VPNを使った航空券の安い買い方│+10の裏ワザ 2024年

航空会社のサイトや航空券比較サイトでは、位置情報をもとに料金が表示されます。同じ飛行機チケットでも、外国で検索するほうが安いケースがあるのです。また、ブラウジング履歴によってコストが高くなることもあります。

VPNを使うと、位置情報を任意の国に変えられます。外国のマーケットを閲覧できますから、安い飛行機チケットが見つかることがあるのです。また、VPNはブラウジング履歴を隠すため、旅行サイトによるデータの追跡を防ぎ、ブラウジング履歴をもとに高い料金が表示されないようにできます。

40社以上のVPNを検証し、航空券を安く買うのにおすすめのサービスを厳選しました。なかでも、105か国にサーバーがあるExpressVPNが一番おすすめです。世界中の航空券比較サイトにアクセスできるようになります。30日間返金保証もありますから、ExpressVPNを安心してお試しください。

ExpressVPNで航空券を安く買いましょう！

航空券を安くのにおすすめのVPN【2024年】

1. ExpressVPN：105か国にサーバーがあり、世界中の航空券割引をゲット

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ExpressVPNなら、位置情報をさまざまな国に変更できるので、世界の航空券予約サイトを閲覧できます。アプリの検証でイギリスサーバーに接続し、ロンドン発・メルボルン行きの便を検索しました。スカイスキャナーで一番安い航空券は$1,144.06でした。次に、ExpressVPNのアメリカ - ニューヨークサーバーに接続したところ、同じチケットが$647になりました。サーバーロケーションを切り替えることで、$500近く節約できたのです。お気に入りの旅行サイトをアプリのショートカットに保存すると、後ですばやくアクセスできます。

航空券が安くなっただけでなく、別の乗り継ぎ便が表示され、移動時間を19時間も短縮できました

アプリは操作しやすく、ワンクリックでロケーションを変更できます。一覧から国を選び、接続ボタンをクリックするだけで、ExpressVPNで外国の飛行機チケットの料金を調べられました。お気に入りに登録するには、国名の隣にある星アイコンをクリックしましょう。マレーシア、インド、スリランカのサーバーにも接続し、ほんの数分で航空券を比較できました。

軍レベルのセキュリティ対策により、クレジットカード情報の安全を確保し、旅行サイトにブラウジング履歴を追跡されるのを防げます。上記のサーバーに接続して数か月後に航空券比較サイトに再度アクセスしたのですが、料金がわざと吊り上げられているケースは1つもありませんでした。自動漏洩対策とキルスイッチが実際の位置情報を常に隠してくれるので、実際は日本にいることを旅行サイトに知られません。

些細なことですが、ExpressVPNのデメリットは、ほかの一流VPNほど安くないことです。特に短期プランは割高ですが、長期プランは$6.67/月～で、かなりお得です。加入したところ、割引キャンペーン中だったので49% OFFでゲットできました。頻繁に旅行する場合は長期プランに加入すると良いでしょう。

返金保証がありますから、ExpressVPNをリスクなしで体験できます。満足できなかった場合、30日以内に問い合わせれば返金してもらえます。実験として、払い戻しを希望するために24時間年中無休のライブチャットで問い合わせたところ、担当者はすぐに対応してくれました。理由を聞いたり、思いとどまらせようとしたりすることはなく、返金はすぐに処理され、PayPalアカウントに2日後に振り込まれていました。

2. CyberGhost：広告・トラッカーをブロックし、航空券比較サイトがすっきり。料金を比較しやすくなる

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CyberGhostのBlock Content機能は、航空券を安く買う際に広告をブロックしてくれます。航空券比較サイトに再びアクセスしたときに料金が吊り上げられるのを防ぎ、Expediaのバナー広告とサイドバー広告をブロックできました。検証で航空券比較サイトに広告は表示されず、料金を比べやすくなりました。

CyberGhostのインターフェースはシンプルなので、安い航空券を探しやすいと思います。macOSアプリを試用したところ、アプリのシンプルビューがメニューバーに固定され、いつもすぐに開けるのが気に入りました。3回クリックするだけで、現在の接続を切ってほかの国を選べました。ロケーションを選ぶと最速のサーバーに自動接続されるので、通信は遅くなりません。

