VPNを匿名で使い、アクセス制限を回避する方法│2024年
- 【クイックガイド】VPNを匿名で使う3つのヒント
- VPNブロックを回避する方法 — VPNを匿名で使う10のアドバイス
- VPNブロックの回避におすすめのVPN — 完全分析【2024更新】
- ExpressVPN:あらゆるアクセス制限を回避するのにおすすめのVPN
- CyberGhost:ストリーミング専用サーバーで地域限定コンテンツにアクセス
- Private Internet Access:セキュリティ設定を調整でき、さまざまなVPN規制を突破できる
- NordVPN:難読化サーバーでネットワークの厳しい制限もすり抜けられる
- Surfshark:カモフラージュモードでVPN通信を難読化
- VPN接続がブロックされる理由は?
- VPNブロックの種類
- 【よくある質問】匿名でVPNを使い、検知不可能にする方法
- VPNを匿名化して検出を防ぎ、アクセス制限を回避しましょう
「VPNに接続するとサイトが見れない!」このようなトラブルに遭遇したことはありませんか?
Webサイトやオンラインサービス、政府機関、インターネットプロバイダなどは、さまざまな理由でVPNからの通信をブロックしています。このようなアクセス制限は本当に困りますが、すべてのVPNで回避できるわけではありません。そのため、VPNによってはオンラインコンテンツやサイトが見られなくなってしまうケースがあるのです。
ご安心ください。適切なVPNを使えば、サーバーに接続するだけでアクセス制限を回避できるようになります。「VPNに接続したらサイトにアクセスできなくなった…。」そんなときは、この記事でご紹介する10のアドバイスを参考にしてみてください。VPN接続のブロックを回避できるはずです。それでもうまくいかない場合は、より強力なセキュリティ機能とプライバシー機能が備わった高品質VPNへの乗り換えを検討しましょう。
90社以上のVPNを徹底検証したところ、VPNで匿名性を確保し、アクセス制限を回避するにはExpressVPNが一番おすすめであることが分かりました。世界各国に多数の難読化サーバーがありますから、VPNを使っていることを隠せます。ExpressVPNはIPアドレスを定期的に更新しており、高度なセキュリティ機能もありますから、VPNブロックと地域制限をラクラク回避できます。ExpressVPNは30日間返金保証付きなので、リスクなしで体験してみましょう。満足できなかった場合、全額を返金してもらえます。
【注意】vpnMentorでは、ルールや法律を違反するためにVPNを使うことを容認しません。法的なトラブルに巻き込まれないよう、VPNの使用に関する規制や法律についてきちんと調べてください。
【クイックガイド】VPNを匿名で使う3つのヒント
- 安全性の高いVPNを使いましょう。ExpressVPNがおすすめです。ネットワーク全体で自動的に難読化が行われます。しっかりしたプライバシー機能もあるので、どんなVPNブロックやファイアウォールも簡単に回避できます。
- サーバーを切り替えましょう。VPNに接続してサイトが見られない場合、VPNのIPアドレスがブラックリストに登録された可能性があります。サーバーを切り替えることで、ブロックされていないIPアドレスを取得できます。
- ポートを変更しましょう。VPNブロックのテクニックとして、VPNプロトコルがよく使うポートからの通信を拒否する手法があります。その場合、ポートを切り替えるとブロックを回避できます。ポートを手動で切り替えられるVPNもありますから、443番ポートまたは80番ポートをお試しください。
VPNブロックを回避する方法 — VPNを匿名で使う10のアドバイス
1. 安全性の高いVPNを選ぶ
セキュリティ機能をカスタマイズでき、サーバーネットワークの信頼性が高いVPNなら、アクセス制限をラクに回避できます。VPNには、地域制限やファイアウォールを回避しつつ、VPNの使用を隠す機能が備わっています(軍レベルの暗号化、難読化機能、幅広いプロトコル、キルスイッチ、データ漏洩防止機能など)。また、サーバーネットワークが大規模で、定期的にIPアドレスを更新しているVPNなら、ブロックされたサーバーに接続される可能性は低いでしょう。
このような機能をいくつか提供していても、アクセス制限を回避するための高度な設定(難読化など)がないVPNもあるので、VPNは慎重に選びましょう。また、多くのVPNは継続的にサーバーインフラのメンテナンスを行っていないため、VPNのIPアドレスをブロックするサイトや組織に対抗できません。
つまり、Netflixやサイトへのアクセス制限を時々回避できても、「いつも確実に」回避できるVPNはごくわずかなのです。さらに、ネットワークや政府のファイアウォールのように、厳しいアクセス制限を回避できるVPNはほんの一握りにすぎません。ExpressVPNはあらゆる種類のVPN規制を確実に回避できるので、一番おすすめです。設定を変えなくても、接続するだけで匿名になれます。
2. 難読化サーバーを使う
難読化とは、VPN接続を通常のインターネット接続に見せかけ、VPNの使用を隠すことです。大半のセキュリティプロトコル(OpenVPNなど)はメタデータを含むので、VPNを使っていることを知られてしまいます。ネットワークや政府が導入したファイアウォールなど、厳しいVPNブロックは回避するのが難しいのです。
難読化はメタデータを並べ替えて読み取り不可能にすることで、この問題を対処します。さらに、ブロックされないように、一定時間ごとにポートを切り替える難読化サーバーもあります。ディープパケットインスペクション(DPI)やその他の方法を用いてVPN通信をブロックしているネット検閲が厳しい国(中国など)では、難読化が特に役立ちます。
難読化を使いたい場合、全サーバーで通信を難読化するVPN(ExpressVPNなど)を使うのが一番手っ取り早いでしょう。また、アプリの設定から難読化を有効にできるVPNもあります。一般的に、ステルス機能(Stealth)やスクランブル機能(Scramble)と呼ばれています。
3. サーバーを切り替え、IPアドレスを変更する
現在の接続でサイトへのアクセスが拒否される場合、サーバーを切り替えることで解決できることがあります。複数のユーザーが同じIPアドレスでサイトにアクセスしようとすると、サイト側はVPNのIPアドレスであると判断してブロックすることがあるのです。また、地域制限がかかったサイトやストリーミングサービス(NetflixやAmazonプライムビデオなど)も、VPNのIPアドレスを検出するとアクセスを拒否します。ライセンス契約を守るためです。
サーバーが多いほど、ブロックされていないIPアドレスが割り当てられる確率が高くなります。例えば、Private Internet Accessは90か国に29,650以上サーバーがありますから、膨大な数のIPアドレスが利用可能です。ほとんどの国に1台以上のサーバーが設置されていますから、サイトが1台のサーバーをブロックしたとしても、同じ国の別のサーバーに切り替えることでコンテンツにアクセスできるようになります。ほとんどの場合、VPN接続をいったん切ってから、同じサーバーロケーションに再接続すれば新たなIPアドレスが割り当てられます。
