、ユーザーデータを売却・共有されたり、ターゲティング広告を配信されたりしません。
Braveは独自の広告プログラムから利益を得ていますが、これに関しては賛否両論あります。Braveで広告を見ると、仮想通貨を受け取れるというものです。しかし、この広告プログラムはオプトアウトではなくオプトインなので、同意したくなければ広告は表示されません。
便利な機能
- Braveニュース。ニュースフィードをカスタマイズし、新しいウィンドウを開くたびにお気に入りのソースから最新の話題を取得できます。これにより、情報源のウェブサイトに沢山の広告が表示されることなく、好きなコンテンツをスムーズに閲覧できます。
- Torでプライベートウィンドウを使用できる。TorのプライベートウィンドウでOnionサイトを閲覧できます。テストしたところ、Braveのレイアウトの方がTorよりも使いやすく、もう少し高速だと思いました。
6. uBlock Origin — YouTubeの動画広告をブロックし、読み込み時間と帯域を節約
注目ポイント | 読み込み速度の最適化とデバイスを保護できるフィルタリングルール |
セキュリティ | ブラウザの広告ブロッカーのみ |
ノーログポリシー | なし |
価格 | 永久無料 |
無料アプリとしては珍しく、uBlock OriginはYouTubeの動画広告を100%ブロックできました。また、広告とトラッカーのブロック率は73%でした。IMDB.comでは、マストヘッド広告とサイドバー広告がすべて隠され、より快適にブラウジングできるようになり、Webページの表示も高速化しました。
このように高速化できるのは、フィルタリングルールのおかげでもあります。この機能により、フィルタリングルールでは、ホストとサードパーティコンテンツ(大容量メディアなど)をブラウザがどのように処理するかコントロールでき、ドライブバイ型のマルウェアダウンロードを防ぐ優れたツールとなっています。
しかし、広告ではないコンテンツがブロックされたのは残念でした。例えば、NewYorkTimes.comでは表示されない画像がいくつかありました(クリックすると大半のコンテンツを表示させることができましたが)。この記事で紹介した広告ブロッカー付きVPNとは違い、uBlock Originはサポートセンターがありませんから、この問題を根本的に解決することはできませんでした。
便利な機能
- ポップアップをブロック。uBlockは、チャットウィジェット、メーリングリストのポップアップ、その他ウェブサイトのマーケティング広告などイライラする広告をブロックできます。
- プレースホルダーを削除。広告をブロックした後に、空白のプレースホルダーが残る拡張機能もありますが、それによりページレイアウトが歪むことがあります。uBlock Originはプレースホルダーを排除し、よりクリーンなページレイアウトを表示します。
7. Operaブラウザ— 内蔵のプライバシー機能がトラッカーを阻止
注目ポイント | 広告とトラッカーブロック機能を搭載した単一ブラウザ |
セキュリティ | 無料(ただし機能限定)の内蔵VPN |
ノーログポリシー | なし |
価格 | 永久無料 |
Operaはユーザーフレンドリーなブラウザで、広告ブロッカーを搭載しています。テストでは、約64%の広告とトラッカーをブロックできました。OperaはFandom.comのバナー、サイドバー、動画広告の他、TwitchやYouTube上の広告もブロックします。
2回クリックするだけで、主要ブラウザから履歴、お気に入り、Cookieをインポートできます。さらに、設定を変えるのも比較的簡単です。検索バーにある青色の盾アイコンをクリックすると、プライバシー保護のドロップダウンが表示されます。
無料VPNも利用できますが、CyberGhostよりはるかに遅く、通信速度が91%も低下してしまいました。また、デフォルトの検索エンジンがGoogleで、スポンサーリンクを許可していることも気に入りません。Googleは広告やトラッカーを通じて多くのデータを収集するため、プライバシーにはあまり良いとはいえません。
便利な機能
- メッセージ連携機能。ブラウザウィンドウ内で、人気メッセンジャーを使ってチャットができます。Discordを使いましたが、広告が表示されることはありませんでした。
