Windows PCにおすすめのVPN 7選│パソコンの保護に! 2023年
- Windows PCにおすすめのVPNを完全分析【2023 3月 更新】
- ExpressVPN:Windows PCに総合1位のVPN。安全かつ高速で、ストリーミングにおすすめ
- CyberGhost:使いやすいPC用VPN。ストリーミングに最適化されたサーバーが利用可能
- Private Internet Access:広告ブロッカー「MACE」がWindows PCの読み込み時間を短縮し、マルウェアを削除
- NordVPN:Windowsで高速ダウンロードに役立つP2P専用サーバー
- Surfshark:NoBordersモードでWindowsパソコンで厳しいファイアウォールを突破
- 【比較表】Windows PCにおすすめのVPN
- Windows PC用VPNの選び方
- 【クイックガイド】Windows PCにVPNを設定する方法(3ステップで簡単!)
- 【よくある質問】Windows PCにおすすめのVPN
- 今すぐWindows PCにおすすめのVPNをゲットしましょう!
膨大な数のWindows PC向けVPNがあるなか、ニーズに合ったものを選ぶのは大変です。しかし、Windowsは最も人気のOSですから、ハッキングの標的になりやすく、VPNによる保護は必須と言っても過言ではありません。さらに、Microsoft社のプライバシーポリシーを読むと、ユーザーデータが自動的に収集されると書かれています(オプトアウトできないことがほとんどです)。
200社以上のWindows PC用VPNをテストし、パソコンの保護におすすめのサービスを厳選しました。安全性とプライバシー機能だけでなく、速度、サーバーネットワーク、アクセス制限の解除力を徹底検証し、Windows PCに対応したおすすめのパソコン用VPNを厳選しました(本稿に掲載されているVPNはすべて、Windows 7~11で利用できます)。
一番おすすめなのはExpressVPNです。揺るぎないセキュリティ機能があり、ノーログポリシーを守っていることが独立監査で実証されているほか、圧倒的に高速です。NetflixやBBC iPlayer、Huluなど人気の動画配信サービスのブロックも解除できます。WindowsパソコンでExpressVPNを体験できるのも嬉しいポイントですね。30日間返金保証付きなので、満足できなければ全額を返金してもらえます。
お急ぎですか?2023 におすすめのWindows PC用VPNはこちら!
- ExpressVPN:堅固なセキュリティ機能でサイバー攻撃からパソコンを防御。実証済みのノーログポリシーでプライバシー保護も万全です。超高速通信により、あらゆるWindowsパソコンで快適にストリーミングを楽しめます。
- CyberGhost:Windowsアプリが使いやすく、ストリーミングに最適化されたサーバーも利用可能。セキュリティ機能はトップクラスです。
- Private Internet Access:MACE機能が広告をブロックし、Windows PCでサイトの読み込みを高速化。しかし、本拠地はアメリカです。
- NordVPN:P2P専用サーバーがあり、Windows PCでトレントの高速ダウンロードが可能。ただし、アプリはやや使いにくいと思います。
- Surfshark:NoBorders機能で制限されたネットワークでもVPNを利用可能に。ただし、本拠地は14アイズ同盟の加盟国であるオランダです。
Windows PCにおすすめのVPNを完全分析【2023 3月 更新】
1. ExpressVPN:Windows PCに総合1位のVPN。安全かつ高速で、ストリーミングにおすすめ

2023年3月に有効 リスクなしで30日間体験
- 超高速。帯域は無制限
- 日本を含む94か国に3,000台のサーバー
- 5台まで接続可能
- アクセス可能な動画配信サービス:アメリカ版Netflix(他にも各国の人気カタログが視聴可能)、Disney+、HBO Max、Hulu、BBC iPlayer、Amazonプライムビデオ、SkyTV、ESPN+、DAZN Japan、GYAO!、Abema TV、など
- 対応機器:Windows 7・8・10・11、macOS、iOS、Android、Linux、Amazon Fireデバイス、ルーターなど
- Windowsアプリは日本語に対応
- 自動翻訳が内蔵されたチャットサポート。日本語でいつでも問い合わせられます
期間限定でExpressVPNのプランが最大49%オフ!お見逃しなく!
