1ヶ月だけ使える安いVPNおすすめ10選│2025年
自分に合ったVPNを見つけるのは簡単なことではありません。特に、長期契約への加入を促すサービスが多いので「数年縛られるのか…」と考えると躊躇してしまいますね。サービスの質が落ちたらどうなるでしょうか?機能が廃止されたり、サーバーが不安定になったり、好きな動画配信サービスが利用できなくなったりするのはあり得ることです。筆者は実際にそのようなことを経験したことがありますが、ニーズに合わなくなったのに料金を支払い続けなければならないという状況は避けたいものです。
そんな時に検討したいのが月払いVPNです。サービスが自分に合わなくなったらいつでも気軽に解約でき、長期的に縛られません。多数のVPNを検証したところ、コスト・性能・使いやすさの観点で優れたサービスがいくつか見つかりました。
なかでも月払いができるイチオシのVPNはExpressVPNです。安定して高速で、セキュリティが強く、サーバーネットワークが大規模なので、安全かつ快適にインターネットを閲覧できます。月払いでも30日間返金保証*が適用されますから、リスクなく試して、満足できなければ返金してもらえます。
月額プランがあるおすすめのVPN — 完全分析【2025年更新】
1. ExpressVPN:最速の通信速度を誇る、総合的に最高のVPNサービス

2025年6月に有効 リスクなしで30日間体験
注目ポイント | 検証した月額VPNのうち、通信が最速 |
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サーバーネットワーク | (日本を含む)105か国に3,000台のサーバーがあり安定した接続 |
価格 | 1か月では12.95ドル、長期では$4.99/月 |
対応端末 | Windows、macOS、Android、iOS、Linux、ブラウザ、ルーター、スマートテレビ、ゲーム機など |
日本語アプリ | あり |
日本語ライブチャット | あり(自動翻訳機付き) |
私はテクニカルライターということもあり、複数の有料VPNに加入していますが、日頃のブラウジング、UHD画質での動画視聴、DDoS対策やゲーム、P2PにはExpressVPNを使っています。ExpressVPNの全サーバーがこれらの用途での利用をサポートしていますので、VPN接続が予期なく切断されたり、設定を調整したりする必要はありません。アプリはキレイなデザインで、インターフェースが見やすいので操作しやすい点も気に入っています。
また、ExpressVPNはこれまでテストしたVPNの中で最速通信です。イギリスでスピードテストしたところ、イギリス(ドックランズ)サーバーは122.95Mbps(速度低下率はわずか3%)の速度を記録しました。イギリスからニューヨークのサーバーに接続した場合でも106.42Mbps(速度低下率は16%)と5,500km以上離れているサーバーでもかなりの速度を維持できました。このレベルの速さだと、どこからでも動画配信サービスを利用してUHD画質で視聴が楽しめるでしょう。

利用期間によらず、ExpressVPNはストリーミングに適したVPNです。Netflix、Hulu、Maxなど、アメリカの人気ストリーミングプラットフォームでExpressVPNを試したところ、シームレスに視聴できました。ほかにも、英国のBBC iPlayerやインドのHotstar Indiaにも安全にアクセスできました。サーバーを切り替える必要はなく、HD動画もUHD動画も毎回バッファなく快適に楽しめました。どこからでも好きなコンテンツに安全にアクセスできるわけです。
改善点を1つ挙げるとすると、プライバシー機能とセキュリティ機能をもう少しカスタマイズできれば良いと思います。とは言え、プライバシーに関するほかの部分は他社より優れています。例えば、ExpressVPNは監査済みのノーログポリシーに従っており、トルコ当局にサーバーが差し押さえられた事例によってポリシーを守っていることが証明されています。また、本拠地は英国領ヴァージン諸島(5アイズアライアンスの管轄外)で、政府の監視からデータが保護されます。さらに、RAMベースのサーバーを採用しているため、再起動のたびにデータが消去されます。
ExpressVPNの月額料金はほかの月払いVPNとほぼ同じです。しかし、長期で申し込んだほうがオトクです。すべての契約が返金保証の対象なので、どれを選んでもリスクなく試せます。満足できなかった場合、全額返金を受けるのは簡単です。 【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がExpressVPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
便利な機能
- 独自のLightwayプロトコル。ほとんどのVPN社はOpenVPNやWireGuardのような標準的なオープンソースのプロトコルを使用していますが、ExpressVPNの場合、コードを最適化した「Lightway」という独自開発のプロトコルを採用しています。軽量、高速、安定したVPN接続を実現しており、これに慣れるとほかは使いたくなくなるかも?しれません!