- ChatGPTとChatSonicとのやり取り。OperaのサイドバーパネルでAIとチャットできます。Google検索よりも回答が速いことが多いので、スポンサー付きの結果ページをスクロールして情報を探す手間省けます。
8. Pi-hole — LinuxベースのDNSブロッカー。ネットワーク全体で広告をブロック
注目ポイント | 1つのデバイスでネットワーク全体を防御 |
セキュリティ | スマートTV、ゲームコンソール、モバイルデバイス上の広告をブロック可能 |
ノーログポリシー | なし |
価格 | 永久無料 |
Pi-holeは、ネットワーク全体で広告をブロックするので、すべてのデバイスを守れます。通信はDNSサーバーを経由して広告とトラッカーが弾かれます。スマートテレビとゲーム機でも効果を発揮します。
Pi-holeとVPNを設定することで、モバイル機器で広告の表示を防ぐことも可能です。カスタムDNS設定が可能なVPN(Private Internet Accessなど)と組み合わせると、Pi-holeのDNSサーバーにリモートアクセスが可能になります。
Pi-holeはオープンソースで、無料で使えますが、Linux用に構築されています。また、パソコンを指すようにルーターでDNS設定を変える必要がありますので、この関連の操作に詳しい方にのみお勧めです。
便利な機能
- デバイスの効率向上。Pi-holeを使用すると、ブロッキングが別のマシンで行われるため、デバイスの効率性が向上します。単に広告のないコンテンツをデバイスにルーティングする仕組みになっています。
- Pi-holeを設定するのは1台のデバイスだけでOK。Pi-holeを1台のデバイスにセットアップするだけで、あなたのその他のデバイスも保護できます。
9. Adblock Plus — 信頼できるオープンソースの広告ブロッカー
注目ポイント | シンプルで効果的な広告ブロッカー |
セキュリティ | ブラウザの広告ブロッカーのみ |
ノーログポリシー | なし |
価格設定 | 永久無料 |
Adblock Plusは無料でオープンソースなので、だれでもソースコードを検証してバグ修正できます。検証では、69%の広告とトラッカーがブロックされました。これは、無料ツールとしては素晴らしいです。ほとんどのYouTube動画広告を除去し、RollingStone.comでは、画面読み込み中のフローティングポップアップとサイドバーの自社広告が削除されました。
Adblock Plusはシンプルで便利な設定が多く、ワンクリックで有効化できました。追加のトラッキングやプッシュ通知、SNSのトラッカーもブロックすることができます。NSは大量の個人情報を収集し、サードパーティに売却していますから、安心ですね。
便利な機能
- メールサポート。Adblock Plusはメールでのカスタマーサポートを提供しています。無料のアドブロックでこのようなサポート対応があるのは珍しいです。
- 言語フィルターリスト。Adblock Plusがフィルターから除外する広告の言語をドロップダウンメニューから追加または削除できます。
10. Adblock — モバイル対応。スマホで広告の表示を防げる
注目ポイント | iOSとAndroidデバイスにも対応 |
セキュリティ | アドブロックのみ |
ノーログポリシー | なし |
価格設定 | 永久無料 |
ほかの広告ブロックソフトとは違い、Adblockはモバイルでも使えます。さらにほとんどの主要ブラウザにも対応しており、プラットフォームによらずインターフェースは同じ点も気に入りました。Mac/iPhoneでもWindowsやAndroidと同じように簡単に操作できました。なお、AdBlockをAdblock PlusやAdblock Oneと混同しないようにしましょう。これらは全く異なるサービスです。
しかし、AdBlockをご紹介した大きな理由はモバイルに対応しているという点です。なぜなら、AdBlockはデフォルトで非侵入型広告を許可しているからです。また、広告をブロックするのが不得意のようで、31%しかブロックしませんでした。AdBlockは人気の広告ブロッカーの1つですが、多くの人が広告ブロッカーが機能しないと言う理由は、このような点からきているのだと思います。