すべてのカテゴリにおいて、ExpressVPNは優秀なVPNなので、Windowsパソコンをより快適に利用するのにおすすめのチョイスです。ハッカーや政府など、あらゆる部外者によるデータの監視を防げます。サーバー数が圧倒的に多く、ブロック解除力も高いので、すべての主要な動画配信サービスを楽しめます。高速通信でバッファせず快適に動画を楽しめるほか、ブラウジングやオンラインゲーム、トレントにも適しています。
ExpressVPNは世界クラスのセキュリティ機能でPCを保護します。軍レベルの256ビット暗号化により、ネットの利用状況がスクランブリングされ、部外者に読み取られることはほぼ不可能です。キルスイッチ(Network Lock)は最後の防衛線。VPNとの接続が切れるとネット通信が遮断されるため、データは漏洩しません。スプリットトンネル機能を活用すると、VPNトンネルを介して送受信する通信を選べるので、国内のニュースサイトを閲覧しつつ、他のアクティビティを暗号化できます。
さらに、IPアドレス、DNS、WebRTCの漏洩を防止し、プライベートDNSサーバーも独自に実行しています。ExpressVPNをWindows 10のノートパソコンでテストしたところ、データ漏洩は一切検出されませんでした。

Windowsアプリでは4つのセキュリティプロトコルから選べます(OpenVPN、IKEv2、L2TP/IPSec、Lightway)。LightwayはExpressVPNが独自に開発したユニークなプロトコルで、最高のパフォーマンスでした。テストの結果、OpenVPNとIKEv2より高速であることが分かり、長距離サーバーにもわずか2秒で接続できました。
強力なプライバシー機能とノーログポリシーもあり、ExpressVPNに安心してデータを託せます。ExpressVPNはTrustedServer技術を採用しています。サーバーはRAMのみで実行されるので、再起動されるたびに過去のセッションがすべて自動的に削除され、より高い安全を確保できます。ノーログポリシーは監査済みです。2017年にトルコ当局がExpressVPNのサーバーを差し押さえたところ、データが一切保存されていないことがわかり、ポリシーを守っていることが実証されました。
プライバシー保護に配慮した国を本拠地としていますから、データを記録する義務もありません。ExpressVPNの本社は、データ保持法がない英国領バージン諸島にあります。同国は14アイズ同盟(国民の情報を共有することを合意した多国間協定)に非加盟ですから、プライバシー保護を最優先にしていることがうかがえます。
ExpressVPNの通信は超高速です。スピードテストで、シカゴ、ニューヨーク、ダラスのサーバーに接続したところ、平均ダウンロード速度は58.2Mb/秒で、ベース値から6%しか低下しませんでした。東ロンドンのサーバーに接続した際、速度が少し改善されたこともありました。約8,000キロも離れたサーバーでここまで速ければ、アメリカ版Netflixでドラマ「イカゲーム」を4K画質で快適に楽しめますね。Windowsパソコンでストリーミングやゲーム、ビデオ通話をしても速度はほとんど低下しません。
サーバーネットワークは大規模で、地域制限を簡単に回避できます。テストでは、アメリカ、イギリス、カナダなど9か国のNetflixライブラリのブロックを解除できました。Windows PCでBBC iPlayer、Disney+、Hulu、HBO Maxにもアクセスできました。ExpressVPNのサーバーはネットワーク制限やファイアウォールも回避できるので、中国やアラブ首長国連邦などでも利用できます。
全3,000台のサーバーでトレントが許可されていますから、P2P対応サーバーを探す必要はありません。ポートフォワーディングはルーターでのみ可能です。この機能を使うとダウンロードを高速化できるVPNもありますが、Windows PCで5GBのトレントファイルをわずか13分でダウンロードできたので、ExpressVPNならポートフォワーディングがなくても大丈夫でしょう。また、データ通信量は無制限なので、トレントを好きなだけダウンロードできます。
Windowsアプリが使いやすいのも気に入りました。最近接続したサーバー地点が表示され、サーバーをお気に入りに保存できるので、後で素早く接続できます。ワンクリックで通信を保護でき、スマートロケーション機能(Smart Location)を使うと、レイテンシや速度、地点をもとに最適なサーバーに自動接続できます。手動で最速のサーバーを探さなくて済みますから、とても便利です。
ExpressVPNの料金は$6.67/月~で、割高なのが唯一の欠点です。しかし、年間プランに加入したところ、サブスクリプション料金が49%オフになり、契約が3か月も無料で延長されました。サービス内容は全プラン共通なので、1年プランが一番お得です。
さらに、 Windows PCでExpressVPNを体験することも可能です。30日間返金保証がありますから、満足できなければ全額を返金してもらえます。返金保証を試すため、24時間年中無休のライブチャットでカスタマーサポートに問い合わせてみました。利用体験についてサポート担当者に聞かれましたが、すぐに払い戻しが承認され、3日後に返金されていました。
