すべてのコンピュータやスマホでOpenVPNをセットアップする方法【2021年最新版】

OpenVPNは最も安全なVPNプロトコルとして広く知られています。そのため、多くのプレミアムVPNはデフォルトでOpenVPNを使用しています。
NordVPN、ExpressVPN、CyberGhostなどが提供しているネイティブアプリではOpenVPNで自動でサーバーネットワークに安全に接続してくれますが、自分でOpenVPNをセットアップしたいという方もいらっしゃることでしょう。
古いオペレーティングシステムを利用しているためネイティブアプリを使用できない、それでもプレミアムVPNプロバイダの提供しているサーバーネットワークに安全にアクセスしたい、などがその例です。
また、インターネットセキュリティーと匿名性を自分で守りたいという人もいると思いますことでしょう。
パソコンやモバイル端末に自分でOpenVPNを設定する理由が何であれ、以下のセットアップガイドで詳しくご説明します。
免責事項があります。自分でVPN接続をセットアップするのは技術オタクにとっては楽しいことかもしれません。また、オペレーティングシステムが対応されていない場合は必要なことかもしれません。しかし最高のセキュリティー対策、プライバシー保護のためにはプレミアムVPNサービスはネイティブOpenVPNアプリを使うことを強く推奨しています。
ネイティブOpenVPNアプリを提供している最高のVPNサービス
手動で設定する方法を説明する前に、簡単にOpenVPNでセキュリティー対策してくれるトップVPNサービスを見ていきましょう。以下のようなプロバイダのネイティブクライアントアプリを利用することで手動でセットアップすることなくOpenVPNでセキュリティー対策することができます。
1. NordVPN
NordVPNはOpenVPNのネイティブアプリをいろいろな端末やオペレーティングシステムに提供しています。ただしNordVPNのiOSアプリは例外です。iOSの場合はデフォルト設定でIKEv2となってます。MacOSユーザーはOpenVPNとIKEv2プロトコルから好きなものを選択できますが、IKEv2アプリはOS X 10.12(Sierra)以降でしか利用できません。
NordVPNは通信速度、セキュリティー対策、多目的での利用を可能にしている業界最先端のサービスを提供していて当サイトでもトップのVPNプロバイダです。最大で6台の端末を保護でき。リスクゼロの30日返金保証でNordVPNをお試しください。
2. CyberGhost
CyberGhostのネイティブアプリはほとんどのオペレーティングシステムや端末に対応していてデフォルトでOpenVPNプロトコルを使用しています。1つの加入で最大7台の端末を保護することができます。
CyberGhostは軍事レベルの256ビット暗号化を使用していて、厳しいログなし方針で活動しており、世界中に6000+ものサーバーを配置しています。新しいユーザーは45日返金保証で使い心地を試してみることができます。ユーザーの多くはサービスに満足しているので長期的に利用しているようです。
3. ExpressVPN
ExpressVPNのネイティブアプリはデフォルトでOpenVPNプロトコルを使用していますし、あなたの接続を保護するのに最適な設定を自動で選択してくれます。また、アプリ内で他のプロトコルを選択することができるほか、手動で他のプロトコルをインストールすることもできます。
ExpressVPNはAESで軍事レベルの暗号化を使用していませんし、ユーザーログを保存していません。さらに新しいユーザーには30日返金保証を提供しています。また、私たちが試験した中でも最速のプレミアムVPNです。
OpenVPNプロトコルを利用するメリットとは
「VPNプロトコル」というのは匿名でサーバーに安全に接続するためVPNプロバイダが使用している暗号化と発信方法のコンビネーションのことです。
OpenVPNは今でもVPN接続の業界規範です。高速な通信速度としっかりしたセキュリティー対策をバランスよく提供しているプロトコルです。
また、OpenVPNはオープンソースのソフトウェアなので時間がたつとともにどんどん強化されます。デベロッパーが常にコードを点検、強化し続けているからです。OpenVPNは2001年にリリースされ、それ以来何度も試験し改善され続けています。
OpenVPNは最強の暗号化アルゴリズムやサイファーに対応しています。AES256という軍事レベルの暗号化にも対応しているほか、受動攻撃や能動攻撃に抵抗し、このような攻撃から保護するために設計されたきわめて強力なセキュリティーインフラなのです。
将来的には他のプロトコルがOpenVPNを超えていくことでしょう。しかしこれは技術の進歩では当たり前のことです。最近オープンソース版のIKEv2がリリースされ、IKEv2の評判が大幅によくなりました。しかし今のところOpenVPNが一番重要なプロトコルです。
端末でOpenVPNをセットアップする方法【インストールガイド】
例ではNordVPNを使用し、MacOS、Windows、リナックス、Android、iOSでのインストール方法をご紹介しますが、ルーターやラズベリーパイを含む他の端末やオペレーティングシステムでもOpenVPNをセットアップできます。NordVPNのウェブサイトに詳しいガイドが掲載されているのでご覧ください。
