Chrome向け無料VPNおすすめ4選【2026年】
Chrome向けの100%無料VPNやブラウザ拡張機能には、それぞれ制限があり、中には制限がかなり厳しいものもあります。たとえば、多くの無料サービスでは、必須のセキュリティ機能やサーバーロケーション、高速通信、十分なデータ通信量などが備わっていません。さらに、ほとんどのChrome拡張機能は、デバイスの暗号化もしません。
今回、Chromeに最適な無料VPNアプリと拡張機能を見つけるために、60種類以上のサービスをテストしました。この記事では、特におすすめできるものをいくつか紹介していますが、それでもそれぞれに多少の欠点はあります。こうした問題を回避するには、無料で試せるプレミアムVPN(フリーミアムVPN)を選ぶのが良いでしょう。
無料Chrome VPNの比較:機能一覧
この表では、Chrome向けのおすすめ無料VPNの主な機能を比較しています。通信速度、サーバーロケーション、月間データ制限、Chrome拡張機能に関する情報などを確認できます。それぞれのメリットとデメリットを一目で把握し、自分に合ったVPNを選ぶ際の参考にしてください。
Chrome向け無料VPNを選ぶ際の主なポイント
Chrome向けの最適な無料VPNを選ぶにあたり、いくつかの重要な基準をもとに分析をしました。まず、セキュリティ機能を検証し、デバイス全体を保護できるのか、それともChromeブラウザのみを保護するのかを確認しています。また、通信速度やストリーミング性能についても徹底的にテストし、あわせてデータ制限、サーバーの選択肢、プライバシーポリシーといった点も考慮しました。
Chrome向け無料VPN — おすすめサービスレビュー
1. hide.me — Chromeで高速かつプライベートなウェブ閲覧を実現するカスタマイズ可能なセキュリティ機能
2026年1月に有効
| 主な機能 | アプリ側で設定を細かく調整し、速度とセキュリティのどちらを優先するかを選択可能 |
| サーバーネットワーク | 8拠点に複数の無料サーバー(Chrome拡張機能では利用できるサーバー数が少なくなります) |
| 対応サービス | YouTube、Spotify、Facebook、Instagram |
| 無料トライアル | 無料で利用できますが、毎月の再アクティベーションが必要です。 |
hide.meの無料版は、Chromeでの通信を保護するために幅広いセキュリティ機能を備えています。強力な暗号化やリーク防止機能に加え、5種類のインターネットプロトコルから選択できる点も特徴です。テストではWireGuardが最も高速でしたが、全体的な速度はAviraより少し遅かったです。
「フォールバックプロトコル」は、プロトコルの1つが失敗した場合に自動的にプロトコルを変更します
無料VPNとしては珍しいことですが、無料プランでデータ通信量が無制限となっています。ただし、10GBを使用するとサーバーを手動で選択できなくなり、拡張機能が自動的にサーバーを割り当てます。ただし、Chrome利用時のオンラインプライバシーを保護するには、どのサーバーでも十分なため、大きな問題ではありません。
Stealth Guardは、hide.meが提供するデータ保護機能です。インターネット全体、または特定のアプリがVPN接続時のみ通信するよう設定できます。VPNが切断されると通信は即座に停止します。そのため、これは公共Wi-Fiを利用する際に実際のIPアドレスが漏れるリスクを避けたい場合に特に便利です。
とはいえ、Chrome拡張機能もデータ通信量は無制限となっています。しかし、これはVPNではなくプロキシとして動作するものです。そのため、IPアドレスは変更できますが、通信の暗号化は行われません。また、今回テストした主要なストリーミングサービスには対応していませんでした。それでも、Chromeでの通常のウェブ閲覧では快適に動作し、遅延も感じられませんでした。
便利な機能
