VPNの速度を徹底比較し、高速VPNを12社厳選!│2023年
- 最速のVPNの完全分析【2023 3月更新】
- ExpressVPN:超高速のLightwayプロトコルと大規模なサーバーネットワークが優秀な速度を実現
- CyberGhost:最適化されたサーバーで素早く高速通信に
- Private Internet Access:巨大サーバーネットワークにより、世界中どこでも超高速
- NordVPN - 豊富な専門サーバーを備えた高速VPN
- Surfshark — 無制限 同時接続ですべてのデバイスを保護
- 比較表:最速のVPN
- VPNのスピードテスト結果比較
- 高速VPNのテスト方法
- 【クイックガイド】3ステップで簡単にVPNのスピードテストを行う方法
- VPNの速度を改善する方法
- 高速VPNについてよくある質問
- 今すぐ最速のVPNをゲットしましょう!
最速のVPNと主張するサービスが多いなか、本当に速いVPNがどれか見極めるのは困難です。しかし、VPNを選ぶうえで、安定した高速通信は妥協できません。超高速VPNでなければ、快適に動画やブラウジング、ゲーム、トレントができないからです。
本当に最速のVPNを調べるため、当サイトの調査チームが、85社以上のVPNに対してスピードテストを実施しました。数か月かけて、時間帯を変えて速度を計測したほか、長距離サーバーと短距離サーバーの速度を比較しました。また、インターネットサーフィンや動画の視聴など、アクティビティが異なると速度に影響するか徹底的に検証しました。
結論として、速で、速度が最も安定しているのはExpressVPNであることが分かりました。Lightwayという超高速の独自プロトコルを提供しており、94か国に3,000台のサーバーがありますから、いつも安定した接続を確立できます。また、アプリは使いやすく、簡単に最速の通信となります。ExpressVPNをリスクなしで体験することも可能です。30日間返金保証がありますから、ニーズに合わなければ気軽に返金してもらえます。
お急ぎですか?2023年に最速のVPNはこちら!
- ExpressVPN:超高速Lightwayプロトコルと巨大サーバーネットワークにより、世界中どこでも安定した高速通信を実現。アプリで素早く高速サーバーに接続できます。
- CyberGhost:最適化されたサーバーにより、高速で動画やトレントを楽しめます。サーバーネットワークは大規模で、回線混雑や速度低下を防ぎます。
- Private Internet Access:巨大なサーバーネットワークで安定した接続に。多機能で、設定を調整してさらに高速化できます。しかし、本社がアメリカにあり、プライバシーの観点で素晴らしいとは言えません。
- NordVPN —セキュリティに優れた複数の専用サーバーを提供しますが、ストリーミングに最適化されたサーバーはありません。
- Surfshark —1つの契約で何台でも接続できますが、1ヶ月プランが少し高いです。
最速のVPNの完全分析【2023 3月更新】
1. ExpressVPN:超高速のLightwayプロトコルと大規模なサーバーネットワークが優秀な速度を実現

2023年3月に有効 リスクなしで30日間体験
- 独自のLightwayプロトコル
- 軍レベルの暗号化、RAMベースのサーバー、データ漏洩対策、実証済みのログなし方針
- 5台まで接続可能
- 利用可能な動画配信サービス:Netflix(アメリカ版、イギリス版など多数)、Disney+、HBO Max、Amazonプライムビデオ、Hulu、BBC iPlayer、Vudu、Abema TV、TVer、DAZN、GYAO、U-NEXTなど
- 対応機器:Windows、Mac、iOS、Android、Linux、ブラウザ、ゲーム機、スマートテレビ、Fireデバイス、ルーターなど
- アプリは日本語に対応
期間限定でExpressVPNのプランが最大49%オフ!お見逃しなく!
Lightway という独自プロトコルを提供しているExpressVPNは、私がこれまで使った中で最速のVPNです。ベース値を把握するために、VPNに接続していない状態でスピードテストを行ったところ、268.24 Mbpsでした。次に、OpenVPNプロトコルで直近のダラスサーバーに接続すると、251.02 Mbpsとなりました。VPNに接続すると、通信は暗号化されてから遠隔のVPNサーバーに送信されますから、速度はわずかに低下します。ですが、Lightwayプロトコルに切り替えたところ、259.50 Mbpsに改善されました。ベース値より6%しか速度が低下しなかったわけです。Huluでドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」をUHD画質で4話見たのですが、再生が途絶えることは一度もありませんでした。

サーバーネットワークはかなり大規模で、日本を含む94か国に3,000台のサーバーがあります。まず、アメリカの近距離サーバー3台でスピードテストを実施した結果、平均ダウンロード速度は221.58 Mbpsでした。次に、3台の長距離サーバーをテストしました(ブラジル、フランス、東京)。平均速度は179.22 Mbpsで、UHD画質で動画を見るのに必要な速度の7倍以上でした(PUBGのようなペースの速いオンラインゲームに必要な速度の約12倍)。ここまで速ければ、世界中どのサーバーでも、快適に動画やゲーム、トレントができます。
アプリはスピードを改善するよう最適化されており、最速のサーバーに接続できます。「スマートロケーション」機能を使えば、最速のサーバーに瞬時に自動接続できます。また、アプリにはスピードチェックツールも内蔵されており、ExpressVPNの全サーバーのPing値、ダウンロード速度、アップロード速度が表示されます。ほかにも、スプリットトンネル機能を活用すると、指定したサイトの通信だけ暗号化できるので、通信の低下を最小限に抑えられます。
唯一の欠点は、他社より割高であることです。料金プランは$6.67/月~となっています。幸い、ExpressVPNは割引やクーポンを提供しており、今回は49%オフで加入でき、契約が無料で3か月延長されました。短期プランでも同じ機能が利用できますが、かなり高いので、長期サブスクリプションの方がお得です。
30日間返金保証がありますから、リスクなしでExpressVPNの高速通信を実感できます。満足できない場合、簡単に全額を返金してもらえます。サービスを27日間テストした後、24時間年中無休のチャットで返金をリクエストしました(チャットには自動翻訳機能があるので、日本語でもやり取りできます)。返金手続きはかなり簡単でした。利用体験について質問に答えたところ、すぐに承認され、2日後に全額が振り込まれていました。
2. CyberGhost:最適化されたサーバーで素早く高速通信に
- 特設サーバーで快適に動画やトレント、ゲームが楽しめる
- 軍レベルの暗号化、データ漏洩対策、広告・マルウェアブロッカー、厳格なログなし方針
- 7台まで接続可能