- 全サーバーに自動難読化技術を搭載。ExpressVPNはVPN通信が検知・ブロックされる(職場や学校、公衆WiFiネットワークなど)のを回避するため、通信を自動的にスクランブルします。ExpressVPNは中国でも機能することが知られており、どこからでも安全に人気の動画配信サービスなどにアクセスできます。
- 強固なセキュリティ。サーバーはRAMベースなので、再起動時にすべてのユーザーデータを自動的に消去します。ExpressVPNの厳格なノーログポリシーは裁判所でも証明されており、ユーザーのプライバシーを万全に保護しています。また、IP・DNS漏洩対策やキルスイッチでデータの流出を防ぎます。12台のサーバーでリークテストを実施しましたがリークは一切ありませんでした。さらに、高度な保護機能で広告、トラッカー、マルウェアをブロックします。
- ExpressVPN Keys。パスワードをいくつでも安全に管理できる機能で、ExpressVPNのすべての契約で利用可能です。複数のデバイスでパスワードを生成・保存・入力できます。また、保存したアカウントと関連するデータの漏えいを検出し、通知してくれます。
- スマートDNS。ExpressVPNの「MediaStreamer」を使えば、VPNをサポートしていないデバイス(スマートテレビやゲーム機など)でストリーミングする際でも、ISPのスロットルを簡単に回避できます。また、様々なルーターに対応しているルーター専用アプリもありますので、ご利用の全デバイスに簡単にExpressVPNを接続できます。
2. Private Internet Access (PIA):セキュリティ設定をカスタマイズし、最適な接続に
注目ポイント | 調整可能な設定が多いので接続を最適化できる |
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サーバーネットワーク | (日本を含む)91か国に29,650台のサーバーがあり(アメリカ全州にサーバーあり) |
価格 | 1か月では11.95ドル、長期では$2.19/月 |
対応端末 | Windows、macOS、Android、iOS、Linux、ブラウザ、ルーター、スマートテレビ、ゲーム機など |
日本語アプリ | あり |
日本語ライブチャット | あり(自動翻訳機付き) |
Private Internet Access (PIA)のセキュリティはカスタマイズ可能なので、お好みに合わせて接続を調整できます。プロトコルはWireGuardとOpenVPNのいずれかを選択でき、後者では暗号化レベルを256ビットまたは128ビットに調整できます。テストで128ビット暗号化に切り替えたところ、]128ビット暗号化に切り替えると、安全を守りつつ、通信速度を大幅に改善できることが分かりました。

PIAには特定の用途に合った特別な機能を備えています。例えば、通常Torrentする際には接続先のピアにあなたの実際のIPが知られてしまいますが、PIAのMultiHop機能を使うと、暗号化されたVPNサーバー→SOCKS5プロキシの順にデータが転送されるため、Torrent利用時のセキュリティを強化できます。PIAはポートフォワーディングにも対応していますから、下り速度を改善できます。
PIAの唯一の欠点は、アメリカに本拠を置いていることです。アメリカは5アイズ同盟(データを監視する国際監視網)の加盟国ですので理想的ではありません(一方で、ExpressVPNは英領バージン諸島に拠点を置いているため、政府のコンプライアンスの対象にはなりません)。しかし、PIAのプライバシーポリシーはしっかりしていますから、安心して利用できます。創業から10年以上経っていますし、ユーザーデータの共有を請求されても応じたことは一度もありません。
PIAの月払い契約はリーズナブルな価格で、無制限のデバイスで使えるのでオトクです。どちらを選んでも返金保証が適用されるため、PIAを無料で試し、自分に合わないと感じた場合は全額返金を受けることができます。 【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がPrivate Internet Accessと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
便利な機能
- アメリカの全州に拠点があります。PIAはこのリストの中で唯一、アメリカの全州にサーバーがあるVPNです。ですので、アメリカのどこからでも高速通信です。