特定のサイトにアクセスできるサーバーがなかなか見つからない場合、VPNのカスタマーサポートに相談しましょう。また、特定のサイト向けに専用サーバーが用意されていることもあります。例えば、CyberGhostは、BBC iPlayerやHulu、Netflix、Amazonプライムビデオなど、幅広い動画配信サービス向けに「ストリーミング専用サーバー」を提供しています。アクセス制限を必ず回避できるよう、CyberGhostはストリーミング専用サーバーのIPアドレスを定期的に確認・更新しています。
4. ポートを変更する
アクセス制限を回避するには「443番ポート」と「80番ポート」がベストです。ポートとは、デバイスがほかのデバイスとやり取りするために使う「出入口」のようなものです。もっとも広く使われているOpenVPNプロトコルは「ポート 1194」を使用しているため、大半のWebサイトはポート 1194から通信をブロックしています。一方、オンラインバンキングでの取引やネットショップでの安全なチェックアウトなど、機密データのやり取りにはHTTPSが使われますが、HTTPSからの通信には433番ポートと80番ポートが使用されています。「443・80番ポートからの通信=VPNからの通信」とは限らないため、ほとんどブロックされません。
手動でポートを変えられるVPNとして、Private Internet Accessが挙げられます。VPN接続が拒否されたら、試行錯誤してアクセス制限を回避できるポートを探しましょう。「Protocols」画面で「Local Port」に番号(443、80など)を入力すると、ポートを変更できます。VPNがポートの変更に対応していない場合、SSTPプロトコルをお試しください。このプロトコルはデフォルトで443番ポートを使っているからです。すべてのVPNがこのプロトコルに対応しているわけではありませんが、IPVanishのWindowsアプリではSSTPが使えます。
ポートを変更すると、動画配信サービスなどによる比較的緩いアクセス制限を回避できる場合がありますが、DPI(ディープパケットインスペクション)のような厳しい制限を避けることはできません。
5. セキュリティプロトコルを変更する
VPNブロックを避けやすいプロトコルとそうでないものがあります。プロトコルとは、デバイスと接続先のサーバーとの間でどのようにVPNデータがやり取りされるか決める約束事です。プロトコルの種類を理解しておくと、検出を避けるのに最適なものを選びやすいと思います。
- WireGuard
高速でブロック解除力が高いため、多くの一流VPNが採用しているオープンソースプロトコル。ストリーミングなど、データ通信量が多いアクティビティに適しています。 - Lightway
WireGuardの代替としてExpressVPNが独自に提供しているプロトコル。オープンソースで、安全性が監査済み。高速通信を実現するように設計されています。珍しいプロトコルなので検出されにくく、アクセス制限を回避できる確率が高めです。 - OpenVPN
もっとも広く使われているVPNプロトコル。安全性が高く、オープンソースですが、あまりにも普及しているため、ブロックを回避できないことがあります。OpenVPN TCPまたはOpenVPN UDPを選べるVPNもあります。TCPのほうがブロックを回避しやすいものの、UDPより低速です。 - SSTP
SSTPプロトコルは、大半のHTTPS通信と同じ443番ポートを使うため、通常の通信に見せかけてブロックを避けられます。ただし、Windowsでしか使えません。 - L2TP/IPSec
VPNブロックを回避できる確率が高いプロトコル。L2TPだけでは通信は暗号化されませんが、IPSecと併用すると、256ビット暗号化に対応したプロトコルになります。大半のVPNで利用可能であるものの、ほかのプロトコルよりかなり低速です。 - IKEv2
安全性が高く、高速で、軽量なので、モバイル端末に適しています。ただし、このプロトコルは500番ポートしか使わないため、ブロックされやすいのがデメリットです。 - PPTP
もっとも古いプロトコルの1つで、セキュリティも古くなっています。高速ですが、強力なプライバシー保護は行えないため、ブロックされがちです。
6. モバイルデータ通信に切り替える
Wi-FiネットワークでVPN接続がブロックされる場合、モバイルデータ通信に切り替えれば簡単に回避できます。学校や職場では、アクセス可能なコンテンツを管理するためにVPNをブロックしています。Wi-Fiをオフにしてモバイルデータ通信を使うことで、制限を回避してVPNを使えるようになります。ただし、ディープパケットインスペクションや政府のネット検閲を避けることはできません。
なお、ストリーミングやゲームなど、データを大量に使用するアクティビティを行う場合は注意が必要です。この記事でおすすめしたVPNは帯域使用量が無制限ですが、モバイル契約のデータ利用量は無制限とは限りません。データ利用量が無制限ではない場合、高額の料金を請求されないよう、通信量をきちんと把握しましょう。
7. 専用IPアドレスを取得する
専用IPアドレスを使えるのはあなただけですから、ブラックリストに登録される可能性は極めて低いと言えます。通常、VPNサーバーに接続すると、同じサーバーに接続されているほかのユーザーと共用のIPアドレスが割り当てられます。多くのユーザーが同じIPアドレスを同時に使うため、サイト側に怪しまれることがあるのです。専用IPアドレスならアクセス制限を回避しやすいですし、サーバーを頻繁に切り替えると表示されることが多いCAPTCHAセキュリティアラートも防げます。
専用IPアドレスは追加の月額料金がかかることがほとんどです。CyberGhostとPrivate Internet Accessなら、手頃な価格で専用IPアドレスをゲットできます。
8. DNS設定を変更する
インターネットサービスプロバイダによるアクセス制限を回避するには、DNS設定を変更するのが効果的ですが、おすすめしません。この方法では、プロバイダのDNSサーバーを通らないように通信経路を変えてブロックを防ぎますが、セキュリティの観点では、もっとも安全な方法ではありません。
VPNが独自のプライベートDNSサーバーを使っている場合、DNS設定を変える必要はないはずです。すべてのVPNがプライベートDNSサーバーを提供しているわけではなく、むやみにDNS設定を変えるとIPアドレスとDNSアドレスの不一致とDNS漏洩が生じることがあり、VPNがブロックされやすくなってしまいます。プライベートDNSサーバーを使うと、DNSリクエストはVPNを直接経由し、サードパーティによる検知・ブロックを防げます。
Private Internet Accessなど、アプリでDNS設定を変えられるVPNもあります。デバイスの設定から変えることもできますが、難易度は高めです。なお、DNS設定を変えてもディープパケットインスペクションは回避できません。
プロバイダによるアクセス制限を避けたい場合、次のDNSサーバーがおすすめです。
- CloudFlare:1.1.1.1、1.0.0.1
- Google:8.8.8.8、8.8.4.4
- OpenDNS:208.67.222.222、208.67.220.220
9. VPNを手動でインストールする
