ロシア向け無料VPNおすすめ3選│安全！2025年も使える

ロシアで安全性の低い無料VPNを使うとセキュリティが著しく脅かされます。ネット規制が大幅に強化されたからです。多くの無料サービスは難読化やIPアドレス・DNS漏えい対策などの重要な機能を欠いているため、ロシア当局に検知・ブロックされやすいのです。また、ユーザーデータを収集したり、プライバシーポリシーが緩かったりする無料VPNもあり、そのようなサービスを利用するとネットの利用状況が監視される恐れがあります。

徹底検証の結果、現在もロシアで安定して使えるVPNが見つかりました。この記事で紹介する100%無料VPNはロシア国内で使うことができ、データの安全を確保するのに役立ちますが、データ制限やサーバー拠点が少ないなどのデメリットがあります。最大限活用するにはプレミアムVPNを選んだほうが良いでしょう。

ロシアでイチオシの有料VPNはExpressVPNです。自動難読化機能がVPN通信を隠して検出を防ぎ、ベラルーシなどロシアに近い国にサーバー拠点がありますから、高速です。無料ではありませんが、ExpressVPNは30日間返金保証がありますので、金銭的リスクなく試せます。満足できなかった場合、返金してもらうのは簡単です。 【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がExpressVPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。

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【まとめ】2025年おすすめのロシア向け無料VPN

ロシアでおすすめの無料VPN — 完全分析【2025年更新】

1. ExpressVPN：自動難読化がロシアで安全な接続を実現

編集者のチョイス 編集者のチョイス リスクなしで30日間体験
2025年2月に有効

対応OS・デバイス:

Windows Mac Android iOS

Chrome ルーター スマートTV ほか多数

ExpressVPNをお試し >

www.expressvpn.com

ExpressVPNは日本を含むすべてのサーバーで難読化を行うため、ロシアでも効果的に動作します。制限が検出された場合、自動的にVPN通信を普通のインターネット通信に見せかける仕組みです。ロシアのプロバイダや当局はVPN接続を積極的にブロックしていますが、こうすることで検出を防ぐことができ、どこからでも好きなコンテンツに安全にアクセスできます。

ほかのVPNと違ってExpressVPNはサーバーに難読化が内蔵されていて、自動的に動作します

ExpressVPNのサーバーネットワークについて、ベラルーシなどのロシア周辺国にサーバーが戦略的に設置されています。無料VPNは資金が限られているため、ロシアの近くにサーバーがないことがほとんどです。ExpressVPNを利用した際、遠くのサーバーでも近くのサーバーでも非常に高速でした。遠くのサーバーで通信速度が30%以上低下することは一度もなく、近くのサーバーは超高速でした（4%程度の速度低下）。常に125.61Mbps以上で、スムーズにブラウジングできました。

ロシアでExpressVPNをダウンロードできるように、ミラーリンクが用意されています。通常、ロシアでは公式サイトがブロックされているためです。渡航前にVPNのカスタマーサポートに問い合わせてリンクを教えてもらうか、既にロシア国内にいる場合は友人にメールで送ってもらうと良いでしょう（大半のメールサービスはロシアで利用可能です）。ほとんどの無料VPNはサイトの代替リンクを提供していません。

ExpressVPNは無料ではありませんが、30日間返金保証を実施しています。そのため、金銭的リスクなく全機能を試せます。どのプランも同時接続数は最大8台です。返金手続きは簡単で、質問やトラブルがあった場合は24時間年中無休のライブチャットでサポート担当者にいつでも連絡できます。 【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がExpressVPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。

役立つ機能

• TrustedServerテクノロジー。ExpressVPNのサーバーはどれもRAMのみで動作するため、再起動のたびにデータが完全に消去されます。ロシアでプライバシーを強化するのにおすすめです。
• キルスイッチ「Network Lock」。予期せずVPN接続が切断された場合、この機能がインターネット通信をブロックし、データ漏えいを防ぎます。強固なDNS・IPアドレス漏えい対策も備わっています。
• 高度な保護。ブラウジング中にセキュリティを脅かす不正サイトやトラッカーをブロックする機能です。広告ブロックを有効にすることもできます。
• スマートロケーション。このボタンをクリックすると、最速のサーバー拠点に自動的に接続され、最適なパフォーマンスが得られます。

