Linux用無料VPNおすすめ5選│Ubuntuなどに対応 2024 年
高品質な無料VPNを見つけるのは困難ですが、Linux完全対応のVPNはなおさらです。VPNは主なOSに力を入れており、Linuxのサポートは後回しになっているのです。
45社以上の無料VPNを試し、現在もLinuxできちんと使えるか確認しました。Linuxにおすすめの無料VPNは、UbuntuやFedora、Kali、Mintなど人気のディストリビューションに対応しています。しかし、無料VPNにデメリットは付き物です。通信が遅かったり、サーバーネットワークが小規模だったり、データが制限されていたりします。
LinuxにはExpressVPNが一番おすすめです。100%無料ではないものの、データ制限がなく高速で、サーバーネットワークは大規模で、GUIとして使えるブラウザ拡張機能もあります。無料VPNは足元にも及びません。30日間返金保証がありますから、安心してExpressVPNを体験できます。返金保証を試したところ、わずか3日後に全額が返金されました。 【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がExpressVPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
【重要】ロシアや中国など、ネット検閲が行われている国に渡航する場合、現地の法律を必ず確認してください。例えばロシアでは政府が許可したVPNしか使えず、大半のSNSサイトは禁止されています。法的なトラブルに巻き込まれないよう、法律違反は絶対に避けてください。
プロ厳選!Linuxにおすすめの無料VPN【2024年】
- ExpressVPN — GUIがありLinuxにピッタリ。データ無制限でブラウジングやトレント、動画再生に適した高速通信。
- CyberGhost — 主なLinuxディストリビューションに対応。特殊サーバーで多数の動画配信サービスにアクセス。
- Proton VPN — Linux GUIで使いやすく、データ無制限。トレントには向かない。
- hide.me — インストールしやすく厳格なノーログポリシーあり。データ制限により動画再生にあまり向かない。
- OperaVPN — 設定はシンプル。保護するのはブラウザのアクティビティのみ。
【編集者より】当社は読者の皆さまとの関係を大切にしており、信頼していただけるよう透明性と誠実さを常に心がけています。当社は、当サイトでレビューしている業界最先端の一部の製品(Intego、CyberGhost、ExpressVPN、Private Internet Access)と同じ企業グループに属しています。しかし、厳しい検証方法に従っていますので、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
Linuxにおすすめの無料VPN:完全分析【2024年更新】
1. ExpressVPN:一番おすすめのLinux用VPN。安定して高速、GUIで操作できる
2024年11月に有効 リスクなしで30日間体験
注目ポイント | とても高速。Linuxデバイスでスムーズに動画再生やトレント、ブラウジングが可能 |
対応ディストリビューション | Ubuntu、Kali、Debian(9・10)、Mint(20.1・LMDE)Fedora(34)、Arch、Raspberry Piなど |
毎月のデータ使用量 | 無制限。好きなだけ動画再生やトレント、ゲーム、ブラウジングができる |
無料版または返金保証 | 30日間返金保証 |
日本語のアプリ | 〇 |
ライブチャットサポートは日本語に対応 | 〇(機械翻訳) |
ExpressVPNは当社が検証したLinux対応VPNのなかで最も優れています。セキュリティが強く、ノーログポリシーは独立監査済みで、とても速く(独自プロトコルLightwayを使うと特に高速です)、GUIで操作できます。
無料VPNは必ず何らかのデメリットがありますが、ExpressVPNは違います。最大の強みはデータと通信速度の上限がないこと。筆者の調べで、ExpressVPNはサーバーとの距離によらず安定して速いことが分かりました。国内サーバーでは平均で5%の速度低下となり、ほとんど影響しませんでした。遠くのサーバーでも25%程度しか遅くなりませんでした。
