中国で使える無料VPN おすすめ3選│中国に接続! 2025年
Gmail、YouTube、Instagram、Snapchatなど、中国では多くのオンラインサービスがブロックされています。中国を旅行中はアカウントを利用できないわけです。VPNのサイトもブロックされており、中国国内から入手するのは困難です。VPNなしではアクセスできないアプリやサイトもあり、ニュースサイトやSNSなどは特にそうです。
中国で使えると断言できる完全無料VPNはないものの、現地で使えるものはいくつかあります。とは言え、中国で利用できてもセキュリティが脆弱でプライバシーを保護できないサービスがあるため、安心して使えません。そのため、個人情報を保護するには、中国で繋がるのはもちろん、強力なセキュリティ機能を備えたVPNを選ぶのが重要です。
【比較表】中国で使える無料VPNの特徴
この記事に掲載されているVPNはすべて信用でき、中国で安全に使えますが、機能や特徴は大きく異なります。なぜVPNが必要なのか検討してから選びましょう。
難読化サーバー(Stealth VPNモード)はVPNを使っていることを隠すため、大きなメリットと言えます。また、制限なくインターネットを閲覧するには、高速で、データ使用量が多く、大規模なサーバーネットワークも必須条件でしょう。プライバシーが気になる場合、APKファイルがあるとVPNをこっそりダウンロードできます。また、メールアドレスなどの個人情報を提供したくない場合、登録不要な無料VPNもあります。
中国でおすすめの無料VPN:完全分析【2025年更新】
1. Proton VPN:中国でスムーズに使えるインターネット接続のための無制限データ

2025年9月に有効 リスクなしで30日間体験
注目ポイント | データ無制限・無料で中国で途切れないブラウジングを楽しめる |
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サーバーネットワーク | 日本を含む6ヶ所に無料サーバーが設置されているが、接続できるのは最も近いサーバーのみ |
対応 | Netflix, Max, Peacock, YouTube, Google, TikTok, Facebook, Instagram, その他 |
無料トライアル | 無料プラン |
Proton VPNは、中国での途切れないインターネット接続を実現するため、無制限のデータを提供しています。ほとんどの無料VPNは、月間500MBから10GBのデータ制限を設けており、突然接続が切れてしまうこともあります。この無制限のデータプランにより、必要な分だけ安全な接続を維持できます。突然のデータ制限に悩まされることなく、日常のタスクをスムーズに処理できます。

このサービスには、アメリカ、日本、オランダを含む 6つの拠点にサーバーがあります。アプリは自動的にサーバーの場所を選択します。無料プランでは手動での選択は利用できません。中国にいる場合、距離の近さから日本のサーバーに接続されることがほとんどです。
Proton VPNのセキュリティ機能は、中国での利用に最適です。ProtonMailの開発チームによって作られたもので、スイスの厳しいプライバシー保護法に基づいて運営されています。VPNのノーログポリシーは独立した監査をクリアしており、オープンソースアプリによりセキュリティ研究者がコードを確認できるため、無料VPNでは珍しいレベルの透明性が実現されています。
Stealth プロトコルの速度性能は期待外れです。VPN が機能しなくなった場合、有効にする必要がありますが、これにより速度が大幅に低下する可能性があります。例えば、制限の厳しいネットワークで Stealth を有効にした結果、68%の速度低下を経験しました。
便利な特徴
- WireGuard TCP。UDPプロトコルは通常より高速ですが、不安定なネットワークではTCPの方が信頼性が高い場合があります。これは中国では便利な機能であり、多くの無料VPNではこの機能を提供していません。
- 迅速なカスタマーサポート。プレミアムプランにアップグレードしないと年中無休のライブチャットは利用できませんが、少なくともメールで問い合わせへの返信は受けられます。通常、1~2時間以内に返信が来るため、中国に行く前に技術的な問題や質問がある場合でも、長時間待つ必要はありません。
- Unlimited data
- Strong security features
- Reputable privacy protection
- Slow obfuscation speeds
- Limited server selection
2. hide.me:データ使用量は毎月10GB。中国でネットを閲覧するのに便利