便利な機能
- URLによる広告のブロック。AdBlockが削除できないしつこい広告は、設定のカスタムフィルタリストにURLを登録することでブロックできます。
- 特定のクリエイターチャンネルで広告を許可。広告は多くのYouTuberやTwitchストリーマーにとって重要な収入源です。お気に入りのクリエイターをサポートするために、特定のリンクをホワイトリストに登録して広告を表示させることができます。
【比較表】おすすめの広告ブロッカーの特徴
コンテンツブロックに最も効果的な広告ブロッカーは、広告、トラッカー、マルウェア対策がしっかりしており、理想的にはIPアドレスを隠してデータを暗号化できるものを選びましょう。これらの条件がそろえば広告は表示されなくなり、広告業者にネットの利用状況を追跡されず、パーソナライズド広告も表示されなくなります。
それでは、おすすめの広告ブロッカーを表で比べてみましょう。オンラインツールを使って、それぞれの広告ブロッカーでどれくらいの広告とトラッカーを阻止できたか測定し、割合を算出しました。その結果をもとに、広告ブロッカーの性能を10点満点で評価しました。この点数と各サービスの性能を分かりやすくまとめてみました。
*OperaのVPN Proにはノーログポリシーがありますが、ブラウザの方は利用統計と行動データを収集します。
最適な広告ブロッカーの選び方
広告を効果的にブロックできるのはもちろんのこと、広告ブロッカーを選ぶ際にセキュリティ機能など検討したいことはほかにもあります。ここでは、広告ブロッカーの評価項目をご紹介します。ニーズに合った広告ブロックアプリを選ぶチェックリストとして役立てば幸いです。
- 定期的にアップデートされているかチェックする。
広告技術は常に変化していますから、ソフトウェアのアップデートが少なくとも年に数回行われている広告ブロッカーを選びましょう。この記事では、定期的に更新されている広告ブロッカーをご紹介しました。 - 広告のブロック力を試す。
デジタル広告は種類があまりにも多いため(マストヘッド、バナー、ポップアップ、動画広告、GIFなど)、すべての広告を非表示にできる広告ブロッカーはほんの一握りしかありません。この記事では、複数の種類の広告をブロックできる広告ブロッカーを厳選しました。 - 対応機器をチェックする。
一部のOSでしか使えない広告ブロッカーが多いので、幅広いデバイスに対応しているツールを選びましょう。この記事では、より多くのデバイスに対応しているサービスを
ランキングの上位にしています。 - 設定のカスタマイズが可能。
この記事では、ホワイトリスト機能がある広告ブロッカーやその他セキュリティ設定をカスタマイズできる広告ブロッカーをご紹介しました。ニーズに合わせて設定を変更しましょう。 - 透明性があるか確認する。
データを記録する広告ブロッカーは多いのが現状です。厳格なノーログポリシーがあったり、データを記録または販売しない広告ブロッカーを選びましょう。
避けたい広告ブロッカー
信頼できそうな広告ブロッカーでも、データを追跡される可能性があります。また、デバイスにマルウェアを埋め込む広告ブロッカーも発見されています。このような理由から、次の広告ブロッカーは避けましょう。
- uBlock。この記事でおすすめしたuBlock Originとは別物です。uBlockはユーザーを追跡できるようにCookieを改造することが知られています。なお、Chrome拡張機ストアからは削除されています。
- Ghostery。あまり効果的ではありません。また、利益を得るためにユーザーデータを売却したことがあります。なお、本記事の作成時点では、公式サイトがダウンしていたため、プライバシーポリシーの内容を確認することはできませんでした。
- Privacy Badger。Ghosteryと同様、Privacy Badgerがブロックするのはトラッカーだけであり、広告ブロッカーではありません。また、プライバシーポリシーに「可能な場合、第三者が当社のユーザーに関するデータを保持できないよう措置を講じています」と記載があるのも信用性にかけています。
広告ブロッカーの必要性と、知られていないリスク
