Windscribeは最も人気のある無料VPNの1つですが、セキュリティ侵害に遭ったため「本当に信用できるか不安…」というユーザーが多いようです。サーバーを保護できないのに、ユーザーの安全を確保できるのでしょうか?プランに加入しない場合は特に心配です。
そこで、Windscribeの機能や特徴をすべて検証し、漏えいテストやスピードテストを実施しました。また、Torrentやゲームなどに役立つのか、ログを保持しないという主張が本当なのか、セキュリティ侵害を受けた後にどのように改善したのか徹底的に調査しました。
その結果、Windscribeは安全で、全体的に満足できるサービスであることが分かりました。セキュリティ機能は強力で、プライバシーを重視したサービスです。無料版はトップクラスですが、有料版は至らない部分がいくつかありました。おすすめのプレミアムVPNはこちらのランキングをご覧ください。
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メリット
デメリット
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Windscribe VPNの機能【2024最新情報】
8.6
💸
価格
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5.75 USD/月
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📆
返金保証期間
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3 日 |
📝
VPNはログを記録している?
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なし |
🖥
サーバー数
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134+ |
🛡
キルスイッチ
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あり |
🗺
本社の所在地
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Canada |
🛠
サポート体制
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Bot support |
📥
トレントに対応
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あり |
ストリーミング:有料版では快適
9.4
世界中のメンバーがWindscribeを試した結果、安全に動画を見られました。「有料版と無料版の両方でHD動画を見られた」というメンバーもいたほどです。
しかし、無料版では毎月のデータ使用量が10GBに制限されているため、最大7時間しか動画を見られません。Windscribeを試すためには役立ちますが、日常的な視聴には向きません。
Windscribe VPNを使うと理論上は海外コンテンツにアクセスできるようになりますが、ほとんどの場合、これは著作権侵害です。ストリーミング再生時のパフォーマンスを調べる際、私たちは自国のサーバーにのみ接続しています。
【重要】vpnMentorは著作権侵害に強く反対しています。Windscribeはノーログポリシーを遵守しているため、オンラインアクティビティを監視されることは絶対にありません。サービスを倫理的な形で利用するのはご自身の責任であることをご理解ください。動画配信サービスの利用規約を必ず守るようお願いいたします。
利用可能:Netflix、Hulu、ディズニープラス、Amazonプライムビデオ、Max、Peacock、BBC iPlayer、ESPN+、Channel 4、ITVX
Windscribeを使うことで国際チームは自国で利用可能な動画配信サービスをすべて安全に視聴できました。大半のストリーミングサービスはVPN対策技術を導入していますから、すべてうまく行ったのは感心に値します。サービス対象地域で国内のVPNサーバーを使ってもVPN対策に引っかかることがあり、その場合は好きなコンテンツを見られませんが、Windscribeを検証中、このようなトラブルに直面したスタッフは1人もいませんでした。
まず、ニュージャージー州の同僚は問題なくアメリカ版Netflixライブラリを安全に閲覧できました。大半の動画はほぼ瞬時に再生され、途中で読み込み中になることはありませんでした。
