ノーログVPNのおすすめ5選│匿名・高速・ログなし 2024年
大半のVPNは「ユーザーデータを収集しない」と主張していますが、実際は違います。サービスを維持し、サブスクリプションを購入できるようにするために、VPNは少なくとも一部のデータを保持しなければならないのです。
この記事では、IPアドレスや閲覧履歴など、個人を特定できる情報を一切収集しないVPNサービスに注目しました。検証の結果、「ログを残さない」という主張通りのサービスはほんの一握りでした。そのようなノーログVPNは、追加特典として便利なプライバシー機能も提供しています。
検証した30社以上のVPNのうち、一番おすすめなのはExpressVPNです。ノーログポリシーに従っていることが証明されており、業界のどのVPNよりも多くのプライバシーとセキュリティ監査を受けています。30日間返金保証をきちんと守っていることも確認できましたから、安心してExpressVPNを試せます。自分に合わないと感じた場合は全額を返金してもらえるわけです。 【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がExpressVPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
プロ厳選!2024年におすすめのノーログVPN
- ExpressVPN - 信用できるノーログVPN。他社より多くの独立監査を受けている。
- Private Internet Access - ログを残さないことが事例で証明されている。ただし、本拠地はプライバシーの甘いアメリカ。
- CyberGhost - 透明性レポートでデータを共有していないことを確証。ただし、一部のデータを収集する。
- NordVPN - パナマが本拠地なのでデータを共有する義務がない。プライバシーポリシーは懸念点あり。
- Surfshark - 透明性のため令状のカナリアを公開しているものの、本拠地はプライバシーが緩いオランダ。
【編集者より】当社は読者の皆さまとの関係を大切にしており、信頼していただけるよう透明性と誠実さを常に心がけています。当社は、当サイトでレビューしている業界最先端の一部の製品(Intego、CyberGhost、ExpressVPN、Private Internet Access)と同じ企業グループに属しています。しかし、厳しい検証方法に従っていますので、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
おすすめのノーログVPN — 完全分析【2024年更新】
1. ExpressVPN:ノーログポリシーを守っていると信用でき、独立監査の実施回数が最多
2024年12月に有効 リスクなしで30日間体験
注目ポイント | 18回に及ぶ独立監査で安全性とプライバシーポリシーが確認されている |
セキュリティ機能 | AES 256ビット暗号化、パーフェクトフォワードシークレシー、キルスイッチにより、他人がデータを解読するのはほぼ不可能 |
サーバーネットワーク | 日本を含む105か国に3,000台のサーバー。安定したプライベートな通信を実現 |
同時接続数 | 同時に最大8台のデバイスを保護 |
日本語のアプリ | 〇 |
日本語のカスタマーサポート | ライブチャット(自動翻訳を使って対応)、ヘルプセンター |
ExpressVPNは接続ログとアクティビティログを保持しないため、IPアドレスや閲覧履歴、DNSリクエストが常に隠されます。これを証明するため、PwCやCure53などの有名な独立組織によるセキュリティ・プライバシー監査を何度も受けています。2度目のプライバシーポリシーの監査は2022年9月にKPMGによって実施され、ExpressVPNがポリシーを守っていることが証明されました。
サーバーにデータが保存されない環境を整えるため、ExpressVPNは「TrustedServerテクノロジー」を導入しています。サーバーネットワーク全体がRAM(揮発性メモリ)ベースなので、接続を切断するたびにすべての情報が自動的に消去されるわけです。2022年にサイバーセキュリティ企業Cure53がExpressVPNのTrustedServerテクノロジーに対してソースコード監査を実施した結果、脆弱性は発見されませんでした。
2017年にも、ExpressVPNがノーログポリシーを守っていることが証明されました。トルコ当局があるユーザーについて情報を入手しようとExpressVPNのサーバー1台を差し押さえたのですが、警察はサーバーから役立つデータをまったく得られませんでした。サーバーに情報は一切保存されていなかったのです。