Linuxでは、ExpressVPNのChromeとFirefoxの拡張機能がGUIの役割を果たします。他社VPNのブラウザ拡張機能とは違い、ExpressVPNの拡張機能はブラウザのアクティビティだけでなくLinuxデバイス全体を保護してくれるのです。
ExpressVPNがサポートしているディストリビューション(Ubuntuなど)にインストールするのは簡単です。Ubuntuファイルをダウンロード後、「インストール」をクリックし、「expressVPN connect」というコマンドを実行するだけでVPNの準備が完了しました。公式サイトには、Kali、Debian、Mint、Fedoraなどのディストリビューションの設定ガイドが多数掲載されています。
ExpressVPNほど多機能な無料VPNはありませんから、高くても加入する価値があります。また、安心の30日間返金保証付きなので、ExpressVPNをLinuxでリスクなしで試せます。試しに24時間年中無休のライブチャットで返金を希望しました(日本語に対応しているのでスムーズにサポートを受けられます)。解約理由を説明したところ、2分で返金が承認され、わずか3営業日で全額が戻ってきました。 【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がExpressVPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
便利な特徴
- プライバシー機能が優秀。ExpressVPNは個人情報を記録せず、RAMのみのサーバーを採用しています。再起動のたびに匿名データがすべて消去されるわけです。ポリシーは評判の良い第三者機関の監査を定期的に受けており、Linuxアプリの監査が行われたこともあります。本拠地は英国領ヴァージン諸島で、14アイズ同盟の管轄外です。
- 高度なセキュリティ。AES 256ビット暗号化、キルスイッチ、IPアドレス・DNSの漏えい対策、Threat Manager(マルウェアとトラッカーのブロック機能)、スプリットトンネリングなどがあります。また、全サーバーで難読化が自動的に行われ、中国などでも繋がります。
- サーバーネットワークが大規模。105か国に3,000台のサーバーがあります。Linuxで動画配信サービスのアクセス制限を回避するのに便利です。サーバー台数が多いと回線が混雑しにくく、より高速な通信速度が期待できます。
- 24時間年中無休のライブチャット。ExpressVPNのサポート担当者はしっかり対応してくれますし、いつも数秒で繋がりました。LinuxでVPNを使うことについて質問があってもすぐに解決できます。
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2. CyberGhost:ネットワークが大規模で、Linuxで最適化されたサーバーが使える
注目ポイント | 100か国に11,690台のサーバー。動画再生、ゲーム、セキュリティ対策、トレントのための特殊サーバーあり(日本のストリーミングサーバーも利用可能) |
対応ディストリビューション | Ubuntu、Kali、Mint(19)、Fedora(29~31)、CentOS(17)、PoP!_OS |
毎月のデータ使用量 | 制限なし。Linuxでデータ使い放題 |
無料版または返金保証 | 45日間返金保証 |
日本語のアプリ | 〇(Android、iOS、macOS) |
ライブチャットサポートは日本語に対応 | 〇(機械翻訳) |
CyberGhostはネットワークが大規模で、多くの特殊サーバーを提供しているなど、無料VPNにはない優れたメリットがあります。動画再生用、ゲーム用、トレント用サーバーのほかに、プライバシーを向上するNoSpyサーバーが使えます。このサーバーはCyberGhostが所有するルーマニアのデータセンターに位置しており、CyberGhostの職員しかアクセスできません。
無料VPNとは違い、CyberGhostはデータ上限がなく、高速です。ExpressVPNほど速くないものの、筆者の検証でCyberGhostはUHD動画を見るのに十二分なスピードでした。
コマンドラインインターフェースにCyberGhostのコマンド一覧を簡単に表示できるのも便利です。コマンド「cyberghostVPN」と入力するだけで全コマンドをチェックできます。また、最適化されたサーバー拠点の一覧も表示できます。