VPNを手動でインストールすると、検出とブロックを防げる場合があります。アプリストアからダウンロードすると、VPNを使っていることを部外者に知られてしまいますが、ダウンロードリンクを介してVPNをインストールすれば、匿名でVPNを使えます。
いくつか注意事項があります。漏洩対策やキルスイッチなど、通常は使えるVPNのセキュリティ機能は使えません。また、サーバーを切り替えるには、別の設定ファイルをダウンロードして、もう一度手動設定を行わなければなりません。
また、手動インストールに対応しているVPNが必要です。多くのVPNは手動インストールに対応していますが、すべてではありません。ExpressVPNはOpenVPNとL2TP/IPSecの設定ファイルを提供しています。OpenVPNの設定ファイルだけ提供しているVPNも数社あります。手動設定の手順はこちらです。
- サーバーを選びます。VPNの公式サイトにロケーション一覧が掲載されていますから、接続したいロケーションを選び、ロケーション情報と利用可能なプロトコル(通常はOpenVPN、WireGuard、またはIPsec)を書き留めてください。次に、VPNの手動設定ページにアクセスし、該当するプロトコルの設定ファイルをダウンロードします。
- サーバー情報を入力します。ネットワーク設定または詳細設定で入力できるはずですが、サードパーティの設定アプリが必要なこともあります。ExpressVPNは、Macには「TunnelBlick GUI」、Windowsには「OpenVPN GUI」を推奨しています。
- VPNに接続します。VPNのメールアドレス(またはユーザー名)とパスワードを入力し、画面の指示に従って設定を進めてください。これでデバイスのホーム画面からVPNに接続できるようになります。Macの場合はメニューバーで、Windowsの場合はOpenVPN GUIアプリで接続できます。
10. VPN通信をリダイレクトする
SSHまたはSSL/TLSプロキシトンネルを介してVPNデータを送信すると、アクセス制限を回避できるようになります。通信が2重に暗号化され、VPN通信がネットワークファイアウォールをすり抜けやすくなるのです。
- SSHトンネル
ポートフォワーディングを介して2つのデバイスを繋ぐトンネル(例えば、自宅のパソコンを職場のノートパソコンと繋ぐなど)。別のデバイスを通してデータを送信することで、ネットワークのVPNブロックを回避できるようになります。ただし、通信速度が極端に遅くなる傾向があり、ストリーミングやゲームには向きません。 - SSL/TLSトンネル
主にHTTPSのやり取りに使われるトンネル。このトンネルを介してVPN通信を行うと、VPN接続が隠され、検出・ブロックされにくくなります。
SOCKS5・Shadowsocks(シャドーソックス)は、プロキシサーバーを介して通信を行うことでネットワークのブロックを回避します。SOCKS5は地域制限を回避するのに役立ち、シャドーソックスはブロック解除力が高いことで知られています。グレートファイアウォールを回避するために中国で開発されたもので、現在も広く使われています。
ただ、通常はこれらのプロキシを介してVPNデータを送信することはできません。それぞれ別に接続しなければならないので、通信が暗号化されず、もっとも安全な回避策とは言えません。
IPVanishは、SOCKS5プロキシを提供しています。一方、Private Internet Accessはユニークなマルチホップ機能があります。通信を難読化してから、VPNサーバーとシャドーソックスまたはSOCKS5プロキシを経由して送信されるのです。速度は大幅に低下しますが、手ごわいVPN規制を回避できるようになります。
VPNブロックの回避におすすめのVPN — 完全分析【2024更新】
1. ExpressVPN:あらゆるアクセス制限を回避するのにおすすめのVPN
2024年4月に有効 リスクなしで30日間体験
- 日本を含む105か国に3,000台以上のサーバー。全サーバーに難読化機能があり、VPN通信を検出されずにブラウジングできる
- 監査済みノーログポリシーでプライバシーを確実に保護
- 同時に8台を接続可能
- 利用可能な動画配信サービス:Netflix(アメリカ版など多数のライブラリ)、Disney+、HBO Max、Hulu、BBC iPlayer、Vudu、DAZN Japan、Abema TV、GYAO!、ほか多数
- 対応機器:Windows、Mac、iOS、Android、Linux、ブラウザ、ルーター、スマートテレビなど
- アプリとブラウザ拡張機能は日本語に対応
- 知識ベース、チャットサポート、メールサポートは日本語に対応
ExpressVPNはVPN接続のアクセス制限を回避するのに一番おすすめのVPNです。中国など、VPNが完全にブロックされている国でも使えます。3,000台の全サーバーに自動難読化機能が備わっているのが注目ポイント。ディープパケットインスペクションが検出された場合、サーバーの難読化機能が自動的に有効になり、VPN接続を通常の接続に見せかけることができます(検出不可能になるわけです)。さらに、ExpressVPNはIPアドレスを定期的に更新し、IPアドレスを基にした幅広いブロック(地域制限など)を回避できるようにしています。
プライバシー機能とセキュリティ機能も備わっており、VPN接続の検出とブロックを防げます256ビット暗号化やキルスイッチ、IPアドレス・DNSの漏洩対策により、位置情報が隠され、サイトにブロックされないようになります。例えば、VPN接続が不意に切れた場合、Network Lock(キルスイッチ)がネット通信を遮断し、データ漏洩を防いでくれます。オンラインツールを使い、25台のサーバーに対して漏洩テストを実施したところ、データ漏洩は一切検出されませんでした。
ExpressVPNのLightwayプロトコルはあまり広く使われていないため、VPNの使用が検出されにくくなります。Lightwayを使ったところ、VPNブロックが非常に厳しいサイト(NetflixやDisney+、BBC iPlayerなど)の地域制限を回避できました。
Lightwayは安全であるだけでなく(セキュリティ企業の監査済み)、ExpressVPNで利用可能なほかのプロトコル(OpenVPN TCP・UDP、IKEv2、L2TP/IPSec)よりはるかに高速です。4つのセキュリティプロトコルから選べますから、VPNに接続してアクセスが拒否された場合は別のプロトコルに切り替えてアクセス制限を回避できます(検証ではブロックされませんでしたが)。
ExpressVPNのデメリットは、料金が高めであることです。料金プランは$6.67/月~となっています。とは言え、割引キャンペーンが行われていることが多く、12か月プランに加入したところ、契約が無料で3ヶ月延長されました。一番オトクなのは年間プランです。月額料金がかなり安く、機能と特徴は短期プランと同じです。
30日間返金保証がありますから、ExpressVPNをリスクなしで試せます。完全に満足できなかった場合、気軽に返金を受けられます。ExpressVPNを24日間試した後、24時間年中無休のライブチャットで払い戻しを希望しました。解約理由を聞かれることもなく、すぐに承認され、3日以内に返金されました。
期間限定でExpressVPNのプランが最大49%オフ!お見逃しなく!