- Chromeの自動接続:Chromeの起動時に自動で接続するよう、拡張機能を設定できます。VPNをオンにし忘れた場合も、保護されていない状態でウェブ閲覧をしてしまう心配がありません。
- 8か所の無料サーバーロケーション:英国、カナダ、米国、ドイツ、オランダ、スイス、フランス、オーストラリアのIPアドレスを取得できます。
- ノーログポリシー:hide.meは、閲覧履歴を収集・保存しません。
- 24時間年中無休のライブチャットサポート:無料VPNの場合、ヘルプ記事やFAQ以外のサポートが提供されないことがほとんどですが、hide.meではすべての無料ユーザーに対して24時間対応のチャットサポートを提供しています。
- カスタマイズ可能なセキュリティ機能が充実しています
- 月間データ使用量は無制限
- 8か所に無料サーバー
- 速度の上限あり
- 10GB以上使うとサーバーが選べない
2. Proton VPN — 途切れずデータ無制限でChromeを使える無料VPNアプリ
| 主な機能 | 無料プランでもデータ通信量に制限がないため、Chromeでのウェブ閲覧やゲームを好きなだけ楽しめる |
| サーバーネットワーク | 5か所で利用できる無料サーバー |
| 対応サービス | Netflixオリジナル作品、YouTube、Spotify、Facebook、Instagram、Kodi |
| 無料トライアル | 永久無料プラン |
Proton VPNは、データ通信量や速度に制限のない完全無料のVPNを提供しているため、Chromeでも途切れることなく安全にウェブ閲覧ができます。多くの無料VPNでは、月に数GB程度(多くても)のデータ制限や速度制限が設けられているため、これは特に魅力的だと感じました。
画質は良好でしたが、無料サーバーが混雑していたため読み込み時間が長くなりました
専用のChrome拡張機能はありませんが、アプリは非常に使いやすかったです。ほとんどの設定があらかじめ用意されているため、Chromeで使う際に高度な設定を行う必要はありません。無料プランへの登録も簡単で、テスト時にはパスワードを作成するだけで登録できました(メールアドレスは不要です)。
Proton VPNの大きな欠点の一つは、サーバーを手動で選択できないことです。接続できるのは、米国、ルーマニア、ポーランド、日本、オランダの中から、現在地に最も近い最速サーバーのみとなっています。クールダウン期間が過ぎるとサーバーを切り替えられます。さらに、接続は常に10秒以内で完了しました。
便利な機能
- 強力なセキュリティ:Proton VPNは、無料VPNとしては驚くほど充実したセキュリティ機能を提供しています。厳格なノーログポリシーに加え、AES 256ビット暗号化、自動キルスイッチ、WebRTC保護、WireGuardを含む複数の安全なプロトコルに対応しています。
- ネットワーク制限の回避:Stealthプロトコルを使用するとVPN通信を隠せるため、学校や職場、公共図書館など、ネットワーク制限のある環境でも利用できます。
- 広告なし:Proton VPNの無料版には広告が表示されないため、VPNアプリ使用中に外部のポップアップ広告に悩まされることはありません。
- デバイスの互換性:Proton VPNはLinuxを含む、ほぼすべての主要なデバイスやOSに対応しています。また、ルーターにインストールできる数少ない無料VPNの1つなので、複数のChromeブラウザを同時に保護できます。
- 月間データ使用量は無制限
- プライバシー保護の取り組みと機能の評判が良い
- 距離によらず高速
- 接続できるのは近くのサーバーのみ
- P2P非対応
3. Avira Phantom VPN — 直感的なデザインでChromeを安全に使いやすく
| 主な機能 | 特別な設定や操作を覚える必要がなく、直感的に使えるVPNアプリでChromeの通信を保護 |
| サーバーネットワーク | デスクトップ版では1 か所のみ。モバイルアプリなら38か所のサーバーロケーション |
| 対応サービス | Netflix、YouTube、Spotify、Facebook、Instagram |