他社VPNより割高ですが、ExpressVPNはプライバシーが強いため値段相応の価値があると言えます。また、安心の30日間返金保証もありますから、リスクなしで試せます。試しにライブチャットで解約をリクエストしたところ、追及されることはなく、2日後に全額が戻ってきました。プライバシーを優先したい場合、仮想通貨でも支払えます。 【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がExpressVPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
便利な特徴
- 高速。近距離での平均速度は112.7Mbpsで(3台のサーバーを検証)、接続前と比べると通信速度は4%しか低下しませんでした。最速だったのはLightwayプロトコルを使ったときです。オープンソースなので、脆弱性がすぐに発見・修正されます。
- 本拠地は英国領ヴァージン諸島。この国はデータ保持法がなく、14アイズアライアンスの管轄外なので、プライバシー保護に適しています。
- P2Pに対応。ExpressVPNの全サーバーがP2P共有をサポートしていますから、特殊サーバーを探さなくても安全にトレントを開始できます。
- バグバウンティ。ExpressVPNはバグ報酬金制度を実施し、自社技術への自信をアピールしています。ExpressVPNのシステム上に特定の種類のセキュリティ脆弱性があることを発見したセキュリティ研究者は、100,000ドルの報酬を受け取れる制度です。
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2. Private Internet Access:ノーログポリシーを守っていることを証明する裁判事例あり
注目ポイント | PIAがノーログポリシーに従っていることが2件の裁判事例で証明されている |
セキュリティ機能 | DNS・IPアドレスの漏えい対策、RAMのみのサーバー、評判の良いプロトコル(WireGuardとOpenVPN) |
サーバーネットワーク | 日本を含む91か国に29,650台のサーバー。安定性を妥協せずにプライバシーを確保 |
同時接続数 | 無制限台。1つのサブスクリプションですべてのデバイスを保護 |
日本語のアプリ | 〇(Windows、Android、macOS) |
日本語のカスタマーサポート | ライブチャット(自動翻訳を使って対応) |
Private Internet Access(PIA)のプライバシーポリシーには、IPアドレスや位置情報、閲覧履歴などの機密情報を収集しないと明記されており、この主張が本当であることは何度も証明されています。例えば、2016年にFBIがあるユーザーのデータを引き渡すよう要請したのですが、PIAはデータを一切保存していないため役立つ情報は得られませんでした。
同年、PIAの一部のサーバーがロシア当局に差し押さえられたときも、データはありませんでした。また、ロシア政府がすべてのプロバイダに対してロシアの通信ログを最大1年間保持することを義務付けたことを受けて、PIAはロシアのサーバーをすべて撤回しました。2022年8月にも、Deloitte社による独立監査でPIAがデータを一切保持していないことが確認されています。
PIAの唯一のデメリットは、アメリカが本拠地であること。14アイズの原加盟国の1つです。とは言え、PIAはすべてのサーバーを所有しており、RAMのみで動作しているため再起動のたびにすべてのデータが永久に削除されます。共有できる情報はほとんどないわけです。
安心の30日間返金保証付きなので、実質無料でPIAを体験できます。満足できなければ、すばやく簡単に返金してもらえます。 【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がPrivate Internet Accessと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
便利な特徴
- 暗号化をカスタマイズできる。暗号化はAES 256ビットまたはAES 128ビットから選べます。暗号水準を下げるとセキュリティが若干落ちますが、通信速度が改善されることがあるためトレントや動画再生におすすめです。
- マルチホップ接続。SOCKS5プロキシでは、VPN + プロキシ接続を作成してVPN接続の安全を一層強化できます。
- 高度なキルスイッチ。VPNがオフでもすべてのインターネット通信をブロックするようにPIAのキルスイッチを設定できます。
- MACE。PIAに内蔵されている広告・マルウェア・トラッカーブロッカーで、ワンクリックで有効にできます。試したところ、86%の広告をブロックできました。