2. CyberGhost:使いやすいPC用VPN。ストリーミングに最適化されたサーバーが利用可能
- 高速。帯域は無制限
- 90か国に9,074台のサーバー。アジアの数か所にもサーバー地点があり、東京のサーバーも利用可能
- 7台まで接続可能
- アクセス可能な動画配信サービス:Netflix(米国版・英国版・日本版Netflixに最適化されたサーバーを使用した場合)、アマゾンプライム(米国と日本のライブラリにアクセス可能)、Disney+、Hulu、BBC iPlayer、HBO Maxなど
- 対応機器:Windows 7・8・10・11、macOS、iOS、Android、Linux、Amazon Fireデバイス、ルーターなど
CyberGhostのWindowsアプリはとても使いやすく、動画配信サービスのブロックを解除できるVPNが欲しい方は必見です。サーバーはきちんと整理されており、アクセスしたいサイトに適した専用サーバーが国別に表示されます。テストでは、Huluに最適化されたアメリカのサーバーに接続したところ、すぐにアクセスできました。ほかにも、NetflixやBBC iPlayer、Disney+などの動画配信サービスも視聴でき、速度低下や接続トラブルはありませんでした。

ゲームをプレイしたり、トレントでファイルをダウンロードしたりするために最適化されたサーバーもあります。アメリカのトレント用サーバーを試したところ、普通のサーバーより8%速くファイルをダウンロードできました。ゲーム用サーバーも正常に動作し、Ping値の低いサーバーに簡単に接続できました。ゲームをする場合、遅延を感じないようにPing値が100以下のサーバーを選びましょう。CyberGhostのゲーム用サーバーはPing値で並べ替えられます。StarCraft 2で何度かマッチをプレイしたいのですが、Pingは29ミリ秒で、ラグは気になりませんでした。
通信は感心するほど速く、快適にストリーミングできます。速度を試すため、Windows PCでバークシャー、ブカレスト、マイアミのサーバーに接続してスピードテストを行ったところ、平均速度が40Mb/秒を下回ることはありませんでした。HD画質で動画を見るには5Mb/秒以上、4K画質には25Mb/秒以上が推奨されていますから、アメリカ版Netflixの「ドント・ルック・アップ」をHD画質で見ても、ラグは発生しませんでした。
Windows PCでデータを守るため、CyberGhostは強力なセキュリティ・プライバシー機能を提供しています。軍レベルのAES 256ビット暗号化、漏洩対策、キルスイッチにより、機密データのプライバシー保護は万全です。広告・マルウェアブロッカーも内蔵されており、広告を非表示にして悪質なコンテンツがWindows PCに危害を加えるのを防ぐことができます。さらに、CyberGhostの本社はルーマニアにあり(5・9・14アイズ同盟に非加盟)、堅固なノーログポリシーもあります。ルーマニアの本社にあるNoSpyサーバーは、CyberGhostが所有・管理しているため、安全を強化するためにおすすめです。
残念ながら、CyberGhostは中国やアラブ首長国連邦など、ネット検閲が厳しい国では使えません。短期プランもかなり割高ですが、CyberGhostの長期プランはわずか$2.11/月で入手できます。長期プランの方が月額料金が安く、返金保証も延長されるのでおすすめです。
CyberGhostの長期プランは45日間返金保証の対象なので、全機能をじっくり体験できます(1か月プランの返金保証は14日間だけです)。サービスを42日間使った後、24時間年中無休のチャットで返金をお願いしました。サービスに満足できなかった理由を聞かれましたが、解約を思いとどまらせようとすることはありませんでした。解約は5分以内に承認され、4日後に全額が戻ってきました。
3. Private Internet Access:広告ブロッカー「MACE」がWindows PCの読み込み時間を短縮し、マルウェアを削除
- 軍レベルの暗号化と広告ブロッカー機能を搭載
- 日本を含む84か国以上に29,650台以上のサーバー
- 無制限台まで接続可能
- アクセス可能な動画配信サービス:Netflix、Disney+、Hulu、BBC iPlayerなど
- 対応機器:Windows 7・8・10・11、macOS、iOS、Android、Linux、Amazon Fireデバイス、ルーターなど
- Windowsアプリは日本語に対応
PIAのMACE機能は、Windowsパソコンで広告と悪質なコンテンツの読み込みを防ぎます。この機能をテストするため、Windows 10のパソコンで広告の多いサイト(Forbes)にアクセスしたところ、ほとんどの広告がブロックされました。コンテンツ量が減ったため、読み込み速度もわずかに改善されました。MACEを有効にすれば、より快適にブラウジングし、マルウェア対策を強化できます。