| 無料トライアル | 永久無料プラン |
Avira Phantom VPNは、初心者でも簡単に使用できるVPNです。設定やオプションはアプリのメイン画面に分かりやすく整理されています。Proton VPNと同様、デスクトップアプリでは接続先が自動的に最寄りのロケーションに制限されます。しかしこれは通常、最も高速なサーバーです。一方、モバイルアプリでは、世界30以上のロケーションからサーバーを選択できます。
残りのデータ通信量に応じてChromeの利用を管理できます
すべてのサーバーがトレント通信に対応しており、Netflixなどの主要なストリーミングサービスにも安全にアクセスできました。さらに、HD画質でのストリーミングに十分な速度(平均約93.40Mbps)が出ており、途中でバッファリングが発生することもありませんでした。以前はChrome拡張機能も提供されていましたが、2025年初頭以降は利用できなくなっています。
Avira Phantom VPNのデータ通信量は月間500MBに制限されているため、ストリーミングなどのデータ使用量の多いアクティビティはもちろん、通常のウェブ閲覧でも物足りなく感じるかもしれません。ただし、メールアドレスでサインアップすれば、月間データ通信量を1GBに増やすことができます。
便利な機能
- 無制限台の同時接続:Avira Phantom VPNの無料版では、複数のデバイスで同時にChromeを利用できます。無料VPNとしては、これは非常に珍しいことです。
- 優れたデバイス互換性:Avira Phantom VPNはWindows、macOS、Android、iOSなど、主要なデバイス向けにネイティブアプリが用意されているため、モバイルでもデスクトップでもChromeを安全に使用できます。
- 無制限のデバイスを同時接続できる
- モバイルで1 か国に接続できる
- 登録不要
- 毎月のデータ使用量は最大1GB(メールで登録した場合)
- キルスイッチがない
4. Hotspot Shield (HSS) — 悪質コンテンツのブロック機能を備えたChrome拡張機能
| 主な機能 | Chrome上で広告やトラッカー、悪質なファイルをブロック |
| サーバーネットワーク | 無料VPNでは1か所のロケーション。Chrome拡張機能は米国サーバーのみ |
| 対応サービス | YouTube、Spotify、Facebook、Instagram |
| 無料トライアル | 永久無料プラン |
Hotspot ShieldのChrome拡張機能には、いくつかのセキュリティ機能が追加されています。中でもSword機能は、ウェブトラッカーに偽のデータを送信することで、オンラインでのプライバシーを強化します。 テストでは、WebRTC通信や広告、マルウェア、Cookie、トラッカーをブロックできました。ただし、hide.meと同様、このChrome拡張機能はVPNではなくプロキシとして動作します。また、利用できるロケーションは米国の1か所のみです。
「設定」タブで必要なオプションを有効または無効にできます
一方、スタンドアロンの無料アプリにはこれらのブロック機能は搭載されていませんが、1か所のロケーションと無制限のデータ通信を利用できます。また、通信は暗号化されており、独自のHydraプロトコルによって高速かつ安定した速度が提供されます。
主な懸念点として挙げられるのは、Hotspot Shieldは帯域幅の使用量とセッション時間を記録するということです。ただし、これらのデータはすべて匿名化されており、個人を特定できる形で保存されることはありません。
便利な機能
- サインアップ不要:アカウントを作成しなくても、VPNアプリの無料版やChrome拡張機能を利用できます。
- スピード重視のHydraプロトコル
- 月間データ使用量は無制限
- トレント通信に対応
- 広告が表示される
- 匿名化されたログを記録
- ストリーミングに非対応
Chrome向け無料VPNの多くが安全ではない理由とは?