2. CyberGhost:ストリーミング専用サーバーで地域限定コンテンツにアクセス
- 100か国に11,690台以上のサーバー(東京にもサーバーあり)。特殊サーバーも利用可能。専用IPアドレスを取得できる
- WireGuard、OpenVPN、L2TP/IPSec、IKEv2、PPTPに対応
- 同時に7台を接続可能
- 利用可能な動画配信サービス:Netflix(アメリカ版やイギリス版、日本版など多数のカタログ)、Disney+、HBO Max、Hulu、BBC iPlayer、Vudu、日本版Amazonプライムビデオ、ほか多数
- 対応機器:Windows、Mac、iOS、Android、Linux、ブラウザ、ルーター、スマートテレビなど
- Mac、iOS、Androidアプリは日本語に対応
CyberGhostのストリーミング専用サーバーは、地域制限を回避するのに役立ちます。20か国以上に設置されており、世界中の動画配信サイトにアクセスできるように設計されています。CyberGhostはストリーミング専用サーバーのメンテナンスを定期的に行い、アクセス制限を確実に回避できるようにしています。アメリカだけでも、Disney+やESPN、Hulu、HBO、Netflix、ほか6個のストリーミングサービス向けの専用サーバーが設置されています。各サーバーを試した結果、各サイトに問題なくアクセスできました。イギリスのBBC iPlayer専用サーバーもうまくいきました。
CyberGhostなら専用IPアドレスを取得できますから、ブロックされたサーバーや制限を回避できないサーバーがあっても問題ありません。7か国のIPアドレスをゲットできます(アメリカ、イギリス、ドイツ、オランダ、シンガポール、オーストラリア、カナダ)。通常、VPNサーバーに接続すると共用IPアドレスが割り当てられるので、多数のユーザーが同じIPアドレスを使うことになります。複数のユーザーが同じIPアドレスを使っているのをサイト側に検出されると不正行為と疑われてしまい、IPアドレスがブロックされてしまいます。自分専用のIPアドレスなら、このようなトラブルは発生しにくくなります。専用IPアドレスは有料アドオンですが、CyberGhostなら格安です($4.25/月~)。
256ビット暗号化やDNS・IPアドレスの漏洩対策、キルスイッチなど、CyberGhostは強力なプライバシー機能とセキュリティ機能があるので、VPNの検出を防げます。キルスイッチが作動するか調べるため、YouTube動画を再生中にサーバーを切り替えてみました。サーバーに再接続されるまでWebページは一時的にブロックされ、IPアドレスの漏洩を防げました。
CyberGhostのデメリットについて、ExpressVPNとは違い、難読化機能はありません。そのため、中国のグレートファイアウォールのような非常に厳しいVPN規制は回避できません。とは言え、CyberGhostのセキュリティ機能を使えば、ネットワークのファイアウォールと地域制限を回避できます。
CyberGhostの長期プランはわずか$2.03/月です。短期プランでも同じ機能を使えますが、長い目で見れば長期プランのほうがはるかにお得です。また、長期プランは返金保証が45日間に延長されます(短期プランは14日間)。
CyberGhostの返金保証を試してみました。24時間年中無休のライブチャットでサポートに問い合わせ、払い戻しを希望したのです。利用体験に関する質問にいくつか答えると返金が承認され、4日以内に口座に振り込まれていました。
3. Private Internet Access:セキュリティ設定を調整でき、さまざまなVPN規制を突破できる
- カスタマイズ可能なセキュリティ機能があり、VPN規制に応じて接続を調整できる
- 厳格なノーログポリシーでしっかりとプライバシー保護
- 同時に無制限台を接続可能
- 利用可能な動画配信サービス:アメリカ版Netflix、Disney+、HBO Max、Hulu、BBC iPlayer、Vudu、ほか多数
- 対応機器:Windows、Mac、iOS、Android、Linux、ブラウザ、ルーター、スマートテレビなど
- アプリとブラウザ拡張機能は日本語で利用可能
PIAは設定を柔軟に変えられるので、あらゆる種類のアクセス制限を突破できます。地域制限がかかったサイトが見られない場合、プロトコルを切り替えてみるとうまくいくかもしれません。OpenVPN、WireGuard、IPsec(iOSのみ)から選べます。また、手動でポートを切り替えることも可能です。「Local Port」にポート番号を入力して再接続しましょう。
PIAはマルチホップ機能とシャドーソックスによる難読化機能がありますから、VPNの使用を知られる可能性がさらに低くなります。通信はプロキシサーバーも経由し、VPNを使っていることを隠せます。ただし、通信がかなり遅くなります。試したところ、速度が50%も低下してしまいました。また、中国など、VPNがブロックされている国で使えるという保証はありません。
Private Internet Accessのサーバーネットワークは巨大です。日本を含む90か国に29,650台以上のサーバーがあります。PIAの検証で、アメリカ西のストリーミングサーバーに接続したのですが、ほんの数秒でHuluにアクセスして映画「デッドプール」を見られるようになりました。地域制限が厳しいことで知られているDisney+も試した結果、スムーズにアクセスできました。現在接続しているサーバーがサイトにブロックされても、ほかに多数のサーバーがありますから、アクセス制限を回避できるものが見つかるはずです。
アプリは詳細設定が多いので、使いにくいと感じるかもしれません。しかし、PIAのブロック解除力が高いのは、設定が多いからなのです。機能の使い方について質問がある場合、PIAは24時間年中無休のライブサポートがありますし、公式サイトに便利なガイドも用意されています。
PIAのプランはすべて妥当な価格ですが、一番お得なのは$2.03/月の長期プランです。機能や特徴は全プラン共通ですが、短期プランを選ぶと月額料金が高くなってしまいます。長期プランのほうがコストパフォーマンスが高いのです。長期プランに加入したところ、契約が無料で2ヶ月延長されました。また、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、シンガポール、あるいはドイツの専用IPアドレスを月額$3.75~で取得できます。