2. Proton VPN：無料プランはデータ制限なし。ロシアでいくらでもブラウジングできる

対応OS・デバイス:

Windows Mac Android iOS

Chrome ルーター スマートTV ほか多数

Proton VPNをお試し >

protonvpn.com

Proton VPNの無料プランの注目ポイントはデータ無制限であること。ほかの無料VPNの場合、データ上限に達すると接続が切れてしまいますが、Proton VPNの検証中に接続が切れたことはこれまで一度もありません。毎日ブラウジングやストリーミングをしても、接続はいつも安定しています。

Proton VPNのStealth（ステルス）プロトコルは、ロシアでプライベートにインターネットを利用するための難読化機能です。ExpressVPNとは違って手動で有効にしなければなりません。アプリによって画面が多少異なりますが、Stealthはプロトコルの設定画面にあります。Linuxでは使えないものの、代わりにOpenVPN TCPプロトコルを使うと良いでしょう。

無料プランでは6か所のサーバー拠点が利用可能ですが、接続先を選ぶことはできません。幸い、無料サーバーはアメリカ、オランダ、ポーランド、日本、ルーマニアに分散されているため、ロシアに近いものに接続できる可能性が高いです。私たちが接続したProton VPNのサーバーでは、大満足のスピードでした。ポーランドサーバーで通信速度は15%しか低下しませんでした。

サーバー拠点は選べないものの、サーバーを変更することは可能です（回数は制限されています）

Proton VPNがノーログポリシーを守っていることは確認済みで、本拠地はプライバシー保護に適したスイスです。スイスは5・9・14アイズアライアンスの加盟国ではないため、ロシア内外でオンラインアクティビティは監視されません。

便利な機能

• ストリーミングに対応。どの無料サーバーもストリーミングをサポートしているため、安全にコンテンツにアクセスできます。検証ではアメリカ版Netflixなどの主な動画配信サービスをいくつか利用できました。
• パーフェクトフォワードシークレシー。暗号鍵を頻繁に変更し、過去のセッションデータの漏えいを防ぎます。
• 透明性レポート。Proton VPNは政府から受けたユーザーデータの提供要請について定期的に公表しています（ノーログポリシーのため、Proton VPNはすべての要請に拒否しています）。
• 広告なし。多くの無料VPNは広告を通して利益を出しています。幸い、Proton VPNは広告がないため、アプリを起動したらすぐにブラウジングが始められます。

3. PrivadoVPN：ロシアで接続できる無料サーバー拠点が多い

PrivadoVPNの無料プランでは、世界か所のサーバー拠点が利用可能です。アプリが最速の拠点を自動的に提案してくれますが、無料VPNとしては珍しく、任意のサーバーを手動で選ぶこともできます。サーバーをレイテンシで並べ替えることもできるため、高速サーバーを選ぶのに役立ちます。検証では平均5秒以下で繋がりました。

PrivadoVPNのスクランブル（Scramble）機能は使いやすく、VPN通信を隠すことができます。Windows、macOS、Android、iOSで利用可能です。アプリでこの機能はすぐに見つかり、簡単に有効化できました。ロシア内外で簡単にオンラインプライバシーを保護できるわけです。

OpenVPNプロトコルに接続した状態で[設定] > [VPNプロトコル]の順に進むと有効化できます > [VPNプロトコル]の順に進むと有効化できます" bubble_3-best-free-vpns-for-russia-privadovpn=" Scramble機能はOpenVPNプロトコルで使えます 👍"]