- 利用可能な動画配信サービス:Netflix(アメリカ版、イギリス版、日本版など数多くのライブラリ)Disney+、HBO Max、Amazonプライムビデオ(アメリカ版、イギリス版、日本版など)、Hulu、BBC iPlayer、Vuduなど
- 対応機器:Windows、Mac、iOS、Android、Linux、ブラウザ、ゲーム機、スマートテレビ、Fireデバイス、ルーターなど
- ほとんどのアプリが日本語に対応
最適化されたサーバーを提供しているCyberGhostなら、高速でストリーミングやトレント、オンラインゲームを楽しめます。特設サーバーはアプリから簡単に接続でき、普通のサーバーより約11%速いことが分かりました。ストリーミングサーバーにはそれぞれ、どの動画配信サービスにアクセスできるか明記されています。アメリカ版Netflix用サーバーのテストで、ドラマ「The Sinner -記憶を埋める女-」を3話見たのですが、次のエピソードはすぐに再生され、読み込みに時間がかかることもありませんでした。また、途中でバッファせずにUHD画質で動画を視聴できました。
日本を含む90か国に9,091台のサーバーがありますから、いつも確実に高速通信となります。ダラス、シカゴ、アトランタのサーバーをテストしたところ、平均で211.79 Mbpsとなり、速度低下率は23%でした。かなり優秀な結果です。バンコクとオークランドの長距離サーバーでも、速度が146 Mbpsを下回ることはありませんでした。ヨハネスブルグのサーバーでは大幅な速度低下が見られましたが、Netflixでバッファせずに「ウィッチャー」を3話見られました。

セキュリティプロトコルを変えると速度を改善できます。VPNは通信を暗号化しますから、速度がある程度低下するのは避けられませんが、近距離サーバーでOpenVPNからWireGuardプロトコルに切り替えたところ、約5%も高速化できました。IKEv2にも対応しています。このプロトコルは安定していますが、やや遅いようです。
残念ながら、南アフリカ(ヨハネスブルグ)など、遠くのサーバーは近距離サーバーほど高速ではありませんでした。また、ドイツに接続すると、YouTubeの動画を読み込むのに1分もかかってしまいました。幸い、サーバー数が多く、ドイツ国内にも数か所にサーバーがあるのでドイツの別のサーバーに切り替えることで速度を改善できました。
サブスクリプションにわずか$2.11/月で加入できます。2年プランに申し込んだところ、契約が無料で2か月延長されました。短期プランでも同じ機能が利用できますが、コストはかなり高いでしょう。長期プランの方がお得です。
長期プランは安心の45日間返金保証付きです。加入から28日後に24時間年中無休のチャットで返金をリクエストしました(チャットサポートは英語、フランス語、ドイツ語、ルーマニア語に対応しています)。サポートスタッフは押し付けがましくなく、解約理由しか聞かれませんでした。すぐに払い戻しが承認され、3日後に銀行口座に振り込まれていました。
3. Private Internet Access:巨大サーバーネットワークにより、世界中どこでも超高速
- 日本を含む84か国に29,650台のサーバー。帯域は無制限
- MACEが広告やトラッカー、マルウェアをブロック
- 軍レベルの暗号化(256ビット・128ビット)、キルスイッチ、データ漏洩対策
- 利用可能な動画配信サービス:Netflix、Disney+、HBO Max、Amazonプライムビデオ、Hulu、BBC iPlayer、Vuduなど
- 対応機器:Windows、macOS、iOS、Android、Linux、ブラウザ、スマートテレビ、ルーターなど
- アプリは日本語に対応
Private Internet Access(PIA)のサーバーネットワークは業界最大級で、近くに多数のサーバーがありました。近距離サーバーに接続すると、データは長距離を移動しなくて済みますから、より高速となります。3台の近距離サーバー(ヒューストン、米国テキサス、デンバー)をテストしたところ、平均で167.48 Mbpsでした。また、回線は混雑しておらず、速度は安定していました。PIAの近距離サーバーでゲーム中にスピードテストを実施した結果、最高のパフォーマンスで、ラグや速度低下なしで「VALORANT」をプレイできました。

最速の通信を実現するため、アプリにはさまざまな機能があります。頻繁にトレントする上級ユーザーは、「ポートフォワーディング」でより多くのシーダーに接続し、ファイルを高速ダウンロードできます。また、「SOCKS5プロキシ」も利用できるので、トレントの速度を改善できますが、通信は暗号化されないため、安全性を妥協することになります。テストでは「スプリットトンネル」を使うと高速化できることが分かりました。Netflixの通信だけVPNに転送することで、暗号化されるデータ量を減らしたのです。
優秀なセキュリティプロトコルを選ぶと高速通信を維持できます。OpenVPNプロトコルで長距離サーバー3台を試したところ、平均速度は97.24 Mbpsに低下しました。しかし、WireGuardに切り替えると、平均速度は104.59 Mbpsに改善されました。オーストラリアのサーバーで、uTorrentを使って映画「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」をダウンロードしたのですが、790MBのファイルを約3分でダウンロードできました。
PIAの欠点は、本社がアメリカにあることで、プライバシー保護の観点で素晴らしいとは言えません。しかし、PIAはログなし方針を守っていることが裁判で実証されています。FBIがデータの引き渡しを求めたところ、PIAは応じられなかったのです。このことを踏まえると、個人情報を安心して託せるVPNだと言えます。
長期サブスクリプションであればわずか$2.03/月で加入できます。契約が数か月無料で延長されることもあります。同時接続台数は無制限台です。長期プランを選ぶのがおすすめです。短期プランでも同じ機能が使えますが、コストが高くなってしまいます。
PIAのプランは安心の30日間返金保証付きです。25日間試してから返金をリクエストしたところ、スムーズにできました。24時間年中無休のチャットでくつか質問に答えるだけで、4日以内に口座に振り込まれていました。
4. NordVPN - 豊富な専門サーバーを備えた高速VPN
- 60カ国に設置された5,585台のサーバーから、ジオブロックされた大量のウェブサイト、アプリケーション、ゲームにアクセス
- トップクラスのセキュリティ機能と監査済みのノーログポリシーが、オンライン保護を確実に実行
- 6 台のデバイスに同時接続
- 対応サービス: Netflix, Disney+, HBO Max, BBC iPlayer, Hulu, その他
- 対応OS: Windows、macOS、Android、iOS、Linux、ブラウザ、ルーター、その他