近距離サーバーは高速で、Webページがすぐに表示されます。イギリスからスウェーデンやルーマニア、スペインの航空券比較サイトにアクセスできました。ただ、CyberGhostの遠距離サーバーはExpressVPNほど速くありません。ニュージーランドサーバーに接続してJetstarにアクセスしたところ、ホームページが表示されるのに10秒もかかったのです。

CyberGhostのサブスクリプションは妥当な価格だと思います。プランは複数あり、料金は$2.03/月～です。1か月プランは割高で、返金保証は14日間と短めです。一方、長期プランには45日間返金保証が適用されます。

どのプランを選んだとしても、CyberGhostは返金保証をきちんと守っていますから、安心して試せます。完全に満足できなかった場合、返金してもらうのはとても簡単です。実際に、24時間年中無休のライブチャットで返金をお願いしました。すこしやり取りしただけで返金が処理され、3日後に口座に振り込まれていました。

3. Private Internet Access：安い航空券を買うことができ、海外でもネット上で安全を守れる

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Private Internet Access（PIA）は、航空券を安く買うだけでなく、旅行中に公共ネットワークで安全を確保するためにも役立ちます。フリーWi-Fiはパスワードで保護されていませんから、ハッカーに狙われやすいのです。iPhoneでPIAを検証した際、Wi-Fiで自動的に保護されるように設定しました。公共Wi-Fiホットスポットを利用しようとすると、自動的にPIAの安全なサーバーに接続され、支払い情報などを含むすべてのデータが隠されました。

接続設定をカスタマイズすると、安全を強化したり、通信速度を改善したりできます

PIAは世界各国に29,650台もサーバーがあり、航空会社のサイトに高速でアクセスできます。サーバーネットワークが大規模なら、サーバーごとの接続ユーザー数が少なくなるので、航空券を買う際にページがすぐに表示され、チェックアウト中にタイムアウトしてしまうというトラブルを避けられます。実験ではマカオのサーバーに接続しました。中国の特別行政区域ですが、厳しいネット検閲は適用されていません。重慶→北京の便を検索したところ、PIAに接続していないときより17ドル安く買えました。

PIAの広告・トラッカーブロック機能「MACE」は非常に効果的で、航空券を比較している間、広告は表示されませんでした。Kayakでサイドバーとパネルの広告が隠され、残されたのはKayakが提供している料金アラートツールのフローティング広告だけでした。悪質なサイトやコンテンツもブロックされますから、セキュリティを強化できます。

初めてVPNを使う場合、PIAは設定が多いので圧倒されてしまうかもしれません。アプリの詳細ビューには統計情報、ボタン、グラフが表示され、複雑な印象ですが、ITが得意なら詳しい情報を見られるのはメリットでしょう。

PIAは幅広いプランがあり、わずか$2.03/月～で購入できます。長期プランのほうがはるかにお得で、無料特典としてBackblazeという暗号化されたクラウドストレージを1年間使えます。

全プランが安心の30日間返金保証付きです。保証を守っているか調べるため、実験してみました。返金はすぐに処理され、翌日戻ってきたので感心しました。他社より早かったのです。加入する際は公式サイトから行いましょう。Appleアプリストアを通して加入すると、PIAは返金を直接処理できないので、Appleに返金リクエストを送信しなければなりません。

航空券をさらに安く買うヒント 10選

1. Cookieを削除し、シークレットモードを使う

多くの場合、Cookieを削除すると、予約サイトに追跡されて料金が上昇するのを防ぐことができます。Cookieは、インターネットの使用状況に基づいてブラウザに保存されるデータの断片です。サイトはCookieを分析して、利用者のデジタルプロファイルを作成し、位置を特定しています。このような情報は航空券の価格に影響を及ぼすのです。

Cookieを削除するのは簡単です。Chromeブラウザでは、設定 > プライバシーとセキュリティ > 閲覧履歴データの削除 の順にクリックするとCookieを削除できます。Safariでは、履歴 > 履歴を削除 をクリックしましょう。こうすることで、旅行サイトは運賃を上げるためにCookieを使えなくなります。