- ストリーミング専用サーバー。PIAは、日本(日本版Netflix、日本版Amazonプライム、Abema、日本版U-NEXT)、米国(アメリカ版Netflixを含む複数のサービス)、英国、イタリア、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、オーストラリアのストリーミングに特化した専用サーバーを提供しています。これらのサーバーは、どこからでも確実にストリーミングができるように設計されています。
- MACE機能。MACE機能は、広告、トラッカー、マルウェアブロッカーで、シンプルなワンクリックソリューションです。なお、テストではExpressVPNのThreat Protection(脅威対策)機能よりも多くの広告をブロックできました。
- 高速通信。イギリスで行ったスピードテストでは、サウサンプトン(イギリス)のサーバーでは120.61 Mbpsのダウンロード速度を記録しました。イギリスからニューヨークのサーバーに接続したところ速度は60.39Mbps(53%低下)で、ExpressVPNほど速くはありませんが、それでもほとんどのアクティビティに支障の出ないレベルでした。
3. CyberGhost:特殊なストリーミングサーバーが使えるおすすめVPN
注目ポイント | VPN初心者でも使いやすいアプリ |
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サーバーネットワーク | 日本(東京)を含む100か国に11,690台のサーバーがあり |
価格 | 1か月では12.99ドル、長期では$2.19/月 |
対応端末 | Windows、macOS、Android、iOS、Linux、ブラウザ、ルーター、スマートテレビ、ゲーム機など |
日本語アプリ | あり(macOS、iOS、Android) |
日本語ライブチャット | あり(自動翻訳機付き) |
CyberGhostは、ストリーミング、ゲーム、トレント用の専用サーバーを提供しています。各サーバーはそれぞれアプリ内でタブ毎にまとめられていますので簡単にアクセスできます。また、これらの専用サーバーは確実に機能するよう定期的に更新が行われています。例えば、動画視聴したい場合は、ストリーミング専用サーバーを使えば、どこからでもHD画質で中断なく動画視聴が可能です。
テストでは、Disney+、Prime Video、アメリカ版Netflix、日本版Netflix Japan、日本版DAZN、Channel 4の専用サーバーを試しまたが、いずれもUHD画質でラグなく視聴できました。ゲーム専用サーバーは、高速かつ低ping値でスムーズにゲームをプレイできますが、macOSでは利用できません。

CyberGhostはプライバシーを更に強化した「NoSpyサーバー」というサーバーも提供しています。NoSpyサーバーはルーマニア(5、9、14アイズには加盟していません)にあるCyberGhostの本社に配置されている安全性抜群のサーバーです。唯一の欠点は、これらのサーバーは数が限られているため、頻繁にユーザー負荷値が75%以上に達する点です(ブカレストにある通常サーバーの場合は約20%)。しかし、NoSpyサーバーはプライバシーが非常に重要となる用途(銀行取引など)の際にはとても便利です。
CyberGhostの月払い契約は長期契約より割高です(ExpressVPNと比べても若干高いです)。また、返金保証はそれほど長くありません。しかし、長期契約は手頃で返金保証が延長されます。 【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がCyberGhost VPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
便利な機能
- 使いやすい。CyberGhostは比較的機能が少ないためすぐに操作に慣れるでしょう。さらに、「スマートなルール」機能を使って事前に接続設定を保存すれば、さらに素早くVPNに接続できます。
- コンテンツブロック機能。PIAと同じくCyberGhostにはワンクリックでトラッカーやマルウェアを阻止できる機能が付いています。ただ、ブロック率はそこまで高くはなくブロックできない広告も多々あります。
- 安定した速度。近隣のサーバーは一貫して高速で、速度低下率はわずか4%でした。イギリスからニューヨークに接続したところ約20%低下しましたが、長距離であることを考慮すると想定内ですし、それも十分なスピードが出ました。
4. NordVPN:広告とマルウェアをブロックする「脅威対策」機能を搭載する月額払い可能なVPN
注目ポイント | カスタマイズ可能な脅威対策でプライバシーとセキュリティを最適化 |