CyberGhostは45日間返金保証付きなので、無料体験が可能です。試したところ、保証をきちんと守っていることが分かりました。ライブチャットで1つだけ質問に答えるだけで承認され、4日後に全額が戻ってきたので大満足でした。なお、返金保証が45日間なのは長期プランのみとなっています(一番短いプランでは14日間です)。 【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がCyberGhost VPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
便利な特徴
- プライバシーの取り組みを公表している。CyberGhostは透明性レポートを年4回発行しています。また、個人情報を保存・共有していないことを一貫して示しています。一流企業によってプライバシーポリシーの監査が行われ、ノーログポリシーを厳しく守っていることが明らかになりました。
- トレントに最適化されている。CyberGhostの特殊なP2Pサーバーを使い、速度低下なしで安全にファイルをダウンロードできました。トレントに必要な通信速度、セキュリティ、プライバシー機能を提供している無料VPNはほとんどありません。
- 動画の視聴に向いている。CyberGhostのストリーミング専用サーバーを利用すると、大半の人気ストリーミングサービスにアクセスできます。アメリカ版、イギリス版、日本版Netflixなど、多数の完全版Netflixライブラリに対応しています。データ無制限なので、無料VPNよりはるかに動画再生に向いています。
- 広告ブロッカー。CyberGhostのコンテンツブロッカーを有効にすると、迷惑な広告、マルウェア、トラッカーを阻止できます。この機能を提供しているLinux向け無料VPNはありませんでした。
3. Proton VPN:無料のフルGUIアプリがあり、Linuxで使いやすい
注目ポイント | GUIアプリにより、コマンドを覚えなくてもVPNを操作できる |
対応ディストリビューション | Ubuntu(20以降)、Kali、Mint(20以降)、Fedora(34以降)、Archlinux/Manjaro、MX Linux(19以降)、Elementary OS(6.0以降) |
毎月のデータ使用量 | 無制限。動画再生にピッタリ |
無料版または返金保証 | 永久無料プラン |
日本語のアプリ | 〇(macOS、iOS) |
Proton VPNは完全無料プランを提供しており、フルGUIで操作できます。コマンドを暗記する必要がなく、直感的に使えます。GUIを提供している無料VPNはほとんどありませんし、セキュリティとプライバシーの観点でもProton VPNに対抗できる無料VPNはあまりありません。
無料版で利用可能なサーバーは90台以上あり、アメリカ、オランダ、日本の3か国に分散されています。ここまで多くのサーバーに接続できる無料VPNはほとんどありません。ただ、無料サーバーは混雑しがちで、いくらか速度低下が見られました。
データ無制限で、筆者が試したところ、Netflixオリジナルを見られました。Netflixオリジナルは地域制限がないコンテンツのことですが、無料サーバーでアクセスできたのは感心に値します。残念ながら、ほかの動画配信サービスにはアクセスできず、無料版ではトレントも不可能です。
インストールが非常に簡単なのも良いですね。Proton VPNで無料アカウントを作成し、ディストリビューションにあったアプリをダウンロードし、画面の指示に従って進めるだけです。コマンドラインに入力する必要はありません。全体的にProton VPNは無料VPNよりはるかに優秀です。ブラウジングに適しており、YouTubeをいくらでも見られます。
便利な特徴
- セキュリティが強い。Proton VPNの無料サーバーに対してデータ漏えいテストを行ったところ、すべて合格しました。無料のLinuxアプリには、軍レベルの暗号化、キルスイッチ、安全性の高いOpenVPNプロトコルも含まれます。残念ながら、有料版にアップグレードしない限り、Secure Core(マルチホップ)サーバーは使えません。
- ルーターに対応。無料プランは1デバイスのみですが、ルーターに設定できるため、無料で自宅のすべてのデバイスを保護できます。データ無制限なので使い放題ですね。
- プライバシーを重視。厳格なノーログポリシーがあり、本拠地は14アイズ同盟の管轄外(スイス)です。2019年に裁判で顧客の個人情報を求められたのに提供できず、ノーログポリシーを守っていることが証明されました。