3. CyberGhost:四半期透明性レポートを発行しているノーログVPN
注目ポイント | 定期的に透明性レポートを発行し、プライバシー保護の取り組みを証明 |
セキュリティ機能 | 256ビット暗号化、キルスイッチ、コンテンツブロッカー機能でネットの脅威から防御 |
サーバーネットワーク | 日本を含む100か国に11,690台のサーバー。世界中どこでも安全な接続を実現 |
同時接続数 | 最大7台のデバイスを同時接続 |
日本語のアプリ | 〇(macOS、iOS、Android) |
日本語のカスタマーサポート | ライブチャット(自動翻訳を使って対応) |
CyberGhostは透明性レポートを発行した初のVPNで、警察や著作権者などから受けたデータ提供要請件数を公表しています。現在も四半期ごとにレポートを発行し、CyberGhostがノーログポリシーの遵守に尽力していることを示しています。ユーザーデータを保存・共有しないと自信を持てるわけです。
CyberGhostのプライバシーポリシーを分析したところ、閲覧履歴やIPアドレス、DNSクエリなどの機密情報を監視しないことが分かりました。このことは2022年にDeloitte社が行った独立監査で確認されています。
CyberGhostは非個人情報を収集します(使用中のデバイスの種類、OSバージョン、画面のサイズや解像度など)。ExpressVPNやPIAなど、ほかのVPNはこのような情報を記録しません。幸い、このデータは完全に匿名であり、個人を特定することはできません。
CyberGhostの1か月プランは割高で、返金保証はわずか14日間です。一方、長期プランは45日間返金保証と長めで、CyberGhostを実質無料で試せます。 【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がCyberGhost VPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
便利な特徴
- 本拠地はルーマニア。ルーマニアは14アイズアライアンスに非加盟なので、組織や政府と情報を共有する義務はありません。
- Privacy Guard。プライバシーを侵害するMicrosoftの機能やWindowsのパーソナライズ広告をオフにするWindows限定機能です。
- NoSpyサーバー。CyberGhostのルーマニア本社に位置するサーバーで、同社職員が管理を行っています。第三者に干渉されることは絶対にありませんから、外部のデータセンターのサーバーよりはるかに安全です。
4. NordVPN:パナマが拠点のVPNで、ログ方針は4回独立監査を受けている
注目ポイント | 本拠地はプライバシー保護に適した国で、ユーザーデータの提供を強いられない |
セキュリティ機能 | 256ビット暗号化、独自のNordLynxプロトコル、IPアドレス・DNSの漏えい対策、キルスイッチ |
サーバーネットワーク | 日本を含む113か国に6,800台のサーバー。回線混雑なくデータを保護 |
同時接続数 | 1ライセンスで10台を同時接続 |
日本語のアプリ | 〇 |
日本語のカスタマーサポート | 自動翻訳付きライブチャット、メールサポート、ヘルプセンターあり |
NordVPNはデータ保持法のないパナマの企業です。パナマは5・9・14アイズアライアンスにも加盟していません。NordVPNはサーバーネットワーク全体が自社所有で、管理も同社が行っています。第三者のデータセンターにサーバーを設置するよりはるかに安全なアプローチです。VerSpriteと提携し、定期的にセキュリティ監査を受けてセキュリティの抜け漏れがないことを確認しています。
プライバシーポリシーには、IPアドレスや通信ログなどの個人情報を一切収集しないと明記されています。2023年12月にDeloitte社が実施したものを含め、4回の独立監査でポリシーを守っていることが証明されています。CyberGhostに倣って定期透明性レポートを開始し、政府組織からの問い合わせやDMCAリクエストの件数を公表しています。
プライバシーポリシーの最新版を確認したところ、NordVPNは裁判所命令でユーザーデータの提供を求めれられた場合は応じることがあるそうです。パナマ共和国の法的手続きに従っていた場合は応じるとしています。また、セッション終了後、接続タイムスタンプを15分間保存すると書かれています。しかし、NordVPNが個人を特定できるデータを一切残さないことは何度も証明されていますから、大した懸念ではありません。