注目ポイント | 永久無料プランのデータ使用量は毎月10GBまで。動画を何時間も視聴できる |
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速度 | 高速(平均速度は25%低下) |
データ制限 | 10GB |
日本語のアプリ | 〇 |
ライブチャットサポートは日本語に対応 | 〇 |
無料トライアル | 永久無料プラン |
hide.meでは毎月10GBまでデータを使用できます。無料の中国向けVPNとしては多いほうです。hide.meを1か月間試したところ、7.61GBしか使いませんでした。Spotifyでポッドキャストを数時間聴いてもニュースを閲覧したりソーシャルメディアアカウントにアクセスしたりするのに十分なデータが残っていました。さらに、全8台の無料サーバーがP2Pファイル共有に対応しているので、大容量Torrentファイルを安全にダウンロードできます。
プロトコルは5個から選ぶことができ、そのうち2つ(SSTPとSoftEther)は中国で使える可能性が高いです。中国で繋がらない場合、ほかのプロトコルに切り替えるか、VPNを手動設定してください。
中国でhide.meを使ったところ、通信速度は良好でした。アメリカの長距離サーバーに接続した状態だと通信速度は30%低下しましたが、無料VPNとしては良いほうです。比較的近いシンガポールサーバーでは20%の速度低下となりました(サーバーとの距離は約4,500キロ)。
登録にはメールアドレスを提供しなければならず、1台のデバイスしか接続できません。また、Amazonプライムビデオ、Max、Hulu、ディズニープラスなどの動画配信サービスに対応していないのも残念です。
便利な特徴
- 24時間年中無休のライブチャット。無料VPNとしては珍しく、hide.meの公式サイトから24時間年中無休のライブチャットで問い合わせられます。接続トラブルを解決するのに便利です。
- StealthGuard。誤ってデータとIPアドレスが公開されないよう、hide.meに接続していなければ特定のアプリを利用できないように設定できます。
- スプリットトンネリング。スプリットトンネリングを使うとVPNから除外するアプリを選べるので、データ使用量をさらに節約できます。中国からiQiyiなどのサイトを閲覧できるように、Chromeを除外しました。一方、Operaの通信はVPNを経由させ、ニューヨークタイムズを読んだりWhatsAppで友達にメッセージを送信したりできるようにしました。
3. Hotspot Shield:中国からソーシャルメディアアプリに安全にアクセスできる
注目ポイント | ブロック解除力が高く、無料版もデータ無制限 |
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速度 | 高速(平均速度は32%低下) |
データ制限 | 無制限 |
ライブチャットサポートは日本語に対応 | 〇 |
無料トライアル | 永久無料プラン |
Hotspot Shieldは中国でソーシャルメディアアカウントにアクセスするのに役立ちました。検証では問題なくSnapchatを利用でき、FacebookやWhatsApp、Gmailのアカウントにもアクセスできました。その理由は、ブロックされやすいOpenVPNではなく、Hydra(ヒドラ)というHotspot Shield独自の高性能プロトコルが使えるからです。
データは無制限なので、中国で好きなだけブラウジングできます。ほかの無料VPNとは違ってデータ制限はありませんから、Spotifyを何時間聴いても接続は切れません。多くの場合、無料VPNは1か月ごとのデータ使用量が少なく、せいぜい数時間しかブラウジングできません。
登録しなくてもアプリを使えるため、厳密に言えば無制限のデバイスで使えるものの、無料アカウントは1デバイスでしか使えません。
便利な特徴
- 速度は良好。アプリによると通信速度の上限があるそうですが、速度低下率はイギリスサーバーで35%、シンガポールサーバーではわずか28%となりました。
- 無料サーバーロケーションは3か所。無料プランではアメリカ、イギリス、シンガポールのサーバーが利用可能です。一番近いサーバーは4,000キロ以上離れていましたが、大幅な速度低下はありませんでした。
- しっかりしたセキュリティ機能。Hotspot Shieldの無料プランでは、AES 256ビット暗号化、自動キルスイッチ、漏えい対策、スプリットトンネリングが安全を確保します。
中国でおすすめの無料VPNの選び方
中国で使える高品質VPNを見つけるのは至難の業。無料で使えるサービスを見つけるのはなおさらです。中国で使える無料VPNを選ぶにあたり、この記事では下記の条件を検討しました。