- 支払い情報を提供する必要がない。クレジットカードなしで使い始めることができます。匿名で無料アカウントを作成したい場合、捨てメールアドレスを使うと良いでしょう。
4. hide.me:技術が苦手なユーザーでもLinuxへのインストールが簡単
注目ポイント | インストールが簡単。ほんの数分で接続できる |
対応ディストリビューション | UbuntuとFedora(24以降) |
毎月のデータ使用量 | 10GBの制限あり。動画再生やゲーム、トレントをあまり行わない場合におすすめ |
無料版または返金保証 | 永久無料プラン |
日本語のアプリ | 〇 |
ライブチャットサポートは日本語に対応 | 〇(機械翻訳) |
検証したVPNのなかでLinuxへの設定が一番簡単だったのはhide.meでした。公式サイトからコマンドをコピーし、ターミナルに貼り付けるだけでVPNのインストールが開始します。ユーザー名とパスワードを入力すると使い始めることができます。ログイン後、接続のコマンドが表示されます。
無料VPNアプリでは、コマンドラインインターフェースで8か所に接続できます。カナダ、ドイツ、アメリカ東、アメリカ西、アメリカ中央、オランダ、イギリス、シンガポール、スペインから選べます。
ただ、他社のLinux版無料VPNと比べるとインターフェースはやや使いにくいと感じました。筆者が試した際、接続する前にロケーションを有効にしなければならなかったのです。1つではなく2つのコマンドを入力する必要があります。
また、データ制限があり通信速度が遅いので、使い道が限られてしまいます。ゲームやトレントには向きません。検証チームはhide.meでアメリカ版Netflixにアクセスできることもあったものの、それほど速くないので何度も読み込み中になってしまいました(通信速度は50%以上低下しました)。ブラウジングの安全を確保したりYouTubeで短い動画を見たりするのに向いています。
便利な特徴
- セキュリティが比較的強い。IPアドレス・DNSの漏えいテストに合格し、無料LinuxアプリでWireGuardが使えます(OpenVPNは使えません)。また、Linuxアプリにスプリットトンネリング機能と広告ブロッカーも備わっています。
- メールアドレス不要。個人情報を入力しなくてもLinuxアプリを無料ダウンロードできます。インストールしたら、ユーザー名とパスワードを設定するだけで使い始めることができます。
- ノーログポリシーがしっかりしている。上位にランクインしたVPNと比べ、hide.meは匿名化されたデータを少し保存しますが、本拠地は14アイズ同盟の管轄外であるマレーシアです。また、個人を特定できる情報は一切保存せず、ノーログポリシーを守っていることが証明されています。
5. Opera VPN:Linuxで使える無料ブラウザで、データ無制限
注目ポイント | データ制限なし。帯域使用量の多いアクティビティに使える |
対応ディストリビューション | Ubuntu |
毎月のデータ使用量 | 無制限 |
無料版または返金保証 | 永久無料プラン |
Opera VPNはVPNが内蔵された無料ブラウザです。多くの無料VPNとは違い、データ制限がありません。インストール方法はほかのブラウザと全く同じで、非常に簡単です。ターミナルにコマンドを入力しなくてもLinuxで使えます。
残念ながら、ブラウザしか保護しないため、セキュリティの観点では限られています。完全版Linux用VPNのようにデバイス全体を暗号化するわけではないのです。また、キルスイッチや複数のプロトコルなど、上位VPNが提供している重要なセキュリティ機能もありません。また、調査の結果、Operaは予想以上に多くの情報を保持することが分かりました。
Opera VPNはかなり低速です。筆者が試した際、ダウンロード速度が98%も低下してしまいました。LinuxデバイスでNetflixにログインすることさえできず、ブラウザベースのゲームもプレイできませんでした。ここまで遅いとブラウジング以外のためには使い物になりません。
便利な特徴
- 3つの地域。この無料VPNでは、アメリカ大陸、ヨーロッパ、アジアに接続できます。
- 匿名化されたデータしか保存しない。前述の通り、Operaは一部のユーザーデータを保持しますが、Operaブラウザに直接送信した情報からしか個人を特定されません。SNSプロフィールで登録すると氏名またはメールアドレスを特定できる可能性があるため、避けたほうが良いでしょう。