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サーバーネットワーク | 125か国に特殊サーバー(ダブルVPN、難読化サーバー、P2P、オニオンオーバーVPN)を含む 7,906台のサーバーがあり |
価格 | 1か月では12.99ドル、長期では$3.39/月 |
対応端末 | Windows、macOS、Android、iOS、Linux、ブラウザ、ルーター、スマートテレビ、ゲーム機など |
日本語アプリ | あり |
日本語ライブチャット | あり(自動翻訳機付き) |
NordVPNの脅威対策機能は柔軟なカスタマイズが可能で、広告をどのようにブロックするか調整できます。例えば、広告業界で働いている場合、クライアントや競合他社のサイトの広告表示はブロックせずに、それらのサイトがあなたのアクティビティを追跡するのをブロックできます。さらに、ハードドライブをスキャンして危険なダウンロードファイルがないかどうかなども確認できます。

NordVPNなら、スピードを妥協せずにセキュリティとプライバシーを守れます。検証したVPNのうち、NordVPNはExpressVPNに次いで2番目に速いVPNでした。速度低下率は(イギリスから)イギリスサーバーに接続した場合6%、遠くのニューヨークサーバーで14%となりました。残念ながら、一部のサーバーは接続するのに時間がかかり、カリフォルニア州バンクーバーのサーバーでは1分ほど待たなければならないこともありました。しかし、一旦接続されるとスムーズに使えました。
1か月プランに申し込む場合、スタンダードプラン(12.99米ドル/月〜)、プラスプラン、コンプリートプランの3つから選ぶことになります。上位パッケージには、クラウドストレージやデータ漏えいスキャナーなどの特典が追加されます。しかし、VPNのボーナス機能は付いていないので、格安のスタンダードプランがお勧めです。どのプランを選んでも、30日間返金保証が適用されます。
便利な機能
- ユーザーフレンドリー。「クイックコネクト」ボタンを使えば自動的に最速のサーバーに接続してくれます。その他、ワールドマップもあり、ワンクリックで好きなサーバーに素早く接続できます。
- 高度なストリーミング機能。NordVPNは優れたストリーミング機能を備えています。Hulu、Max、DAZNなどほとんどの人気ストリーミングサービスに対応しており、バッファなしでどこからでもコンテンツを視聴できます。
5. Surfshark:MultiHopサーバーがセキュリティを強化
注目ポイント | 2台のVPNサーバーを経由させて暗号化を強化できる |
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サーバーネットワーク | 100か国に3,200台のサーバーがありIPアドレスの選択肢が豊富 |
価格 | 1か月では15.45ドル、長期では$1.99/月 |
対応端末 | Windows、macOS、Android、iOS、Linux、ブラウザ、ルーター、スマートテレビ、ゲーム機など |
日本語アプリ | あり |
日本語ライブチャット | あり(自動翻訳機付き) |
SurfsharkのMultiHopは、1台ではなく2台のサーバーを経由して通信を行う機能で、データが2重に暗号化されます。なお、Private Internet Access (PIA)にも同じ機能がありますが、Surfsharkの方がVPN接続と組み合わせるプロキシサーバーの選択肢が多く、VPN全サーバーから選択できます。なお、設定方法は「接続の作成」ボタンをクリックするだけです。

Surfsharkは月額プランでも固定IPアドレスを提供しているのも気に入りました。IPアドレスが頻繁に変わるとネット銀行などに不審な挙動と見なされ、アクセスが拒否されることがありますが、固定IPアドレスを使えばそのようなトラブルを避けられます。またCAPTCHAに頻繁に遭遇するような現象も避けられます。
Surfsharkの欠点は24時間年中無休のライブチャットサポートを使い場合、担当者に繋がる前にチャットボットを経由する必要がある点です(なお、NordVPNも同じ仕様でした)。とはいえ、プロセスには1〜2分しかかかりませんのでそこまで手間でもありません。「担当者と話す」、「人間の担当者を希望」などと入力すれば担当者に繋いでくれます。
便利な機能
- ロウティングIP機能。VPNの位置情報は変えずにIPアドレスを定期的に切り替える機能です。この機能を有効にすると、アクティビティを追跡されにくくなり、セキュリティ強化に役立ちます。ESPN+などのストリーミングサービスに確実・安全にアクセスできるようになります。