- 中国で確実に使える。利用可能なプロトコルが複数あれば、1つのプロトコルがブロックされても問題ありません。難読化(Stealth、ステルス機能)を活用するとVPN通信を通常のネット通信に見せかけることができ、DNSレベルのアクセス制限はカスタムDNS設定で回避できます。
- 地域制限を突破できる。例えば、中国から日本のWebサイトにアクセスしたい場合、日本にサーバーがあるVPNが必要です。残念ながら、無料VPNはサーバーロケーションが少ない場合がほとんどです。そのため、地域限定コンテンツにアクセスするには、そのコンテンツが利用可能な国にサーバーがあり、本当にアクセスできるVPNを選びましょう。
- 高速。中国では、国外と通信するための帯域が少ないため、高速VPNを使わなければ国際サイトを快適に閲覧することはできません。また、遠くのサーバーと比べ、近くのサーバーのほうが断然速いので、香港や台湾、シンガポール、インドネシアなどにサーバーがあることを確認しましょう。また、速度を制限しない無料VPNを選びたいものです。この記事で紹介したサービスは速度制限がありません。
- データが十分である。インターネットを少し閲覧するには無料VPNで用が足りますが、限界があります。Torrentやゲーム、IP電話など、データ通信量の多いアクティビティを行うには、格安で高品質のVPNサービスのほうが中国で確実にうまくいきます。
- セキュリティ機能が優れている。無料VPNは重要なセキュリティ機能を欠いていることが多いもの。金盾を突破したい場合、安全は絶対に妥協できません。この記事のVPNは、128ビットまたは256ビット暗号化でデータを隠してくれます。また、中国でオンラインプライバシーを保てるよう、DNS・IPアドレスの漏えいテストに合格し、キルスイッチを提供しているサービスを紹介しました。
- ほかの方法でダウンロードできる。ここで紹介したVPNは、APKファイルへのリンクがありますから、中国で密かにダウンロードできます。ミラーURLから加入してアプリをダウンロードできるVPNもあります(ExpressVPNなど)。
- 頼れるカスタマーサポート。技術的トラブルが発生した場合、24時間年中無休のライブチャットがあると安心です。チャット窓口がない場合、少なくともメールや問い合わせフォームでサポートを提供しているか、検索可能なナレッジベースで質問を解決できるべきでしょう。
- 幅広いプラットフォームで使える。各VPNが大半のデバイスとOSに対応していることを確認しました。
【プロのアドバイス】中国向け無料VPNは安全でないものがほとんど
利用者のデータを追跡し、第三者に売却する無料VPNは少なくありません。セキュリティが脅かされるだけでなく、ターゲティング広告が表示されるようになります。特に怪しい無料VPNはアプリにウイルスやマルウェアを含むことが知られており、注意が必要です。
さらに、無料VPNはセキュリティが弱いことが多いため、中国でオンラインプライバシーを保つことはできません。脆弱な暗号化を採用していたり、漏えい対策やキルスイッチなどの重要な機能を欠いていたりするケースもあります。
避けたい無料VPN
中国で使える無料VPNは称賛に値しますが、中国で使えても安全とは限らず、セキュリティを脅かすものもあります。下記の無料VPNは危険なので、避けることを強くおすすめします。
- Hola Free VPN:とても人気がありますが、実はVPNではありません。Holaの無料サービスはP2Pネットワークで、他人とIPアドレスを共有することになります。データを暗号化せず、ネットワーク上のほかのユーザーに自分のIPアドレスが公開されてしまいます。つまり、誰かがあなたのIPアドレスを使って違法行為をした場合、あなたが責任を問われるということです。
- Touch VPN:Touch VPNは大量のユーザーデータを記録します(ブラウジングアクティビティ、位置情報、デバイス情報など)。また、Touch VPNの提携企業にユーザーデータを監視・記録されます。さらに、本拠地はアメリカ(5・9・14アイズ同盟の主要な加盟国)なので、政府からユーザーデータの開示要請を受けた場合は従わなければなりません。
- LinkVPN:LinkVPNはどのように設立されたのか明らかになっておらず、信用できません。中国の開発者が単独で生み出したVPNのようです。この開発者は、プライバシーを侵害する怪しいVPN(SuperVPNなど)にも関係しています。LinkVPNのプライバシーポリシーには、ユーザーデータを監視・記録し、提携企業や政府機関と共有する場合があると書かれています。
【クイックガイド】3ステップで簡単!中国向けVPNの設定方法
