WireGuard対応のおすすめVPN 5選【2024年最新】
WireGuard(ワイヤーガード)プロトコルは高速で安全ですが、プライバシーの懸念点があります。次の再起動時までIPアドレスを一時的に保存し、固定IPアドレス(静的IPアドレス)を使用するためです。一方、OpenVPNプロトコルはセキュリティとプライバシーの面では優れていますが、速度が遅いため、多くのユーザーがWireGuardプロトコルを利用しています。
この記事では、35社以上のVPNを検証し、WireGuardプロトコルに対応しているおすすめのVPNを厳選しました。ここでご紹介するVPNは、安全にWireGuardを実装しているか、代わりに使える独自プロトコルを提供しています。また、WireGuardのプライバシーに関する課題解決に積極的に取り組んでいますから、安全かつ高速なプロトコルを安心して利用できます。
なかでも、ExpressVPNの独自プロトコル「Lightway」がお勧めです。Lightwayは独立監査で安全性が証明されていますし、ExpressVPNは、今回検証したWireGuard対応VPNのなかで最速でした。また、WireGuardとは異なり、IPアドレスを保存することはなく、使用するたびに新しいIPが割り当てられます。30日間返金保証がありますから、ExpressVPNをリスクフリーで試せます。気に入らなかった場合、気軽に全額を返金してもらえます。 【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がExpressVPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
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【早見表】2024年におすすめのWireGuard対応VPNはこちら!
- 編集者のチョイス
- CyberGhost
:動的IPアドレスを割り当てることでWireGuardのプライバシーに対する懸念を解決。 - Private Internet Access
: カスタマイズ機能が豊富で、WireGuardのセキュリティと安定性を最適化。 - NordVPN
: WireGuardのセキュリティ問題を解消した改良バージョン「NordLynx」プロトコル。 - Surfshark
:デバイス接続台数が無制限なので、お使いの全デバイスでWireGuardプロトコルを利用可能。
【編集者より】当社は読者の皆さまとの関係を大切にしており、信頼していただけるよう透明性と誠実さを常に心がけています。当社は、当サイトでレビューしている業界最先端の一部の製品(Intego、CyberGhost、ExpressVPN、Private Internet Access)と同じ企業グループに属しています。しかし、厳しい検証方法に従っていますので、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
おすすめのWireGuard対応VPN — 完全分析【2024年更新】
1. ExpressVPN:WireGuardより高速で安全なプロトコル「Lightway」を提供
2024年11月に有効 リスクなしで30日間体験
注目ポイント | デバイスのバッテリーを節約できるローコード(Low-Code)で高速プロトコルを採用 |
通信速度 | 短距離・長距離サーバーの両方で超高速 |
その他のプロトコル | UDPとTCPの両方でOpenVPNとLightway、IKEv2 |
セキュリティ対策 | キルスイッチ(ネットワークロック)、データ漏洩対策、Threat Manager機能 |
日本語アプリ | ○ |
日本語サポート |
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ExpressVPNは、WireGuardよりもプライバシーが強力なLightway(ライトウェイ)という独自プロトコルを開発しました。WireGuardの場合、割り当てた固定(静的)IPアドレスをサーバーに保存しなければなりません。サーバーを再起動するまでIPアドレスが残ってしまうため、ネットの利用状況からIPアドレスをたどり、個人を特定されるリスクがあるのです。一方、Lightwayは毎回新しいIPアドレスを割り当てるため、固定IPアドレスの使用に伴うリスクはありません。さらに、Lightwayは現在オープンソースであるため、誰でも安全性を確認して改善を提案することができます。