オーストラリアや日本、カナダ、ブラジル、フランス、イギリスのメンバーも、それぞれ自国のサーバーでNetflixの完全版ライブラリを安全に見られました。
動画の読み込みに時間はかからず、バッファなく再生されました
アメリカの調査スタッフは、WindscribeでMaxも問題なく視聴できたと言います。ほかにも、ディズニープラスやAmazonプライムビデオ、Peacockなど、普段利用している動画配信サービスをすべて安全に見られたそうです。
バッファが発生したり、読み込みに時間がかかったり、画質が悪くなったりすることはなかったそうです。
英国のメンバーも、ITVやBBC iPlayerなど、イギリスのチャンネルを安全に視聴でき、問題は発生しませんでした。
まとめると、Windscribeはストリーミングにおすすめのチョイスです。無料アカウントでも国内の動画配信サービスを一定時間見られるのは素晴らしいと思います。
通信速度:無料サーバーも有料サーバーも超高速
7.8
私はこれまで数々の無料VPNを試してきましたが、Windscribeの無料サーバーは最速クラスで、有料サーバーも高速です。
サービスの全体的なパフォーマンスを評価するための、チームメンバーと複数のサーバーを試しました。前述の通り、著作権侵害はいけません。Windscribeは責任を持って利用してください。
当社では、担当者が同じ場所から同じ接続でスピードテストを実施しています。下の表は有料サーバーの結果をまとめたものですが、無料サーバーも通信速度はほぼ同じでした。WireGuardが最速だったため、スピードテストではこのプロトコルを使いました。
通信速度は近くのサーバーで4%、遠くのサーバーで30%低下しました
近くのサーバーで通信速度が5%以上低下することはありませんでした。ほとんどの場合、VPNを使うと通信速度は15%程度遅くなりますから、素晴らしい結果です。
IKEv2とOpenVPN UDPのほうが若干低速でした
しかし、かなり遅いプロトコルもあります。筆者もスピードを確認したかったので、プロトコルを変えて複数台のサーバーを試したところ、通信速度に大きな差があることに気付いたのです。
例えば、ケニア国内のサーバーに繋いだ際、OpenVPN TCPとWstunnelでは通信速度が15%以上低下しました。また、Stealthプロトコルだといつも45%遅くなりました。
10GBPSサーバーも数台ありますが、私が試したときに通信速度は一般サーバーと大差ありませんでした。
無料サーバーもすべて試したところ、期待を裏切らない結果となりました。一番近いサーバーとの距離は約7,000キロだったのですが、通信速度は27%しか低下しませんでした。一流VPNもここまで遠い場合は最大45%も遅くなることがありますから、良い結果です。まとめると、Windscribeほど高速な無料VPNはほとんどありません。
ゲーム:近距離サーバーではスムーズのプレイできる
8.4
Windscribeで近くのサーバーに繋いだところ、スムーズにロブロックスをプレイできました。Ping値は85ms以下で、快適なゲームプレイに適した数値でした。ドイツなど遠くのサーバーに接続してもPingはわずか18msとかなり低く、ゲームに向いています。しかし、このサーバーでロブロックスをプレイしようとしたとき、キャラクターが突然フリーズしてしまいました。
Pingは9msしか高くならず、ゲームプレイはスムーズでした
Pingはコマンドに対するネットワークの応答時間のことで、ゲームで重要な指標です。Pingが高いと、ボタンを押してからキャラクターが動くのに時間差が生じるため、ゲームプレイに悪影響が及びます。
まとめると、Windscribeの有料版はゲームに向いています。無料版でも同様の結果が得られましたが、1日あたりのデータ使用量が制限されており、ゲームをするとすぐに上限に達してしまいます。
サーバーネットワーク:小規模な割には広範囲をカバー
7.0
Windscribeのネットワークは大規模とは言えないものの、日本(東京)を含む69か国に134台のサーバーがあります。Windscribeのサーバーはすべて都市レベルで選ぶことができ、アメリカには45拠点以上ありますから、ほかの人気VPNと比べると多いほうです。
一覧には10GBPSサーバーとP2P専用サーバーも表示されます
また、Windscribeのサーバーはすべて物理サーバーです。サーバーは接続先の都市に設置されているということです。ほかのVPNは仮想サーバーを提供していることがあり、仮想サーバーは表記されている場所には位置していません。