- 出発前にVPNをダウンロードします。私はProton VPNを推奨します。なぜなら、無料でも安心して使える無料VPNであり、ノーログポリシーが確立されているからです。サポートチームは長年、中国でも機能すると繰り返し主張しており、さらにVPNの使用を隠すためのStealth(難読化)プロトコルも搭載されています。
- サーバーに接続します。必要な場合、難読化をオンにして、キルスイッチと漏えい対策が有効になっていることを確認してください。
- ブラウジングを始めましょう。中国ではおよそ30万件のサイトがブロックされていますが、VPNがあれば日本にいるときと同じようにインターネットにアクセスできます。
中国国内からVPNを入手する方法
VPNはグレートファイアウォールにブロックされているため、出発前に入手するのがベストです。中国でGoogle Playは完全にブロックされています。Apple App Storeは利用できますが、入手できないアプリは数千個もあり、政府が認可していないVPNはダウンロードできません。さらに、中国国内ではVPNの公式サイトもブロックされていることが多いので、アプリを直接ダウンロードするのも不可能です。
既に中国にいて無料VPNを入手できない場合、次の方法をお試しください。
- ミラーサイトを使う。多くのVPNサービスは、中国のような規制の厳しい国でも安全にアクセスできるミラーサイトを提供しています。これにより、どこからでもVPNをダウンロードしてインストールすることが可能になるかもしれません。もしミラーサイトが見つからない場合は、ライブチャットが使えないこともあるので、カスタマーサポートにメールで問い合わせてリンクを教えてもらうのがおすすめです。
- アプリストアの国を変更する。中国ではGoogle Playストアにアクセスできないものの、Appleアプリストアはブロックされていません。中国政府がモニタリングしていないVPNはダウンロードできませんが、新しいAppleアカウントを作成し、VPNが利用可能な国に設定するとうまくいきます。あるいは、現在のアカウントで地域を変更しましょう。アプリストアにログインし、プロフィールを開き、国・地域をタップすると変更できます。
- ホテルのWi-Fiを使う。旅行者が母国のサイトにアクセスできるように、中国のホテルのWi-FiはVPNに接続されていることが多いです。そのようなホテルのWi-Fiに接続すれば、VPNをダウンロードできるはずです。
- ウェブプロキシを使う。プロキシはVPNほど安全ではないもの、位置情報を変更できるためVPNのサイトにアクセスしてアプリをダウンロードできます。
- APKファイルをダウンロードする。この記事に掲載されているVPNは、外部サイトからAPKファイルを入手できます。ただし、外部サイトのリンクは必ずしも安全とは限りません。マルウェアが含まれている場合もあるので注意が必要です。この方法を試す前に、セキュリティソフトをインストールすることをおすすめします。
- Torブラウザを使う。グレートファイアウォールはTorをブロックしようとしていますから、中国で使えるようにする設定はほぼ毎日変わります。この方法はかなり手間がかかりますが、設定が完了すれば、Torを使ってVPNのサイトにアクセスして無料VPNをダウンロードできるようになります。
【よくある質問】中国で使える無料VPN
中国でVPNを使うのは違法ですか?
中国で合法的に使えるのは、政府が認めたVPNだけです。とは言え、VPN企業はネットの自由を支持している傾向があり、多くのVPNは中国在住者向けの備えています。中国政府に認可されたVPNはユーザーデータを保存し、当局と共有しなければならないため、そのような技術は提供できません。
また、認可されていないVPNを使うと罰金を科されたり、告訴されたりする可能性がありますが、実際にそのようになったケースは極めて少ないです。中国でVPNを使ったことを理由に旅行者が起訴された事例は公に報告されていません。とは言え、最新のルールや規則について調べておくことをおすすめします。
中国国内にサーバーがある無料VPNは?
ごく少数です。中国のデータ保持ポリシーが厳しいため、中国のIPアドレスを入手するのは非常に困難です。中国国内にサーバーを置くとVPN企業はノーログポリシーを守れないのです。また、無料VPNはサーバーロケーションが少ないことが多く、通常はアメリカやヨーロッパのサーバーしか使えません。とは言え、マカオや香港、シンガポール、インドネシアなど、近隣国に安全なサーバーを提供している無料VPNもあります。金盾の対象外地域のサーバーを使えば、ブロックされたサイトに高速でアクセスできるようになります。
無料VPNは安全ですか?