PIAには強力なセキュリティ機能があり、すべてのWindows PCでプライバシーを守れます。自動キルスイッチは、VPNとの接続が切れた場合にすべてのネット通信を遮断します。AES 256ビット暗号化はデータのハッキング対策に有効です。また、漏洩テストもすべて合格しましたから、誤ってデータが流出する心配はありません。
大規模なサーバーネットワークにより、地域限定コンテンツを楽しめます。Windows 10のパソコンでテストしたところ、6か国のNetflixライブラリのほか、Disney+やBBC iPlayerなど、さまざまな動画配信サービスのブロックを解除できました。アメリカ西と英国ロンドンのストリーミング用サーバーを使ったのですが、上記のサイトを一発で読み込めました。最初、Huluはアクセスできなかったのですが、アメリカ東のストリーミング用サーバーに切り替えたところ、アクセスできるようになりました。
通信も高速で、WindowsパソコンでHD画質の動画を見たり、トレントをダウンロードしたりするのに十分なスピードです。テストでは、9か所のサーバーを試しました(アメリカ6か所、イギリス2か所、カナダ1か所のサーバー)。平均速度は33Mb/秒程度で、ExpressVPNほど高速ではありませんでしたが、3GBのトレントファイルをわずか12分でダウンロードできました。
PIAの本社は、14アイズ同盟の主要国アメリカにあるのが気になります。しかし、厳格なノーログポリシーがあり、ログを記録していないことが裁判で実証されていますから、大した欠点ではありません。データは一切記録されないため、開示請求を受けても共有できる情報はないわけです。
PIAはわずか$2.03/月でゲットできます。月間プランはかなり割高ですが、機能や特長は長期プランと同じなので、長期プランを選んだ方がお得でしょう。
安心の返金保証もあり、Windows PCでPIAを無料体験できます。満足できなければ、30日以内に返金をお願いしましょう。試しにメールでカスタマーサポートに問い合わせて返金をお願いしました。ライブチャットの担当者に思いとどまるよう促されましたが、断るとすぐに返金が承認され、5日後に返金されました。
4. NordVPN:Windowsで高速ダウンロードに役立つP2P専用サーバー
- P2P専用サーバーがトレントの通信を高速化
- 日本を含む60か国に5,563台のサーバー
- 同時に6台を接続可能
- 利用可能な動画配信サービス:Netflix(アメリカ版などのライブラリ)、Disney+、HBO Max、Amazonプライムビデオ、BBC iPlayer、Hulu、ほか多数
- Windows 7以降に対応
- Windowsアプリは日本語に対応
- メールサポートは日本語OK
NordVPNは、日本を含む数か国に特殊なP2Pサーバーがあるため、Windowsでトレントをダウンロードするのにおすすめです。P2Pサーバーは、高速で大量のデータを転送できるように最適化されていますから、ファイルを短時間でダウンロードできます。アメリカのP2Pサーバーに対してスピードテストを行った結果、平均速度は57.6Mbpsで、普段の通信と比べて7%しか遅くなりませんでした。The Pirate Bayから1.07GBの映画「静かなる対決」を2分半でダウンロードできました。

Windowsアプリには、256ビット暗号化やデータ漏洩防止機能、キルスイッチなど、強力なセキュリティ機能が備わっているため、データをしっかり守れます。Double VPN機能も役立ちました。通信を2台のサーバーに転送して、2重に暗号化する機能です。サイバー犯罪者がデータを解読するのは実質的に不可能となります。
NordVPNはRAMのみで実行されているサーバーを採用しており、厳格なノーログポリシーもあるので、ネットの利用状況のプライバシーをしっかり守れます。本拠地はプライバシー保護に適したパナマです。データ保持法がないため、NordVPNは外部から圧力をかけられずにノーログポリシーを守れるのです。
広告をブロックしたい場合、脅威対策機能が役立ちます。広告だけでなく悪質なサイトの読み込みも防ぐため、プライバシーを強化しつつ、より快適にブラウジングできます。Windowsノートパソコンでこの機能を有効にしたところ、forbes.comやpcmag.comなどのサイトでうっとうしい広告が表示されなくなりました。
NordVPNのサーバーネットワークはストリーミングの味方。検証でWindows 11ノートパソコンをニューヨークサーバーに接続したところ、アメリカ版NetflixやHulu、Disney+、HBO Maxにアクセスできました。ExpressVPNと同様、最初に接続したサーバーで各ストリーミングサービスのアクセス制限を解除できたのです。
唯一の不満点は、Windowsアプリがあまり直感的ではないことです。例えば、サーバーロケーションが世界地図上に表示されるのですが、使いにくいと思いました。地図をズームしたりするとき、動作が遅かったのです。しかし、サイドバーのドロップダウンメニューからサーバーを選ぶこともできますから、大したデメリットではありません。