無料VPNの多くは信頼できません。そのため、安全性を十分に確認せずに無料VPNをインストールすると、オンライン上のセキュリティが損なわれる可能性があります。私たちは、このリストに掲載しているすべてのVPNを実際にテストし、Chromeで安全に使用できることを確認しています。
テスト中、多くのChrome向け無料VPNにセキュリティ上のリスクがあることが分かりました。特に注意すべきセキュリティ上の問題は以下のとおりです。
- データの記録・販売:無料VPNは、個人情報を第三者に販売することで収益を得ているケースがよくあります。これは、VPNを使ってプライバシーを守るという本来の目的を損なう行為です。個人情報を守るためにも、厳格なノーログポリシーを採用しているVPNを選ぶことが重要です。
- 脆弱なセキュリティによるデータ漏えい:無料VPNは、ソフトウェアやサーバーインフラの更新に必要なリソースが不足していることが多いため、その結果、IPアドレスやDNS情報が漏えいするリスクがあります。また、キルスイッチや軍用レベルの暗号化など、重要なセキュリティ機能が欠けていることも少なくありません。
- ウイルスやマルウェアのリスク:一部の無料VPNアプリには、マルウェアやウイルスが含まれていることがあります。さらに、多くの無料VPNは広告収入に依存しているため、大量の広告が表示されることが多く、デバイスが感染するリスクが高まります。
避けるべき無料VPN
以下の無料VPNは安全性に問題があるため、使用を避けましょう。これらのVPNは、ユーザーのデータを第三者に共有したり、マルウェアやウイルスが含まれていたりするおそれがあります。
- Hola:正式なVPNではなく、P2Pネットワークとして動作するものです。そのため、ユーザーはIPアドレスをネットワーク上の全員と共有することになります。誰かが違法行為を行った場合、あなたが責任を問われる可能性もあります。また、閲覧データを記録し、第三者と共有もしています。
- CrossVPN:閲覧履歴、位置情報、使用デバイスなどの個人情報をログとして保存しています。さらに、このアプリは11種類のウイルス対策ソフトでマルウェアが検出されています。
その他の避けるべきVPN:Stealth VPN、DotVPN、OkVPN、EasyVPN、SuperVPN、One Click VPN、BetternetVPNなど。
無料のChrome拡張機能とフル機能のVPN、どちらを使うべきなのか?
多くの場合、拡張機能には大きな制限があるため、VPNアプリを利用するほうが、はるかに良いと言えます。たとえば、無料の拡張機能はサーバーの混雑などが原因で、無料VPNよりもさらに速度が遅くなる傾向があります。また、ほとんどがプロキシとして動作するため、暗号化はされず、ブラウザの位置情報のみが変更されます。
VPNアプリは、その点で拡張機能とは違います。VPNアプリはChrome内だけでなく、デバイス上のすべてのインターネットトラフィックを保護します。そのため、利用するアプリやウェブサイト全体で、より高い安全性が確保されるのです。信頼性の高い無料VPNの中には、十分な暗号化や漏えい防止機能を備えたものもあり、速度やデータ通信量に制限があっても、拡張機能のみを使う場合より安全性は高くなります。
Chrome向け無料VPNが動作しない理由とは?
無料のChrome向けVPNは、プレミアムVPNに比べてインフラが十分でないため、問題が発生しやすい傾向があります。
問題が発生した場合は、以下の手順を試してみましょう。
- サーバーを変更する:無料VPNは、サーバーの混雑が原因で接続できなくなることがあります。可能であれば別のサーバーロケーションに切り替えるか、時間を置いてから再度試してみてください。
- ブラウザのCookieを削除する:多くのウェブサイトはCookieを使用してデバイスに不要なデータを蓄積するため、VPNでエラーが生じることがあります。Cookieやキャッシュを削除すると、この問題が解消される場合があります。
- アプリを更新・再インストールする:ChromeブラウザやVPN拡張機能が最新のものであるかを確認してください。また、ブラウザを再起動したり、VPN拡張機能を再インストールしたりするのも有効です。
- データ量や速度の制限:無料VPNは通常、データ通信量や速度に制限があります。そのため、問題が生じた時には1日または1か月のデータ使用量を超えていないか確認してみましょう。上限に達すると、VPNが動作しなくなったり、速度が大幅に低下したりすることがあります。
まとめ
本記事のリストに掲載しているアプリやChrome拡張機能はいずれも安全に利用できますが、データ通信量の上限、通信速度の低下、サーバーネットワークの規模といった制限はあります。その中でも、hide.meはChrome向けの無料VPNとして、最もおすすめです。hide.meは、軍事レベルの暗号化に対応しており、8か所のサーバーロケーションを利用できるほか、データ通信量も無制限となっています。
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