必ずではありません。安全ではない無料VPNはたくさんあります。中国でブロックされたコンテンツに安全にアクセスできるようにする無料VPNはあるものの、安全性についてしっかり考えるのが重要です。まず、無料VPNはセキュリティ対策が甘いことが多いため、中国でデータがハッカーの被害に遭ったり追跡されたりする可能性があります。また、マルウェアを含む無料VPNや大量の広告を表示するものもありますから、デバイスの安全が脅かされます。
中国でVPNが繋がらなくなったときの対処法は?
まず、中国で使えることが確認されているVPNを使っているかチェックしましょう。確実に繋がるVPNはごく少数です。中国で使えるはずのVPNが使えない場合、次の対処法をお試しください。
- プロトコルを変更する。セキュリティ設定から変更できます。利用可能なプロトコルをすべて試しましょう。独自プロトコルは広く使われていないため、検出・ブロックしにくく、うまくいく可能性が高いです。Hotspot ShieldのHydraは、この良い例です。また、プロトコルの設定を調整したり、UDPではなくTCPを試したりしましょう。
- 難読化を有効にする。データに対してスクランブリング処理を行うと、VPN通信を通常のネット通信に見せかけることができます。難読化(Stealth、ステルスなど)がオンになっているか確認しましょう。
- キルスイッチと漏えい対策を有効にする。VPNがデータを漏えいするとVPN接続が検出・ブロックされる可能性が高いため、キルスイッチとデータ漏えい対策機能を両方とも有効にするのが重要です。
- ポートまたはDNS設定を変更する。hide.meのように、ポートを切り替えたり、デバイスのIPv4とIPv6のDNS設定を1.1.1.1(Cloudflare)に手動で変更したりできるアプリもあります。
Android向けAPKファイルをダウンロードできる無料VPNは?
この記事で紹介したVPNはすべてAPKファイルを提供していますが。できる限り、APKファイルはVPNの公式サイトからダウンロードするようにしましょう。外部サイトのファイルは検証されていませんから、安全でない場合があります。
VPNやGoogleなどのアプリやサイトが中国で禁止されている理由は?
中国政府がオンラインコンテンツを厳しく検閲している理由は政治的なものです。
2022年末に中国政府はVPN対策技術を強化したため、もっとも評判の良い有料VPNさえ使えなくなってしまいました。しかし、強力なセキュリティ機能(難読化など)を提供しているVPNは現在もあります。
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中国でVPNが遅い理由は?
中国では外国のコンテンツの多くがブロックされているので、中国からデータを送信するための帯域幅が少ないのです。スピードを維持するには、中国周辺(マカオや香港など)にサーバーを構えているVPNを使うのがおすすめです。
どのVPNを使っても速度は少し低下しますが、無料VPNはデータ通信量や速度に上限をかけており、利用可能なサーバーも限られているので、有料VPNより遅くなります。快適にネットを閲覧するには、速度制限がない格安のプレミアムVPNを選ぶ必要があります。
Redditで評判の、中国で使える無料VPNは?
多くのRedditユーザーは、Proton VPNを中国での使用に最適な100%無料のオプションとして評価しています。 これは、VPNトラフィックを偽装し、検出やブロックを困難にする「Stealthプロトコル」を採用しているためです。ユーザーは、無料プランが広告なしで無制限のデータを提供し、強力なプライバシー保護と透明性に関する評判も評価しています。
ただし、無料のVPNと同様に、制限があります。例えば、Redditのユーザーは時々、速度の遅さやサーバーの選択肢の少なさについて不満を述べています。
今すぐ中国向け無料VPNをゲットしましょう
多くの無料VPNはセキュリティが弱すぎるため、中国で使えません。DNS漏えいや脆弱な暗号化、古いプロトコルなどが原因でブロックされてしまいます。 この記事でリストアップされている無料VPNは中国で利用可能ですが、すべてに制限があります。これには、プレミアムオプションと比べてサーバーネットワークが小さく、速度が遅い点が含まれます。無料オプションを選択する必要がある場合、このリストはデータが安全で信頼できる無料プロバイダーのガイドとして役立ちます。


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