NordVPNの長期プランはわずか$3.29/月です。1ヶ月プランより長期プランのほうがお得です。
全プランが30日間返金保証の対象です。満足できなかった場合、簡単に払い戻しを受けられます。試しに24時間年中無休のチャットサポートに問い合わせ、返金を希望しました。少しやり取りしただけでリクエストが承認され、4日後に口座に振り込まれていました。
5. Surfshark:NoBordersモードでWindowsパソコンで厳しいファイアウォールを突破
- NoBordersが制限されたネットワークでWindowsデバイスを保護
- 日本を含む100か国に3,200台のサーバー
- 同時接続数は無制限
- 利用可能な動画配信サービス:Netflix(アメリカ版などのライブラリ)、Disney+、HBO Max、BBC iPlayer、Hulu、ほか多数
- Windows 7以降に対応
- アプリは日本語に対応
- メールサポートとライブチャットサポートは日本語OK。翻訳ツールを使って対応してくれます
SurfsharkのNoBorders機能は、通信を難読化してVPNの使用を隠します。学校や職場、政府によるVPN規制や厳しいファイアウォールを突破できるのです。ネット検閲が行われている国でも、インターネットのほぼすべてのコンテンツにアクセスできるようになります。
アプリが何らかの制限を検出すると、自動的にNoBorders機能が有効になりますから、面倒な設定は必要ありません。VPNの使用を隠したい場合は、手動で有効にすることもできます。

強力なセキュリティ機能もありますから、ネットの脅威からオンラインデータを守れます。必須のデータ漏洩対策とキルスイッチはもちろん、Windowsアプリには「ロウテイティング IP」機能が備わっています。VPNの位置情報を変えずに10分ごとに自動的にIPアドレスを変更する機能です。同じIPアドレスを長時間使うとプライバシーが気になりますが、この機能を使えばハッカーによる追跡を防げるわけです。
Surfsharkのサーバーは高速で安定しているので、ストリーミングに向いています。スピードテストでは、Windowsパソコンでマイアミとニューヨークのサーバーに接続しました。平均速度は54.6Mbpsを記録し、13.5%の速度低下となりました。4K画質でストリーミングするのに必要な速度の2倍以上です。アメリカ版Netflixでドラマ「カレイドスコープ」をフルHD画質で見たところ、バッファせずに再生され、Disney+やHuluなどの動画配信サービスにもアクセスできました。
Windowsアプリは設定しやすく、初めてでもすんなり使い始められます。わずか5分でVPNをダウンロード・インストールできました。クイック接続ボタンをクリックすると、最速のサーバーに自動接続されるので、「どのサーバーに接続すればいいか分からない…」と悩むことはありません。サーバーロケーションを「お気に入り」に追加できますから、あとで手軽に接続できます。
Surfsharkのデメリットは、オランダが本拠地であることです。Surfsharkのデータ保持規則はプライバシーに配慮しているものの、本社は14アイズ同盟の加盟国にあります。つまり、政府にユーザーデータの開示を強制される可能性があるということです。とは言え、サーバーインフラの監査で、データを一切保存されていないことが証明されています。
Surfsharkは比較的手ごろなVPNサービスで、長期プランはわずか$2.30/月です。少額の追加料金がかかりますが、ウイルス対策ソフトやプライベートな検索エンジンなどのセキュリティツールをセットにした「Surfshark One」を契約に追加できます。
Surfsharkは30日間返金保証がありますから、Windows PCで安心して試せます。満足できなかった場合は返金してもらいましょう。24時間年中無休のライブチャットで返金をお願いしたところ、5日後に振り込まれていました。
6. IPVanish:接続台数が無制限なので、すべてのWindows PCで使える
- 高速。データ通信量は無制限
- 75か国以上に2,200台以上のサーバー。東京にもサーバーあり
- 無制限台まで接続可能
- アクセス可能な動画配信サービス:Netflix、Disney+、Hulu、BBC iPlayerなど
- 対応機器:Windows 7・8・10・11、macOS、iOS、Android、ルーターなど
- Windowsアプリは日本語に対応
- 自動翻訳付きのチャット:日本語でも問い合わせられます
IPVanishは同時接続台数が無制限です。テストでは、Windowsのノートパソコン、Androidのスマホ、タブレットの合計3台を同じロサンゼルスのサーバーに接続しました。各デバイスにおいて7秒以下で接続が確立されました。次に、WindowsのノートパソコンでOverwatchをダウンロード中、AndroidデバイスでYouTubeの動画を再生しました。複数のデバイスが接続されていましたが、ダウンロード速度は低下せず、動画を再生中に突然止まることもありませんでした。家族みんなでVPNを使いたい場合に役立ちますね。