NordVPNは、ストリーミングやオンラインアクティビティをプライベートに維持するために探しているかどうかにかかわらず、堅実なVPNです。NordVPNを際立たせているのは、特定のアクティビティに特化したサーバーカテゴリを提供し、使いやすくしている点です。また、独自の安全なプロトコル(NordLynx)を開発し、オンラインセキュリティを損なうことなく、(ストリーミングやトレントのような)高帯域幅のアクティビティのための印象的な速度を提供しています。
ストリーミングサーバーは提供していませんが、安全なトレントや追加のセキュリティのために、P2PまたはダブルVPNサーバーから選択することができます。すべてのサーバーは、国によって分類されています。そして、通常のサーバーを使用して、最も人気のあるストリーミングサイトのブロックを解除するために本当によく機能することが私のテストの中で発見されました。ストリームは常に素早くロードされ、視聴中にバッファリング問題が発生することもありませんでした。
NordVPNは、ネットワーク制限を迂回するのにも良い選択です。その難読化されたサーバーは、中国やロシアなど、VPNが制限されている国でも使えるように設計されています。これらのサーバーは、学校や職場のように、ネットワークファイアウォールのためにブロックされたウェブサイトにアクセスしようとしている場合にも役立ちます。
このほかにも、独自のセキュリティ機能を多数搭載しています。Threat Protectionは、トラッカー、マルウェア、感染したウェブサイトから保護し、さらに広告をブロックします。 YouTubeの広告はブロックされませんでしたが、Androidのゲーム内広告やブラウザのポップアップはブロックされました。もう一つの注目すべき点は、そのオニオンサーバーで, 追加のセキュリティのためにTorネットワークに直接接続することができます。 これらのサーバーと内蔵されている漏れ対策と停止スイッチを組み合わせることで、行動を常に非公開にすることができます。
一番の問題は、NordVPNがサーバーに接続するのにとても長い時間がかかることがあることでした。ある時、アプリを強制終了して、もう一度やり直さなければなりませんでした。最後には、いつも接続することができたので、大きな問題ではありませんでしたが、少し困りました。
NordVPNは$3.29/月から加入できるお得な価格設定です。また、追加料金で専用IPを取得することができるので、ストリーミングサイトで一般的に行われているIP禁止を回避する場合に便利です。
また、すべてのプランで30日間の返金保証を提供しているので、金銭的なリスクなく自由にNordVPNを試すことができます。私は約1ヶ月間使用した後、24/7ライブチャットで返金要請をしましたが、保証は守られていました。わずか数日で全額返金されました。
5. Surfshark — 無制限 同時接続ですべてのデバイスを保護
- 100 カ国3,200 台の高速サーバーで、好みのサイトに素早くアクセス可能
- あらゆるレベルのユーザーに対応する使いやすいアプリ
- 無制限台のデバイスを同時接続
- 対応サービス: Netflix, Disney+, HBO Max, BBC iPlayer, Hulu, その他
- 対応OS: Windows、macOS、Android、iOS、Linux、ブラウザ、ルーター、その他
Surfsharkは100カ国に3,200 台のサーバーを持ち、距離に関係なく一貫して高速な速度を提供しています。テストでは、ローカルサーバーは、基本的な速度とほぼ同じ結果を与えました 。ストリーミング、トレント、ゲームを何の中断もラグもなくプレイすることができました。許容できる速度低下は約20%であり、Surfsharkを使用すると、遠くのサーバーであっても、より少ないことを期待することができます。
セキュリティに関しては、業界標準のAES 256ビット暗号を提供し、これは利用可能な最も強力なものです。トラフィックが常に暗号化されていることを確認するために、すべてのアプリに停止スイッチを備えており、設定メニューから1クリックで有効にできます。これを、連続的にサーバーに接続してテストしました。サーバーを変更する間の少しの時間、私のインターネットはオフになっていたので、IPアドレスがストリーミングサイトに公開されたり、検出されたりすることはなかったのです。
Surshark は、非常に制限の多いネットワークや、中国のような国でも機能します。 CamouflageやNoBordersなど、VPN接続を難読化する特別な機能が付属しています。セキュリティの別のレイヤーのために、暗号化を倍増するMultiHopを使用することができます。
そのアプリは本当に分かりやすく、きちんと整理されているので、VPN初心者でも問題なく使えるでしょう。Quick-Connectボタンがあり、最速のローカルサーバーまたは最も近い海外サーバーを選択して、最適な速度を提供します。しかし、必要であれば、サーバーリストから特定の場所を選択することができます。また、よく使う場所をお気に入りに登録することで、次回から簡単にアクセスできるようになるのも良かったです。
Surfsharkの唯一の好ましくない点は、14アイズ情報共有同盟の一部であるオランダに拠点を置いていることです。しかし、それはノーログポリシーを持っており、そデータとブラウジングアクティビティを収集または保存しないことを意味します。そのサーバーはすべてRAMのみなので、ユーザーの情報は再起動するたびにサーバーから削除されます。これは、第三者が要求しても、何も共有できないことを意味します。
Surfsharkの長期契約は、わずか$2.30/月 で取得することができます 。また、わずかな追加料金で利用できるSurfshark Oneバンドルを選択することをお勧めします。アンチウイルス、サーチ(プライベート検索エンジン)、アラート(個人情報漏洩の際に通知する機能)が付いています。
すべてのプランに、30日間の返金保証がついています。Iサービスが期待にそぐわない場合、簡単に返金してもらうことができます。私は、24/7ライブチャットでサポートに連絡し、これをテストしました。エージェントとの短い会話の後、私はわずか4日間ですべてのお金を取り戻しました。
6. IPVanish:直感的なインターフェースで最速のサーバーが簡単に見つかる
- 各サーバーのPing値と負荷率がアプリに表示される
- 75か国に2,200台のサーバー。東京のサーバーも利用可能
- IP・DNS漏洩対策、256ビット暗号化、キルスイッチ
- 利用可能な動画配信サービス:Netflix、HBO Max、BBC iPlayer、Vuduなど
- 対応機器:Windows、macOS、iOS、Android、Linux、ブラウザ、ゲーム機、スマートテレビ、Fireデバイス、ルーターなど
IPVanishの多機能アプリは、高速サーバーに容易に接続できるようにデザインされています。各サーバーに1~100の数字が表示され、サーバーがどれくらい混雑しているか把握できます(数字が小さいほど高速)。また、サーバーのPing(応答時間)がミリ秒で表示されます。Pingが低いほどラグが少なく、動画やブラウジング、ゲーム、トレントを快適に楽しめます。