NordVPNのプランはすべて30日間返金保証付きなので、自分に合わないと感じた場合は全額を返金してもらえます。プライバシーを強化したい場合、BitPayを通してビットコイン決済も可能です。
便利な特徴
- 脅威対策。NordVPNのパワフルな広告・マルウェアブロッカーです。VPN接続していなくても動作します。広告の多いTorrentサイトで試したところ、効果絶大でした。
- Double VPNサーバー。1台ではなく2台のサーバーにデータを経由させ、二重に暗号化します。通信速度は低下するものの、プライバシーを優先したい場合はおすすめです。
- バグバウンティ。2020年に開始したパブリックプログラムで、倫理的ハッカーにNordVPNのサービスに脆弱性がないか探してもらい、その見返りに報酬を与える制度です。
5. Surfshark:実績あるノーログVPN。令状のカナリアを公開
注目ポイント | 令状のカナリアで当局からのデータ提供要請を公表 |
セキュリティ機能 | CleanWebが広告、トラッカー、マルウェア、フィッシングの試みを阻止し、オンラインセキュリティを確保 |
サーバーネットワーク | 日本を含む100か国に3,200台のサーバー。スムーズでプライベートな通信を実現 |
同時接続数 | 無制限のデバイスを同時接続できる |
日本語のアプリ | 〇 |
日本語のカスタマーサポート | ライブチャット(自動翻訳を使って対応) |
Surfsharkの公式サイトには令状のカナリア(Warrant Canary)があり、ユーザーデータ提出命令の件数を確認できます。これまで、Surfsharkが政府機関から国家安全保障書簡や口止め命令、令状を受けたことはありません。筆者がSurfsharkを検証中、第三者とデータを共有されないという安心感があるのは素晴らしいと思いました。
Surfsharkは個人を特定できる情報を一切収集しません。2022年にDeloitte社によるノーログポリシーの独立監査に初めて合格しました。また、サイバーセキュリティ企業Cure53が2018年にブラウザ拡張機能を、2021年にサーバーインフラを監査した結果、重大な脆弱性は発見されませんでした。
Surfsharkの唯一のデメリットは、オランダが本拠地であることです。セキュリティの観点では5・9・14アイズアライアンスの管轄外に本拠を置いていたほうがはるかに安全ですが、ノーログポリシーを守っていることが証明されていますから、政府組織がSurfsharkユーザーのデータ提供を求めたとしても、共有できるデータはありません。
Surfsharkのプランはすべて30日間返金保証付きなので、リスクなしで試せます。
便利な特徴
- Camouflage mode(カモフラージュモード)。VPN利用を隠す機能です。学校や職場などの制限されたネットワークでもSurfsharkを使用でき、プライバシーが向上します。
- Alternative ID。Surfsharkの「Alternative ID」は、ネットで使用するためのIDとメールアドレスを生成する機能で、生成されたデータは本当のメールアドレスとリンクされます。実際の個人情報を守るのに便利で、アプリで簡単に使えます。
- ロウテイティングIP。同じIPアドレスを長時間使い続けないよう、数分ごとにIPアドレスを変更する機能です。
- ダイナミックマルチホップ。2台のVPNサーバーを経由してデータをやり取りする機能です。サーバーは自由に選ぶことができ、アクティビティの追跡を防ぐのに効果的です。
【比較表】ノーログVPNの特徴
この記事で紹介したVPNはすべて厳格なノーログポリシーを掲げていますが、プライバシー機能は異なります。下の表でおすすめのノーログVPNを比較しましょう。ニーズに合ったサービスを選ぶためにお役立てください。
プライバシー保護への取り組みを示す特徴も検討しましょう。監査を複数回受けている、透明性レポートを発行している、プライバシー保護に適した国に本拠を置いているなどの条件を満たしていれば、すべての側面からデータが保護されます。また、難読化などの強力なプライバシー機能があると、通信の匿名性をさらに向上できます。
【編集者より】当社は読者の皆さまとの関係を大切にしており、信頼していただけるよう透明性と誠実さを常に心がけています。当社は、当サイトでレビューしている業界最先端の一部の製品(Intego、CyberGhost、ExpressVPN、Private Internet Access)と同じ企業グループに属しています。しかし、厳しい検証方法に従っていますので、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
VPNログの種類(保存されると困るのは?)