この記事で紹介した他のVPNとは異なり、PrivadoVPNでは毎月10GBしかデータを使えませんが、速度制限がないのは良いですね。動画を視聴するために使うとすぐにデータ上限に達してしまうものの、メールの確認やブラウジングなど基本的なアクティビティには十分でしょう。検証でPrivadoVPNは無料VPNとしては速いほうであることが分かりました。近くのサーバーでの速度低下は20％以下にとどまりました。

便利な機能

• 自動接続機能。VPNを起動するとすぐに接続を保護する機能です。接続先は、最適なサーバー拠点、最後に接続した拠点、あるいはランダムな拠点から選べます。
• プロトコルの切り替え。必要に応じてOpenVPN、WireGuard、IKEv2のいずれかに変更できます。ロシアで繋がらないときに役立ちます。

【比較表】無料で使えるロシア用VPNの特徴

この記事ではロシアで使える無料VPNを紹介しましたが、ロシアでのパフォーマンスはサービスごとに差があります。下の表では、難読化機能、サーバー設置国、データ制限などの重要な側面に重点を置いて主な特徴をまとめました。ニーズに最適なものを選ぶために参考になれば幸いです。

【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がExpressVPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。

ロシア向け無料VPNの検証方法

ロシア用VPNの検証で重視したのは「難読化機能」と「サーバーの安定性」です。各VPNを徹底的に検証し、ネットワークが制限されていても安定した通信を維持できるかどうか調べました。また、軍レベルの暗号化や確かなノーログポリシーなど、ユーザーのプライバシーを保護する能力も評価しました。

当社がVPNをどのように検証してランキングを作成しているかもっと知りたい方は、検証方法のページをご覧ください。VPNの評価項目について詳しく説明していますので、VPNを試す際に役立つはずです。

【プロのアドバイス】ロシアで使える無料VPNの大半は安全ではありません

信頼できない無料VPNをロシアで使うとオンラインプライバシーとセキュリティが著しく損なわれる恐れがあります。多くの無料VPNは、通信の難読化やIPアドレス・DNS漏えい対策などの重要な機能がなく、当局に検知・ブロックされやすいのです。この記事で紹介した無料VPNのセキュリティ機能は効果的に動作することが確認されていますが、ロシアではプレミアムVPNの方がはるかに安定していて安全です。

信頼できない無料VPNの主なリスクを説明します。

• データ収集と共有。ユーザーデータを収集し、第三者と共有する無料VPNは少なくありません。例えばSuperVPNは、閲覧履歴やIPアドレスを含む3億6000万件以上のユーザーデータを流出しました。また、TouchVPNはターゲティング広告配信のためにユーザーデータを記録することが知られています。
• マルウェアのリスク。例えばCross VPNは、複数のセキュリティソフトによってマルウェアを含むと警告されています。特に、トロイの木馬ウイルスのスコアは危険であり、ハッカーにデータを悪用されやすくなります。
• 所有者が怪しい。Turbo VPN、Hot VPN、Snap VPNのように中国の企業が所有しているVPNは当局とユーザーデータを共有する義務がありますから、プライバシーが脅かされます。
• ロスコムナゾール（ロシア連邦通信・情報技術・マスコミ分野監督庁）の規制準拠。ロシアのサイバーセキュリティ企業が所有するKaspersky VPNは、インターネットの自由に関する政府の厳しい法律に準拠しているため、ロシアの通信監視庁のブロックリストに登録されたサイトにはアクセスできません。

この記事でおすすめしたVPNは実績のあるセキュリティ機能を使用しており、厳格なノーログポリシーを守っていることが外部監査で確認されています。制限はあるものの、プライバシーを脅かされません。また、フリーミアムのビジネスモデルを採用していますから、収入源は明確で、ユーザーデータを売って収益を得ることはありません。

ロシア向け無料VPNについてよくある質問

ロシアでVPNを使うのは合法ですか？安全性は？

ロシアにおけるVPNの法的な位置付けは複雑です。厳密に言うとVPNは違法ではありませんが、ロシアでは多くのVPNサービスが禁止されており、承認されたVPNは政府のデータ保持法に準拠する義務があります。承認されていないVPNの利用はリスクを伴う可能性があります。