また、IPVanishの「Quick Connect」で最速のサーバーに自動接続することも可能です。この機能を試すため、国(今回はスペイン)を選び、Best available city > Connectの順にクリックしたところ、スペインで最速のサーバー(マドリード)に瞬時に接続されました。Netflixを4K画質で視聴できたので、後で簡単に接続できるよう、サーバーをお気に入りに追加しておきました。
IPVanishはさまざまなプロトコルに対応しているので、速度とセキュリティのバランスを考えて選べます。高速プロトコルとして、WireGuard、PPTP、OpenVPNが挙げられます。また、OpenVPNはUDPとTCPから選ぶことができ、通信をスクランブルすることも可能です。TCPより速いOpenVPN UDPで3台の近距離サーバーをテストしたところ、平均速度は155.28 Mbpsでした。ストックホルム、ブカレスト、オークランドのサーバーの平均速度は121.96 Mbpsで、UHD画質で動画を見るのに十分な速さでした。

残念ながら、IPVanishでDisney+とHuluにはアクセスできませんでしたが、NetflixやHBO Maxなど、他の動画配信サービスには高速で簡単にアクセスできました。
複数の料金プランがあり、一番安いのは$2.49/月です。IPVanishは同時接続台数が無制限であることを考えると、コスパの高いサービスと言えます。機能は全プラン共通ですが、月払いプランは月額料金がかなり高いので、長期サブスクリプションの方がお得です。
さらに、IPVanishの30日間返金保証で速度を実感することもできます。返金手続きを確認したところ、サポートに問い合わせなくても返金してもらえることが分かりました。IPVanishのアカウントにログインし、手順に従うだけで数秒で解約できたのです。5日後に返金されていました。また、チャットには自動翻訳機能がありますから、日本語で問い合わせられます。
7. PrivateVPN:セキュリティ設定を変えて、速度を改善
- 複数の暗号化レベルとプロトコルに対応。キルスイッチとデータ漏洩対策も
- ポートフォワーディング
- 63か国に200台のサーバー。東京にもサーバーあり。帯域は無制限
- 利用可能な動画配信サービス:Netflix、Disney+、HBO Max、Amazonプライムビデオ、Hulu、BBC iPlayer、Vuduなど
- 対応機器:Windows、macOS、iOS、Android、Linux、ゲーム機、スマートテレビ、Fireデバイス、ルーターなど
PrivateVPNでは、暗号化レベルを選べます。VPNは通信を暗号化するので速度はある程度遅くなりますが、暗号化水準を下げる(256ビットから128ビットに切り替える)ことで、速度を改善できます。しかし、安全性が低くなってしまうので、ネット銀行など、機密情報にアクセスするときなどにはおすすめしません。
アプリには、最速のサーバーを選ぶのに役立つ情報が表示されます。各サーバーのPing値を閲覧できるのです。また、「直近サーバー」機能が便利だと思いました。クリックすると、現在地に一番近いサーバー一覧が表示されました。直近のサーバー(ダラス)に接続したところ、144.57 Mbpsでした。しかし、デンバーのサーバーの方が混雑しておらず、高速だったので、後で接続できるようにお気に入りに登録しました。
全世界で高速通信を提供するために、PrivateVPNはハイクオリティネットワーク(HQN)サーバーを採用しています。サーバーをIPトランジットサービスから直接購入することで、ホスティング企業による速度低下を防いでいるのです。スピードテストで、アムステルダムとチューリッヒのサーバーが感心するほど速いことが分かりました。平均で161.06 Mbpsとなり、長距離接続でここまで速いのは驚異的です。しかし、ブリスベンのサーバーはわずか9.25 Mbpsで、かなり遅いでしょう。幸い、PrivateVPNはオーストラリアのパースにもサーバーがあり、53.62 Mbpsで、より高速でした。

PrivateVPNの欠点は、サーバーネットワークの規模が小さめであることです。サーバーが1台しかない国もあります。しかし、テストしたサーバーはほとんどすべて、安定して高速でした。HD画質で動画を見られたほか、ブラウジングやゲーム、トレントをしても、VPNに接続していることを忘れるほどでした。
サブスクリプション料金は$2/月~なので格安で、10台までデバイスを接続できます。短期プランもあり、全プランで同じ機能が利用できますが、割引率が高い長期プランを選んだ方がお得でしょう。
プランは30日間返金保証付きなので、PrivateVPNを無料体験できます。返金手続きは簡単で、すぐに終わります。試しに、チャットで払い戻しをリクエストしました。いくつか質問に答えるだけで返金が承認され、1週間以内に銀行口座に振り込まれていました。
8. Proton VPN:VPN Acceleratorで速度制限を克服
- VPN Accelerator機能
- 256ビット暗号化、データ漏洩対策、キルスイッチ
- 10台まで接続可能
- 利用可能な動画配信サービス:Netflix、Disney+、HBO Max、Amazonプライムビデオ、Hulu、BBC iPlayer、Vudu、ABC iview、Sling TVなど
- 対応機器:Windows、macOS、iOS、Android、Linux、ブラウザ、スマートテレビ、Fireデバイス、ルーターなど
Proton VPNは「VPN Accelerator」機能で通信を高速化します。複数の技術を組み合わせることで、CPUの制限を克服し、TCP通信を改善できるのです。この機能を有効にする前に直近のサーバー(US CO #10)でスピードテストを行った結果、速度は262.13 Mbpsで、ベース値の301.84 Mbpsから14%も低下しました。次に、VPN Acceleratorを有効にすると速度は291.27 Mbpsに改善され、低下率はわずか4%でした。

アプリではVPN設定を細かく変えられます。複数のプロトコルに対応していますが、WireGuardが最速です。スプリットトンネル機能もあり、広告ブロッカーを内蔵しているので、ポップアップ広告をブロックしてサイトの表示を高速化できます。さらに、お気に入りのサーバープロフィールを作成でき、現在地で最速のサーバーを一覧にまとめるのに役立ちました。
サーバーネットワークは大規模で、日本を含む67か国に2,696台のサーバーがあります。ウクライナとニュージーランドのサーバーでスピードテストを実施したところ、平均ダウンロード速度は199 Mbpsでした。若干の速度低下が見られましたが、遅いと感じられるほどではなく、ラグなしで動画を視聴できました。高速サーバーが多数あるProton VPNは、世界中でコンテンツをストリーミングするのにピッタリです。
唯一の欠点は、Proton VPNのプラスプラン以外は速度が制限されていることです。プラスプランでは全サーバーに自由に接続でき、同時接続台数は10台です。より低価格のベーシックプランもありますが、利用できる機能がかなり限られています。幸い、割引があることが多く、今ならProton VPNのプラスプランに$4.99/月で加入できます。