Lightwayのもう一つの利点は、WireGuardより軽量であることです。WireGuardのソースコードは4,000行であるのに対して、Lightwayは約1,000行で、ソースコードが短いほど必要な処理能力も低いので、より高速な通信が期待できます。ラグが発生しにくくなり、バッテリー消費も抑えられますので、スマホ利用にも非常に便利です。ソースコードが短いと監査もしやすく、バグの発見と修正を行いやすいという特徴もあります。
ExpressVPNは、WireGuardを採用しているどのVPNよりも速い速度が出ました。近隣サーバー3台(UKドックランズ、パリ、フランクフルト)のスピードテストを行ったところ、Lightwayを使用した場合、基本速度からわずか3%しか速度が低下しませんでした。Ping値もわずか8ミリ秒で、ゲームに最適なスピードです。長距離サーバー(シドニーと東京)では平均30%の速度低下が見られたものの、私の所在地から何千キロも離れていることを考えると、良好な速度と言えます(他社はもっと速度低下が激しかったです)。
ExpressVPNの唯一のデメリットは、料金が他社サービスよりやや高めであることですが、頻繁に割引クーポンやキャンペーンが行われています。また、ExpressVPNはリスクなしで体験でき、満足できなかった場合、30日以内に問い合わせれば返金を受けられます。 【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がExpressVPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
VPNの特長
- 難読化サーバー。WireGuardは難読化をサポートしていませんが、Lightwayは難読化技術を前提に構築されており、ExpressVPNの全3,000台のサーバーでは、VPN検知システムを察知した際に自動難読化が作動します。そのため、厳しいファイアウォールも回避でき、ネット検閲の厳しい国でも機能します。
- UDPとTCPに対応。一般的にUDPの方が高速ですが、公共のWiFiホットスポットなど、安全性の低いネットワークではTCPの方がうまく機能することがありますので両方のオプションがあると便利です。一方で、WireGuardはUDPのみに対応しています。
- TrustedServer技術。VPNの中には、(ユーザーデータを保存できる)ハードディスクを使用しているものもあります。ExpressVPNのRAM専用サーバーは、ユーザーデータを確実に守るため、再起動時に全データを自動削除します。
- あらゆる用途に最適化されたサーバー。ExpressVPNの全サーバーはゲーム、ストリーミング、ダウンロードに対応しており確実に動作するため、利用用途によってサーバーを切り替える必要がありません。
- 監査済みのノーログポリシー。ExpressVPNは、ユーザーの個人データを保存しない旨が第三者機関による独立監査で実証済みです(プライバシーポリシーに記載あり)。
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2. CyberGhost:動的IPアドレスを割り当て、WireGuardを使用中もプライバシーを確保
注目ポイント | ダイナミックIPを使用することで、WireGuardのセキュリティ上の欠陥を修正 |
通信速度 | 短距離サーバーは非常に高速、長距離は普通 |
その他のプロトコル | OpenVPN、IKEv2 |
セキュリティ対策 | 自動キルスイッチ、データ漏洩対策、監査済みのノーログポリシー |
日本語アプリ | ○ |
WireGuardのプライバシーに対する懸念を払拭するため、CyberGhostは動的IPアドレスを割り当ててくれます。WireGuardでは、サーバーが再起動されるまでIPアドレスをサーバー上に保存しなければならず、これにはリスクが伴います。CyberGhostは動的IPアドレスを割り当ててから通信をサーバーに送信するため、実際のIPアドレスはどこにも記録されません。動的IPアドレスは数分ごとに削除されます。
また、RSA証明書に裏付けられたRESTful APIを実行することでWireGuardプロトコルの安全を強化しているので、WireGuardを使用中もプライバシーがしっかり保護されます。