- NoBordersモード。制限されたネットワークや不安定なネットワークで最適なサーバーを提案する機能です。なお、この機能を有効にするには、プロトコルはOpenVPNプロトコルを選ぶ必要があります。
6. PrivateVPN:このリストの中で最安の月額プランがあるVPN。制限されたネットワークでも使える
注目ポイント | プライバシーが強く、月払いでも安い |
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サーバーネットワーク | 63か国に200台のサーバーがあり |
価格 | 1か月では11.99ドル、長期では$2.00/月 |
対応端末 | Windows、macOS、Android、iOS、Linux、ルーター、スマートTVなど |
日本語ライブチャット | あり(自動翻訳機付き) |
PrivateVPNの最大の魅力は、StealthVPN(ステルスVPN)。VPNで保護された通信を通常のネット通信に見せかけることでVPNの使用を隠すため、厳しいファイアウォールやVPN規制、公共のWiFiホットスポットでのメディアブロックも回避できます。PrivateVPNは、ExpressVPNに次いで中国でも使えることで知られている数少ないVPNの一つです。

このリストにある他社のVPNと同様、PrivateVPNもキルスイッチとIP・DNS漏洩対策を搭載しており、リークテストでは漏洩を確実に防止できました。しかし、PrivateVPNにはいくつか欠点があります。例えば、プレミアムプロトコルを提供していないこと、サーバーバーネットワークが比較的小さいこと、RAM専用サーバーがないこと(このリストの中でRAM専用サーバーを採用していないのはPrivateVPNのみ)、などといった欠点があるためこのランキングでも上位には入りませんでした。しかし、信頼性が高く安価で、世界各国のサーバーから人気のストリーミングサービスにどこからでも安全にアクセスできることに変わりはありません。
便利な機能
- 暗号化レベルの切り替え。Private Internet Accessと同じく暗号化レベルを256ビットから128ビット暗号化に自由に切り替えて速度とセキュリティのバランスを調整できます。
- リモートサポート。PrivateVPNのサポート担当があなたのデバイスをリモートコントロールしVPNのインストールとセットアップをしてくれる珍しいサービスです。なお、あなたのネット用途に最適な設定をリクエストすることもできます。
7. IPVanish:同時接続数が無制限
注目ポイント | 端末の同時接続数が無制限なので、お使いの全デバイスをカバーできる |
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サーバーネットワーク | 109か国に2,400台のサーバーがあり |
価格 | 1か月では12.99ドル、長期では$2.19/月 |
対応端末 | Windows、macOS、Android、iOS、Linux、ブラウザ、ルーター、スマートTV、ゲーム機など |
日本語ライブチャット | あり(自動翻訳機付き) |
IPVanishは無制限のデバイスを接続できるため、ご家庭のすべてのデバイスを保護するのに向いています。検証では、スマホ、2台のPC、タブレット、スマートテレビなど多数のデバイスを同時に接続しました。複数のデバイスでVPN接続が有効だったにもかかわらず、IPVanishは問題なく動作しました。

また、スクランブル機能を使うと、OpenVPNの通信を難読化してVPNの使用を隠せます(但し、PrivateVPNとは異なり中国での使用は推奨されていません)。スクランブル機能は、VPNの検出を回避し、確実・安全にストリーミングサービスにアクセスするのに便利です。
Essentialに申し込んだ場合、月額料金は他のプレミアムVPNと同等です。残念ながら、IPVanishの月払い契約は返金対象外です。返金保証が適用されるのは長期契約のみで、リスクなく試すことができます。
便利な機能
- 良好な通信速度。イギリスから(イギリス) バーミンガムのサーバーに繋いだところ、速度は7%しか低下しませんでした。また、FirefoxにSOCKS5プロキシを設定したところ、通常のネット基本速度をほんのわずか下回る程度で良好なスピードが得られました。
- 4つのプロトコルから選べる。IKEv2、IPSEC、OpenVPNの他、高速で知られるWireGuardも利用できるため、プロトコルによってはPrivateVPNより若干速くなるかもしれません。
他にもチェックしたい月払いが可能な格安VPN
Proton VPN
