知名度の低いオススメのVPN 5選【2024年】
ネットで最高のVPNが何か検索してみると特定のVPNがレビューサイトやブログの必ずランキング入りしています。
そのようなVPNは素晴らしい商品ですが、現実では独自の加入プログラムがあり、それによって適切なところに宣伝が掲載される仕組みになっているのです。トップサービスプロバイダになるためには最高のサービスを提供するだけでなく、適切なマーケティングも必要なのです。ランキング入りするようなVPNはそのような取り組みをしています。
しかし良いサービスを提供しているVPNのうち、広告費を支払わないものはどうでしょうか? 公共の目に入らない商品たちです。素晴らしい商品であるにもかかわらず、広告に力を入れていないため、あまり知れ渡っていないものがいくつかあります。
広告に力を入れていないながらも素晴らしいトップ5つのVPNはこちらです。
Proton VPN
無制限の帯域幅、ピアツーピア対応、10Gビットサーバー、最高10台に接続でき、素晴らしいサポート体制など、プロトンは他の大規模VPNと同じくらい素晴らしいVPNです。
プロトンは世界最大の安全な電子メールサービスを提供しているので有名で、現在では独自のVPNサービスも提供しています。
ProtonMailは2014年に科学者やエンジニアがMITやCERTでセキュリティー問題について会議したうえで開発されました。同社のメールサービスは何百万ものジャーナリストや活動家、サラリーマンの間で一役人気になりました。
プロトンのチームは検閲、監視社会、ネット上のセキュリティー脅威と戦っています。
Proton VPNに接続したとき、あなたの接続はプライベートネットワークから発信される前に複数のセキュアコアにルーティングされます。そのため個人のユーザーにはデータを追跡されなくなるのです。サーバーはスウェーデン、アイスランド、スイスに存在し、強力なプライバシーに関する法律があるため、政府に詳細を問われることはないのです。
更にセッションを始めるたびに新しい暗号化キーを取得できるため、一つのキーが安全でなくなっても、過去のセッションから通信を解読できないということです。更にAES-256ビット暗号化、2048ビットRSAキー交換、そしてHMAC-SHA256メッセージ認証もあります。
Proton VPNには弱点があります。サーバーが14か国にしかないことと、OpenVPNにしか対応していないことです。つまり、PPTPやL2TPには使用できないのです。このようになっている理由はOpenVPNは最も安全なため、ネットワークが完全に安全になっていることを保証するためです。便利というわけではありませんが、安全性は確実です。
無料:はい
通信速度:よい(無料版では制限がかかっています)
ピアツーピア・トレント:はい
Betternet
Betternetは加入さえ必要のない無料のVPNサービスです。他のトップVPNではありえないことでしょう。複数の端末で使用でき、他の無料VPNとは違って広告を表示しません。
Betternetは収入を得るために全く違った方法をとっています。携帯版アプリをインストールすると、「アプリをインストールする」というオプションが表示されます。それをクリックするとお勧めアプリが表示されます。その一つをインストールするとBetternetの収入につながるのです。アプリをインストールしたくなければ「動画を見て接続する」ボタンをクリックします。そうすると携帯で動画を見せられます。動画を再生するたびにBetternetの収入になるというわけです。
ユーザーとBetternetの双方ともメリットになります。無料であるとともに、嫌なポップアップもないのですから。
プレミアム版もあります。無料版はサーバーを稼働させるほどしか収入を上げられないため、人件費、新しい場所、特設サーバーの設置のための費用を上げるためにプレミアム版を提供し始めたのです。
Betternetは複数の主要プラットホーム向けのアプリを提供しています。無料版の通信速度は良いです。高速通信を楽しみたければプレミアム版に切り替える必要があります。全体的にはイライラするようなポップアップ広告や画面に埋め込まれた広告を表示しない無料VPNとしてよいVPNでしょう。
無料:はい
通信速度:まあまあよい
ピアツーピア・トレント:はい
Opera
OperaはGoogleのChromeを利用したくないという人に向いています。Opera Browserには無料で無制限に使用できるVPNが搭載されています。
追加でエクステンションをダウンロードする必要はありません。設定で「VPNを有効にする」というオプションを選択するだけです。またはプライベートウィンドウでアドレスバーの左側に表示された「VPNを有効にする」を選択します。Operaは6つの地点から場所を選択できるようにしています。またはあなたの現在地によって最適の場所に接続することもできます。
これは基本的でよいサービスですが、ネットフリックスやHuluなどの厳しいVPNチェックを行っている場所では役に立ちません。さらに、あなたがOperaを介して送信した情報のみに適用されるため、トレントには使用できません。しかし全くVPNを使用しないよりはましでしょう。
Operaは2015年に買収したSurfEasyに提供されているVPNサービスを使用しています。SurfEasyのVPNはカナダに拠点を置いていて一時的に使用ログや帯域幅ログを保存しています。
無料:はい
通信速度:よい
ピアツーピア・トレント:いいえ
Private Tunnel
プライベートトンネルはOpenVPNから派生したもので通常のVPNプロバイダよりもプライバシーに取り組んでいます。OpenVPNと連携しているため信頼でき安定したVPNだと考えられています。
昔は情報量によって価格が異なることで有名でしたが、今では価格プランを変えています。現在は2つのプランを提供しています。固定価格プランと柔軟価格プランです。その違いは何台の端末を接続できるかの違いです。
加入したとき、いくつかの国へのプライベートトンネルを取得できます。128ビットAES GCM暗号化があり、無制限でサーバーを切り替えられます。無制限の通信速度とログなし方針も固めています。
いくつかの主要プラットホームのアプリも提供しています。リナックス用のアプリはありませんが、手動でセットアップすることもできます。7日間無料トライアルを試すこともできます。
無料:いいえ、でも7日間無料トライアルがあります
通信速度:まあまあ
ピアツーピア・トレント:はい
Lantern
ランタンは通信速度に制限のある無料サービスです。その目的は制限されたコンテンツへのアクセスです。ランタンは制限されたウェブサイトを探知したときのみに作動するのです。通常のウェブサイトの場合IPアドレスは隠しません。が特定のウェブサイトを制限している場合、ランタンは検閲なしでアクセスできるようにしてくれるのです。プロキシサーバーとして作動してあなたの接続を他のサーバーを経由させるのです。プロキシ接続はHTTP(TLS)で安全になっています。インターネットを匿名で利用したい場合、トーアの利用を検討した方がいいでしょう。
ランタンツールは非常に軽く、通信速度が遅くても素早くダウンロードできます。無料アカウントの場合、500MB の無料通信量を利用できます。高速通信と無制限の通信を楽しみたい場合はプロ版を取得する必要があります。
プロ版はプロキシサイトを開くとき暗号化されたHTTPS接続を利用することもできます。それ以外にもプロ版はすべての宣伝をブロックし、無制限で通信できるうえ同時に3台接続できます。インターネットを自由に利用でき、ファイアウォールや検閲を乗り越えることができるのです。
無料:はい
通信速度:良い(無料版では制限があります)
ピアツーピア・トレント:はい
まとめ
インターネット中に紹介されているVPNの種類は限られていますが、あまり人に知られることなく活動を続けている良いVPNは存在しています。ここで紹介したVPNを試してみてください。気に入るかもしれませんよ。
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