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WhatsApp以外におすすめのアプリ 5選 2024年【匿名で安全】

ダニエル・クロン サイバーセキュリティー研究者

180か国に10億人を誇るWhatsAppは世界一人気のあるメッセージアプリです。

WhatsAppは2014年にFacebookに買収されてからプライバシーの専門家やセキュリティーを気にしているユーザーに懸念されています。Facebookやサードパーティアプリは複数のセキュリティー侵害に巻き込まれており、何千人ものユーザーの個人情報が漏洩されています。しかしWhatsAppはいつもFacebookとは別のアプリだと言い張っており、安全なメッセージサービスを提供、維持するのに力を入れているそうです。

しかし事態は変わり始めています。Facebookは最近、3つのメッセージプラットフォームを1つに統合することを検討していると発表したのです。Facebookのメッセンジャー、WhatsApp、インスタグラムのメッセージ機能を統合する計画で、3つのネットワークで相互にメッセージを送受信できるようにするというのです。

この計画では終端間暗号化が3つのプラットフォームすべてで行われることが確認されています。理論的にはFacebookメッセンジャーとインスタグラムがWhatsAppと同じくらい安全になるということですが、WhatsAppの安全性が下がる可能性もあります。他のプラットフォームと同じセキュリティー水準になるかもしれないからです。

WhatsAppのセキュリティーの穴

WhatsAppは終端間暗号化を約束しています。これは素晴らしいセキュリティー機能です。しかし、この会社に取り組んでほしい穴がいくつかあります。

法的な声明文書では「Facebookファミリーの会社としてWhatsAppはファミリー会社から情報を得たり、情報を共有したりしています」と書かれています。「弊社のサービスを運営、提供、改善、理解、カスタマイズ、サポート、マーケティングするために得られた情報を使う可能性があり、ファミリー会社と共有した情報も使用される可能性があります。」

Facebookやその他のFacebookファミリーの会社はそれぞれの会社のサービスを改善するために情報を使用する可能性があります(商品の提案など)。

弊社ではサービスを提供する際に必ずユーザーのメッセージを記録しているわけではありません。ただし、ユーザーがアカウント情報にユーザーのプロフィール写真、プロフィール名、ステータスメッセージを入力した場合、このような情報はホスティングしています。」

つまり、メッセージ自体は安全であるものの、WhatsAppはプライベートサーバーでユーザーデータを保存しているということです。また、この情報はマーケティング目的でWhatsAppに使用される可能性があります。

さらに、サーバーに記録されているデータは特別な事態が発生した場合に政府に提出される可能性があります。また、ハッカーはWhatsAppのサーバーに侵入することができ、ユーザーの電話番号やアカウント情報にアクセスできるようになってしまいます。

WhatsAppの代わりに最適な5つのアプリ:これらのアプリならプライバシーを守り、安全に保護してくれます

1. Signal

Signalは無料で強力な暗号化があり、すべてのモバイル端末で利用可能です。他のメッセンジャーアプリと同じように、Signalはとても使いやすいのが特長です。また、音声や動画通話も可能なのでWhatsAppと同じ機能を利用できます。

Signalにはデスクトップインストールファイルがあるので、スマホだけでなくパソコンでもアプリを利用できるのもいいでしょう。

メッセージごとに暗号化されるので送信者と受信者しか読むことができません。メッセージはハッカーに一切読まれないということです。Signalはオープンソースの暗号化を使用しているので専門家が試験してバグを発見することができます。そのためさらに安全性が高いのです。

ユーザーは自動でメッセージが削除されるように時間を設定でき、一定時間が経過するとメッセージが消去されるように設定できます。誰かにスマホを盗まれたとしてもプライバシーを守ることができます。

Signalにはアニメーションのある絵文字はありません。しかしスマホにある絵文字をアプリにインポートすることは可能です。

長所

  • 終端間暗号化
  • オープンソースの暗号化
  • すべての主要プラットフォームで利用可能
  • メッセージを消去できる

短所

  • 絵文字に対応していない

評価:4.8/5

2. Threema

Threemaは完全なプライバシー保護を約束しています。連絡先やグループの情報はアプリではなくスマホ自体に保存されます。メッセージは受信されると直ちに削除されます。さらに、電話番号ではなく8桁のThreema IDで連絡を取ることができるのでさらにプライバシーが保護されます。また、連絡先とはそれぞれ個別のQRコードで認証することもできます。