速度も良好で、通信が遅くならずにストリーミングやブラウジング、トレントを行えます。アトランタ、アムステルダム、ムンバイのサーバーをテストしたところ、平均ダウンロード速度は28Mb/秒で、HD・4K画質で動画を見るのに十分な速度です。ブロック解除力も高いことが分かりました。Amazonプライムビデオのブロックは解除できませんでしたが、Windows PCでNetflixやDisney+など、数々の動画配信サービスにアクセスできました。

IPVanishは安全性も大満足です。通信は解読不能なAES 256ビット暗号化で保護されますから、インターネットを閲覧中、ハッキングや監視の心配はありません。内蔵のキルスイッチがサーバー切り替え時の個人情報の流出を防ぎます。全サーバーが自社所有なので中間業者にデータを盗み見られるリスクもありません。本社はアメリカにあり、同国はプライバシーに配慮した国とは言えませんが、厳格なノーログポリシーがありますから、大した欠点ではないでしょう。
VPNプロトコルは6個から選べます(WireGuard、IKEv2、OpenVPN、L2TP、SSTP、PPTP)。WireGuardは高速で安全性が高く、デバイスへの負担が軽いのでおすすめです。とは言え、地域制限の回避にはOpenVPNの方が適していることもありました。
プライバシーが気になる場合、IPVanishが仮想通貨での支払いに対応していないのは残念です。とは言え、主なクレジットカードとPayPalでの支払いに対応しています。サブスクリプションにわずか$2.49/月で加入できます。月間プランは高価格ですが、機能は全プラン共通です。年間プランの方がコストパフォーマンスが高いと言えます。
IPVanishのプランには30日間返金保証が適用されます。カスタマーサポートに問い合わせなくても解約できるのは素晴らしいと思いました。アカウントにログイン後、「サブスクリプション」タブから「サブスクリプションを解約する」をクリックするだけで完了です。試したところ、6日以内に返金されました。
7. PrivateVPN:Windowsアプリは使いやすく、接続設定を変えられる
- アプリは使いやすく、セキュリティ設定をカスタマイズできる
- 日本を含む63か国に200台のサーバー
- 同時に10台を接続可能
- 利用可能な動画配信サービス:Netflix、Disney+、Amazonプライムビデオ、Huluなど
- Windows 7以降に対応
- Windowsアプリは日本語に対応
PrivateVPNのWindowsアプリはシンプルで使いやすいデザインで、シンプルビューと詳細ビューという2つの表示形式があります。シンプルビューでは、自動的に最適なセキュリティプロトコルに切り替わり、ワンクリックでサーバーに接続できます。
Advanced View(詳細ビュー)では、プロトコルやOpenVPNの暗号化レベルなど、VPNの設定を調整できます。「256ビット暗号化」を「128ビット暗号化」に切り替えたところ、ダウンロード速度が8%改善されました。ニーズに合わせてWindowsの通信を最適化できるわけです。

PrivateVPNのStealth Mode(ステルスモード)は、ネットの制限や厳しいファイアウォールを回避するのに役立ちます。SurfsharkのNoBorders機能のように、PrivateVPNのステルスモードは難読化を用いてVPNの使用を隠す機能です。中国などでもVPNを使えるようになります。図書館のWi-Fiではトレントサイトにアクセスできないので、ステルスモードでアクセス制限を解除できるか試してみました。機能を有効にすると、Windowsノートパソコンでトレントサイトにアクセスできるようになりました。
トップクラスのセキュリティ機能もあるので、Windowsパソコンのインターネットセッションの安全を確保できます。Windowsアプリには自動キルスイッチが内蔵されており、AES256ビット暗号化で通信が保護されます。漏洩対策もあり、ipleak.netでテストした結果、データ漏洩は一切検出されませんでした。
通信速度について、HD画質で動画を見たり、トレントをダウンロードしたりするのに十分なスピードが確認されました。スピードテストで、マンチェスター、フェニックス、日本のサーバーを試したところ、平均ダウンロード速度は24Mb/秒でした。4K画質で動画を再生したときはいくらかラグが発生しましたが、HD画質では問題なくNetflixのドラマを見られました。さらに、Windows 10のパソコンで専用IPとトレント用サーバーを使ったところ、大容量ファイルをほんの数分でダウンロードできました。
サーバーネットワークはやや小規模で、BBC iPlayerのブロックを解除できなかったのは残念です。しかし、NetflixやAmazonプライムビデオ、Huluのブロックは解除できますから、大した欠点ではありません。