これまで使ったVPNのなかで、CyberGhostはもっとも使いやすいVPNの1つと言えます。設定メニューから簡単にプロトコルを切り替えられるのです。WireGuardを選び、「Best Server Location」機能で最適なサーバーロケーションに接続するのがおすすめです。ワンクリックで最速のサーバーに接続できるので、高速でトレントとストリーミングを行えます。なお、キルスイッチとデータ漏洩対策が内蔵されており常に作動する状態ですので、わざわざ手動で有効化する手間がありません。
スピードテストでは、ロンドン、パリ、フランクフルトのサーバーを使用してテストしました。WireGuardの平均速度低下率はわずか4.5%、平均Ping値は17ミリ秒でした。但し、私の位置から長距離であるシドニーと東京のサーバーに接続した場合、平均64%の速度低下が見られました。結果、近隣サーバー接続時の速度はかなり高速であるものの、長距離サーバーの場合、ExpressVPNよりもはるかに遅いことがわかりました。
CyberGhostの短期プランは割高で、14日間の返金保証しかついていません。しかし、長期プランに関しては他社より長い45日間返金保証付きです。いずれにしても、返金保証がありますから、金銭的なリスクなしでCyberGhostを体験できます。 【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がCyberGhost VPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
VPNの特長
- 特殊サーバー。WireGuardをストリーミング、ダウンロード、またはゲームサーバー(ゲームサーバーはPCでのみ利用可)で有効に活用しましょう。ストリーミングサーバーに関しては特定の動画配信サービス用に最適化されていますので、VPNブロックをスムーズに回避できます。
- コンテンツブロッカー。マルウェアやその他の危険なファイルをDNSレベルでブロックできるワンクリックソリューションです。
- 「スマートなルール」機能。初期設定やデータソース別のルールを設定することで、WireGuard上のアクティビティのプライバシー保護レベルをお好みに合わせて調整できます。
- 7台の端末に同時接続が可能。CyberGhostは1つのサブスクリプションで、お手持ちの複数のデバイスにWireGuardを使用できます。
3. Private Internet Access (PIA):セキュリティ設定をカスタマイズし、WireGuardの使用をより快適に
注目ポイント | 調整可能な MTU (最大伝送単位) でスムーズな接続を実現 |
通信速度 | 短距離サーバーはかなり高速、長距離は普通 |
その他のプロトコル | OpenVPN(UDP/TCP)および IPSec (iOS) |
セキュリティ対策 | 自動接続、高度なキルスイッチ、調整可能なローカルポート |
日本語アプリ | ○ |
PIAなら、セキュリティ設定とプライバシー設定を柔軟に変えられます。このようなVPNサービスは珍しいでしょう。例えば、PIAでWireGuardを試した際、MTU設定を変更できました。MTU設定では、トンネルで送信されるパケットの最大サイズを指定できます。パケットサイズが大きすぎると、接続が途切れる場合があるので、適切なサイズを選ぶ必要があります。
CyberGhostと同様、PIAはRSA証明書で保護された「RESTful API」を実行してWireGuardのプライバシーに関する懸念に対処しています。PIAのカスタマーサポートに確認したところ、3分間何も操作しないと接続データを削除するデーモンがあるそうです。
PIAのMACE機能は、私がこれまで使ったことがあるVPNの広告・トラッカー・マルウェアブロッカーのなかでトップクラスです。MACEを使うと、部外者にブラウジング履歴を収集されるのを防げるため、WireGuardプロトコルを使用中もプライバシーを守れます。広告ブロッカーは拡張機能をダウンロードしなくても使えますから、その点も安心です。
PIAのデメリットは、本社がアメリカにあることです。アメリカは機密情報の共有を合意した多国間協定「5・9・14アイズ同盟」の加盟国なのです。しかし、Private Internet Accessは厳格なノーログポリシーを遵守しており、このことは裁判事例で実証されています。FBIにあるユーザーの情報開示を請求されたのですが、もともとデータを記録していないので応じられなかったのです。
