
WireGuard対応のおすすめVPN【2023最新情報】
WireGuardは新しいVPNプロトコルで、ストリーミングの通信速度が速くなり、セキュリティ対策をアップという噂です。本当でしょうか?また、隠された欠点があるのか気になりますよね。
WireGuardは最近登場したばかりなので、300種類のVPNを調査した中で、安全に導入しているVPNは3種類だけでした。WireGuardの性能も確認したのですが、パフォーマンスが最高だったのはExpressVPNのLightwayプロトコルでした。
お急ぎですか? WireGuardに対応しているおすすめのVPNはこちらです!
- ExpressVPN:総合的に最高のVPNで、Lightwayプロトコルにより、インターネットサーフィン、ゲーム、ストリーミングでさらに高速な通信を楽しめます。
- CyberGhost:使いやすいこのVPNはLinuxとiOSでWireGuardを利用できます。
- Private Internet Access:強力なセキュリティ機能とWireGuardに対応していることにより、匿名性を守り通信を速くすることができます。
今すぐWireGuard対応のおすすめVPNをご利用ください!
WireGuardの長所・短所
WireGuardはとてもスマートなプロトコルです。OpenVPNはコードが約40万行あるのに対して、WireGuardは4000行以下です。そのため、WireGuardはOpenVPNより軽量で、VPNに導入しやすいという特徴があり、バグや脆弱性のリスクを削減でき、コードを検証しやすくなります。
また、WireGuardは最新で超高速の暗号プリミティブ(データを暗号化する時に使用されるアルゴリズム)を使用しています。
シンプルで高速という特徴を兼ね備えた暗号化方法により、パフォーマンスと信頼性はとても優秀です。OpenVPNやIPSecなどは複雑なので接続が遅くなる原因になることがある一方、WireGuardは速度が速くなる場合もあるのです。
また、VPNとほぼ直ちに接続・再接続でき、接続が途絶えることも少なくなります。
特に役立つのはスマホなどのモバイル端末でVPNを使用する場合です。WireGuardだとネットワークを切り替える時もVPNとの接続が途切れることはありません(例えばWi-Fiからモバイル通信に切り替えるときなど)。
しかしWireGuardは新しい技術ですから、完璧ではありません。デメリットとして、WireGuardは完成していないことが挙げられます。現在も検証が続いており、独立審査も受けていません。
また、WireGuardがIPアドレスを付与する仕組みにより、ほとんどのVPNのログなし方針と相反してしまうかもしれません。
OpenVPNなどのトンネリングプロトコルとは違い、WireGuardは動的にIPアドレスを付与できません。代わりに与えられるのは静的IPアドレスなのです。
つまり、WireGuardでVPNに接続するたびに同じIPアドレスが付与されます。さらに、プロトコルがどのIPアドレスに接続するか判断したり、別のIPアドレスに乗り換えたい時に再利用できるか判断できるように、パブリックIPアドレスとタイムスタンプはサーバーレベルで保存される必要があります。
このような特徴により、WireGuardはプライバシー保護に不利なのです。個人を特定できる情報がVPNサーバーにログされたり、保存されたりすべきではありません。サードパーティがVPNの静的IPアドレスとあなたの本当のIPアドレスを結び付けることができたら、VPNに接続中にしていたことをすべて知られてしまう恐れがあります。
WireGuardを利用できるおすすめのVPN【2023 2月年完全分析】
安全にWirdGuardを導入しているのはどのVPNか見極めるために、300種類以上のプレミアムVPNを調査しました。WireGuardとの互換性にどのように取り組んでいるのか検証し、通信速度、信頼性、セキュリティも分析しました。
WireGuardの状況は変わり続けていますし、WireGuardプロトコルを導入しているVPNは着々と増えてきていますから、この記事は定期的にチェックし、最新情報を掲載していきます。
1. ExpressVPN — Lightwayプロトコルで高速通信、セキュリティ対策も万全

2023年2月に有効 リスクなしで30日間体験
- バッファせずにストリーミングできる高速通信
- 3,000か国以上に94個以上のサーバーがあり、地理制限を回避できる
- 5台を同時に接続可能
- 30日返金保証
- 利用可能なストリーミングサービス:Netflix、Disney+、HBO Max、Hulu、BBC iPlayer、Vuduなど
- 対応端末:Windows、Mac、iOS、Android、Linux、ルーター、Apple TVなど
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ExpressVPNはもともと通信が速いことで有名ですが、Lightwayプロトコルでさらに速くなります。ExpressVPNに接続する前の速度は65Mbpsでした。その後、OpenVPNプロトコルを選択し、各国の10個のサーバーに接続したところ、平均ダウンロード速度は55Mbpsでした。遠くのサーバーにデータを送信し、暗号化するのに時間がかかりますから、少し遅くなってしまうのは当たり前です。次に、Lightwayプロトコルに変更してExpressVPNのサーバーに接続したところ、68Mbpsになったのは驚きでした。
接続 | 応答時間(ミリ秒) | アップロード速度(Mbps) | ダウンロード速度(Mbps) |
