WireGuardは未来のVPNプロトコル? 2018年安全性の最新情報

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WireGuardは新しいオープンソースのVPNプロトコルでデータの暗号化の処理を簡易化することを目標としています。現在利用可能な最高のプロトコルであるOpenVPNやIKEv2より高速で容量が少ないことを約束しています

WireGuardは試験中に良い結果を収めていてOpenVPNよりも応答時間(ネットワーク全体の速度の指標)が短く、接続も安定していることが確認されています。

実際WireGuardのファンの中には現在利用されているVPNトンネルを超えるような未来のプロトコルだと予測している人もいるほどです。しかし今のところ開発が始まって間もないため、実用化される前に解決されるべき問題がいくつかあります。

WireGuardを作成したジェーソン・ドーネンフェルドさんはネットのセキュリティーに感心するほど精通しています。今のところ安定したバージョンのWireGuardは存在しないと彼自身が認めていますが、革新的な新しいプロトコルが生まれたらVPN業界に大きな影響があると見込まれています。

この記事ではWireGuardの長所・短所について詳しく説明し、開発と実用化の現状も見ていきます。

新しいプロトコル、WireGuardの注目ポイント

VPNの利用しているプロトコルにはすべて長所や短所があります。処理速度が速いほどセキュリティーが脆弱という傾向があります。それに対してWireGuardはたくさんのメリットを秘めているプロトコルなのです。

OpenVPNやとても高速なIPSecプロトコルよりも速度試験で好成績を収めたほか、WireGuardは使いやすさを重視して開発されているプロトコルです。このプロトコルが実用化されれば、手動でネットワークを設定するのは比較的簡単な作業となるはずです。

この新しいプロトコルの処理速度が速くてシンプルな理由の一つは暗号化のアプローチが能率化されていることです。
端的に説明すると多くのVPNは既に作成されていて処理作業の長い暗号化を使っているのに対して、WireGuardのデベロッパーはこのようなアルゴリズムを構成する要素(プリミティブ)を新しい形で並べ替えて能率化したのです。セキュリティーを妥協することなく素早くすることを目標としています。

また、WireGuardはOpenVPNよりはるかに容量が少ないという特徴があります。コードはわずか4000行しかありません。このようにコードがコンパクトなので定期的にしっかり点検、改善でき、他のプロトコルよりも脆弱性が少ないのです。

今すぐWireGuardを利用する潜在的リスク

たくさんの長所があるWireGuardですが、今すぐWireGuardを導入する前にしっかり検討する必要があります。デベロッパーも今のところ開発途中にあると言っているのですから

いまWireGuardを使っても潜在的に安定性に問題があるため、速度試験で好成績にならない可能性があるのです。また、今のところいくつかセキュリティー面で問題があります。

Private Internet Access (PIA)はこの新しいプロトコルを支援しているVPN会社の一つですが、WireGuardを使用したクライアントのリリースはまだ行っていません。必要なWindowsドライバが足りないからです。

ドーネンフェルドさんも新しいプロトコルを導入する準備はできていないと注意を呼び掛けています。安定したバージョンをリリースできる段階になるまでまだまだ解決すべき問題があると認めているのです。

また、今の段階ではWireGuardを支援している会社はあまりありません。そのため自分でオープンソースのソフトウェアを使う自信があり技術的なサポートなしでも使ってみたいという人でない限り、今すぐ試してみることはお勧めしません。

現在のWireGuardのデメリット:

  • アプリがバグりやすい。
  • デベロッパーはコードやプロトコルは今のところ試験段階にあるとしている。
  • リナックス以外のプラットフォームには対応していない。
  • 潜在的なリスクのCVE(一般的な脆弱性とその摘発)をトラッキングできるような安定したバージョンがリリースされていない。
  • 以上のような点やその他の懸念点があるため、WireGuardを使用している会社がとても少ない。

それでも、最新の技術を今すぐ試したいという人は以下で紹介するVPNプロバイダを使ってWireGuardを試験運転してみることができます。ただしリスクについてはしっかり理解し、トレントなどの機密情報が関わるような活動は避けましょう。

WireGuardを使用しているVPNや対応しているVPNは?

以下の3つのVPNはWireGuardプロトコルに対応・導入し、変革をもたらそうとしています。

1. AzireVPN

azirevpn device

AzireVPNは有能なVPNプロバイダで、接続速度が高速ですし、プライバシー方針も信頼できます。

ネットワークのサーバー地点は少ないものの(スウェーデン、スペイン、カナダ、英国、米国)、WireGuardで利用できるほか一般的なプロトコル(OpenVPN、IPSecなど)でも利用できます

このスウェーデンのプロバイダはネットのサポート体制が充実していて、WireGuardのインストール方法を掲載したウェブページがあるほどです。この会社はWireGuardの開発者を雇い、すべてのVPNサーバーのためにコードモジュールを書いてもらったそうです。

AzireVPNのユーザーレビューのスコアも適度に良いですから、プロトコルを試してみたいという人にぜひおすすめしたいVPNです。

返金保証期間:7 日
無料トライアル期間:24 時間

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2. Private Internet Access

Private Internet Access devices

このVPNプロバイダはWireGuardの開発を熱心に支援しています。しかしPIAはネットワーク上でWireGuardプロトコルを提供していません。大衆的な利用、職場での利用にはまだ準備が不十分だと認めています。

PIAは市場でも大規模で最高のVPNプロバイダの一つで愛用しているユーザーもたくさんいます。世界中33か国に3000以上のサーバーを配置していてユーザーデータを厳しく管理しています。

PIAの本社はアメリカにあります。ファイブアイズ同盟国のアメリカ政府がユーザーデータなどを保管するように求めているものの、PIAはいろいろな方法で義務的なデータログの保管を避けてきました

PIAでは今すぐWireGuardを利用することはできませんが、ウェブサイトで最新情報が掲載されるので確認しましょう。安定したバージョンがリリースされればこのプロトコルを大きなスケールで導入する初のプレミアムVPNとなるはずです

返金保証期間:7 日
無料トライアル期間:7日トライアルを利用可能な場合が時々あります。詳しくはカスタマーサポートに問い合わせましょう。

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3. Algo VPN

Algoは全く違った形でサービスを提供しています。自分でホスティングするVPNサーバーを無料で利用でき、安全で簡単に使用できるとしています。

セットアップは簡単ですが、オープンソースのプロジェクトは個人のインターネット接続に左右されるものなのでセキュリティーに関してはどうとも言えません。

それより重要なのはAlgoの安全性とパフォーマンスを評価できないことです。サービスを試験利用できていないからです。無料でWireGuardを試してみたい場合、一番安全なのはAzireVPNの無料トライアルでしょう。

まとめ

WireGuardは未来のVPNプロトコルになる可能性を秘めています。時間、資金、労力をかけていけば有望なプロトコルです。しかしデベロッパー本人も実用化にはまだまだ準備が足りないと話しているため、試してみる場合は十分注意が必要です。

今のところ、ほとんどの目的のためにはOpenVPNが最適なプロトコルでしょう。IKEv2は第2位です。特にiOSやMac OS 端末にはIKEv2がいいでしょう。

以下の表のリンクをクリックし、OpenVPNやIKEv2プロトコルを使用している最高のVPNについて詳しくお読みください。専門家やユーザーレビューが豊富に掲載されているのであなたに最適なものを見つけられることと思います。

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