30日間返金保証もあります。試しに、公式サイトの問い合わせフォームからリクエストを送信してみました。Proton VPNの場合、返金されるのは未使用の日数分だけです。今回は契約が14日残っていたので、その分の料金が翌週に振り込まれていました。
9. Hotspot Shield:長距離接続の速度低下を抑えるカタパルトヒドラ
- カタパルト・ヒドラプロトコル
- 日本を含む80か国に1,800台のサーバー。帯域は無制限
- 5台まで接続可能
- 利用可能な動画配信サービス:Netflix、Disney+、Amazonプライムビデオ、Vudu、Showtime、Discovery Plusなど
- 対応機器:Windows、macOS、iOS、Android、Linux、ブラウザ、ゲーム機、スマートテレビ、Fireデバイス、ルーターなど
Hotspot Shieldの独自プロトコル「カタパルトヒドラ」を使用すると、長距離接続でも超高速通信が期待できます。試したところ、テキサスのサーバー2台の平均速度は121.59 Mbpsでした。特に、数千マイルも離れたアルメニアのサーバーで速度は86.13 Mbpsにしか低下せず、感心するほど優れた結果となりました。Netflixの映画「カーゴ」をバッファせず楽しむのに十分な速さです。

アプリは使いやすく、最速のサーバーを選ぶのに必要な情報が表示されます。例えば、スピードテストツールが内蔵されており、トレントファイルのダウンロードに最適な国内サーバーを見極めるのに役立ちました(全サーバーで制限なくトレント可能)。サーバーの負荷率とレイテンシも閲覧できますが、接続しなければこれらの情報は表示されません。ExpressVPNのアプリでは、接続しなくてもこれらのデータが見られますから、Hotspot Shieldより良いでしょう。
もう1つの高速化機能は、SmartVPNです。VPNを経由しないアプリを指定できるスプリットトンネル機能で、設定画面から簡単に使えます。普段の接続でデータを送受信したいアプリを選ぶだけでOKです。暗号化が不要な通信は、暗号化しないように設定できます。
料金は$2.99/月~で、他社と比べると高めでしょう。しかし、加入した際、Hotspot Shieldの一部のプランが最大77%オフであることが分かりました。短期プランもありますが、かなり割高です。
45日間返金保証を活用すれば、無料で速度を実感できます。返金してもらうには、24時間年中無休のライブチャットでお願いするだけです。解約理由を聞かれましたが、ほんの数分で払い戻し手続きが開始され、7日後に全額が振り込まれていました。チャットサポートには自動翻訳機能がありますから、日本語でサポート担当者とやり取りできます。
10. ZenMate:特設サーバーで快適に動画とトレントが可能
- 動画の視聴とトレントに最適化されたサーバー
- 軍レベルの暗号化、DNS・IP・WebRTC漏洩対策、キルスイッチ
- 無制限台まで接続可能
- 利用可能な動画配信サービス:Netflix、Disney+、HBO Max、Amazonプライムビデオ、Hulu、BBC iPlayer、Vuduなど
- 対応機器:Windows、macOS、iOS、Android、Linux、ブラウザ、ゲーム機、スマートテレビ、Fireデバイス、ルーターなど
- Mac、iOS、Androidアプリは日本語に対応
ZenMateは、快適に動画やトレントができるよう、最適化されたサーバーを提供しています。アプリを起動すると、画面左側から最適化されたサーバーに接続できます。トレント用サーバーには負荷率と距離が表示され、最速のサーバーが見極めやすいでしょう。バハマのサーバーを使ったところ、わずか3分で1GBのファイルをダウンロードできました。
81か国に4,700台のサーバーがあり、東京にもサーバーが用意されています。混雑していないサーバーが確実に見つかるはずです。テストでは、「Amazon Prime US」というサーバーで少しラグが発生しました。負荷率が高かったからでしょう。シカゴのサーバーに切り替えたところ、140.61 Mbpsで、特設サーバーより77%も速くなりました。動画はすぐに再生され、バッファしなくなりました。

アプリには、速度を改善するのに役立つさまざまな情報が表示されます。サーバーとの距離や負荷率だけでなく、接続中のユーザー数も閲覧できます。ZenMateの「ベストサーバーロケーション」機能で最速のサーバーに自動接続することも可能です。
ZenMateの長距離サーバーはかなり低速なのが唯一の不満点ですが、近距離サーバーはストリーミングやゲーム、トレントに十分な速さでした。
料金はわずか$1.99/月~なので、手頃でしょう。今回は最もお得なアルティメットプランを選び、契約が無料で3か月延長されました。ブラウザ向けのProプランもあります(Chrome、Firefox、Edgeで利用可能)。しかし、コスパが最高なのはアルティメットプランでしょう。ブラウザだけでなく、スマホやタブレット、macOS、Windows、ルーターなどさまざまなデバイスをカバーできます。
30日間返金保証を活用すれば、ZenMateを無料体験できます。公式サイトのライブチャットで返金保証を守っているか実験してみました。解約理由を説明し、いくつか質問に答えると、払い戻しが承認されました。翌週までに全額が口座に振り込まれていました。
11. hide.me:Bolt機能で通信を高速化
- ボルト機能
- 78か国に帯域が無制限のサーバーが2,100台。東京にもサーバーあり
- 軍レベルの暗号化、データ漏洩対策、自動キルスイッチ、ログなし方針
- 利用可能な動画配信サービス:Netflix、Disney+、HBO Max、Amazonプライムビデオ、BBC iPlayer、Vuduなど
- 対応機器:Windows、macOS、iOS、Android、Linux、ブラウザ、ゲーム機、スマートテレビ、Fireデバイス、ルーターなど
- アプリは日本語に対応
hide.meのアプリのBolt(ボルト)機能は、通信の高速化に役立ちます。特に、Windowsは UDP通信の処理が苦手なので、通信が遅くなることがありますが、ボルト機能をオンにすると、できる限りUDPを避け、強制的にTCPが使用されます。ダラスのサーバーでこの機能を試したところ、15%も高速化できました。

ポートフォワーディングやスプリットトンネルなど、高速化に役立つ追加機能もあり、使いやすいと思いました。各サーバーのPingも表示され、ゲーム中にテストを行った際に便利でした。1分以下でPingが29ミリ秒の近距離サーバーに接続され、ラグなしでコール オブ デューティ モダン・ウォーフェアをプレイできました。
プロトコルは複数から選べますが、WireGuardが最速でした。テストで、韓国のサーバーを試したとき、OpenVPNプロトコルでは10.14 Mbpsだったのですが、WireGuardに切り替えると16.76 Mbpsに改善されたのです。どちらもDisney+の韓国ドラマ「スノードロップ」を見るのに十分な速さで、途中で再生が止まることはありませんでした。