料金は手頃で、わずか$2/月~でサブスクリプションに加入できます。短期プランの料金は高めで、追加機能はありません。長期プランの方がお得です。
PrivateVPNの全プランが30日間返金保証の対象なので、Windows PCで実質無料で体験できます。保証を守っているか確認するため、サービスを3週間使ってから24時間年中無休のライブチャットでカスタマーサポートに問い合わせました。サポート担当者はとても親切で、すぐにリクエストを承認してくれました。7日後に返金されていました。
【比較表】Windows PCにおすすめのVPN
Windows PCにおすすめのVPNについて、重要ポイントをまとめました。
Windows PC用VPNの選び方
この記事でご紹介したVPNはすべて、次の条件を満たしています。「Windowsパソコン向けVPNを選ぶ際に何に注目すれば良いか分からない!」という方のために、ランキングの評価項目をまとめました。
- 安全性が高い。
強力な暗号化、自動キルスイッチ、厳格なノーログポリシー、DNS・IPアドレスの漏洩対策など、揺るぎないセキュリティ機能があるVPNを選びましょう。これにより、サードパーティからデータを守ることができ、ネットの利用状況を監視されません。 - 最新のWindowsバージョンに対応している。
Windowsの最新アップデートに合わせて、VPNソフトを定期的にアップデートしているVPNを探しましょう。この記事に掲載されているVPNは、使いやすく、Windows 7~Windows 11に対応しています。 - 高速。
VPNの通信が速ければ、HD画質で動画を見たり、オンラインゲームをプレイしたりしても、ラグは発生しません。おすすめのパソコン用VPNは、スピードテストで20Mb/秒以上であることが確認されています(HD画質でのストリーミングに必要な速度の4倍、オンラインゲームに必要な速度の2倍です)。 - 大規模なサーバーネットワーク。
サーバーネットワークが大規模であれば、1台のサーバーに利用者が集中しにくいため、回線混雑が発生しにくく、高速通信が期待できます。近くにサーバーがある可能性も高くなります(近距離サーバーの方が高速です)。 - ストリーミングに対応。
おすすめのVPNは、Netflixなどの動画配信サービスのブロックを確実に解除できます。海外でも日本のコンテンツが見られるため、旅行中に重宝します。この記事でご紹介したVPNは、NetflixやDisney+、アマゾンプライム、BBC iPlayerなど、幅広い動画配信サービスのブロックを解除できました。 - P2Pを許可。
トレントをダウンロードする予定なら、P2Pに対応しているVPNを選びましょう。全サーバーでP2P共有が許可されているか、ダウンロード速度を高速化するよう設計されている特設サーバーがあるVPNが理想的です。 - 複数のデバイスを接続できる。
このランキングでご紹介したVPNは、同時に少なくとも5台のデバイスを接続できます。1つの契約ですべてのデバイスをカバーできますね。 - 安心のカスタマーサポート。
一流VPNなら、24時間年中無休のライブチャットでカスタマーサポートに問い合わせられます。この記事でご紹介したVPNなら、サポート担当者にいつでも質問できるので安心して使えます。 - 信頼できる返金保証。
返金保証をしっかり守っているVPNプロバイダを選びましょう。本稿に掲載されているVPNは満足できなければ気軽に返金してもらえることが確認されています。
【クイックガイド】Windows PCにVPNを設定する方法(3ステップで簡単!)
- Windows PC用VPNをダウンロードします。パソコンにはExpressVPNがおすすめです。安全性が高く、高速で、サーバーネットワークは世界中を網羅しています。
- アプリをインストールします。インストールが完了したら、WindowsデバイスでVPNアプリを起動します。
- 接続しましょう!サーバーを選び、接続ボタンをクリックすると、通信が保護されます。
【よくある質問】Windows PCにおすすめのVPN
Windows 10にVPNは搭載されていませんか?
Windows 10にはVPNクライアントがありますが、VPNとは別物です。VPNクライアントは、サードパーティが提供するVPNネットワークに接続するためのものであり、VPNサービスに加入しなければ使えません。試したところ、難易度がかなり高く、使う価値はないと思います。性能が実証されている多機能のVPNアプリを使った方が良いでしょう。設定しやすく、大規模なサーバーネットワークが利用でき、アクセス制限の解除力が高く、キルスイッチなどの必須機能が充実しています。
Windows 10内蔵のクライアントはWindowsでしか使えませんが、プレミアムVPNはモバイルやほかのOSでも利用可能です。また、WindowsのVPNクライアントは古いプロトコル(IKEv2、PPTP、L2TP/IPSec、SSTP)しか対応しておらず、より優れたOpenVPNとWireGuardは使えません。
WindowsでVPNを使ってもNetflixなどの動画配信サービスが見られないときは?