Cookieは頻繁に削除することをおすすめします。特に、予約サイトに再度アクセスするとき、位置情報を変更するときはCookieを削除するようにしましょう

旅行サイトで飛行機チケットの料金を調べるたびに運賃が高くなることがあります。旅行サイトは利用者の履歴からブラウジング状況を分析し、どの便に興味があるか判断しています。料金を吊り上げることで切迫感を与え、さらに値上がりする前に予約させようとプレッシャーをかけているのです。ページを更新しただけで料金が上がってしまうこともあります。

このような価格の変動を避けるため、シークレットモード（Chrome）またはプライベートモード（Safari）でブラウジングしましょう。シークレットモードまたはプライベートモードなら、サイトを閲覧してもブラウジング履歴を分析されません。この方法ならプライバシーをある程度守れますが、位置情報を隠したり、データを完全に保護したりすることはできません。VPNを使ってトラッカーを完全にブロックしたほうがよいでしょう。

2. 航空券比較サイトをチェックする

Skyscanner、Kayak、Expediaなどの航空券比較サイトがおすすめです。使い方は簡単。旅行する日付と目的地を入力するだけで、価格が表示されます。料金だけでなく、乗り継ぎ時間、乗り継ぎ空港などを比較できます。

次のサイトも人気があります。

• Thrifty Nomads：最新割引、安く旅行するアドバイスなどが掲載されています。
• Kiwi：地図上でさまざまな目的地の飛行機チケットを比較できます。
• Momondo：大規模な料金データベースを検索し、ほぼ確実に最安値が見つかります。
• Going Flights：航空会社のミスによる破格の航空券を探せます（エラー運賃について詳しくはヒント#10をご覧ください）。
• CheapOair：クーポンコードが見つかることがあり、航空券がさらにオトクになります。
• JetRadar：ほかの検索エンジンとは違い、格安航空会社も検索対象です。
• Cheap Flight Finder：比較サイトの航空券の価格を比べられます。上記のほとんどの比較サイトのフライトをまとめて見られるので、とても便利です。

表示価格は航空券比較サイトによって異なりますから、いくつかのサイトを比べることをおすすめします。例えば、フィンランド航空のストックホルム→モスクワ便を検索したところ、Skyscannerでは$245、Kiwiでは$306でした。

すべての航空券比較サイトで同じ価格が表示されるとは限りません。できるだけ多くのサイトを試しましょう

3. 格安航空会社を検討する

格安航空会社のほうがはるかに安い傾向があります。機内食や座席の指定、手荷物のチェックインなどのサービスは含まれないことが多いため、短距離便におすすめです。人気の格安航空会社をご紹介します。

登録すれば、SNSまたはメールで割引の最新情報が届きます。格安航空会社が出発直前のチケットを安売りしたり、季節割などが行われたりすると、一番乗りでお得情報を受け取れます。

ベルリン→マヨルカの航空券を探したところ、Ryanairを通して予約したほうが断然安いことが分かりました。また、Ryanairは直行便だったので、エールフランスの便より移動時間を短縮できました。

Ryanairのほうが安いだけでなく、エールフランスとは違い、乗り継ぎがないので時間も短縮できます

格安航空会社はさまざまな方法でコストを削減しています。格安航空会社のチケットを予約する際は、次のようなことを検討しましょう。

• 手荷物
  チケットの条件をよく読むと、思わぬコストを避けられます。手荷物を預けられるか、それとも別料金が発生するのかチェックしましょう。なお、手荷物のサイズは航空会社のガイドラインを守ってください。荷物が大きすぎると多額の料金を請求される場合があります。
• 空港の位置
  格安航空会社のフライトは、郊外の小さな空港から出発することがあります。面倒なことにならないように、空港がどこにあるか確認しましょう。
• 特記事項
  格安航空会社も何らかの方法で利益を上げる必要がありますが、追加料金で儲けていることが多いようです。例えば、Ryanairの場合、ネット上でチェックインし忘れて空港でチェックインすると、追加料金を請求されます。