実際のところ、100%ノーログVPNは存在しません。VPNがサービスを提供するには、メールアドレスや支払い情報など、一部の情報を保存しなければならないからです。肝心なのは、VPNが個人を特定できる情報を収集するかどうかということ。
VPNのログ方針を読む際は、アカウント登録に必要な情報以外のユーザーデータを収集するかどうかに注目しましょう。データを保存する場合、個人を特定できないように集計または匿名化されることを確認してください。最後に、データ保存期間もチェックしましょう。
ここでは、主な使用ログを説明し、保存されると困るかどうかを解説します。
- 使用ログ。閲覧履歴、訪問したサイト、利用したオンラインサービスなど、オンラインアクティビティに関する情報です。本記事で紹介したVPNは使用ログを一切保持しません。使用ログを保存するVPNサービスは避けてください。
- 接続ログ。あなたが使用したVPNサーバーに関する情報、接続タイムスタンプ、データ使用量などです。ほとんどの場合、VPNはサービス提供のためにこれらの情報の少なくとも一部を収集しますが、データが匿名化(個人を特定できないように加工)されればプライバシー上で懸念はありません。しかし、IPアドレスから個人を特定することは可能なので、IPアドレスを保存するVPNは避けましょう。
- ユーザー情報のログ。支払い情報、メールアドレス、パスワード、生年月日、住所など、加入時にVPN事業者に提供する情報です。このデータも、匿名化される場合は大した問題ではありません。セキュリティを向上したい場合、新たに作成したメールアドレスで登録し、仮想通貨で支払うと良いでしょう。
おすすめのノーログVPNの分析
各社VPNが具体的にどのようなデータを保存するのか、詳しく分析しました。アカウント作成のため、下記のVPNはどれもメールアドレスと支払い情報を保存します。
また、一部のVPNはカスタマーサービスの維持とサービス改善に必要な集計データを収集しますが、このデータで個人を特定することはできません。また、帯域幅データ、ブラウジングデータ、IPアドレスを保存するかどうかも検討しました。
メールアドレス | 接続タイムスタンプ | 帯域幅データ | ブラウジングデータ | IPアドレス | |
ExpressVPN | 〇 | × | × | × | × |
PIA | 〇 | × | × | × | × |
CyberGhost | 〇 | 集計される | 集計される | × | 集計される |
NordVPN | 〇 | ×(一時的に保存し、後で削除される) | × | × | ×(一時的に保存し、後で削除される) |
Surfshark | 〇 | 〇 | × | × | × |
【編集者より】当社は読者の皆さまとの関係を大切にしており、信頼していただけるよう透明性と誠実さを常に心がけています。当社は、当サイトでレビューしている業界最先端の一部の製品(Intego、CyberGhost、ExpressVPN、Private Internet Access)と同じ企業グループに属しています。しかし、厳しい検証方法に従っていますので、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
おすすめのノーログVPNの選定ポイント
検証では、下記の条件をもとにユーザーのニーズに最適なノーログVPNを選定しました。
- ノーログポリシーを守っていることが証明されている。IPアドレスや閲覧履歴、接続タイムスタンプ、DNSクエリなど、個人を特定できるデータのログを残さないと明示しているVPNを選びましょう。
- 独立監査。定期的に独立監査を受け、ノーログという主張を裏付けているVPNを探しましょう。このような取り組みは透明性へのコミットメントの現れです。ノーログを証明する事例があるとなお良いですね。例えば、当局からユーザーデータの提供要請を受けたものの、提供できる有益な情報がなかったVPNはいくつかあります。
- 本拠地はプライバシーに配慮した国。14アイズアライアンスの非加盟国に本拠を置いているVPNを選ぶのがベストです。そのようなVPNは利用者の個人情報を保存してアライアンスの加盟国と共有する義務がありません。