Windows用VPNを使っているのにNetflixなどの動画配信サービスが利用できなくなった場合、解決方法はいくつかあります。まず、お使いのVPNでNetflixにアクセスできることが実証されているか確認しましょう。NetflixにアクセスできるはずのVPNを使ってもうまくいかない場合、次の解決方法をお試しください。
- サーバーを切り替える。
高性能VPNを使っても、動画配信サービスにIPアドレスがブロックされることがあります。サーバー地点を選ぶたびに異なるIPアドレスが割り当てられるVPNが多いので、サーバーとの接続をいったん終了し、再接続してみると解決できる場合があります。 - 別のブラウザを使う。
Microsoft EdgeでHuluが見られない場合、FirefoxやChromeを使うと見られることがあります。 - IPv6を無効にする。
以前、IPv6を無効化することで動画配信サービスにアクセスできるようになったことがあります。Windows PCの設定を開き、[ネットワークとインターネット]>[ネットワークと共有センター]>[アダプターの設定の変更]の順にクリックします。接続を右クリックし、[プロパティ]を開きます。[ネットワーク]タブで[Internet Protocol Version 6(TCP/IPv6)]のチェックを外してください。 - カスタマーサポートに問い合わせる。
上記を試してもうまくいかない場合、サポート担当者にアドバイスを求めましょう。少なくとも、サーバーを更新してもらえるように、どのサーバーがうまくいかないか伝えましょう。
Windows 11におすすめのVPNは?
この記事に掲載されているVPNはすべてWindows 11に対応していますから、ぜひご検討ください。しかし、Windows 11はまだ新しいOSであり、未解決のバグがあるはずですから、Microsoft社がすべての重大なバグを解決するまでアップグレードしない方が良いかもしれません。Microsoft社によると、Windows 11ではOpenVPN UDPの動作が遅い可能性があるそうです。この記事のパフォーマンステストはWindows 10で行いました。Windows 11が大きく変更された場合は内容を更新しますが、現段階では大幅な変更はないようです。Windows 11の主なバグがすべて修正されるまではWindows 10を使い続けるつもりです。
Windows PCでトレントをダウンロードする際、VPNを使うべきですか?
はい。トレントが合法な国でも、P2Pネットワークには必ず何らかの危険がありますから、安全なパソコン用VPNを使いましょう。なお、すべてのVPNがトレントをサポートしているわけではありません。VPNに加入する前にトレントに対応しているか確認しましょう。この記事でご紹介したVPNはすべてトレントを許可しており、P2Pに最適化されたサーバーを提供しているVPNもあります。
地域制限やネットワークのファイアウォールでブロックされているトレントサイトもありますが、VPNを使えばアクセスできるようになります。さらに、VPNはISPによる帯域制御も避けられるので、ダウンロード速度の高速化に役立ちます。なお、当サイトは違法行為を容認しません。著作権で保護されているファイルは絶対にダウンロードしてはいけません。合法なトレントに見えても、間違ったファイルをうっかりダウンロードしてしまうことがありますから、通信を暗号化するのがベストです。
Windows 10は安全ですか?
Windows 10は前バージョンより安全性が改善されていますが、100%安全とは程遠い状態です。Windowsデバイスはハッキングやマルウェアの標的になりやすいので、Windows 10の基本的なセキュリティ機能ではデバイスを十分に守れません。また、Microsoft社のプライバシーポリシーにはユーザーデータを収集すると明記されていますから、プライバシーの観点でも最適なOSとは言えません。
Windows 10で安全を確保するには、強力なセキュリティ機能があるVPNを使うことです。ハッカーにデータを盗み見られないようにするだけでなく、サードパーティや広告事業者、政府機関、ISPなどによるブラウジング状況の監視を避けられます。
Windows PCで無料VPNは利用できますか?
できますが、無料VPNは安全でないことが多いのでおすすめしません。代わりに、安全で信頼性の高い、返金保証付きVPNを使いましょう。保証期間内であれば全額を返金してもらえますし、Windowsパソコンを危険にさらす心配もありません。
無料VPNプロバイダの多くはユーザーデータを第三者機関に売り渡していることが発覚しています(BetternetやHola VPNなど)。また、無料プランはサーバー数が少ない、データ通信量が制限されているなど、必ず何らかの制限があります。セキュリティ機能が弱いことが多いのも心配です。Windowsはユーザー数が最多のOSであることから、ハッキングの標的になりやすく、十分な保護が不可欠です。さらに、Microsoft社のプライバシーポリシーには、ユーザーデータを収集していると書かれています。そのため、Windowsパソコンでは有料VPNを使うことがとても重要です。
今すぐWindows PCにおすすめのVPNをゲットしましょう!
Windowsパソコン用VPNはたくさんありますから、適切なサービスを選ぶのは大変です。また、Microsoft社は顧客のプライバシー保護を最優先にしているわけではありませんし、Windowsパソコンはハッキングやマルウェアの標的になりやすいので、しっかり保護する必要があります。Windowsパソコンにおすすめの高品質VPNを選べるよう、この記事では徹底検証をもとに最高のサービスを厳選しました。
なかでも、ExpressVPNが一番おすすめです。安全性が高く、ノーログポリシーを守っていることが実証されており、超高速でサーバー数が多い優秀なサービスです。また、ExpressVPNをリスクなしで体験できるのは最高ですね。30日間返金保証があり、本当に返金してくれることが確認されています。解約はすぐに承認され、3日後に返金されました。