4. 日時と目的地は柔軟に

旅行者が少ない時期のフライトを選びましょう。祝日や平日、目的地のオフシーズンに渡航すると節約できます。人気のある時期（週末やクリスマス休暇など）と比べ、このような時期の飛行機チケットのほうがはるかに安いのです。

オフピークも安い傾向があります。旅行者は早朝（午前5時～午前7時）と深夜（午後8時以降）のフライトを避けることが多いのです。

残念ながら、深夜・早朝なら必ず安いとは限らず、どの時間帯が一番安いか予想するのは困難です。しかし、一部の、日にちごとに一番安い料金を表示してくれる航空券比較サイトを利用すると、全体を見渡して安い日を見極められます。

Skyscannerでは、料金が色分けして表示されます。緑=安い、オレンジ=まあまあ、赤=高い

目的地を変えられる場合、旅行のコストをさらに節約できます。ピークシーズンは場所によって異なりますから、仕事や家族などが理由で渡航先が決まっていなければ、旅行したい時期に一番安い場所がどこか調べると良いでしょう。

Kiwiを活用すると、この作業がしやすくなります。目的地に「どこでも」と入力したところ、出発地で5月13日～20日に一番安い場所が見つかりました。この日付で一番安いのはカンクンで、往復便は$247でした。

格安の航空券でどこに旅行できるか調べましょう

5. 安く予約できるタイミングを知っておく

航空会社は、航空券を予約するタイミングをもとに価格を変動させています。チケットを予約するのが早すぎると、直前に買うのと同じくらいコストがかかってしまうことがあります。CheapAirの調査によると、米国内で旅行する場合は「プライムブッキングウィンドウ」という時期に予約すると航空券が一番安くなるそうです。その調査では、米国内のフライトは出発の20～115日前に予約するのが最安であるという結果が出ています。

一方、国際便は出発の2か月半～6か月前に予約すべきだそうです。また、ホリデーシーズンに旅行する場合はできるだけ早めにチケットを購入するのがベストです。ほかの時期より需要がかなり高いため、さらに1～2か月早く予約することをおすすめします。

オフシーズンに旅行する場合、搭乗日が近くなったときに航空券を予約すると、最もお得になります。観光客が少ない時期は空席が多いので、航空会社は出発日直前に料金を大幅に引き下げて売上を得ようとしているのです。

6. 航空券を個別に購入する

複数人で旅行する場合、グループ予約は高いことがあります。一般的に、料金は座席によって異なりますが、グループで予約すると全員同じ料金が請求されます。例えば、3枚のチケットを予約した場合を考えてみましょう。窓側の席は300ドル、真ん中は200ドル、通路側は250ドルだとすると、3席すべて一番高い300ドル請求されるはずです。

個別にチケットを予約し、後で座席を選べば、このような状況を避けられます。しかし、子どもと旅行する場合、大人が同行しなければならないため、子どものチケットだけ個別に予約することはできません。

乗り継ぎ便を予約する場合、出発地から目的地まで1つのチケットで予約しましょう。2つ以上のチケットに分割して予約すると、最初の便が遅れた場合に次の便を予約し直すことになり、その分の料金を払わなければなりません。

7. 予約の裏ワザを知っておく

フライトを予約する際に節約する裏ワザはいくつかあります。ただし、契約違反ではないか、違約金が発生しないか、しっかりチェックしましょう。予約の裏ワザについて航空会社の契約に書かれていないこともありますから、必ずしも違反や罰金などのトラブルが発生するわけではありません。

ここでは裏ワザを2つご紹介します。比較的単純で、航空会社に罰せられにくいです。

チケットを捨てる

通常、片道より往復のほうがはるかに格安です。海外に移住する場合、あるいは海外に長期滞在する場合は、往復のチケットを予約し、帰りの便のチケットは捨てるとかなり節約できます。