広告ブロッカーを使うメリットはたくさんあり、オンラインプライバシーを保護することができます。広告ブロッカーを使用しないと、ブラウザのブラウザフィンガープリントという手法で、あなたの位置情報、OS、ブラウザ、拡張機能などの特定のデータが収集されてしまいます。これらのデータは固有のデジタルペルソナとして使われます。ブラウザから得られる情報から個人を特定し、ネットの利用状況を追跡して、ターゲティング広告を表示させることができるわけです。
トップクラスの広告ブロッカーは、バッテリー消費と帯域使用量を抑えることもできます。広告が表示されると、Webページが雑然として見えますし、ページの表示が遅くなったり、バッテリーの減りが早くなったりします。また、広告をクリックしていないのにブラウジングデータを追跡されるケースもあります。
さらに、マルウェアを含む広告(「マルバタイジング」)に遭遇するリスクもあります。クリックしなくても感染してしまい、信頼できるサイトさえも脅威になりかねません。
とはいえ、広告ブロッカーだけでは十分に安全を守れず、不便な点があるのも事実です。大半の広告ブロッカーはブラウザ拡張機能ですが、ブラウザ拡張機能はブラウザフィンガープリントのために使われています。しかし、一方、広告ブロッカーが搭載されたVPNを使えばブラウザは変更されず、フィンガープリントを防げます。また、VPNを使えば、広告ブロッカーが検出されず、コンテンツの閲覧制限を回避できます。
VPNはプライバシー強化にも効果的です。広告事業者だけでなく、ハッカーやインターネットプロバイダなどの第三者による追跡を防げます。以上のような理由から、広告ブロッカーのブラウザ拡張機能より、広告ブロッカーを搭載したVPNを使ったほうが良いのです。
広告ブロッカーについてよくある質問
Adblockは安全ですか?
はい。Adblockは検証したなかで最も安全な広告ブロッカーの1つでした。2009年にリリースされてから多くのユーザーに信頼を得ており、Adblockの公式サイトには、ユーザーのブラウジング履歴を記録したり、データを第三者に売却したりすることは絶対にないと明記されています。また、Adblockは、ユーザーをマルウェアに感染させたことがありません。一部の広告はブロックできないという制限はあるものの、安全とプライバシーを脅かされないという安心感があります。
AdblockでYouTube広告もブロックできますか?
はい。AdblockはYouTube広告もブロックします。ですが一貫性がなく、ある動画では全ての広告をブロックできても、別の動画では再生前に広告が非常されてしまうということがあります。さらに、YouTubeの広告をブロックできる他の広告ブロッカーとは異なり、YouTube以外の広告やトラッカーに関してもパフォーマンスに一貫性があまりありません。
Safariで使える広告ブロッカーが見つからない理由は?
AppleのmacOSやiOSのセキュリティ管理の関係上、多くの拡張機能が現在ではSafariで機能しなくなっています。しかし、しかし、この記事では今でもSafariで使える広告ブロッカーをいくつかご紹介しました。
ただし、Safari向けの広告ブロッカー拡張機能は、ほかのブラウザの拡張機能より制限があります。プライバシーと安全性の観点では、BraveまたはOperaブラウザを使ったほうがよいでしょう。広告とトラッキングを防いでくれますし、BraveとOperaならほとんどの広告ブロッカー拡張機能が利用可能です。
広告ブロッカーは本当に効果がありますか?
はい。ただし、効果的ではない偽の広告ブロッカーも多いので注意が必要です。この記事では、広告ブロッカーを徹底検証し、安全で性能の良いものを厳選しました。
また、セキュリティを危険にさらす広告ブロッカーも沢山あります。データを追跡したり、ユーザーにマルウェアを感染させることもあります。他としては、単純に機能しないものもあります。デバイスや個人データを危険にさらさないためにも、プライバシーポリシーを確認することが重要です。なお、この記事でご紹介している広告ブロッカーのプライバシーポリシーついては確認済みで安全ですのでご安心ください。
なお、ブロックできない広告もあります。例えば、Twitterのスポンサードツイート、FacebookやInstagram、Spotifyの広告などは、広告ブロッカーを使っても消せません。
広告ブロッカーは安全ですか?