【比較表】無料のLinux用VPNの特徴
おすすめのLinux版VPNにどのような機能・特徴があるのか、表で比較しましょう。無料のLinux用VPNを選ぶ際に検討したい重要ポイントをまとめました。
まず、あなたが利用しているディストリビューションに対応しているか確認する必要があります。ターミナルにコマンドを入力したくない場合、GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)が必須です。ほかにも、サーバーネットワークの規模、データ制限、通信速度も検討しましょう。
この記事で紹介したVPNはすべて使いやすく、インストールが簡単で、セキュリティが強いほか、ノーログポリシーを厳しく遵守しています。とは言え、違いもありますから、下記の表を参考にしてご自身に合ったVPNをお選びください。
【編集者より】当社は読者の皆さまとの関係を大切にしており、信頼していただけるよう透明性と誠実さを常に心がけています。当社は、当サイトでレビューしている業界最先端の一部の製品(Intego、CyberGhost、ExpressVPN、Private Internet Access)と同じ企業グループに属しています。しかし、厳しい検証方法に従っていますので、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
Linuxにおすすめの無料VPNの選び方
この記事では、下記の基準をもとにLinuxにおすすめの無料VPNをランキングにまとめました。次のような特徴に注目してご自身のニーズに最適なものを見極めましょう。
- 本当にLinuxに対応している。Linuxアプリを提供しているVPNは多いものの、使える機能は限られていることがほとんどです。無料サービスは特にそうです。この記事に掲載されているVPNはUbuntuに対応しており、上位サービスは複数のディストロをサポートしています。フルGUIがあるものもいくつか紹介しました。使いやすさも抜群です。
- インストールが簡単。複雑な手動設定が必要なVPNはランキングから除外しました。アプリのほうが強力なセキュリティ機能がありますから、手動設定はおすすめしません。この記事に掲載されているVPNは、ダウンロードファイルを使うかターミナルにいくつかコマンドを入力するだけでLinuxデバイスにインストールできます。
- セキュリティが強い。安全を確保できないVPNは使う意味がありません。この記事のVPNは軍レベルの暗号化と安全なプロトコル(OpenVPNやWireGuardなど)を提供しており、IP/DNS漏えいテストに合格しています。また、キルスイッチが搭載されている無料VPNを選びましょう。VPN接続が切れた場合、最後の防衛線です。
- プライバシーポリシーを信用できる。責任を持ってデータを扱うVPNを選ぶのが重要です。VPNはハッカーなどの悪人から個人情報を隠しますが、VPN事業者はデータを見ることができます。この記事で紹介したLinux用VPNは、個人情報を一切保存しません。
- 満足できる速度。VPNを使うと速度低下は避けられません。混雑した無料サーバーは特にそうです。ブラウジングさえままならないサービスは使わないほうが良いでしょう。この記事では、Linuxでブラウジングするのに十分な速度で、オンラインコンテンツがすぐに表示されます。上位サービスはバッファなしでストリーミングできるほど高速です。
- 動画配信サービスにアクセスできる。ストリーミングサービスのアクセス制限を回避できないVPNでは動画を見られません。上位4社のVPNは、少なくともNetflixにアクセスできます。
【プロのアドバイス】Linux対応の無料VPNは安全でないものがほとんど
本記事で紹介したLinux用無料VPNは検証済みで、プライバシーポリシーを精読して信用できることを確認しました。無料VPNはどれも制限がありますが、安全を脅かすものもあるので注意が必要です。ここでは、安全でない無料VPNにはどのような問題があるのか説明します。
- 多くの無料VPNは、個人情報を売却する。無料VPNも何らかの方法で利益を出す必要がありますが、個人情報を売って儲けているケースは少なくありません。そのため、Linux用VPNのプライバシーポリシーをよく読み、個人情報を保存・共有しないか調べるのが重要です。