片道のチケットを予約する前に、往復のほうが安いかチェックしましょう。帰りの便に乗らなければよいのです

乗り継ぎ便に乗らない

この方法では、希望する目的地で乗り継ぐフライトを予約し、そこで旅行を終了します。航空券のコストは目的地の人気度に左右されるため、この方法で節約できる場合があります。また、旅行者が飛行機に乗り遅れることは珍しくありませんから、この方法で航空券を安く買っても航空会社がペナルティを課すのはほぼ不可能です。ただし、荷物を預ける場合はうまくいきません。荷物だけ最終目的地に行ってしまいます。

Skiplaggedに出発地と目的地を入力すると、お得情報を自動的に探してくれます。試しに、Skiplaggedでシアトル→ダラスのフライトを調べたところ、ダラス経由のシアトル→フェニックス便のほうが安いことが分かりました。Kiwiでシアトル発ダラス行きの旅を検索したところ、62ドル高かったのです。

同じフライトでも、最終目的地をフェニックスにしたほうが安くなりました

8. ポイントを使って無料で旅行

もっとも簡単な節約術の1つは、報酬プログラムに登録して、ポイントを航空券に交換することです。一般的に、航空会社や一部のクレジットカードはこのような報酬プログラムがあります。

例えば、サウスウエスト航空は、飛行機に乗るたびにポイントがもらえる「Rapid Rewards」というプログラムがあります。ポイントは無期限なので、必要なポイントが貯まったら航空券に交換して無料で旅行できます。

9. 乗り継ぎを自分で計画する

往復便の場合、乗り継ぎ地に数日間滞在することで数百ドル節約できる場合があります。時間があり、1つの旅行で複数の目的地を楽しみたい場合、この方法はとてもお得です。

ただし、節約できるのは航空券の料金だけです。途中の滞在地で宿泊費や食費などのコストがかかることに注意しましょう。

10. エラー運賃を探す

エラー運賃はSNSや掲示板、Secret Flyingなどのサイトで見つかります。予約サイトや航空会社のミス（通常は人的ミス）により、破格で飛行機チケットが販売されていることがあるのです。エラー運賃を紹介しているWebページをお気に入りに登録しておくと良いでしょう。企業側はすぐにミスを発見・修正しますから、エラー運賃を見つけたら直ちに購入するのがベストです。予約しても、離陸前に航空会社がミスをキャッチすると、フライトがキャンセルされ、返金されることもあります。

エラー運賃の最新情報を見逃さないために、Secret Flyingを毎日チェックしましょう。数秒しかかかりません

VPNを使って航空券を安く買うことについてよくある質問

航空券が最安の国はどこですか？一番高いのは？

メキシコやマレーシア、インドなどの低所得国は飛行機チケットが安い傾向があります。ただし、必ずそうというわけではなく、目的地によって大きく異なります。今回、料金の差が一番大きかったのは、ExpressVPNのベトナムサーバーを使ってベトナム発着のフライトを探したときでした。ベトナムを経由しない国際線は、ベトナムで予約すると一番高くなりました。

通常、航空会社の本拠地のサーバーに接続すると、航空券が安くなります。例えば、ルフトハンザ航空はドイツの企業なので、ドイツサーバーに接続するとルフトハンザ航空のフライトが大幅に安くなりました。

また、イギリス発着の便はイギリスで予約したほうが安い傾向があります。試しに、ロンドン→マイアミの航空券の価格を調べてみました。5か所のサーバーに接続して運賃を比較したところ、アメリカのユナイテッド航空の便なのに、イギリスで予約すると一番安くなることが分かりました。

ロンドン→マイアミの便は、イギリスサーバーに接続したときに一番安いことが分かりました

航空券が安い国と高い国がある理由は？

航空券のコストは、次のような要因に影響されます。

• その国の所得
• 現在地におけるその便の需要
• 休日や重要な日
• 政治的変化、最近の出来事
• 航空会社と同じ国にいるか（国内の航空会社を利用する場合、国内で買ったほうが安いケースがあります）

これらを考慮すれば、どの国が一番安いか絞り込みやすくなります。それに応じて適切なVPNロケーションを選びましょう。

航空会社や予約サイトはどのように自分の現在地を調べているのでしょうか？

航空会社は、IPアドレスなどの追跡技術を活用して利用者がどこにいるか特定しています。しかし、VPNでIPアドレスを隠せば、航空会社に本当の現在地を知られません。外国の市場で安い航空券を探せるようになります。