30日間返金保証付きなので、PIAの良さを実感してみてください。満足できなかった場合、簡単に返金してもらえます。本当に返金してもらえるか調べるため、24時間年中無休のチャットサポートで返金を申請しました。返金手続きはとても簡単で、すぐに承認され、5日以内に口座に振り込まれていました。
4. NordVPN:難読化サーバーでネットワークの厳しい制限もすり抜けられる
- 111カ国の計6,339台のサーバーでIPアドレスを取得可能
- トップクラスのセキュリティ機能と監査済みのノーログポリシーが、オンライン保護を確実に実行
- 10 台のデバイスに同時接続
- 対応サービス: Netflix, Disney+, BBC iPlayer, Hulu, その他
- 対応OS: Windows、macOS、Android、iOS、Linux、ブラウザ、ルーター、その他
NordVPNは、ストリーミングやオンラインアクティビティをプライベートに維持するために探しているかどうかにかかわらず、堅実なVPNです。NordVPNを際立たせているのは、特定のアクティビティに特化したサーバーカテゴリを提供し、使いやすくしている点です。また、独自の安全なプロトコル(NordLynx)を開発し、オンラインセキュリティを損なうことなく、(ストリーミングやトレントのような)高帯域幅のアクティビティのための印象的な速度を提供しています。
ストリーミング専用サーバーは提供していませんが、安全なトレントやセキュリティ強化のため、P2PとDouble VPNサーバーを用意しています。すべてのサーバーは国別に整理されており、NordVPNを広範囲にテストしたところ、通常のローカルサーバーでも快適にストリーミングできました。動画は瞬時に読み込まれ、視聴中にバッファも発生しませんでした。
また、NordVPNはネットワークの制限を回避したい場合も便利です。難読化サーバーが、VPN通信を通常の暗号化されていない通信に見せかけて、厳しいファイアウォールやVPNブロックを回避できます。学校や職場など、制限のあるネットワーク上で利用したい場合に便利です。
このほかにも、独自のセキュリティ機能を多数搭載しています。Threat Protectionは、トラッカー、マルウェア、感染したウェブサイトから保護し、さらに広告をブロックします。 YouTubeの広告はブロックされませんでしたが、Androidのゲーム内広告やブラウザのポップアップはブロックされました。もう一つの注目すべき点は、そのオニオンサーバーで, 追加のセキュリティのためにTorネットワークに直接接続することができます。 これらのサーバーと内蔵されている漏れ対策と停止スイッチを組み合わせることで、行動を常に非公開にすることができます。
一番の問題は、NordVPNがサーバーに接続するのにとても長い時間がかかることがあることでした。ある時、アプリを強制終了して、もう一度やり直さなければなりませんでした。最後には、いつも接続することができたので、大きな問題ではありませんでしたが、少し困りました。
NordVPNにはオトクなプランがあり、$3.09/月から利用できます。また、追加料金で専用IPを取得することもでき、過密サーバーに伴うトラブル(速度低下や接続が不安定になるなど)を回避するのに便利です。
また、すべてのプランで30日間の返金保証を提供しているので、金銭的なリスクなく自由にNordVPNを試すことができます。私は約1ヶ月間使用した後、24/7ライブチャットで返金要請をしましたが、保証は守られていました。わずか数日で全額返金されました。
5. Surfshark:カモフラージュモードでVPN通信を難読化
- 100カ国に3,200台の高速サーバーがあり、快適に利用できる
- あらゆるレベルのユーザーに対応する使いやすいアプリ
- 無制限台のデバイスを同時接続
- 対応サービス: Netflix, Disney+, BBC iPlayer, Hulu, その他
- 対応OS: Windows、macOS、Android、iOS、Linux、ブラウザ、ルーター、その他
Surfsharkは100カ国に3,200 台のサーバーを持ち、距離に関係なく一貫して高速な速度を提供しています。テストでは、ローカルサーバーは、基本的な速度とほぼ同じ結果を与えました 。ストリーミング、トレント、ゲームを何の中断もラグもなくプレイすることができました。許容できる速度低下は約20%であり、Surfsharkを使用すると、遠くのサーバーであっても、より少ないことを期待することができます。
セキュリティに関しては、業界標準のAES 256ビット暗号を提供し、これは利用可能な最も強力なものです。トラフィックが常に暗号化されていることを確認するために、すべてのアプリに停止スイッチを備えており、設定メニューから1クリックで有効にできます。これを、連続的にサーバーに接続してテストしました。サーバーを変更する間の少しの時間、私のインターネットはオフになっていたので、IPアドレスがストリーミングサイトに公開されたり。
Surfsharkは、制限のあるネットワークで通信を保護したい場合にも最適です。Camouflageモードがありますので、VPN通信を通常のネット通信に見せかけることができるからです。さらに、安全性に問題のあるネットワークを検出すると自動的に起動し、最適なサーバーのリストを表示する「NoBorders」機能も備えています。
そのアプリは本当に分かりやすく、きちんと整理されているので、VPN初心者でも問題なく使えるでしょう。Quick-Connectボタンがあり、最速のローカルサーバーまたは最も近い海外サーバーを選択して、最適な速度を提供します。しかし、必要であれば、サーバーリストから特定の場所を選択することができます。また、よく使う場所をお気に入りに登録することで、次回から簡単にアクセスできるようになるのも良かったです。
Surfsharkの唯一の好ましくない点は、9アイズ情報共有同盟の一部であるオランダに拠点を置いていることです。しかし、それはノーログポリシーを持っており、そデータとブラウジングアクティビティを収集または保存しないことを意味します。そのサーバーはすべてRAMのみなので、ユーザーの情報は再起動するたびにサーバーから削除されます。これは、第三者が要求しても、何も共有できないことを意味します。
Surfsharkの長期契約は、わずか$2.89/月 で取得することができます。また、わずかな追加料金で利用できるSurfshark Oneバンドルを選択することをお勧めします。アンチウイルス、サーチ(プライベート検索エンジン)、アラート(個人情報漏洩の際に通知する機能)が付いています。