- 無料VPNは安全性が低いことがある。多くの場合、無料VPNのセキュリティ機能は有料サービスほど優れていません。儲けが少ないため、セキュリティ技術の進歩について行けず、安全をきちんと確保できない可能性があるのです。
- マルウェアやウイルスを含む無料VPNもある。データを盗むためにパソコンにトラッカーを埋め込む悪質な無料VPNもあります。Linuxデバイスでファイルをダウンロードする前に、スキャンして安全を確認しましょう。
LinuxでVPNを設定する方法
LinuxでOpenVPNを手動設定することは可能ですが、おすすめしません。OpenVPNの構成ファイルが必要になりますから、VPNのサブスクリプションに加入することになるはずです。この記事で紹介した無料VPNはどれも安全性の高いプロトコルをソフトに内蔵しています(大半はOpenVPNを含みます)。そのため、手間をかけて手動インストールする価値はほとんどありません。
このガイドでは、ExpressVPNを例にとって設定手順を解説していきます。他社の場合、手順が少し違うかもしれません。
- VPNを入手します。LinuxにはExpressVPNが一番おすすめです。ほとんどの場合、無料VPNは登録が必要で、ターミナルからVPNを使うにはユーザー名とパスワードを入力しなければなりません。登録が不要な場合、このステップは飛ばしてください。
- VPNをダウンロードします。VPNの公式サイトのダウンロードページを開きましょう。使用中のディストリビューション用ファイルをダウンロードしてください。
- ファイルを開くか、ターミナルを開きます。VPNによって異なります。.exeファイルをダブルクリックして開始するVPNもあれば、ターミナルにコマンドを入力しなければならないものもあります。本記事で紹介したVPNは詳しい設定ガイドを提供していますから、掲載されているコマンドをコピー&ペーストするだけでOKです。
- サインインするか、アクティベーションを行います。開始する際はユーザー名とパスワードが必要で、アクティベーションコードが必要なこともあります。登録不要のVPNでも、Linuxデバイスにパスワードを入力してVPNに接続権限を付与しなければならないかもしれません。
- VPNに接続します。VPNをCLIで操作する場合、インストール後にコマンド一覧を開きましょう。例えばCyberGhostでは、コマンド「cyberghostvpn」を入力すると接続方法が分かります。GUIがある場合、電源ボタンをクリックするだけです。
- Linuxデバイスの安全を確保できました。VPNに接続されたら、普段と同じようにデバイスを使えます。
【よくある質問】Linuxにおすすめの無料VPN
GUIで操作できるLinux向け無料VPNはありますか?
はい。上位サービスはGUIでLinuxアプリを操作できます。たいてい、VPNのLinuxアプリではWindowsアプリの一部機能しか使えません。有料VPNでさえフルGUIがあるサービスはごく少数です。フルGUIがある完全無料VPNとしてProton VPNがありますが、動画再生やトレントには向きません。P2Pファイル共有を許可しておらず、ストリーミングに対応していないからです。全機能を使うには格安のプレミアムVPNに加入したほうが良いでしょう。
VPNを使うのが最も安全なLinuxディストリビューションは?
Ubuntuがおすすめです。VPN選びに悩んでいる場合、この記事で紹介したVPNサービスはすべてUbuntuで使えます。Ubuntuは最も人気のあるディストロの1つで、大半のVPNがサポートしていますから、あなたにピッタリのサービスが簡単に見つかるはずです。
LinuxはWindowsやMacより安全な面もありますが、VPNを使わなければデータを監視される恐れがあります。デスクトップ環境でUbuntuを使う際、VPNに接続しておけば第三者にデータをのぞき見されるリスクはほぼゼロになります。
LinuxにVPNを設定するのは大変ですか?
適切なVPNを選べば簡単です。この記事で紹介したVPNは、Linuxに簡単にインストールできます。多くのVPNはLinuxでの使用を想定していないため、インストールに時間がかかり、難易度も高めです。例えば、OpenVPNなどのプロトコルを手動でインストールしなければなりません。しかし、一流VPNはWindowsやMacアプリと同じくらい簡単にインストールできるので、手動設定は不要です。
UbuntuとKaliで使える無料VPNはありますか?