いいえ、すべての広告ブロッカーが安全とは限りません。ネット上でセキュリティ対策を強化するには、広告ブロック機能を搭載した、定評のあるVPNを使うことをおすすめします。あなたのIPアドレスを隠してデータを暗号化するので、トラッカーによるブラウジング状況の監視、ターゲティング広告の表示を防げます。
残念ながら、広告ブロッカーの多くは信用できません。データを追跡したり、マルウェアに感染させたりするブロッカーさえあります。この記事では、広告ブロッカーを徹底検証し、安全なものを厳選しました。
広告ブロッカーはどのような仕組みになっているのですか?
広告ブロッカーはフィルタリングシステムを使用して広告を表示させないようにしますが、優秀な広告ブロッカーはDNSレベルで有害コンテンツを食い止めるので、デバイスに広告が読み込まれることもありません。さらに、デバイスが大量のコンテンツをダウンロードする必要がないので、通常よりもページの読み込みがより速くなります。
その他の広告ブロッカーはアプリケーション上で作動するため、ブラウザが変更されることになります。しかし、現在ではサイトが広告ブロッカーを検出し、広告を表示することを許可しない限り(または有料のサブスクリプションに加入しない限り)、サイトにアクセスできないものが多いです。
広告ブロッカーはユーザーの機密データを閲覧できますか?
はい。拡張機能をダウンロードする際、ブラウザの機能を有効化するにあたり許可することになります。この記事の広告ブロッカーは安全ですが、VPNがさらに安全です。あなたのデータを暗号化し、IPアドレスを隠してアクティビティを匿名に保てます。
広告ブロッカーの中には、あなたのデータを監視したり、第三者に販売するものもあります(このような場合、通常、プライバシーポリシーに記載されています)。ですので、定評のある情報源から広告ブロッカーをダウンロードし、インストールする前に許可しなければならなくなる権限を必ず確認しましょう。
Chrome・Safari・Edge・Firefoxにおすすめの無料広告ブロッカーは?
100%無料で使える、おすすめの広告ブロックソフトはいくつかあります。無料広告ブロッカーのなかには、YouTube広告を100%ブロックできるものもあり、サイトで表示されることが多いポップアップやバナー広告なども消せます。Safariで使える広告ブロッカーは少ないものの、AdGuard Adblockは利用可能です。
オススメの広告ブロッカーを今すぐゲットしましょう
高性能な広告ブロッカーを使えば、ブラウジング体験を大きく向上できます。大量の広告に邪魔されずに、必要な情報をスムーズに閲覧できるようになります。
しかし、最高の広告ブロッカーであっても機能に限界があります。広告ブロッカーは、IPアドレスを隠してくれないので、サイトによってはあなたとあなたの位置を特定されてしまいます。データを暗号化してIPアドレスを隠し、広告事業者がオンラインアクティビティを追跡できなくするにはVPNが必要です。
徹底的な検証を行った結果、一番おすすめの広告ブロッカーは、CyberGhostであることがわかりました。CyberGhostは広告ブロック機能を搭載したプライベートブラウザが使えるほか、銀行レベルの暗号化技術であなたのデータを読解不可能にします。さらに、45日間の返金保証付きなので、リスクフリーで試すことができます。
まとめとして、おすすめの広告ブロッカー付きVPNはこちら!
アクセス先のサイトに情報が漏洩しています!
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インターネットプロバイダ:
ネットの利用状況をトラッキング・監視したり、ターゲティング広告を表示したりするために以上の情報が使用されることがあります。
VPNを使えばこのような情報をアクセス先のサイトから隠して常に情報のプライバシーを守ることができます。一番のオススメはExpressVPNです。350件以上のVPNを検査したなかでナンバーワンのサービスです。 軍事レベルの暗号化とプライバシー機能により、確実にセキュリティ対策できます。また、現在49%オフの割引キャンペーンを実施中です。
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