サーバーは自社所有のものと、レンタルしたものがあります。以前は177台のサーバーを所有していたそうですが、残念ながら、現在何台が自社所有サーバーなのかというネットワークの詳細は開示していません。WindscribeはRAMのみのサーバーも採用しています。再起動のたびにサーバー上のすべてのデータが消去されるため、プライバシーが向上します。
エクアドルやトルコなど、ほかのVPNがサーバーを設置していない国もWindscribeなら利用可能で、南極大陸にもサーバーがあります。固定IPアドレスも購入でき、Webサイトを運営するためにいつも同じ暗号化されたIPアドレスが必要なときに便利です。
無料サービスでは、香港のロケーション、10台のアメリカサーバー、ヨーロッパの8か国が使えます。無料・有料アプリで使えるサーバーが最多なのは西ヨーロッパと北米です。近くのサーバーも遠くのサーバーも、問題なく接続できました。
セキュリティ:充実した機能で安全を確保
9.4
Windscribeはとても安全で、軍レベルのAES 256ビット暗号化を採用しているため、データは実質的に解読不能となります。公共ネットワークで自動的に有効化する機能もあります。遠隔からホームネットワークにアクセスしたい場合はポートフォワーディングを利用すると良いでしょう。ただし、固定IPアドレスの料金が追加されます(データセンターのIPアドレスは月額2ドル、住宅用IPアドレスは月額8ドル)。
Windscribeはパーフェクトフォワードシークレシーやタイムワープ、スプリットトンネリング、ロケーションワープなど、プライバシー強化に役立つ高度な機能も提供しているのが気に入りました。ダブルVPNや安全なホットスポットなど、さらに珍しい機能もあります。すべての主要プロトコルに対応しているほか、パケットサイズの調節やAPI解決などのユニークな設定もあります。
カスタマイズしたくない場合はデフォルト設定のままでOKです
「技術的に難しい部分はどうでもいい」というユーザーもいると思いますが、詳細設定を変更できるのは技術に興味がある人にとって嬉しいポイントです。最後に、Windscribeのブラウザ拡張機能にはGPS位置偽装機能が備わっており、デスクトップアプリはすべてオープンソースとなっています。セキュリティ設定の観点でWindscribeは文句なしだと思います。
暗号化
Windscribeは「AES-256サイファー暗号化」でインターネット通信を防御します。世界の金融機関や軍隊の多くが採用している暗号規格です。送受信するデータは強固に暗号化され、他人が解読するのは実質的に不可能となります。
セキュリティプロトコル
Windscribeでは業界トップクラスのプロトコルから選べます。WireGuardやIKEv2、OpenVPNのほかに、「WStunnel」という独自プロトコルも利用可能です。スピードテストで指摘した通り、最速なのはWireGuardですが、一番安全とされているのはOpenVPNです。オープンソースで、脆弱性がないか絶えずチェックされています。
WindscribeはSOCKS5プロキシもサポートしています。IPアドレスは隠しますが、ほかのプロトコルとは違ってデータを暗号化しないため、Torrentに役立ちます。
Firewall(キルスイッチ)
Windscribeのキルスイッチは「Firewall」という名称で、期待通りに動作します。VPN接続が突然切れた場合にネットワークを無効化する機能です。実験としてVPNが接続中にタブを開いてみました。接続が確立されるまでページは表示されず、キルスイッチが正常に作動したことが分かりました。VPNに必須の機能です。
IPアドレスとDNSの漏えい対策
WindscribeはIPアドレス・DNS保護機能も提供しており、漏えいを確実に防いでくれます。
十数か所を試したところ、実際のIPアドレスは常に隠されました
Windscribeならデータのプライバシーを確保できると自信を持てます。
R.O.B.E.R.T.(広告ブロッカー)
Windscribeの広告・マルウェアブロッカーで、高度にカスタマイズできます。プレミアムアプリではさらに多機能です。有料版はSNS、ポルノ、ギャンブル、クリックベイト(釣り記事)などもブロックしてくれます。便利な追加機能ですが、オンにしてもバナー広告などが表示されることがありました。
プライバシー:些細な問題はあるものの、素晴らしいポリシー
8.2
Windscribeは厳格なノーログポリシーを遵守しているため、プライバシー保護に役立つVPNとしておすすめです。メールアドレスを入力しなくても登録できます。このようなサービスは滅多になく、安全性の高い無料VPNと言えます。