航空券予約サイトは、ほかにも次のような方法で利用者の位置を特定しています。

• Cookie：ブラウザから収集されるデータ。ネットの利用状況を知られてしまいます。
• ブラウザの履歴：どこで閲覧しているかサイト側に知られてしまいます。
• Wi-Fiの権限：旅行サイトはWi-Fi接続をもとに位置情報を追跡することがあります。サイトにこの情報を共有するよう求められた際は拒否してOKです。
• GPS：スマホなどのデバイスでGPSが有効になっている場合、サイト側はGPSから簡単に現在地を調べられます。
• HTML 5：使用中のデバイスの位置情報を知らせるコードが生成されます

旅行中、VPNでほかにどのようなことができますか？

VPNが旅行中に役立つ理由は2つあります。VPNを使うと、ネット上で安全を守ることができ、外国でも母国のアカウントにアクセスできます。公共Wi-Fiを使うと、さまざまな形でプライバシーが脅かされますが、VPNで通信を暗号化してIPアドレスを隠すことで、安全を確保できます。また、VPNは、フリーWiFiでありがちな帯域幅の制限やネットワークファイアウォールを回避するためにも役立ちます。

さらに、海外では、普段利用しているオンラインサービスが使えないことが多々あります。母国のVPNサーバーに接続すると、渡航先でもいつも通りアクセスできるようになります。例えば、Netflixは外国でも同じログイン情報でアクセスできますが、普段と同じコンテンツをすべて見られるわけではありません。配信権などの関係で、Netflixのコンテンツは地域によって異なるからです。

VPNを使って安い航空券を探すのは違法ですか？

VPNは、ほとんどの国で違法ではありません。お住まいの国でVPNが禁止されていなければ、VPNを使って海外市場の安い航空券を手に入れるのは合法です。なお、中国やアラブ首長国連邦、イラン、ロシアなど一部の国では、VPNの使用が禁止または厳しく規制されています。念のため、VPNに関する現地の法律について最新情報を調べておきましょう。

無料VPNでも航空券を安く買えますか？

無料VPNを使って格安航空券を買える場合もあるかもしれませんが、おすすめしません。航空券を安く買うには、距離によらず高速で、世界中に多数のサーバーがあり、アプリが使いやすいVPNを使うのがベストです。

無料VPNはサーバーロケーションが限られていますし、多くの場合、マレーシアやブルガリア、トルコなど、航空券を安く買える国にサーバーがありません。また、ネットワークが小規模なのでサーバーが混雑しやすく、ラグが発生したり、ページの表示が遅くなったりしてしまいます。データ通信量も制限されていますから、無料VPNはほとんど使い物になりません（たいてい、無料VPNは毎月数ギガしか通信できません）。

さらに、危険な無料VPNもあるので注意が必要です。ユーザーデータを追跡して第三者に売却したり、デバイスをマルウェアに感染させたりするものもあります。このことを踏まえると、格安の高品質VPNを使ったほうが良いでしょう。

今すぐVPNを使って航空券を安く買いましょう！

飛行機チケットを買う場合、外国のほうが安いことがあります。適切なVPNを使えば、比較的簡単に安い航空券が見つかります。とは言え、VPNならどれでも良いわけではありません。航空券を安く買える国にサーバーを設置していなかったり、常にIPアドレスを隠さなかったり、遠くのサーバーに接続すると通信が極端に遅くなったりするVPNもあるのです。

徹底検証を行った結果、航空券を安く買うのにおすすめのVPNはExpressVPNという結論に至りました。通信が非常に速く、大規模なサーバーネットワークで世界中の旅行サイトにアクセスできますし、海外でブラウジングする際もプライバシーをしっかり守れます。実際に使ってみてください。サービスに満足できなかった場合、30日以内に問い合わせれば全額を返金してもらえます。

まとめとして、航空券を安く買うのにおすすめのVPNはこちら！

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