安全を保つには、軍レベルの暗号化と通信の自動難読化を行うVPNを選ぶのが重要です。この記事でおすすめしたVPNは、ノーログポリシーを守っていることが確認されており、安全なプロトコルを提供していますから、ユーザーのプライバシーを重視していることがうかがえます。しかし、ロシアで禁止されたVPNを使用すると法的なトラブルにつながる可能性があります。vpnMentorはいかなる違法行為も容認しません。

ロシアのサーバーIPを提供している無料VPNは？

現在、ロシアにサーバーを置いている安定した無料VPNはありません。ロシアで厳しいデータ保持法が施行されたことを受けて、大半のVPNプロバイダはロシアサーバーを撤去しているのです。とは言え、ベラルーシなどのロシア周辺国にサーバーがあるVPNを使うと、満足できる通信速度が得られるはずです。また、ポーランドやルーマニアなどにサーバーを設置しているVPNは結構あります。

ロシアの仮想サーバーを提供している有料VPNを使うと、ロシアのIPアドレスを取得できます。OkkoやIvyなどのロシアの動画配信サービスを安全に利用するのに便利です。

ロシアでブロックされているサイトやアプリは？

近年、ロシアの検閲法は厳しさを増しており、多くの国際的なソーシャルメディアプラット、ニュースサイト、メッセージアプリがブロックされています。ロシア政府による国外サイトやメディアの検閲を弱体化するVPNも規制の標的になっています。ロシアではVPNプロバイダに検閲法の準拠を義務付ける法律が施行され、準拠しなかったVPNは禁止されるため、結果的に人気のあるVPNサービスはどんどん規制対象となっています。

現在禁止されているサービスには、Facebook、Instagram、Twitterのほか、いくつかの独立系ニュースメディアが含まれます。Netflixなど、多くの動画配信サービスもロシアでのサービス提供を停止しています。ロシアでブロックされているその他のサイトやアプリは以下の通りです。

ロシアから無料VPNをダウンロードすることはできますか？

困難でしょう。ロシアでは、VPNのサイトに直接アクセスできないことが多いからです。しかし、他のダウンロード方法は存在します。ミラーリンクを提供しているVPNや国際的なアプリストアで入手できるVPNを探しましょう。なお、偽アプリをダウンロードしないよう、提供元をよく確認してください。

ロシアVPNを自作すべきですか？

ロシアに限らず、自分自身でVPNを構築することはお勧めしません。設定にはかなりの技術的知識が必要ですし、間違うとプライバシーが損なわれる可能性があります。通常、カスタムVPNソリューションは通信の難読化などの必須機能を欠いており、当局に検出・ブロックされがちです。プロが開発したVPNサービスのほうが安全性と安定性が高いのです。

ロシアでおすすめの無料VPNをゲットしよう

ロシア政府の制限やVPN規制は厳しいため、大半の無料VPNはロシアで安定して動作しません。また、通信の難読化やデータ漏えい対策など、重要な機能を欠いていることが多く、プライバシーが危険にさらされてしまいます。ここでおすすめした無料VPNはしっかりしたセキュリティ機能を備えているものの、データ使用量や利用可能なサーバーが制限されているなどのデメリットがあります。

ロシアで最も頼りになるのはExpressVPNです。自動難読化機能が備わっていて、隣接国にサーバーが戦略的に配置されていますから、高速通信を保ちつつ、通信の安全を確保して検出から守ります。無料ではありませんが、30日間返金保証があるため、金銭的リスクなく全機能を体験できます。

ニーズに合ったロシア用無料VPNが見つかりませんか？おすすめの有料サービスはこちら！

【編集者より】当社は読者の皆さまとの関係を大切にしており、信頼していただけるよう透明性と誠実さを常に心がけています。当社は、当サイトでレビューしている業界最先端の一部の製品（Intego、CyberGhost、ExpressVPN、Private Internet Access）と同じ企業グループに属しています。しかし、厳しい検証方法に従っていますので、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。

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