すべてのプランに、30日間の返金保証がついています。Iサービスが期待にそぐわない場合、簡単に返金してもらうことができます。私は、24/7ライブチャットでサポートに連絡し、これをテストしました。エージェントとの短い会話の後、私はわずか4日間ですべてのお金を取り戻しました。
6. PrivateVPN:Stealth VPN機能でアクセス制限を回避
- Stealth VPN(難読化)、256ビット暗号化、厳格なノーログポリシーにより、匿名でブラウジングできる
- 63か国に200台以上のサーバー
- 同時に10台を接続可能
- 利用可能な動画配信サービス:Netflix、Disney+、HBO Max、Hulu、BBC iPlayer、Vudu、ほか多数
- 対応機器:Windows、Mac、iOS、Android、Linux、ルーター、スマートテレビなど
PrivateVPNの難読化機能「Stealth VPN」を使うと、非常に厳しいアクセス制限やファイアウォールも回避できます。ディープパケットインスペクション(DPI)が行われていてもデータを隠せますし、中国など、ネット検閲が厳しい国でも使えます。Stealth VPNのほかにも、2つのポート番号から選べます(443または22)。キルスイッチとDNS・IPアドレスの漏洩対策もあり、データが流出することはありません。
PrivateVPNは使いやすいデザインなので、プライバシー保護を簡単に強化し、アクセス制限を突破できます。Stealth VPNと同様、大半のセキュリティ設定はワンクリックで有効にできます。プロトコルとポートの設定も見やすく整理されていて、アプリから容易に変えられます。443番ポートでOpenVPN TCPを使うように設定しました。IKEv2/IPsec、IPsec、L2TP/IPsec、PPTPプロトコルも利用可能です。
地域限定コンテンツもスムーズにアクセスできます。今回試した5か国のNetflixライブラリにアクセスできました(日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、オーストラリア)。イギリスサーバーに接続するとBBC iPlayerで「イーストエンダーズ」を見られるようになりました。Sky GoにアクセスできるVPNは少ないものの、PrivateVPNなら問題ありません。
些細なことですが、PrivateVPNのデメリットはサーバーネットワークが比較的小規模であることです。そのため、ブロック解除力が低いだろうと思ったのですが、そうではありませんでした。15か国の「Dedicated IP」を無料で提供していますが、これは専用IPアドレスではありません。ずっと変わらない「静的IPアドレス」であり、ほかのユーザーと共用です。通常のサーバーでDedicated IPを使い、さまざまなサイトや動画配信サービスを試したのですが、すべて問題なくアクセスできました。
PrivateVPNは複数のプランがあり、料金はわずか$2/月~です。長期プランが一番オトクでしょう。短期プランでも同じ機能を使えますが、月額料金は長期プランより割高です。
PrivateVPNは30日間返金保証がありますから、機能や特徴を安心して試せます。満足できない場合、全額を返金してもらえます(ただし、100GB以上使わないようにご注意ください)。保証を守っているか調べるため、3週間後に払い戻しを申請しました。ライブチャットで問い合わせたところ、すぐに対応してくれました。数分以内に返金が承認され、3日で口座に振り込まれていました。
7. IPVanish:SOCKS5プロキシとスクランブル機能で検出されずにブラウジング
- 全プランでSOCKS5プロキシが利用可能。高速でサイトのブロックを解除できる
- 90か国に2,400台以上のサーバー
- 同時に無制限台を接続可能
- 利用可能な動画配信サービス:Netflix、Disney+、HBO Max、Hulu、BBC iPlayer、Vudu、ほか多数
- 対応機器:Windows、Mac、iOS、Android、Linux、ブラウザ、ルーター、スマートテレビなど
- メールとチャットサポートは日本語OK
地域制限を突破し、ファイアウォールを回避できるよう、IPVanishはSOCKS5プロキシ接続を提供しています。SOCKS5プロキシとは、IPアドレスを変更するためにVPNの代わりに使えるもので、通信は暗号化されないため、VPNより高速です。
IPVanishのVPNアプリでOpenVPNプロトコルを選ぶと、Scrambleという難読化機能が使えるようになります。ネット検閲が厳しい国で役立ちます。この機能を試したところ、PIAとは違い、カスタマイズする必要はほとんどありませんでした。設定はシンプルで、チェックボックスをクリックするだけでオン・オフを切り替えられます。ただし、PIAと同様、IPVanishは中国で使えることを保証していません。256ビット暗号化、キルスイッチ、IPv6漏洩防止機能により、個人情報をしっかり保護できます。
(image8)ドロップダウンメニューから選ぶだけで、ポートを切り替えられます
OpenVPN(UDP・TCP)のほかに、WireGuard、IKEv2、IPSec、L2TPにも対応しています。プロバイダのアクセス制限を回避するには、検出されにくい「OpenVPN TCP」がおすすめです。なお、TCPはUDPより遅い場合があります。とは言え、VPNの使用を匿名化したい場合、ポートを1194番または443番に変更できます。
残念ながら、IPVanishで動画配信サービスの地域制限を必ず回避できるとは限りません。AmazonプライムビデオとDAZNにはアクセスできず、アメリカ版とイギリス版Netflixにアクセスするには、サーバーを何度か切り替えなければなりませんでした。とは言え、Hulu、Disney+、HBO Maxのアクセス制限は確実に回避できました。
IPVanishの長期プランは$2.99/月~です。短期プランもありますが、月額料金は高めです。長期プランに加入すると、IPVanishのセキュリティソフト「VIPRE」を無料で使えますから、とてもお得です。
IPVanishの全プランが30日間返金保証の対象です。試したところ、ほんの数分で返金を申請できました。カスタマーサポートに問い合わせる必要はありません。アカウントにログインし、[My Account] > [Subscription] > [I wish to cancel my subscription.] の順にクリックすると、払い戻しを受けられます。週の終わりまでに全額が返金されました。
VPN接続がブロックされる理由は?