長距離サーバーはPing値が高く、200ミリ秒以上のサーバーがほとんどでした。他社のVPNでも、サーバーが遠ければPing値が高くなってしまいますが、海外の対戦相手とゲームしたい場合は向きません。とは言え、近距離サーバーでは快適にゲームプレイでき、長距離サーバーでも海外コンテンツをストリーミングするのに十分な速さでした。
料金について、hide.meを$3.45/月でゲットできます。このプランに加入したところ、契約が2か月無料で延長されました。長期プランが一番お得です。短期プランでも同じ機能が利用できますが、月額料金がかなり高くなってしまいます。また、10台のデバイスを同時に接続できます。
すべてのサブスクリプションが返金保証付きで、確実に返金してくれます。返金保証を検証するため、24時間年中無休のライブチャットで払い戻しをリクエストしました。解約理由を聞かれることもなく、翌週に返金されていました。なお、チャットには自動翻訳機能が搭載されていますから、日本語でカスタマーサポートとやり取りできます。
12. TunnelBear:使いやすく、簡単に高速接続を確立
- アプリが使いやすい(AndroidとiOSアプリは日本語に対応)
- 軍レベルの暗号化、ログなし方針、自動キルスイッチ
- 無制限台まで接続可能
- 利用可能な動画配信サービス:Netflix、HBO Max、Amazonプライムビデオ、Hulu、BBC iPlayer、Vuduなど
- 対応機器:Windows、macOS、iOS、Android
TunnelBearのアプリはとても操作しやすいのが特長です。世界地図にサーバー地点が表示され、地点をクリックするだけで接続できます。一覧からサーバーを選ぶより簡単だと思いました。また、「Fastest Tunnel」機能を使うと最速のサーバーに自動接続できます。デフォルトプロトコルはOpenVPNで、TCPより高速のUDPがおすすめです。
また、通信の安定性を改善する「TCP Override」機能もあります。この機能はmacOSとWindowsで利用可能で、通信が途切れやすいときにアプリの設定画面からワンクリックで有効化できます。Windowsのノートパソコンでテストしたところ、Netflixの映画「ドント・ルック・アップ」の読み込み時間を大幅短縮できました。
日本を含む47か国に2,600台のサーバーがありますから、安定したサーバーがすぐに見つかるでしょう。アメリカとカナダのサーバー地点を試したところ、平均で118.90 Mbpsでした。しかし、台湾のサーバーはかなり遅く、HD画質で動画を見ようとしたのですが、途中で何度もバッファしてしまいました。ヨーロッパのサーバー地点(コペンハーゲンなど)は高速で、HD画質で快適に動画を見られました。

欠点の1つは、返金保証がないことです。しかし、サブスクリプション料金は手頃で、わずか$3.33/月でTunnelBearに加入できます。
比較表:最速のVPN
高速VPNなら、近距離サーバーだけでなく、長距離サーバーでも高速通信となります。ただし、長距離でも高速なVPNがある一方で、近距離サーバーしか速くないVPNもあります。また、通信が突然止まってしまわないように、VPNの安定性にも注目しましょう。超高速プロトコルと大規模なサーバーネットワークを提供しているVPNなら、速度低下を最小限に抑えられます。
VPNを使うと、ある程度の速度低下は避けられませんが、速度に影響する要因は他にもあります。例えば、普段の速度や現在地、時間帯、インターネットサービスプロバイダなどによって通信速度は異なるのです。理想的には、近距離サーバーの速度低下率は40%以下であるべきです。また、VPNに接続しても25 Mbps以上であるべきです。そうすれば、超高速通信で快適に動画やブラウジング、ゲーム、トレントなどを楽しめます。
VPNのスピードテスト結果比較
以下の表では、各社VPNに接続中のスピードを計測し、接続前のベース値とのパーセンテージ差を計算しました。つまり、100%に近いほど良い(速度が低下しなかった)ことを意味します。

高速VPNのテスト方法
この記事では、正確な数値を出すため、各社VPNの速度を徹底的に測定しました。ご自身の接続にどのように影響するか判断できるはずです。スピードテストはすべて、私が住むアメリカでWindows 10のノートパソコンを使って行われ、ブロードバンド回線とスピードテストツール(speedtest.net)も同じものを使いました。VPNに接続前の通信速度は、およそ250MB/秒でした。
近距離サーバーのスピードテストでは、実際の現在地から1,000キロ以内にある10か所のサーバーを選び、午前、午後、夜にテストを行いました。各地点に対してテストを30回行ったことになります。得られた結果から平均値を計算しました。長距離サーバーもテスト方法は同じで、現在地から8,000キロ以上離れたサーバーをテスト対象としました。
VPNごとに同じ地点のサーバーを選ぶように努めましたが、ネットワークの範囲はVPNによって異なりますから、必ずしも同じ地点にサーバーがあるとは限りません。そこで、一貫した結果を得るために、距離がほぼ同じサーバーを選ぶようにしました。
なお、VPNの速度は変わりやすいことを覚えておきましょう。普段の通信速度、現在地、時間帯、ISP(インターネットサービスプロバイダ)などによってスピードは変わります。ベース値からの速度低下率をご覧になれば、VPNを使うとどれくらいの速度が期待できるか算出できるはずです。近距離サーバーの場合、速度低下率は40%以下が理想です。
他にも、次のようなポイントを検討しました。
- 利用可能な最速のプロトコル
この記事に掲載されているVPNはすべて、業界最速のプロトコルを提供しています。WireGuardが最速であることがほとんどですが、独自プロトコルを提供しているVPNもあります(ExpressVPNの「Lightway」やHotspot Shieldの「カタパルトヒドラ」など)。独自プロトコルは、より高速になるよう最適化されており、WireGuardより速いこともあります。 - 信頼性と安定性
接続の安定性をテストし、VPNを使用中に速度が大幅に上下したり、接続が切れたりしないことを確認しました。数時間にわたってサーバーに接続し、常に高パフォーマンスであることを確かめました。 - Ping値が低く、便利なP2P機能がある
VPNのスピードを評価する際の主な指標はダウンロード速度ですが、Ping値(レイテンシ)も重要です。特にゲームではPing値が低いほど有利になります。Pingとは、入力を処理するまでの所要時間のことで、応答の速い接続を選べるよう、Pingが表示されるVPNを選びました。また、トレントのダウンロード速度を改善する機能(SOCKS5プロキシへの対応、ポートフォワーディングなど)があるVPNもいくつか選びました。
【クイックガイド】3ステップで簡単にVPNのスピードテストを行う方法
- VPNをゲットします。ExpressVPNがおすすめです。超高速の独自プロトコル「Lightway」を提供しているほか、大規模なサーバーネットワークにより、世界中どこでも安定して高速です。