OpenVPNを手動でセットアップするにはOpenVPNプロトコル経由でネットワークに接続できるようなクライアントをダウンロードする必要があります。以下ではあなたの端末に適したサードパーティアプリはどれかご説明します。
以下のガイドに従えばOpenVPNに接続できるようになりますが、VPNサーバーにアクセスするためにはNordVPNなどのVPNプロバイダに加入する必要があります。
WindowsでOpenVPNをセットアップする方法
- OpenVPNのGUIアプリケーションをダウンロード、インストールします。
- プログラムをインストールできたら、NordVPNのサーバー設定ファイルをNordVPNのウェブサイトからダウンロードします。
- 推奨のサーバーが表示されます。「Show Available Protocols」をクリックしてプロトコルの一覧を表示し、「OpenVPN TCP」と「OpenVPN UDP」の隣にある「Download Config」をクリックします。
- ファイルのダウンロードが完了したら保存したフォルダーにいき、このディレクトリにコピーします:C:/Program Files/OpenVPN/config/
- OpenVPN GUIアプリケーションは同時に最大で50個の設定ファイルに対応していて、ファイルはそれぞれ特定のサーバーに該当しています。NordVPNのサーバーネットワークには5000以上のサーバーがありますから、プロバイダのサーバー一覧を確認して、利用したいサーバーを選択してから手動でのインストール作業を開始しましょう。
- OpenVPNのGUIアプリを開きます
「Yes」をクリックしてアプリが端末を変更できるよう許可します。
- 自動的にアプリケーションが稼働し始めます。システムトレーにこのアイコンが見えるか確認しましょう。
- OpenVPN GUIアイコンが表示されている場合は右クリックして「Connect」をクリックしてサーバーを選択しましょう。
- ポップアップウィンドウにNordVPNのログイン情報を入力します。
- アプリのアイコンが緑になり、OpenVPN経由でNordVPNのサーバーに安全に接続されます。安全で匿名のインターネットサーフィンを楽しみましょう!
Mac OS XでOpenVPNをセットアップする方法
Mac端末を利用している人はTunnelBlickクライアントまたはViscosityクライアントを使って手動でOpenVPNをインストールできます。以下の例ではViscosityを利用します。
- Viscosityをダウンロードし(OS X 10.7以降が対応)、NordVPNのウェブサイトに行きます。MacOS設定ファイルパッケージをダウンロードします。
- 設定ファイルを展開します。Viscosityの.dmgファイルを開き、アプリケーションをインストールします。
- アプリケーションフォルダからViscosityを開始し、Viscosityヘルパーツールのインストールを許可します。
- メニューバーのViscosityアイコンをクリックし、「Preferences」をクリックします。
- Preferencesのウィンドウの+アイコンをクリックして「Import Connection」、「From File…」の順にクリックします。
- ステップ2で展開した設定ファイルを選択します。
- ファイルのインポートが完了したらメニューバーのViscosityアイコンをクリックします。ドロップダウンメニューからサーバーを選択します。
- Mac端末でOpenVPNのセットアップが完了しました。安全にインターネットを利用できます。
LinuxでOpenVPNをセットアップする方法
リナックスシステムではShellまたはネットワークマネージャからOpenVPNに接続することができます。以下ではShellを例にとってご説明します。
- 「Terminal」を稼働します。
- OpenVPNをインストールするために以下のテキストを入力します。
sudo apt-get install openvpn - 以下のコマンドを使ってOpenVPNの設定ディレクトリを入手します。
cd /etc/openvpn - 次に、以下のコマンドを使ってNordVPNの設定ファイルをダウンロードします。
sudo wget https://downloads.nordcdn.com/configs/archives/servers/ovpn.zip - インストールしたパッケージを展開する必要があります。パッケージがない場合には続行する前にダウンロード、インストールしてください。
- 以下の展開コマンドを入力します。
sudo unzip ovpn.zip - リナックスでファイルを展開するときと同じように以下のコマンドを使って必要のないファイルを削除します。
sudo rm zip - どのOpenVPN接続(UDPまたはTCP)を利用したいかによってcd ovpn_udpまたはcd ovpn_tcpのいずれかを入力します。
- サーバー一覧を表示するために以下を入力します。
ls -al - 利用したいサーバーを選択します。
- 以下を入力すればOpenVPNを開始できます。