政府のネット検閲
ネット検閲が厳しい一部の国では、VPNの使用が全面的に禁止されています。中国やアラブ首長国連邦、イラン、ロシア、トルコの国民は、インターネットアクセスが制限されているのです。政府によるネット検閲の代表的な例として、中国のグレートファイアウォール(金盾)が挙げられます。GoogleやYouTube、ソーシャルメディア、独立系報道機関などへのアクセスが制限されているのです。ネット上で閲覧できるものを取り締まるため、中国ではVPNも禁止されています。
ExpressVPNやPrivateVPNなど、一部のVPNは難読化機能がありますから、ネット検閲が厳しい国でも確実に使えます。しかし、このような国ではアプリストアからVPNアプリを入手できないことが多いので、入国前にダウンロードするか、Torネットワークを通して入手しなければ使えません。
ライセンス契約と放映権の遵守
ストリーミングサービスは、著作権法上の配信権を守るためにVPNをブロックしています。VPNは地域制限を回避するために使われることが多いため、その対策として、VPN検出技術を導入しているのです。VPNに接続した状態でサイトにアクセスしようとすると、エラーメッセージが表示され、アクセスが拒否されます。「このサイトにアクセスできません」「このサイトにアクセスするには、VPNまたはプロキシを無効にしてください」などと表示されます。
ExpressVPNは難読化機能があり、IPアドレスを定期的に更新しているため、このようなエラーを回避できるはずです。難読化はVPN接続を隠すもので、IPアドレスを頻繁に更新すると、VPNのIPアドレスであることを検出・ブロックされる確率が低くなります。キルスイッチとIPアドレス・DNSの漏洩対策もあるので、VPN接続が切れても、位置情報の漏洩を防げます。
学校や職場での制限
学校や職場では、ファイアウォールを用いてコンテンツへのアクセスを制限しています。特定のURLへのアクセスが禁止されていたり、ギャンブルサイトなど特定のジャンルのサイトが禁止されていたりすることがあります。また、管理者がユーザーのブラウジング状況をモニタリングできるように、VPNの使用が禁止されているケースもあります。
難読化機能があるVPNを使うと、VPN通信であることを検出できなくなり、アクセス制限を回避できるようになります。また、アクセス制限が適用されるのはWi-Fiネットワークだけなので、モバイルデータ通信に切り替えると制限を回避できます。
詐欺防止
多くの金融機関は、詐欺防止のためにVPNをブロックしています。VPNを使うとIPアドレスと個人情報が隠されますが、金融機関はアカウントにアクセスしているのが本人なのか確認するためにIPアドレスを見ています。IPアドレスで本人確認できなければ、不正アクセスであると疑われ、ブロックされてしまうわけです。
おすすめの対処法は、スプリットトンネリングを使うこと。スプリットトンネリングを使うと、どの通信をVPNの暗号化トンネルに経由させるか選ぶことができます(ほかの通信は通常の接続を使います)。例えば、銀行アプリは通常のネットワークを使い、それ以外の通信はVPNを経由させれば良いのです。
ただし、すべてのVPNがスプリットトンネリング機能を提供しているわけではないので、アプリの設定を確認しましょう。ExpressVPNやCyberGhost、PIA、IPVanishはスプリットトンネリング機能があり、ほんの数分で設定できます。また、この記事で紹介したVPNを使えば、問題なくPayPalにアクセスできます。ただし、不正アクセスを疑われないよう、国内サーバーを使うようにしましょう。
不正行為の防止
違法行為を防ぐためにVPNをブロックしている企業や組織もあります。例えば、一部の国と地域では、オンラインギャンブルが禁止されています。また、ずるや違法なギャンブルを防ぐためにVPNをブロックしているカジノサイトもあります。サイトにアクセスするためにVPNを使ったことが検出されると、アカウント停止となったり、出金できなくなったりするので注意しましょう。
さらに、一部のゲーム配信プラットフォーム(Steamなど)は、いわゆる「おま国」の回避を防ぐためにVPNをブロックしています。VPNをブロックすると、ゲームを格安で購入したり、チート行為をしたりできなくなるのです。しかし、オンラインゲームを遊ぶ際、安全を守るためにVPNを使う人はたくさんいます。共有サーバーで他人にプライベートデータを見られるのを防げるからです。
難読化機能があるVPNを使えば、VPNブロックに遭遇せずにネット上で安全を確保できます。難読化を使うと、VPN通信を通常のネット通信に見せかけ、VPNを使っていることをサイト側に知られにくくなるのです。
VPNブロックの種類
IPアドレス制限
IPアドレス制限とは、特定のIPアドレス(または複数のIPアドレス)がコンテンツにアクセスできないように制限することを指します。特定の個人のIPアドレスに対して行われることもあります。例えば、オンラインゲームでチート行為をすると、そのプレイヤーのIPアドレスがブロックされることがあります。また、ギャンブルサイトで稼ぎすぎると、プロギャンブラーと認識され、IPアドレスがブロックされることがあります。
大規模なIPアドレス制限が行われることもあります。中国などでは、国全体でVPNの使用がブロックされていますが、VPNサーバーのIPアドレスも規制の対象です。動画配信サイトは、利用者が地域制限を回避できないようにするために、VPNのIPアドレスをブロックしています。
このようなブロックを回避するには、IPアドレスを定期的に更新しているVPNを使いましょう。そうすれば、サイトやサービスがブラックリストに登録していないサーバーに接続でき、確実にアクセス制限を回避できます。また、サーバーが多いVPNはブロックされにくいのでおすすめです。
ポートブロック
多くのVPNプロトコルは、特定のポートを使ってデータ通信を行っています。例えば、OpenVPNは一般的に1194番ポートを使って通信します。「VPNをブロックしたい」というサイトの管理者は、VPNがよく使うポート(1194など)をブロックすれば良いのです。
このようなブロックを回避するには、ポートを切り替えましょう(VPNがポートの変更に対応している場合)。ポートを変更できない場合、1194番以外のポートを使うVPNプロトコルに切り替えてみましょう(LightwayやWireGuardなど)。
ディープ・パケット・インスペクション(DPI)
VPNに接続すると、データは小さなブロック(パケット)に分割されます。データは暗号化されますが、パケットに含まれる「メタデータ」からVPNの使用が知られてしまうことがあります。DPIは、メタデータからVPN通信を検出してブロックします。アクセス制限の手法としてはかなり高度で、中国のグレートファイアウォールで採用されています。
DPIによる検出を防ぐには、難読化機能があり、複数のプロトコルに対応しているVPNを使いましょう。通常、OpenVPNの暗号化はDPIで検出されやすいため、DPIを回避するにはWireGuardや独自プロトコル(Lightwayなど)を使いましょう。
【よくある質問】匿名でVPNを使い、検知不可能にする方法
プロバイダは自分がVPNを使っていることを見られますか?