PIAの全プランが30日間返金保証付きなので、安心してPIAを体験できます。 【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がPrivate Internet Accessと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
VPNの特長
- 近距離サーバーが高速。WireGuardプロコトルでPIAのスピードテストを実施したところ、近距離サーバー(ロンドン、フランス、フランクフルト)の平均速度低下率はわずか5%でした。一方で、遠距離サーバー(シドニーと東京サーバー)の平均速度低下率は46.5%で、まずまずの結果となりました。
- 無制限台の端末に同時接続が可能。PIAはWireGuardを複数の端末に同時接続できます。
- スプリットトンネル。特定のアプリやサイトだけをVPNに接続することで、通信スピードを向上できる他、帯域幅を節約できます。
- マルチホップ機能。WireGuard接続をVPNとプロキシサーバー経由でルーティングすることで、セキュリティを2倍強化できます。
4. NordVPN:WireGuardのセキュリティ問題を解消した改良バージョン「NordLynx」プロトコル
注目ポイント | WireGuardをベースに構築された独自のプロトコル「NordLynx」 |
通信速度 | 短距離サーバーは非常に高速、長距離は高速 |
その他のプロトコル | OpenVPN (UDP/TCP) |
セキュリティ対策 | 脅威対策、キルスイッチ、データ漏洩対策、監査済みのノーログポリシー |
日本語アプリ | ○ |
日本語サポート |
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NordVPN独自のプロトコル「NordLynx」はWireGuardをベースに構築されていますが、WireGuardよりも強力なセキュリティを備えています。NordLynxは高速で、WireGuardとは異なり、データを保存することなく、ユーザーに固有IPを割り当てる「ダブルNAT技術」を採用しています。これはExpressVPNが使用している技術とは異なりますが、同じくらい効果的にVPNブロックを回避できます。
NordVPNは、細かなカスタマイズが可能な広告、トラッカー、マルウェアブロッカーである「脅威対策(Threat Manager)」を備えています。この機能は、訪問サイトやダウンロードファイルをスキャンして感染ファイルを隔離する他、ハードドライブもスキャンして、端末上の危険なファイルを検出してくれます。またブロックしたファイルやサイトはリスト化されます。
通信速度は近隣・長距離サーバーともに安定して良好です。NordVPNのロンドン、パリ、フランクフルトのサーバーでテストしたところ、平均速度低下率はわずか5.3%で、Ping値はわずか21ミリ秒でした。遠距離の東京とシドニーサーバーに関しても、平均速度低下率は35%で良好な速度が出ました。
しかし、NordVPNアプリはインターフェースを最小化するオプションがないため、少しかさばるのと、接続の確立に30秒程かかることがあるのがやや不便に感じるかもしれません。
NordVPNは30日間の返金保証付きなので、NordLynxをリスクフリーで体験できます。
VPNの特長
- 特殊サーバー。NordVPNには、P2Pサーバー(ダウンロード用)、ダブルVPN(セキュリティ強化)、Onion over VPN(ダークウェブのオニオンサイト用)サーバーがあり、これらの全サーバーでNordLynxを利用できます。
- WireGuardの改良版。Windowsユーザーは難読化サーバーも利用できますが、Macアプリでは利用できません。
- メッシュネットワーク(Meshnet)機能。デバイス間に暗号化された小規模ネットワークを作成し、NordLynxを使って安全にファイルを転送したり、アプリやドキュメントにアクセスすることができます。
- 自動接続機能。NordLynxが選択されていれば、「クイックコネクト」から特殊サーバーまたは特定のサーバーを選択するだけでサーバーに自動接続できます。
5. Surfshark:同時接続台数が無制限なので家族やグループ利用におすすめ
注目ポイント | 同時接続台数が無制限 なので全てのデバイスでWireGuardが利用可能 |
通信速度 | 短距離・長距離サーバーのいずれも高速 |
その他のプロトコル | OpenVPN(UDP/TCP)、IKEv2 |
セキュリティ対策 | キルスイッチ、自動接続、カスタマイズ可能なマルチホップ機能(ロケーションの選択が可能) |