オーストラリアでのベースライン | 10ミリ秒 | 15.42 Mbps | 65.89 Mbps |
オーストラリアのサーバー(OpenVPN) | 14ミリ秒 | 15.11 Mbps | 55.34 Mbps |
オーストラリアのサーバー(Lightway) | 11ミリ秒 | 15. 98 Mbps | 68.62 Mbps |
Lightwayプロトコルはセキュリティ面も万全です。サードパーティが審査済みのwolfSSL暗号化を採用しています。また、スマホなどではバッテリーが長持ちすることに気付くはずです。
さらに、ExpressVPNは優秀なセキュリティ機能もあります。停止スイッチもあり、VPNとの接続が故意に途切れた場合、インターネット通信を直ちに遮断してくれます。DNS漏れ対策とAES 256ビット暗号化により、データ漏えいを防止でき、部外者やハッカーにデータを見られることもありません。DNS漏れも試したところ、IPアドレスはしっかり隠されていることが実証できました。
他社と比べるとExpressVPNは高めですが、安く加入する裏ワザがあります。 49% 割引があるのでとてもお得です。
返金保証もあるので、 リスクなしで試して 満足できなければ 30 日以内に返金を請求すれば良いのです。本当に返金してくれるか試したのですが、思った以上に簡単でした。カスタマーサポートにチャットで問い合わせただけで、5分以内に返金を承諾してくれて、3日後に全額が返金されていました。
2. CyberGhost:使いやすく、LinuxとiOSでWireGuardに対応
- RESTful APIが通信ログが記録されないことを保証
- 91か国に9,753個のWireGuardサーバー
- 最大で7台の端末を接続可能
- 45日返金保証
- 利用可能なストリーミングサービス:Netflix、BBC iPlayer、Hulu、Vudu、HBO Go、Showtime、DAZN
- WireGuard対応端末:Linux、iOS(β版)
CyberGhostは使いやすいVPNで、ストリーミングに最適化されています。すべてのアプリでWireGuardに対応しているわけではありませんが、LinuxとCyberGhostのiOSアプリ(β版)でWireGuardを利用できます。WireGuardを支持しているCyberGhostは、WireGuardの開発チームの活動を支援するために寄付したことを公表しています。
CyberGhostのiOSアプリではWireGuardを簡単に使えます。アプリのプロトコル設定画面でWireGuardを選択するだけです。Linuxでセットアップするのは少し難易度が高く、24時間週7日体制のライブチャットサポートで有効にする方法を聞かなければならなかったのですが、CyberGhostのコマンドラインアプリに「–wireguard」と付け加えるだけなので簡単です。
CyberGhostのWireGuard導入発表では、このプロトコルのプライバシーに関する懸念を解決するために何か取り組みを行っているのかはっきりしなかったので、もう一度カスタマーサポートに問い合わせてみました。すると、PIAと同様、CyberGhostはRSA証明書で保護されたRESTful APIを実行してプライバシーを保護していることが分かりました。通信ログが記録されることはないので、CyberGhostの厳しいログなし方針は守られています。
また、CyberGhostはユーザーとWireGuardの仲立として動作する追加のデーモンを使用して、動的IPアドレスを付与しています。そのため、ネットの利用状況を特定されることはありません。さらに、デーモンは数分おきにIPアドレスを削除するので、セッションの記録が残ることもありません。
OpenVPNとWireGuardでCyberGhostの通信速度を測定しました。OpenVPNで接続した時も高速でしたが、WireGuardに切り替えるとベースラインより速くなりました。試しにHBO GoでThe Sopranosをストリーミングしたり、BitTorrendでいくつか映画をダウンロードしたりして通信速度を実証してみました。その結果、バッファせずにストリーミングでき、素早くダウンロードが完了しました。
CyberGhostの追加のセキュリティ機能として、広告・マルウェア・トラッカーのブロック機能、DNS・IPアドレスの漏洩対策、停止スイッチなどが挙げられます。停止スイッチは万が一VPN接続が途切れた時にデータを保護してくれますが、WireGuardで接続している時にそのようなトラブルに遭遇することはあまりないはずです。
CyberGhostのWireGuardを試してみたい方は45日間返金保証をご利用ください。
詳しく知りたい方はCyberGhostの完全レビューで検査結果をすべてご覧になれます。
3. PIA:安全で信頼できるWireGuard対応のVPN
- RESTful APIでプライバシー保護
- 84か国に29,650個のWireGuardサーバー
- 最大で10台の端末を接続可能
- 30日返金保証
- 利用可能なストリーミングサービス:Netflix、Amazonプライムビデオ、HBO GO、Hulu、Showtime、DAZN
- 対応端末:Windows、Android、iOS、macOS、Linux
Private Internet Access(PIA)は試用したWireGuard対応VPNの中で最も充実しているサービスの1つです。当初、PIAがWireGuardのプライバシーの課題を解決する方法を模索する間、βテスターしかWireGuardを利用できませんでした。しかし現在はPIAのWindows、Android、iOS、macOS、LinuxアプリでWireGuardが利用できるようになりました。