sudo openvpn [file name]
[file name]は選んだサーバーの名前です。 - NordVPNのログイン情報を入力します。
- NordVPNのOpenVPNネットワークに接続できました。安全にインターネットを利用できます。
AndroidでOpenVPNをセットアップする方法
- ブラウザを開いてNordVPNのウェブサイトからNordVPN設定ファイルパッケージをダウンロードします。
- Google Playストアアプリを開きます。
- OpenVPN Connectアプリを見つけ、ダウンロードし、インストールします。
- 利用規約に同意してアプリを開きます。
- アプリのメニューボタンをタップし、ドロップダウンメニューから「Import」をタップします。
- 「Import Profile from SD card」を選択します。ダウンロードフォルダから設定ファイルを見つけます。
- 設定ファイルの一つを選択し、タップしてインポートします。
- 「Accept」をタップします。
- ステップ5~8を繰り返してアプリに他のサーバーを追加します。
- ボックスをタップしてドロップダウンメニューを開き、サーバーを選択します。
- NordVPNのユーザー名とパスワードを入力します。
- 「Connect」、「Continue」の順にタップして証明書なしで接続します。
- アンドロイド端末でOpenVPNプロトコルをNordVPNでセットアップできました。
iOSでOpenVPNをセットアップする方法
- iPadまたiPhoneのアプリストアを開きます。OpenVPN Connectアプリを検索してインストールします。
- NordVPNのウェブサイトから1つ以上のovpn設定ファイルをダウンロードします。
- ダウンロードが完了したら「Open in OpenVPN」を選択します。
- 緑の+ボタンをタップします。
- NordVPNのログイン情報を入力しキーチェーンにパスワードを保存します。VPN設定にOpenVPNを追加する許可を求められた場合は許可をクリックします。
- トグルボタンをタップしてDisconnectedからConnected に変更してNordVPNに接続します。
- iOS端末でOpenVPNからNordVPNネットワークに接続できました。接続を切断する場合にはトグルボタンを再びタップして「Disconnected」にします。別のサーバーを選択して再接続することもできます。
他のVPNで手動でOpenVPNをインストールする方法
OpenVPNをインストールする際にNordVPNではなくExpressVPNやCyberGhostなどのVPNを利用したいという場合には以上でご説明したのと似たような方法で端末にセットアップすることができます。
また、パソコンやスマホにインストールするのに他の信頼できるVPNが欲しいという場合は以下でご紹介したトップVPNプロバイダをご覧ください。すべてOpenVPNがデフォルトプロトコルで、手動でOpenVPNをセットアップすることができます。
プレミアムVPNはたくさんの端末に対応しており、パソコンやスマホだけでなくルーターやAmazon Fire TVスティックなどでも利用できます。すべての端末にセットアップする詳しい方法がVPNプロバイダのサイトに掲載されていますし、当サイトのブログでも説明していますのでご覧ください。
まとめ
OpenVPNプロトコルは通信速度、暗号化の強さ、コードのセキュリティーがしっかりしているため今でも業界規範のプロトコルです。最高のVPNプロバイダはデフォルトでOpenVPNを使っているか、アプリで簡単に設定を変えてOpenVPNを利用できるようにしています。
しかし手動でOpenVPNを設定しなければならない場合もあります。古い端末を使用している場合やどのような仕組みになっているのか興味がある人はこの記事を読んでネイティブアプリなしで簡単にOpenVPNに接続する方法がご理解いただけたことと思います。
色々なVPNプロトコルがありますから、その違いについて知りたいという人は最も安全、一番危険なVPNトンネリング方法についての記事をお読みください。
OpenVPNの搭載されているアプリを提供している素晴らしいVPNはオススメのプロバイダをご利用ください。リンクをクリックすれば独占割引をご利用いただけます!
プロバイダ | 総合評価 | |
---|---|---|
9.8/10 | ||
9.8/10 | ||
9.6/10 | ||
9.4/10 | ||
9.2/10 |
アクセス先のサイトに情報が漏洩しています!
あなたのIPアドレス:
あなたの現在地:
インターネットプロバイダ:
ネットの利用状況をトラッキング・監視したり、ターゲティング広告を表示したりするために以上の情報が使用されることがあります。
VPNを使えばこのような情報をアクセス先のサイトから隠して常に情報のプライバシーを守ることができます。一番のオススメはNordVPNです。350件以上のVPNを検査したなかでナンバーワンのサービスです。 軍事レベルの暗号化とプライバシー機能により、確実にセキュリティ対策できます。また、現在68%オフの割引キャンペーンを実施中です。
Privacy Alert box - content - Popular posts