- 強力な暗号化とセキュリティ機能。ノーログVPNは軍レベルのAES 256ビット暗号化を提供しているべきです。また、プライベートデータが誤って公開されないよう、キルスイッチやIPアドレス・DNSの漏えい対策などのセキュリティ機能も必須です。
- RAMのみのサーバー。プライバシーが気になる場合はRAMのみのサーバーを採用しているVPNを優先しましょう。再起動のたびにすべてのデータがサーバーから消去されます。
- 高速。この記事で紹介したVPNは高速なので、プライバシーを確保しつつ、トレントやブラウジング、動画再生などを快適に行えます。
- 匿名の支払い方法に対応している。仮想通貨など、匿名の支払い方法に対応しているVPNなら支払い情報を提供しなくても加入できるので、プライバシーが向上します。
ログを保持するVPNサービス
おすすめのノーログVPNについて調査を進めるなかで、ユーザーログを収集・保存するサービスがいくつか見つかりました。次のVPNは避けてください。
- Hola:人気の無料サービスですが、実はピアツーピアプロキシネットワークです。データを暗号化しないうえ、プライバシーポリシーにはIPアドレスや訪問したウェブページ、ページの滞在時間、アクセス日時などの情報を収集すると明記されています。
- BolehVPN:不審なアクティビティが検出された場合やトラブルシューティングのために最後の手段としてログを保存することを認めています。どのようなときにログを保存するのか詳しく説明していないため、かなり不安です。
- ThunderVPN:この無料VPNサービスも、利用者のIPアドレス、選択したサーバー、接続時間などを記録していると認めています。
- Betternet VPN:個人データは記録しないものの、デバイスまたはモバイル広告識別子を記録します。また、OSバージョン番号、プロバイダ名やキャリア名も保存します。
- VPNBook:VPNBookのプライバシーポリシーは短文で曖昧です。利用者のIPアドレスと接続時間を収集し、この情報を1週間保存すると明記されています。
- OperaVPN:OperaVPNのプライバシーポリシーも非常に曖昧で、どのようなデータを保存するのか明示していません。「”個人データ”と見なされる可能性のある」一部のデータを収集するとしか書かれていないのは心配です。
【クイックガイド】3ステップで簡単!ノーログVPNの設定方法
- VPNをダウンロードします。ExpressVPNがおすすめです。厳格なノーログポリシーを掲げており、何度も独立監査を受けているほか、パフォーマンスも優秀です。
- サーバーに接続します。サーバーに接続すると、オンラインアクティビティはVPNのノーログポリシーによって保護されます。
- ブラウジングを始めましょう。個人情報をVPNに保存されないので、安心してブラウジングできます。
【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がExpressVPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
ノーログVPNについてよくある質問
ノーログVPNとは?
ノーログVPNとは、個人を特定できる情報が残らないVPNです。VPNが一部の情報(メールアドレスや支払い情報など)を保存するのは当然ですが、データが匿名化されていればプライバシー上の懸念ではありません。保存するデータの量はVPNによって異なるものの、本記事で紹介したVPNは個人を特定できる情報を保存しません。
VPNがログを保存しているか調べる方法は?
一番の証拠は、プライバシーポリシーの独立監査を受けているかどうかです。また、ログなしであることを裏付ける事例があるかどうか調べましょう。例えば、当局にユーザー情報の提供を命令されたのに、提供できる情報がなかったVPNはいくつかあります。
VPNがプライバシーを重視しているか見極めるには、本拠地に注目しましょう。5・9・14アイズアライアンスの管轄外で、データ保持法のない国に本拠を置いているVPNが理想です。また、RAMのみのサーバーを提供しているVPNを優先しましょう。セッション毎にすべてのデータが自動的に消去されます。
ノーログVPNを使えば匿名になれますか?