この記事で紹介したVPNはどれもUbuntuで使えます。しかし、Kaliに対応しているのは上位3社だけです。
LinuxにVPNは内蔵されていますか?
いいえ、LinuxはVPNを内蔵していません。「OpenVPNはLinuxに内蔵されている」と考える人は多いですが、これは誤解です。WindowsやMacと同様、インストールしなければならず、接続するサーバーも探さなければなりません。
手動でOpenVPNに接続するのは手間がかかるため、おすすめしません。また、VPNアプリのほうが多くのメリットがあります。例えば、OpenVPNに接続しても信頼性の高い安全なサーバーが必要です。VPNは高性能サーバーを提供していますから、結局のところきちんと安全を確保するにはサブスクリプションに加入しなければならないのです。無料サーバーも使えますが、一流VPNと違って厳格なノーログポリシーを掲げていないため、必ずしも安全とは言い切れません。
中国で使えるLinux向け無料VPNは?
いくつかありますが、安全で格安の高性能VPNを使うことを強くおすすめします。中国はVPN規制が非常に厳しく、一流VPNサービスさえ使えないことが多いのです。中国でVPNを使うには難読化やステルス技術が必要ですが、大半の無料VPNはそのような機能がありません。
ExpressVPNとhide.meはどちらも中国で使えますが、難読化機能を利用するには有料プランに加入しなければなりません。
Linux向け無料VPNに接続すると、通信速度が低下しますか?
はい。VPNに接続すると、通信を暗号化して遠隔サーバーにリダイレクトすることになるため、通信はある程度遅くなります。この記事では、Linuxでも満足できるスピードのVPNを紹介しました。高品質VPNは速度低下を最小限に抑えるため、遅いと感じることはほとんどありません。例えば、ExpressVPNの近距離サーバーで通信速度は平均で5%しか低下しませんでした。
無料VPNは有料VPNよりも速度が低下します。サーバーが少なく、混雑していることが多いからです。ここで紹介した完全無料VPNは平均で50%遅くなりました。スピードを優先する場合、近くのサーバーに接続できるように世界中にサーバーがある高速VPNを選びましょう。
おすすめのLinux用無料VPNをゲットしよう
Linuxで使える安全な無料VPNはいくつかありますが、どれもデメリットがあります。多くの場合、無料VPNはサーバーが少なく、セキュリティ機能も限られており、低速です。さらに、Windows・Macアプリと比べ、Linuxで使える機能が少ないことも珍しくありません。
ExpressVPNのように格安で高品質のVPNのほうがおすすめです。ExpressVPNのLinuxアプリはとても便利で、サーバーが多く、超高速で、セキュリティ機能も優秀です。短時間で簡単にインストールでき、ブラウザ拡張機能をGUIとして使うこともできます。30日間返金保証もありますから、ExpressVPNをリスクなしで体験できます。試したところ、保証を守っていることが確認できました。満足できなかった場合は簡単に返金してもらえます。
まとめとして、返金保証があるおすすめのLinux用VPNはこちら!
【編集者より】当社は読者の皆さまとの関係を大切にしており、信頼していただけるよう透明性と誠実さを常に心がけています。当社は、当サイトでレビューしている業界最先端の一部の製品(Intego、CyberGhost、ExpressVPN、Private Internet Access)と同じ企業グループに属しています。しかし、厳しい検証方法に従っていますので、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
アクセス先のサイトに情報が漏洩しています!
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あなたの現在地:
インターネットプロバイダ:
ネットの利用状況をトラッキング・監視したり、ターゲティング広告を表示したりするために以上の情報が使用されることがあります。
VPNを使えばこのような情報をアクセス先のサイトから隠して常に情報のプライバシーを守ることができます。一番のオススメはExpressVPNです。350件以上のVPNを検査したなかでナンバーワンのサービスです。 軍事レベルの暗号化とプライバシー機能により、確実にセキュリティ対策できます。また、現在82%オフの割引キャンペーンを実施中です。
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