日本語アプリ | ○ |
Surfsharkは、同時に接続できる端末台数が無制限ですので、家族や仕事での利用に便利です。WireGuard接続のプライバシーを強化するために、SurfsharkはNordVPNと同じく、ダブルNATを採用しており、同じサーバーを使用する各ユーザーにそれぞれ個別のIPを割り当てます。ですので、スピードやセキュリティに妥協することなく、家庭やチーム全体で利用が可能なわけです。
Surfsharkは、固定(静的)IPとローテイティングIPの両方のオプションを提供しています。固定IPは一度割り振られたら変わりませんので、一貫した識別が必要な際に最適です。また、CAPTCHAテストの回避にも役立ちます。一方、ロウテイティングIPは、位置情報を変えずにIPアドレスを定期的に切り替える機能です。どちらのオプションでもWireGuardが使え、安全・高速通信を維持できます。
Surfsharkは、マルチホップ(MultiHop)やNoBordersなど高度なセキュリティ機能を備えています。NoBordersは、(職場や学校などで)VPNをブロックするファイアウォールを検出した際に1クリックで有効化できる便利機能で、ネットワーク制限下で最適なサーバーのリストを提供してくれます。
些細なことですが、Surfsharkのデメリットは、WireGuardプロトコルにすると難読化機能(カモフラージュモード)を使えなくなることです。通信を難読化したい場合はOpenVPN(UDPまたはTCP)を選ぶ必要があります。しかし、NoBordersやMultiHop(マルチホップ)などの高度な機能はWireGuardでも使えますから、大した欠点ではありません。
Surfsharkのプランは返金保証付きなので、WireGuardの使い心地を30日間体験できます。
VPNの特長
- 「CleanWeb」広告ブロッカー。WireGuardの使用中に広告やトラッカーをワンクリックでブロックできる便利機能です。
- 高速通信。WireGuardを使用して、ロンドン、パリ、フランクフルトのサーバーに接続したところ、平均で92.89Mbpsが出ました。私の所在地から長距離にある東京とシドニーサーバーでも74.03Mbpsと高速通信で、一貫して速度が安定していました。
- 監査済みのノーログポリシー。Surfsharkは、ユーザーのオンラインアクティビティを保存、共有、記録しない旨が証明されています。
【比較表】WireGuard対応VPNの特徴
下記の表では、WireGuard対応VPNを選ぶ際に検討したい重要ポイントを比較しました。ExpressVPNはWireGuardに対応していませんが、WireGuardの代替プロトコル「Lightway」はこの記事でご紹介したWireGuard対応VPNより高性能でしたので比較表に入れてあります。なお、LightwayはWireGuardをベースに開発されたNordVPNの独自プロトコル「NordLynx」に類似しています。
【編集者より】当社は読者の皆さまとの関係を大切にしており、信頼していただけるよう透明性と誠実さを常に心がけています。当社は、当サイトでレビューしている業界最先端の一部の製品(Intego、CyberGhost、ExpressVPN、Private Internet Access)と同じ企業グループに属しています。しかし、厳しい検証方法に従っていますので、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
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WireGuard対応VPNの選び方
この記事では、数百社のVPNを徹底検証し、WireGuardに対応しているか、WireGuardより高性能プロトコルを提供しているVPNを厳選しました。おすすめのWireGuard対応VPNを選ぶ際は、次の条件を満たすか確認することをおすすめします。
- WireGuardを安全に導入している。
利用者がWireGuardを安全に使えるように、VPNサービスはノーログポリシーに則ってWireGuardを導入する必要があります。しっかりしたプライバシーポリシーはもちろん、WireGuardのプライバシーに対する課題を克服するために対策をとっているVPNを選びましょう。対策について公式サイトに明記されているとベターです。 - 高速で、ネットワークの信頼性が高い。