人気のProton Mailが提供するプライバシー重視のVPN。セキュア・コアサーバーという二重暗号化ができるサーバーはProton VPNが所有・管理しているサーバーで、安全性の高いデータセンターに位置しています。さらに、独自のStealthプロトコルというプロトコルを提供しており、公共のWiFiなどで厳しいファイアウォールを回避するのに便利です。
Hotspot Shield
Hotspot Shieldが低遅延(低ping値)の実現のため特別に開発した独自の「Hydra」プロトコルを備えたオールラウンドなサービス。テストでは、高速で知られるWireGuardより5ms速かったので、ゲームに適したオプションといえます。
hide.me
スプリットトンネル機能を備えた堅実なVPNですが、Hotspot Shieldとは異なり、URLではなくアプリ経由で動作する仕様となっています。なお、スプリットトンネル機能を使うに当たり、個人的にはVPNを使わないアクティビティを登録する際は、各サイトを一つづつ指定するよりもブラウザを指定してしまう方が楽でした。
ポートフォワーディングの方がより高速なダウンロードが可能というP2Pユーザーもいますが、hide.meではネット接続全体ではなく特定のアプリ(トレントクライアントなど)のみに接続することができます。
【比較表】月払いが可能なVPNの特徴
月払いが可能なおすすめVPNを比較表にまとめました。ランキングには至らなかったものの、検討したいVPNもいくつか含まれます。最低価格、コスト、返金保証期間、サーバー設置国数、平均ダウンロード速度、同時接続数などの重要ポイントをチェックしましょう。
なお、VPNの順序は、月額料金だけでなく複数の要因に基づいて決定されています。
【編集者より】当社は読者の皆さまとの関係を大切にしており、信頼していただけるよう透明性と誠実さを常に心がけています。当社は、当サイトでレビューしている業界最先端の一部の製品(Intego、CyberGhost、ExpressVPN、Private Internet Access)と同じ企業グループに属しています。しかし、厳しい検証方法に従っていますので、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
最適な月払いVPNの選び方
月払いが可能なVPNを選ぶ際に注目すべきポイントはいくつかあります。この記事では、次の条件をもとにVPNをランキングにまとめました。
- コスパが高い。スマート DNS、スプリットトンネル、広告ブロッカーなど、価格に見合う分の追加機能を提供しているVPNを選びましょう。また、同時に接続できるデバイス数が多い方がお得ですね。
- 高速。すべてのサーバーで通信が速い月払いVPNを選びましょう。目安として、近距離サーバーでの速度低下率は15%以下であるべきです。そうすれば、ブラウジング、動画の視聴、Torrentのダウンロードを問題なく行えます。
- サーバーネットワークが大規模。サーバーが多いほど、回線混雑が原因で通信が遅くなる可能性が低くなります。接続できるサーバーの選択肢も豊富なので何かと便利です。
- 強力なセキュリティ・プライバシー機能を搭載。VPNを使う本来の目的は、ネット上で安全を守ること。最低でも、軍レベルの256ビット暗号化、IPアドレス・DNSの漏えい対策、キルスイッチが備わっているべきです。ノーログポリシーも必須でしょう。この記事では、データを完全に隠し、ノーログポリシーを遵守しているサービスを厳選しました。
- 使いやすい。アプリが操作しやすい月払いVPNを選びましょう。この記事では、アプリのインターフェースが直感的で使いやすく、誰でもすぐに使いこなせるようなサービスを厳選しました。
- 複数のデバイスに対応。1つのサブスクリプションですべてのデバイスをカバーできるVPNが欲しいものです。幅広いデバイスに対応しており、同時に少なくとも5台のデバイスを接続できるVPNを選びました。
【クイックガイド】3ステップで簡単!VPNの1か月プランに加入する方法
- VPNを選びます。ExpressVPNがおすすめです。これまで検証したなかで最速かつ最も安定したVPNで、1ヶ月契約も返金保証の対象です。
- 1ヶ月のオファーに申し込みます。次に、デバイスにVPNをインストールしましょう。
- VPNの利用を開始しましょう!サーバーに接続したら、安全にブラウジングを始められます。
【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がExpressVPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
【よくある質問】月払いが可能なおすすめのVPN
1か月プランが一番安いVPNは?