Threemaはテキストメッセージ、音声通話、共有されたファイル、グループチャットなどすべてのメッセージ形式で終端間暗号化を提供しています。また、ステータスメッセージも暗号化しているので、何を投稿しているのか誰にも見られません。メッセージは送信者と受信者しか読めません。

Threemaはブラウザでも安全に利用可能です。WhatsAppと同じようにアプリはフォーマット機能がありますし、現在地やファイルを送信することもできます。WhatsAppとは違ってアンケートを作成することができ、メッセージごとに「いいね」を押すこともできます。また、特定のチャットを隠してパスワードで保護したりすることもできます。

Threemaはスイスの会社で、スイスはプライバシー保護に適した法律があることが知られています。

長所

  • 電話番号は必要なし
  • QRコードで連絡先を認証することが可能
  • テキストフォーマッティング機能
  • チャットをパスワードで保護

短所

  • 有料アプリ

評価:4.6/5

3. Telegram

2億人以上のユーザーが利用しているTelegramはWhatsAppの代わりに使え、人気があるアプリです。このアプリはクラウドベースで、複数のプラットフォームで利用することができます。WhatsAppと同じようにダブルチェックシステムを使用しているのでメッセージが受信されたかどうか確認できます。

また、アプリはデフォルトで音声通話を終端間暗号化しているので外部者に通話を盗聴されることもありません。しかしメッセージの暗号化は手動で有効にしないと記録されてしまいます。

Signalと似たように、Telegramは一定時間がたつと自動的にメッセージを削除するという機能があります。また、マルチメディアファイル共有にも対応しています。

長所:

  • オープンソースのソフトウェア
  • 使いやすいプラットフォーム
  • クラウドベースなのでなくしものをする心配なし

短所:

  • デフォルトで暗号化が有効になっていないので手動で有効にする必要あり
  • 独自の標準的な暗号化を作成しており、批判されている

評価:4.5/5

4. Wire

ヨーロッパのデータ保持法に保護されているWireは終端間暗号化のある安全なメッセージアプリです。無料のパーソナルアカウントと有料のビジネスプランがあり、追加のサポートや機能を利用できます。Wireは音声と動画コミュニケーションがきれいなことが売りです。

Wireは1対1またはグループのスクリーンシェアが可能です。また、マルチメディアファイル共有とオーディオフィルタリングにも対応しています。すべての主要プラットフォームで利用可能で、8つの同期された端末からアカウントにログインできます。

太字や斜体でテキストをフォーマッティングでき、チャット内で一覧を作成することもできます。また、簡単に共有できるようにファイルを最適化することもできますし、プライバシー保護を強化するためにメッセージを一定時間後に消去するようにタイマーをセットすることも可能です。

長所

  • 安全なチャット
  • タイマー付きメッセージ
  • 8台の端末で同時に利用可能
  • 明白な通話

短所

  • 有料アプリ

評価:4.4/5

5. Riot.IM

このアプリではVoIPと動画通話に対応しているほか、メッセージは終端間で暗号化されます。すべてのユーザーは個別のIDが発行され、このIDは電話番号の代わりに使われるのでさらに匿名性を向上することができます。

Riotはオープンソースのソフトウェアです。独自のボットがあるものの、デベロッパー自身が作成することもできます。これによりユーザーはソフトウェアとインタラクトでき、より多目的で利用でき、安全です。オープンソースであるため、会社のグループよりデベロッパーチーム向けでしょう。

Riotには会話ルームがあり、ユーザーは公共のチャットルームに参加することもできます。また、リンクからアクセスできるプライベートチャットルームもあります。

さらに、デスクトップクライアントはスッキリした使いやすいインターフェイスですし、アプリは7か国語で利用可能です。さらに、他のアプリケーションを接続することもできます。

長所

  • 電話番号ではなく独自のIDを使用
  • オープンソースのソフトウェア
  • スッキリしたデスクトップクライアント
  • 7か国語で利用可能

短所

  • デフォルトで暗号化が有効になっていないので手動で有効にする必要あり

評価:4.2/5

プライベートメッセージのプライバシーを守りたいならWhatsAppの代わりのメッセージアプリを利用することをご検討ください。以上でご紹介したアプリは強力な暗号化を使用していることで知られています。

他にもプライバシー保護に役立つツールをお探しですか? iPhoneでプライバシーを守る方法Googleなしでネットを生き抜く方法などをご紹介していますので見てみてください。

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著者について

技術ライターで、オンラインセキュリティーに情熱的です。