Windscribeはポリシーを守っていることを証明する透明性レポートを発行しています。Windscribeに対してデータ開示を求める「DMCAリクエスト」の件数を見ることができ、データを一切共有しないことが記載されています。
私が不満に感じたのは、Windscribeが独立監査を受けていないことです。一部のサーバーが政府組織に差し押さえられたため、監査されていないのは驚きです。
Windscribeはログを保持していますか?いいえ
Windscribeは不要なデータを一切記録しません。Windscribeのサーバーは政府に差し押さえられたことがあるため、データを記録していないのは安心です。2021年にウクライナでWindscribeの2台のサーバーが裁判のために現地当局によって押収されました。
しかし、Windscribeはセッションログやタイムスタンプを保存しておらず、当局は情報を一切得られませんでした。利用者のIPアドレスやサイトの閲覧履歴なども収集しません。
接続中、データは一切記録されません
多くの一流VPNと同様、Windscribeはサービス提供に必要な匿名データしか保存しません。接続中、サーバーのメモリにはOpenVPN/IKEv2のユーザー名、接続時間、そしてデータ転送量が残ります。プライバシーポリシーには、接続を切断するとこれらのデータはすべて削除されると明記されています。
Windscribeは監査されていますか?いいえ
Windscribeは外部監査を一切受けていません。チャットサポートに監査されたか質問したところ、チャットbotによるとプライバシーポリシーの内部監査は定期的に行われているものの、第三者による監査は受けていないそうです。最高峰のプレミアムプロバイダに倣って、独立機関による透明な監査を受けてもらいたいですね。
本拠地はカナダ
カナダは。5アイズアライアンスの加盟国なので、VPNの本拠地として最適な国とは言えません。5アイズアライアンスとは国民のデータを共有することを同意した多国間協定のことです。幸い、Windscribeはユーザーのプライバシーを脅かす可能性のあるデータを一切保存していませんが、プライバシーを重視するのであれば、プライバシー保護法が厳しい国に本拠を置いているVPNを選んだほうがよいでしょう。
Windscribeは中国で使えますか?使えることもあります
Windscribeのサポートによると、中国で使うことは可能だそうです。しかし、「さまざまな機能やプロトコルを使わなければならないかもしれません」と注意されました。
私が試したVPNのほとんどは中国で使えませんでした
担当者は「中国のように制限の厳しい国では、StealthプロトコルとWStunnelプロトコルが最も効果的です」とアドバイスしてくれました。しかし、これらのプロトコルは最も遅いため、残念です。より高速なサービスが欲しい場合は中国で使えることが証明されているVPNをご覧ください。
中国政府は多くのVPNが禁止していますが、VPNを使ったことを理由に個人が捜査されたという公式な報告はありません。当社はいかなる違法行為も容認しません。中国でVPNを使う前に法律を調べることをおすすめします。
Torrent:大半のサーバーはダウンロードが遅い
4.0
Torrentはほぼすべてのサーバーで可能ですが、Windscribeを使った際、ダウンロード速度が大幅に低下しました。1.62GBのファイルが完了するのにおよそ1時間かかったのです。VPN接続なしでは同じTorrentファイルを15分でダウンロードできたので、ナイロビ市内のサーバーを使ってもここまで遅くなったのは残念です。
念のため、時間帯を変えて同じファイルをダウンロードしたところ、似たような結果となりました。なお、インド、リトアニア、ロシア、南アフリカのサーバーはP2Pファイル共有には使えません。
Windscribeはポートフォワーディングを提供しており、ダウンロードが若干速くなるはずです。しかし、私が試したとき、ダウンロード時間は数分しか短縮されませんでした。
著作権フリーのファイルを高速でダウンロードしたい場合はこちらのVPNご検討ください。なお、Torrentはほとんどの国で合法ですが、著作権のあるファイルにアクセスするのは合法ではありません。法律を違反しないよう、Torrentでダウンロードするのはパブリックドメインのファイルのみにしてください。
インストール・アプリ
8.8
インストールとアプリ:インストールしやすく、使い方も簡単
Windscribeのインターフェースは魅力的とは言えないものの、使いやすいと感じました。サーバーに接続したり設定にアクセスしたりするのは問題なくできましたが、他社のようにインタラクティブな地図はありません。