PrivateVPNには、業界で最安の月額プランがあります。価格は9.90米ドル〜です。この記事では、業界標準価格でコスパの良いVPNを厳選しています。
VPNを長期間オトクに使いたい場合、この記事で1位のVPNは長期契約の大幅割引キャンペーンを実施していますから、月払いより節約になります。ほかのVPNも検討したい方は、おすすめの格安VPNをご覧ください。
Redditで評判が良い月払いVPNは?
多くのRedditユーザーは、高速でセキュリティが強いExpressVPNを推奨しています。Redditでは、ストリーミングやトレント、ゲームなど幅広いアクティビティを安定して行える月払いVPNを高く評価する人が多いようです。「ExpressVPNは性能が非常に高く、使いやすい」という口コミもRedditでよく見かけます。
月払いVPNはFire Stickで使えますか?
はい!VPNアプリはAmazonアプリストアからFire Stickに直接ダウンロードできます。この記事に掲載されている月払い対応VPNの大半は、Amazon Fire Stick専用アプリを提供しています。AmazonアプリストアからVPNアプリを入手できなくても、VPNのAPKファイルをサイドロードすればAndroid版アプリを使えます。ただし、セキュリティ上のトラブルを避けるため、APKファイルは必ずVPNの公式サイトから入手するようにしましょう。
VPNの月額料金は大体どれくらいですか?
月払いVPNは15ドル以下が目安ですが、機能、プライバシーとセキュリティ、サーバーネットワーク、通信速度によって異なります。また、ストリーミング、ゲーム、トレントを行う際の性能にも左右されます。価格はVPNプロバイダによって大きな差があり、サービスの質が反映されているとは限りません。予算とニーズに合ったVPNをゲットできるよう、この記事ではVPNを丁寧に検証したうえでおすすめサービスを選定・ランク付けしました。
月額プランを無料で試せるVPNはありますか?
はい、ここでおすすめした月払いVPNは返金保証があるものがほとんどなので、リスクなく試せます。IPVanishのように、月払いは返金対象外のサービスもありますが、そうでないVPNは確実に払い戻してくれます。VPNの性能、使いやすさ、持っているデバイスとの相性を確認したうえで有料版を使い続けるか判断しましょう。
格安な月払いVPNをゲットしよう
数回デートに行かずに結婚相手を決めることはありませんよね。同様に、VPNの契約は長いので、しばらく使ってから自分に合っているか判断したいものです。そんな時にうってつけなのが短期契約です。VPNを長期的に使い続けたいと感じるかもしれませんし、1か月限りで解約するかもしれません。
当社チームが検証した結果、ExpressVPNの月払い契約が一番おすすめという結論に至りました。日常的なブラウジングだけでなく、ストリーミング、P2P、ゲームにも適しており、設定を変更する必要はありません。また、月払いでも返金保証の対象なので、ExpressVPNをリスクなく体験して自分に合っているか判断できます。満足できなかった場合は簡単に全額返金してもらえます。
【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がExpressVPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
あなたのオンラインアクティビティは訪問先のサイトに公開されることがあります
あなたのIPアドレス:
216.73.216.234
あなたの現在地:
US, Ohio, Columbus
インターネットプロバイダ:
これらの情報は、広告、アナリティクス、好みの把握などのために使用される可能性があります。
IPアドレスからあなたの位置情報、個人情報、閲覧習慣などを調べることができるため、訪問先のWebサイトからデータを守るにはIPアドレスを隠すのが非常に効果的です。仮想プライベートネットワーク(VPN)を使うと、安全なサーバーを経由してインターネット通信を行うことで実際のIPアドレスが隠され、他の場所からネットを閲覧しているように見せかけることができます。また、VPNは通信を暗号化することで、監視や不正アクセスからデータの安全を確保します。
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