接続するにはプロトコル設定からWireGuardを選択するだけなので簡単です。WireGuardを利用するにはPIAのアプリが最新バージョンが必要です。トラブルに遭遇したら24時間週7日体制のライブチャットサポートに問い合わせられます。
WireGuardに対応するにあたりプライバシーの懸念があったのですが、Private Internet Accessはいくつかの取り組みを行っています。まず、WireGuardのプライバシー強化策としてRSA証明書で保護されたRESTful APIを使っているので通信ログがVPNに記録されたり保存されたりしません。PIAはすでに厳しいログなし方針がありますが、このアドオンによりWireGuardによってVPNのプライバシー方針が無効になってしまわないようにしたのです。
また、PIAは非アクティブ時間が3分間続くと接続データをすべて削除するデーモンを作成しました。データの削除はバックグラウンドで行われるため、ユーザーとしては気になりませんでした。
このような追加のプライバシー保護のほかに、PIAは広告・アドウェア・悪質なサイトをブロックする機能を搭載してWireGuardの世界レベルの暗号化を強化しています。独立した漏洩テストでDNS、IPv6、WebRTC漏洩対策を検証したところ、情報の洩れは検出されませんでした。
OpenVPNでは満足できる通信速度でしたが、WireGuardだと普段より通信が速くなりました。VPNに接続すると遅くなる傾向があるのでこれは珍しいことです。調査ではNetflix、Amazonプライムビデオ、HBO Goなどのブロックを解除できましたが、BBC iPlayer、Vudu、Huluにはアクセスできませんでした。
PIAのプランは手頃で30日返金保証もあるので、実質無料で試してみることができます。
詳しく知りたい方はPIAの完全レビューで検査結果をすべてご覧になれます。
調査方法
現在WireGuardに対応しているおすすめのVPNをご紹介するために、300種類以上のプレミアムサービスをテストし、互換性やパフォーマンスを検証しました。
調査では以下のようなポイントに注目しました。
- 安全なサービスを提供するためにWireGuardのプライバシーに対する懸念を踏まえたうえで導入していること
- WireGuardのパフォーマンスを存分に味わえるように、もともと通信速度が速いこと
- WireGuardの暗号化を危険にさらさない高度なセキュリティ機能
- VPNアプリ・ソフトで簡単にWireGuardを導入できること
- WireGuardのセットアップや利用を助けてくれるカスタマーサポート
よくある質問
WireGuardとは?
OpenVPNやIPSecと同様、WireGuardは安全なトンネリングプロトコルです。従来的なプロトコルとは違い、WireGuardはシンプルさ、通信速度、安全性に力を入れています。
WireGuardはOpenVPNより優れていますか?
WireGuardとOpenVPNはそれぞれ長所と短所があります。
WireGuardの方がOpenVPNよりシンプルで、結果的により高速で扱いやすく、サイバー攻撃に強いという特徴があります。また、暗号化に関してはOpenVPNと同じくらい安全、またはそれより安全です。
WireGuardとは違い、OpenVPNはプライバシーを保証できるという強みがあります。OpenVPNに対応しているVPNの多くは、WireGuardのプライバシーの弱みを解決するために追加の対策を導入する必要があります。
WireGuardは安全ですか?
WireGuardの必要最低限のコードで構成されていて、最先端の暗号法を用いていることにより、オンラインセキュリティ対策の観点ではとても安全です。
また、接続が途切れにくく、従来的なプロトコルよりVPNに素早く再接続できるため、検出、監視、ハッキングなどのリスクにさらされる時間を削減できます。
しかし、WireGuardはプライバシーの面で不十分なところがあります。本当のIPアドレスやタイムスタンプなど、個人を特定できる情報をVPNが記録していなければIPアドレスを付与できない仕組みになっているので、第三者がVPNのサーバーにアクセスできてしまうと、個人を特定したり、ネットの利用状況を追跡したりできるようになってしまいます。
WireGuardのセキュリティについて詳しくは2023 年の安全ガイドをご覧ください。
WireGuardはAndroidで利用できますか?
はい、WireGuardはAndroidに対応しています。CyberGhostVPNとPIAのAndroidアプリはどちらもWireGuardを利用できます。
まとめ
WireGuardは未来のVPNとして称賛されています。今回行ったスピードテスト、セキュリティ審査では素晴らしい結果が出ました。
しかし、WireGuardの開発チームもプロトコルは完成していない、完全にはテストが行われていないと認めています。すべてのVPNがWireGuardを導入できるまで、もう少し時間が掛かりそうです。
それでも、一部のVPNはWireGuardと協力したり、プライバシーの懸念を解決するために独自の取り組みを行ったりしてステップアップしています。
まとめとして、2023年にWireGuardに対応しているおすすめのVPNはこちらです!
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