- 速度のベース値をチェックしましょう。VPNに接続する前に、ネット上のスピードテストツール(Ooklaなど)で速度のベース値を測定し、数値を書き留めてください。
- VPNに接続し、テストを行います。VPNのサーバー一覧からテストしたい地点を選びます。近距離サーバーが一番速いはずです。次に、同じツールでスピードテストを再度行います。VPNに接続前の速度と結果を比べましょう。
VPNの速度を改善する方法
VPNを使うとネット通信が少し遅くなります。ここでは、VPNの速度低下を最小限に抑え、高速化する方法をご紹介します。
- イーサネットケーブルを使う。
イーサネットケーブルでパソコンをインターネットに直接接続すると速度が最速になります。ベース速度をできるだけ速くすることでVPNに接続しても速いと感じられるようになります。Wi-Fiは必要な時だけ使うようにしましょう。 - 近くのサーバーに接続する。
通信距離が長いほど速度が低下する傾向があります。できる限り、直近のサーバーを選びましょう。個人情報を隠し、個人を特定されないようにしたい場合、海外サーバーではなく、同じ都市のサーバーでOKです。また、ピーク時ではない国のサーバーに接続すると、回線混雑を避けられることもあります。 - 適切なVPNプロトコルを使う。
安全性の高いプロトコルは、暗号化されたデータを送受信するのに時間がかかり、速度が低下してしまいます。セキュリティを下げると速度がアップするわけです。一部のVPNは128ビット暗号化に切り替えられます。安全性はやや劣りますが、速度が改善されることがあります。OpenVPNを使う場合はTCPではなくUDPを選びましょう。とは言え、テストでは、WireGuardはスピードとセキュリティを両立していることが分かりました。 - スプリットトンネルを設定する。
この機能は一部のVPNが提供しています。どのアプリやサイトの通信をVPNに経由させるか選ぶことができ、他の通信は普段のネットワークで送受信されます。例えば、「銀行やトレントアプリとの通信だけVPNで保護したい。Netflixの地域は変えたくない」という場合はスプリットトンネルが役立ちます。暗号化が不要な通信はそのまま送受信されますから、暗号化による速度低下を抑えられます。 - ポートを切り替える。
一部のVPN規制では、VPN通信をシャットアウトするために、VPNが使用しているポートをブロック・制限していることがあります。その場合、別のポートを試すことで解決できかもしれません。さらに、ポートフォワーディング機能があるVPNを使えば、トレントなどの通信を高速化できます。 - ソフトウェアやハードウェアの構成を確認する。
パソコンが古い、プロセッサーの処理能力が悪い、RAMが不足しているなどといった状況では最速の通信を楽しめません。また、コンピュータプログラムがVPNの利用体験に影響することもあります。可能な場合、帯域使用率の多いプログラム(トレントソフトなど)やVPNなどのインターネットアクセスをブロックするソフト(セキュリティソフトなど)を一時的に終了しましょう。
高速VPNについてよくある質問
VPNが速度に影響する理由は?
VPNが速度に影響する要因として、サーバーとの距離、暗号化、インターネットサービスプロバイダの速度制御の回避などが挙げられます。VPNに接続すると、ネット通信は最終的な送信先に到達する前にプライベートサーバーに転送されます。通信はいつもより長距離を移動しなければなりませんから、速度低下の原因となるわけです。また、VPNはデータを保護するために通信を暗号化しますが、この処理も速度に影響します。
しかし、高速VPNは、さまざまな方法で速度低下を最小限に抑えています。まず、WireGuardやExpressVPNのLightwayなど、超高速プロトコルを提供しています。また、安定した接続を維持するために、サーバーネットワークは大規模で、高速化機能もあります。快適に動画やブラウジング、ゲーム、トレントなどを楽しめるよう、さまざまな工夫がされているのです。
最後に、VPNはインターネットサービスプロバイダ(ISP)による速度制御を避けるためにも役立ちます。多くのISPは、ユーザーがトレントプラットフォームを使用すると、意図的に通信速度を制限していますが、VPNで通信を暗号化すると、ISPはトレント通信を検出しにくくなり、速度を改善できるわけです。
ただし、VPNを使ってもベース値より速くなることはありません。普段の通信が遅い場合、VPNで改善することは不可能です。
ゲームできるようにVPNの速度を改善する方法は?
待ち時間が短いサーバーを選びましょう。一般的に、現在地に一番近いサーバーが最適です。他のリージョンに切り替えてプレイしたい場合、そのリージョンのVPNサーバーのうち、直近のサーバーを選びましょう(直近のゲーム用サーバーでもOKです)。Ping値や距離、負荷率でサーバーを並べ替えられるVPNもあります。ゲームに最適なサーバーを選びやすいはずです。
Ping値を表示してくれるゲームもあります。そうでなければ、以下の手順でPingテストを行いましょう。
- 接続中のサーバーを書きとめましょう。プレイするゲームサーバーのドメインまたはIPアドレスを調べましょう。この作業は少し時間がかかるかもしれません。
- コマンドプロンプトまたはターミナルを開きます。Windowsではコマンドプロンプト、macOSではターミナルを開いてください。検索バーに入力すると素早く開けます。
- Pingを調べましょう。コマンドプロンプトまたはターミナルに「Ping」と入力し、その後にゲームのサーバードメインまたはIPアドレスを入力します。数値を書き留めてください。次に、VPNに接続して上記の手順を繰り返したら、数値を比べましょう。
また、VPNが提供している最速のプロトコルに切り替えると速度を改善できることもあります。一般的にWireGuardが最速ですが、速度を改善するよう最適化された独自プロトコルを提供しているVPNもあります(ExpressVPNやHotspot Shieldなど)。プロトコルのほかにも、VPNアプリに速度を改善するための機能がないか確認しましょう。例えば、hide.meはボルト機能を提供しています。
最速のVPNプロトコルは?
一般的に、WireGuardが最速ですが、一部のVPN企業が提供している独自プロトコルには敵いません。VPN企業のプロトコルを使うことでWireGuardよりさらに高速になることもあります。ExpressVPNの「Lightway」とHotspot Shieldの「カタパルトヒドラ」はどちらもWireGuardより高速でした。
なお、すべてのVPN企業が独自プロトコルやWireGuardを提供しているわけではありません。WireGuardの次におすすめなのは、OpenVPNでしょう。満足できる速度で、セキュリティも強いのが特長です(UDPの場合)。一方、PPTPとL2TPは古めのプロトコルで、高速ですが、セキュリティが弱くなるのが欠点です。
VPNを使ってトレントをダウンロードする場合、速度の改善方法は?