WireGuardは非常に高速ですが、VPNのサーバーインフラが老朽化して遅くなっていると、WireGuardを使う意味がなくなってしまいます。この記事でご紹介したVPNは高速サーバーを提供していますから、WireGuardの実力が存分に発揮されます。また、WireGuardでNetflix(米国やその他の国のライブラリ)やBBC iPlayer、Huluなどの人気動画配信サービスに確実にアクセスできます。 - 強固なセキュリティ機能が備わっている。
VPNのセキュリティ機能がWireGuardの高度な暗号化を妨げないことも大切です。WireGuardは安全性の高いプロトコルですが、別のプロトコルが必要になったときに備えて、ほかの安全なプロトコル(OpenVPNなど)にも対応しているVPNを選びましょう。 - アプリが使いやすい。
シンプルにプラグアンドプレイで高速ブラウジングができるVPNサービス、WireGuardの設定をカスタマイズできるより技術的なVPNサービスなど、あなたの好みに合ったVPNアプリを選びましょう。 - 手厚いカスタマーサポート。
ライブチャットまたはメールで気軽に問い合わせられるVPNを選びましょう。24時間年中無休のライブチャットがベストです。
【クイックガイド】3ステップで簡単!WireGuardの設定方法
- VPNを入手します。WireGuard対応のVPNか、代わりとなるプロトコルがあるVPNを選びましょう。ExpressVPNがおすすめです。WireGuardの代わりにLightwayプロトコルが用意されています。Lightwayは、これまで検証したなかで最速のプロトコルで、WireGuardとは違い、プライバシーに関する懸念もありません。
- WireGuard(またはLightway)プロトコルを有効にします。VPNのセキュリティ設定から有効にしましょう。「プロトコル」の設定があるはずです。
- WireGuard対応VPNを使い始めましょう。サーバーに接続したら完了です。WireGuardでブラウジングやストリーミング、ゲーム、トレントなどを行えるようになりました。
【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がExpressVPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
WireGuard対応VPNについてよくある質問
WireGuardはOpenVPNやIKEv2より優れていますか?
ニーズによります。WireGuardは、速度と安全性のバランスが良いプロトコルです。ただ、WireGuardはVPNのために開発されたわけではないので、プライバシーが唯一の弱みなのです。WireGuardは動的IPアドレスを割り当てられないため、固定(静的)IPアドレスが割り当てられるのですがサーバーが再起動されるまでIPアドレスとタイムスタンプが保存されてしまうのです。しかし、多くのVPNは、このような課題に対して対策を講じています。
WireGuardには、次のようなメリットがあります。
- より高速。検証で、WireGuardはOpenVPNより30%高速でした。
- 暗号化がより高度。暗号化に重点を置いて開発されているWireGuardは、ChaCha20とPoly1306を採用しています。
- より軽量。WireGuardのソースコードはわずか4,000行なので、より高性能で、監査しやすく、バグの発見と修正を行いやすいという特徴があります。参考として、OpenVPNのソースコードは約70,000行です。
しかし、プライバシー保護を優先したい場合はOpenVPNを選びましょう。WireGuardは安全性が高いものの、プライバシーを優先して設計されているわけではないからです。
IKEv2はデータソース間の接続切り替えが得意ですので、モバイル端末での利用におすすめです。ただし、オープンソースではないため、OpenVPNやWireGuardほど安全ではありません。
ExpressVPNはWireGuardに対応していますか?
いいえ。しかし、より高速で安全な代替プロトコル「Lightway」が使えます。Lightwayはコードの行数が少ないため、WireGuardと比べ、より高速かつ軽量で接続も速いのです。また、セキュリティ企業の監査で安全が確認されており、WireGuardとは違い、Lightwayはプライバシーに重点を置いて開発されていますから、安全に導入されているか心配する必要はありません。
WireGuardは最速のプロトコルですか?