はい。しかし、難読化を使うことで検知を避けられます。この記事では、難読化機能があるVPNをいくつかご紹介しました。難読化機能は「Scramble」や「Stealth VPN」といった名称が付けられています。あるいは、厳しいアクセス制限が検出されると難読化設定が自動的に有効になるVPNもあります。
VPNはデータを暗号化し、ネットの利用状況をプロバイダに知られないようにしてくれますが、VPNを使っていることは見られてしまいます。違法行為をしていなくても、VPNを使ったことを理由に注目されたり、VPN接続が拒否されたりすることがあります。プライバシーを強化し、VPNの使用を隠せるように、難読化などの高度なセキュリティ機能があるVPNを使うことをおすすめします。
VPNを使ってNetflixへのアクセスが拒否されたら?
Netflixへのアクセス制限を回避するには、VPN接続の設定を調整しましょう。高度なセキュリティ機能と確かなサーバーが多数あるVPNを使えば、Netflixへのアクセス制限を簡単に回避できます。次の対処法をお試しください。
- サーバーを切り替える。
VPNに割り当てられたIPアドレスがブラックリストに登録された可能性があります。VPNサーバーを切り替えて、別のIPアドレスを取得しましょう。一般的に、VPNをいったんオフにして、再接続すると、新たなIPアドレスが割り当てられます。また、同じ国の別のサーバーロケーションを試してみるのも良いでしょう。 - 難読化をオンにする。
VPNが難読化機能を提供している場合は、有効にしましょう。アクセス制限が検出されると難読化が自動的に有効になるVPNもあります(ExpressVPNなど)。 - データが漏洩していないか確認する。
データ漏洩を検知するオンラインツールを使って、VPNがIPアドレスと位置情報をきちんと隠しているか確認しましょう。これらの情報が漏洩していた場合、より安全なVPNに乗り換えたいものです。この記事でご紹介したVPNのように、漏洩対策機能があるサービスもありますから、ぜひご検討ください。
職場や学校のネットワークファイアウォールを回避する方法は?
難読化機能があるVPNを使えば、ほとんどのファイアウォールを回避できるようになります。難読化とは、VPN通信を通常のネット通信に見せかける、高度なセキュリティ機能のこと。VPNを使っていることを知られにくくし、ファイアウォールをすり抜けられるわけです。
この機能はすべてのVPNで使えるわけではありませんから、VPNの設定か公式サイトをチェックして、難読化が使えるか確認しましょう。プロバイダによって名称は違いますが、「Scramble」や「Stealth VPN」などと呼ばれていることが多いです。
スマホでVPNブロックを回避する方法は?
スマホでアクセス制限を回避する10の方法はこちらをご覧ください。うまくいく方法は、アクセス制限の種類によって異なります。モバイルアプリでは機能と設定が限られているVPNもありますが、この記事でおすすめしたVPNは、モバイルアプリでもさまざまな機能を使うことができ、設定も調整できるので、幅広いアクセス制限を簡単に回避できます。
ブロックの種類にもよりますが、アクセス制限を回避するもっとも効果的な方法をいくつかご紹介します。
VPN接続に対するブロック
- サーバーを切り替える
- 難読化を有効にする
ファイアウォール
- 難読化を有効にする
- モバイルデータ通信を使う
無料VPNでVPNブロックを回避することはできますか?
無料VPNでアクセス制限を回避できることはほとんどありません。ブロック回避に必要な機能がないことが多いのです。アクセス制限を回避したい場合、強力なセキュリティ機能がある、格安の高品質VPNを使ったほうがうまくいきます。難読化があり、サーバーネットワークが大規模で、ポートを切り替えられるサービスを選びましょう。そうすれば、アクセスが拒否されても、さまざまな機能や設定を試行錯誤することで回避できるようになります。この記事でご紹介したVPNは、制限回避に必要な機能がそろっていますし、返金保証付きなので安心して試せます。
無料VPNはめったにIPアドレスを更新しませんし、セキュリティ設定をカスタマイズできないことがほとんどです。また、迷惑な広告を配信したり、ブラウジング状況を追跡したり、ユーザーデータをサードパーティに売却したりして利益を得ています。つまり、無料VPNはプライバシー保護に向かないということです。
VPNを匿名化して検出を防ぎ、アクセス制限を回避しましょう
VPNブロックは、学校や職場、Webサイト、インターネットプロバイダ、ローカルネットワークなどで行われているほか、国全体でVPN規制が導入されているケースもあります。特定のコンテンツにアクセスできないようにするためです。しかし、セキュリティ機能とプライバシー機能が充実しているVPNなら、VPNを使っていることを知られずにインターネットを閲覧できるようになります。安全かつ非公開で、世界中どこでも好きなコンテンツにアクセスできるようになるわけです。
ブロック回避に一番おすすめのVPNは、ExpressVPNです。全サーバーで難読化が可能なので、VPNの使用を検知されないようにすることができます。一流のセキュリティ機能で個人情報を隠し、プライバシー保護にも効果的です。安心の30日間返金保証でExpressVPNを体験しましょう。100%満足できなかった場合、スムーズに返金を受けられます。
まとめとして、VPNのアクセス制限を回避するのにおすすめのVPNはこちら!
アクセス先のサイトに情報が漏洩しています!
あなたのIPアドレス:
あなたの現在地:
インターネットプロバイダ:
ネットの利用状況をトラッキング・監視したり、ターゲティング広告を表示したりするために以上の情報が使用されることがあります。
VPNを使えばこのような情報をアクセス先のサイトから隠して常に情報のプライバシーを守ることができます。一番のオススメはExpressVPNです。350件以上のVPNを検査したなかでナンバーワンのサービスです。 軍事レベルの暗号化とプライバシー機能により、確実にセキュリティ対策できます。また、現在49%オフの割引キャンペーンを実施中です。
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