P2P共有のダウンロード速度を改善する方法はいくつかあります。数多くのVPNで以下の改善方法を試したのですが、ExpressVPNをそのまま使う方が安定した高速通信でトレントをダウンロードできます。
- ポートフォワーディングを有効化する。
ダウンロード速度を改善するため、多くのVPNはトレント専用機能を提供しています。その1つがポートフォワーディングです。この機能を有効にすると、より多くのシーダーとピアに接続され、高速化が期待できます。例えば、Proton VPNの場合、ポートフォワーディングのトグルをオンすると、ポート番号が生成されます。生成されたポート番号をBitTorrentの接続設定に張り付ければ完了です。 - NATファイアウォールを無効化する。
NATファイアウォールが原因でトレントのダウンロードが遅くなることがあります。一部のVPNは、設定画面でNATファイアウォールを無効化できるので、「シーダーに接続できない」というトラブルを解決できます(ピアもあなたに接続できるようになります)。 - SOCKS5プロキシを使う。
一部のVPNはSOCKS5プロキシの証明書を提供しています。SOCKS5プロキシに接続するとトレント速度の改善が期待できますが、この処理はVPNの外部で行われるため、VPNを使うほど安全ではありません。「プライバシーはあまり気にしていない」という方はお試しください。
VPNを使うとネット通信を高速化できますか?
ほとんどの場合、VPNを使ってもベース値より高速になることはありません。しかし、最速のVPNは速度低下を最小限に抑えるので、普段とほぼ同じ速度となります。
インターネットサービスプロバイダが速度を制御している場合、VPNで高速化できるかもしれません。トレントなど通信量の多いアクティビティをすると、ISPに速度を制限されることがありますが、VPNで通信を暗号化すると、ISPはあなたがネット上で何をしているか見られませんから、速度制限を防げるわけです。
とは言え、VPNは通信を暗号化しますから、少し遅いと感じるかもしれません。大幅に低下すると、バッファやラグ、表示の遅れなど原因となります。そのため、この記事でご紹介したVPNのように、超高速プロトコルや高速化機能を提供しているサービスを選びましょう。
VPNのブラウザ拡張機能の方がVPNアプリより高速ですか?
VPNブラウザ拡張機能の方がVPNアプリより速いことも時々あります。しかし、VPN拡張機能は、単なるプロキシであることが多いのが問題です。VPNアプリと同様、拡張機能もIPアドレスを変更しますが、通信は暗号化されず、ブラウザ内でしか動作しません(VPN拡張機能はブラウザ以外のアプリに影響しません)。高速VPNを選べば、VPN拡張機能を使う必要はありませんから、安全とプライバシーを脅かさなくて済みます。VPNアプリを使うと、デバイスのすべての通信が軍レベルの暗号化で保護されます。また、VPNアプリはVPN拡張機能より利用可能なサーバーが多いことがほとんどです。
最速のAndroid向けVPNは?
Androidで最速のVPNはExpressVPNです。スマホでテストしたところ、94.01 Mbpsで、ベース値より6%しか低下しませんでした。モバイルでは一部のプロトコルしか使えないVPNもありますが、ExpressVPNならAndroidでも超高速のLightwayプロトコルが利用可能です。また、通信量と速度が無制限で、全サーバーに自由に接続できます。
AndroidのタブレットとスマホでExpressVPNをテストした結果、バッファなしでNetflixを見られました。ゲームにもおすすめです。低Pingのサーバーがすぐに見つかり、ラグなしでPUBGモバイルをプレイできました。
最速のVPNサーバーを見つける方法は?
一般的に、直近のサーバーが最速です。大都市のサーバー(ロサンゼルスや東京など)は混雑している可能性がありますから、避けた方が良いかもしれません。負荷率が高いほど速度が低下しますから、負荷率が低いサーバーを探しましょう。この記事に掲載されているVPNは、最速のサーバーを見極めるのに必要な情報を表示します。つまり、サーバーとの距離や負荷率、Pingなどがアプリに表示されるVPNがあるのです。
また、VPNのクイック接続機能を使うと良いでしょう。現在地で最速のサーバーに自動接続できます。
VPNを使用すると、速度はどれくらい低下しますか?
VPNはセキュリティを強化するため、最大50%の速度低下は普通です。速度ができるだけ低下しないように、超高速VPNを使いましょう。
今回の徹底調査で、ExpressVPNが最速のVPNであることが分かりました。近距離サーバーは通信が3%しか低下しないことが多く、最速のプロトコルと大規模なサーバーネットワークも提供していますから、高速通信をキープできます。インストールも素早く完了し、とても使いやすいサービスです。ほとんどのデバイス向けにアプリが用意されていますから、すぐに使い始められます。
最速の無料VPNは?
高速の無料VPNは存在しません。この記事に掲載されているVPNのほとんどは、返金保証がありますから是非ご検討ください。無料ではありませんが、満足できなければ確実に返金してもらえます。スピードテストを行ったり、さまざまなアクティビティ(ストリーミングやゲーム、トレントなど)で使い心地を実感してみてください!
無料VPNの欠点は、サービス内容が限られていることです。データ通信量や速度が制限されているので、ほとんど使い物になりません。また、サーバーが少ないので、サーバーに多数のユーザーが集中していることが多く、さらに速度が低下してしまいます。通信量制限により、毎月1~2時間しかストリーミングできないでしょう。有料プランへのアップグレードを促すために制限されているのです。
他にも、ターゲティング広告が表示され、快適にブラウジングできません。無料VPNを使ってデータを危険にさらすより、返金保証付きのプレミアムVPNを入手する方がおすすめです。
今すぐ最速のVPNをゲットしましょう!
多くのVPN企業が最速のサービスをうたうなか、どれが本当に最速のVPNなのか判断するのは困難です。この記事でご紹介したVPNは、超高速プロトコル、大規模なサーバーネットワーク、通信を高速化する便利な機能を提供しています。
中でもExpressVPNが最速でした。独自のLightwayプロトコルと巨大サーバーネットワークにより、抜群のスピードと安定性を実現しています。動画の視聴やブラウジング、ゲーム、トレントなどを快適に楽しめるでしょう。30日間返金保証もありますから、リスクなしでExpressVPNの速度を体験できます。満足できなければ、気軽に返金してもらえます。
まとめとして、最速のVPNはこちら!
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