安全で広く利用されているプロトコルのなかで最速なのはWireGuardです。しかし、当サイトの調べでは、ExpressVPN独自のLightwayプロトコルのほうが高速であることが確認されています。ほかのプロトコルと比較したところ、WireGuardはOpenVPNより30%も速いことが分かりました。IKEv2ほどは速くありませんでしたが、わずかに遅い程度でした。なお、IKEv2は、古いプロトコルなのでセキュリティ性能に限りがあり、サイトやサービスにブロックされやすい傾向にあります。
WireGuard対応VPNがうまくいかない場合、どうすればいいでしょうか?
まず、VPNでWireGuardが安定して動作しているか確認しましょう。WireGuardを使えるはずなのにうまくいかない場合、次の対処法をお試しください。
- インターネット接続に問題ないか確認する。
Wi-Fiまたはイーサネット通信が不安定になっていないかチェックしましょう。
- 別のサーバーに接続する。
VPNサーバーは停止することがあります。現在接続されているサーバーが停止した場合、ほかのサーバーに切り替えると解決できます。 - アップデートが必要か確認する。
VPNソフトが最新の状態か確認してください。 - VPNのステータスページを確認する。
VPNサービスのステータスページを見ると、不具合が発生しているか分かります。 - カスタマーサポートに問い合わせる。
問題の解決策や回避策を提案してくれるはずです。
WireGuardはルーターに設定できますか?
はい、一部のVPNは、公式サイトでWireGuardの手動設定ファイルを提供しています。例えば、CyberGhostの公式ページには手動設定ファイルと設定手順が用意されています。なお、ルーター設定は、お使いのデバイスがVPNのWireGuardプロトコルに対応していない場合に必要となります。設定ファイルを公式サイトからダウンロードして、サーバーをレンタルしましょう。
ただ、ルーターの手動設定はやや複雑ですので、WireGuardが付いているVPNアプリを使うのが一番シンプルで簡単です。
WireGuardはUTC?それともUDP?
WireGuardはUDP (User Datagram Protocol)上で動作するプロトコルです。UDP は、TCP (Transmission Control Protocol) よりも高速でラグが少ない軽量トランスポートプロトコルです。一方、OpenVPNは、PIAやExpressVPNなどの一部のVPNでUDPとTCPの両方をサポートしています。また、ExpressVPNは、UDPとTCPの両方で独自の超高速「Lightway」プロトコルも提供しています。
WireGuardはUDPを使うことでネットワークパフォーマンスを最適化できますので、ストリーミング、オンラインゲーム、VoIPサービスなど、リアルタイム通信を必要とするアプリ利用時に特に便利です。ただし、UDPはTCPに比べて信頼性が低くエラー訂正があまりないので、転送エラーが発生する場合がある点に留意しましょう。
WireGuardに対応している無料VPNはありますか?
はい、WireGuardに対応している無料VPNもあります。しかし、より安全で低額プランのある有料のWireGuard対応VPNを使うことをおすすめします。通常、無料VPNは制限が多く、接続できるサーバー、データ量、帯域幅などに制限が設けられています(また、無料サーバーはいつも混雑しているため、高速のWireGuardを使っても通信が遅くなりますので、あまり利用する意味がありません)。
さらに、無料VPNはあなたのプライバシーやセキュリティを危険に晒す可能性があります。中にはあなたのネット閲覧履歴を監視して第三者にデータ販売するものもあります。また、無料アプリにはマルウェアが組み込まれていたり、必要不可欠なセキュリティ機能が欠けていたりすることもあり、あなたの情報が流出する可能性があります。更に、データをまったく暗号化しないものまであります。結果的に、大きな代償を払う可能性があるわけです。
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WireGuardはほかのプロトコルより高速で、最先端の暗号化を採用しているなどの強みがあります。しかし、WireGuardはプライバシーを考慮して開発されたわけではありません。そのため、プライバシーに関する懸念に対処している高品質VPNを使う必要があります。
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ネットの利用状況をトラッキング・監視したり、ターゲティング広告を表示したりするために以上の情報が使用されることがあります。
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