設定タブは4つあり、アカウントやヒントのタブもあります
一方、設定オプションは充実しています。アプリの設定をここまで細かく調整できるVPNはほとんどありませんから、技術が好きな人にとってはかなり魅力的です。
設定とインストール
どのデバイスでも、Windscribeを数分でインストールできました。
モバイルデバイスでは、アプリストアからインストールできます
LinuxアプリもGUIで操作できるため、同じくらい高速でダウンロードできます。コマンドラインでの面倒な操作は必要ありません。他社VPNとは違い、LinuxでもWindscribeの無料版を使えます。
対応機器
Windscribeでは、ほぼすべてのデバイスでサーバーに接続できます。すべての主要OS向けのネイティブアプリがあり、プロキシゲートウェイ機能を活用するとゲーム機やスマートテレビも簡単に接続できます。ルーターにもさまざまな方法で設定できるため、ネットワークに接続されているあらゆる機器で使えます。このカテゴリは一流VPNと肩を並べる結果となりました。
デスクトップ:Windows、Mac、Linux用アプリ
デスクトップアプリはどれも似ており、違いはほとんどありません。WindscribeのWindowsアプリには、ネットワークホワイトリストを除く全機能が含まれます。Macアプリには「常時オン」機能とスプリットトンネリングがありません。
AndroidとiPhone(iOS)
モバイルアプリはデスクトップ版とほとんど同じですが、それぞれ使えない機能がいくつかあります。Androidアプリは非常に重要なキルスイッチがありません。一方、iOSアプリはキルスイッチはあるものの、ネットワークホワイトリスト機能、スプリットトンネリング、Stealthプロトコル、「常時オン」オプションはありません。また、スマホアプリはプロキシ設定にアクセスできません。デスクトップアプリと違い、モバイルアプリは両方とも日本語に対応しています。
Chrome、Firefox、Edge向けのブラウザ拡張機能
全体的にWindscribeのブラウザ拡張機能は優れていると思いました。他社VPNが提供していないさまざまな機能が備わっています。ほかのアプリと同じサーバーが利用可能で、ダブルホップ機能もあります。最適なサーバーを自動的に選ぶほか、広告をブロックしたりWebRTC漏えいを防いだりしてくれます。
一番気に入ったのは、Cookie Monster機能です。タブを閉じると、許可したCookieがすべて自動的に削除されます。WindscribeのSplit Personality機能もユニークです。ユーザーエージェントをランダムに入れ替えることで、OSとブラウザバージョンが隠されます。Auto Pilot機能は最適なロケーションに接続するだけでなく、どのサイトにアクセスするかによってサーバーを変更してくれます。
Windscribeの拡張機能は無料で使えるため、人気があります。しかし、単なるプロキシであることをお忘れなく。通信は暗号化されないため、完全版アプリを使ったほうが安全です。
Amazon Fire TVとNvidia Shield向けアプリ
Fire TVとNvidia Shieldにもネイティブアプリをダウンロードできます。見た目はほかのアプリと若干異なりますが、実用性は高く、スプリットトンネリングも可能です。
ゲーム機向けアプリはありませんが、プロキシゲートウェイ機能を使えば簡単に接続できます。パソコンを通してプロキシ設定を変更すると、あらゆるデバイスを繋ぐことができます。設定の難易度は低いものの、通信経路が変更されるためSmart DNSより若干遅い場合があります。
WindscribeはSmart DNSを提供していますが、有料です。ほかのVPNだとSmart DNSはプランに含まれますから、追加料金を支払うのはおすすめしません。
ルーターに対応
WindscribeはDD-WRT、Tomato、ASUSWRT/ASUSWRT-Merlinの一部のルーターモデルにインストールできます。また、Invizbox製の設定済みルーターも販売されています。ルーターに設定すると、Wi-Fiに対応している自宅のすべてのデバイスをVPNに接続できます。しかし、ルーターにはこちらのVPNのほうがおすすめです。
同時接続台数
無料アカウントでも有料アカウントでも、デバイスを何台でも接続できます。同時接続数が無制限の無料VPNはほとんどありませんから、素晴らしいと思います。試しにノートパソコンやiPad、3台のAndroidフォンを繋いだところ、通信速度に影響しませんでした。