どのVPNを使っても、完全に匿名になれると保証することはできません。ノーログVPNはインターネットアクティビティを残さないため、オンラインプライバシーが大幅に向上します。しかし、大半のVPNは、アカウント登録時にメールアドレスと支払い情報を提供しなければなりません。個人情報のプライバシーが最優先なら、捨てメールアドレスで登録し(VPN事業者がこれを認めている場合)、仮想通貨で支払うと良いでしょう。
VPNのノーログポリシーで注目すべきポイントは?
VPNが個人情報を収集するか確認し、データを保存する場合は集計または匿名化されることをチェックしましょう。データが絶対に残らないと自信を持てるよう、データ保存期間も確認してください。さらに、VPNのログポリシーが外部監査を受け、ポリシーを守っていることが確認されているか調べることをおすすめします。
ほかにも、RAMのみのサーバーと効果的なIPアドレス・DNS漏えい対策もプライバシーを向上し、ユーザーデータが第三者の手に渡るのを防いでくれます。
ノーログVPNは合法ですか?
はい。ノーログVPNは大半の国で合法です。また、ほとんどの場合、プライバシーを重視したVPNはプライバシー保護に適した国に本拠を置いています。しかし、VPN利用の合法性は国または地域の法律によりますので、お住まいの国の規則を必ず確認してください。例えば、中国やロシアなどでは、政府が認可していないVPNの利用は禁止されています。
ノーログVPNを使用中、追跡またはハッキングされることはありますか?
ノーログVPNを使うとネット上で追跡される可能性が下がりますが、あらゆる種類の追跡やハッキングから100%防御できるサービスは存在しません。ネット上で安全を確保するには、強力な暗号化を採用し、揺るぎないセキュリティ機能があり、ログポリシーの外部監査を受けたVPNを使うのが重要です。
AndroidとiPhoneにおすすめのノーログVPNは?
この記事でおすすめしたノーログVPNはどれもAndroid・iOSアプリを提供していますので、モバイルデバイスで安全に使えます。なかには、モバイルアプリとデスクトップアプリのセキュリティ監査を受けたVPNもありますから、個人情報の安全をしっかり確保できます。
ノーログVPNは安全ですか?
はい、ノーログVPNは安全です。しかし、大半のVPNはログを残さないと主張していますから、プライバシーポリシーを確認し、この主張が外部監査で裏付けられているか調べるのが重要です。
ノーログVPNを無料で入手することはできますか?
無料VPNはいくつかありますが、おすすめしません。ログを一切保持しないと主張している無料VPNは存在するものの、その多くはユーザーの個人データを第三者に売却して利益を得ています。独立監査済みのノーログポリシーを掲げているプレミアムVPNを使ったほうが良いでしょう。ユーザーの情報を一切保存していないことが裁判事例で証明されているプレミアムVPNもあります。
無料VPNの多くはノーログという主張が独立監査で確認されていないため、本当にログを保存していないのか知る術はありません。
おすすめのノーログVPNをゲットしよう
ノーログVPNを探す際は、個人を特定できる情報を一切収集しないものを選びましょう。結局のところ、VPNを使う主な目的はオンラインアクティビティをプロバイダから隠すことですから、個人を特定できるデータを保存・共有するVPNは購入する意味がありません。
筆者が検証したノーログVPNのなかで一番信頼できるのはExpressVPNです。ExpressVPNがノーログポリシーを守っていることは監査で何度も証明されており、RAMのみのサーバーを採用しているため、そもそもデータが保存されないのです。30日間返金保証もありますから、金銭的リスクなしでExpressVPNを体験できます。解約後、わずか2日で全額が返金されていました。
まとめとして、おすすめのノーログVPNはこちら!
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あなたの現在地:
インターネットプロバイダ:
ネットの利用状況をトラッキング・監視したり、ターゲティング広告を表示したりするために以上の情報が使用されることがあります。
VPNを使えばこのような情報をアクセス先のサイトから隠して常に情報のプライバシーを守ることができます。一番のオススメはExpressVPNです。350件以上のVPNを検査したなかでナンバーワンのサービスです。 軍事レベルの暗号化とプライバシー機能により、確実にセキュリティ対策できます。また、現在61%オフの割引キャンペーンを実施中です。
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