インドに繋がる無料VPNのおすすめ5選│高速で安全 2024年

安全なインド向け無料VPNを見つけるのは簡単なことではありません。大半の無料VPNは、通信が遅い、セキュリティが脆弱、サーバーネットワークが小さいなど性能がよくありません。中には、ユーザーのネット上のアクティビティを記録したり、不快な広告を表示したりするものもあり、VPNでプライバシーを守るはずが、逆に危険にさらしてしまうこともあります。また、インドのデータ保持に関する法律がますます厳しくなっているため、多くのVPN社がインドから撤退しており、信頼できるオプションはかなり狭まってきている状況です。

そこで、当社の調査チームが40社以上のサービスを徹底検証し、インドでおすすめの無料VPNを厳選しました。ここで紹介するVPNを使えばネット上で安全を確保でき、個人情報を収集・共有されることはありません。ただ、本当の意味で無料のVPNサービスは必ず何らかのデメリットがあります。サーバーネットワークが小規模だったり、インドのIPアドレスを提供していなかったり、データ使用量が制限されていたりするのです。制限されたくない場合はプレミアムVPNを検討しましょう。

インド向けVPNで一番おすすめなのはExpressVPNです。強力なセキュリティ機能を備えており、厳格なノーログポリシーを掲げているため、オンラインアクティビティのプライバシー保護は万全です。また、サーバーネットワークも優秀なので（仮想インドサーバーが使えます）、インドでHotstarやNetflixなどのストリーミングサービスのコンテンツを安全に視聴できます。100%無料ではありませんが、30日間返金保証付きなので金銭的リスクなしで試せます。 【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がExpressVPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。

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Short on Time? Here Are the Best Free VPNs for India in 2024

インドでおすすめの無料VPN：完全分析【2024年更新】

1. ExpressVPN：高速インド仮想サーバーがあり、どこからでもラグフリーで動画視聴できる

編集者のチョイス 編集者のチョイス リスクなしで30日間体験
2024年12月に有効

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速度が落ちないVPNをお探しなら、ExpressVPNに勝るものはありません。インドに滞在中に利用しましたが、これまで試してきた他のどのVPN（無料および有料）よりも高速でした。インド近隣にあるサーバーに接続したところ、速度低下率はわずか4％でした。ExpressVPNならラグやバッファなしでお気に入りの番組を高画質で見られます。

ほとんどの無料VPNはHD画質ストリーミングが困難ですが、ExpressVPNはどこからでも人気動画配信サービスのコンテンツをHD画質で視聴できます。イギリス経由のインドサーバーに繋いだところ、Hotstar、SonyLiv、Zee5、Alt Balaji、Netflix Indiaを問題なくストリーミングできました。JioCinemaでIPLをストリーミングした際も接続は安定したままで、突然落ちたり速度が落ちたりすることはなかったです。

ExpressVPNの仮想インドサーバーを使用して、フルHDでHotstarを視聴できました

ExpressVPNはプライバシーを重視したVPNサービスです。インドサーバーはすべて仮想サーバーであり、実際は安全な国に設置されています。インド政府はユーザーデータの引き渡しを要求できないわけです。さらに、ExpressVPNのノーログポリシーはCure53社やKPMG社など第三者機関による監査を何度も受けて信頼性が実証されているので安心です。

唯一の欠点は、ExpressVPNが無料ではないことですが、年間プランに申し込むと数ヶ月分を無料でゲットできます。安心の30日間返金保証がありますから、リスクなしで体験できるのもポイントです。満足できなければ簡単に全額を払い戻してもらえます。保証を守っているか調べるため、24時間年中無休のライブチャットで返金をリクエストしたところ、2日後に振り込まれていました。

主な特徴

• Lightwayプロトコル。セキュリティを損なうことなく、高速で安定した接続を提供するために最適化されたExpressVPN社独自のプロトコルです。軽量でバッテリー消費も少ないため、モバイル端末に最適です。仮想インドサーバーでBGMIをプレイした際、Pingは20ms以下でした。
• TrustedServerテクノロジー。RAMのみのサーバーを採用しているということです。再起動のたびにすべてのユーザーデータが自動的に削除されるため、オンラインアクティビティのプライバシーが確保されます。ExpressVPNはプライバシー保護を優先している英国領ヴァージン諸島に本拠を置いていますから、インド政府などの第三者にデータを要求されたとしても応じる必要はありません。
• 強力なセキュリティ。ExpressVPNは、銀行や政府が使用している軍事レベルの暗号化であるAES 256ビット暗号化を採用しています。また、前方秘匿性（PFS）機能を搭載しており、セッションごとに固有の暗号鍵を生成します。これによりは、ハッカーが万が一1つのセッションキーを侵害することに成功したとしても、過去または将来のセッションは解読できません。

2. Proton VPN：無料版でデータが使い放題。インドで妨げなくネット利用できる

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Proton VPNの無料プランはデータと帯域幅が無制限なので、上限を気にせずに何時間でも利用できます。Instagramのリールやコンテンツ視聴、大容量ファイルのダウンロードがし放題なわけです。また、ISP（インターネットプロバイダー）が特定のアクティビティに対して帯域幅を制限している場合にも便利です。Proton VPNをインドで試したところ、YouTube動画を何時間も中断なく安全にストリーミングできました。

データ量が無制限で、帯域幅が制限されることもありませんでした

Proton VPNの無料版で利用可能なサーバーは、オランダ、日本、ルーマニア、ポーランド、アメリカ（2箇所）の合計6カ国となっています。しかし、手動で国を選ぶことはできず、アプリが自動的にあなたの場所に基づいて利用可能な最速のサーバーに接続します。アメリカの調査メンバーがProton VPNのサーバーを試した結果、アメリカのサーバーに自動接続され、Disney+、Max、アメリカ版Netflixを見られることが分かりました。

無料でありながら、Proton VPNはセキュリティも妥協していません。軍事レベルの暗号化、キルスイッチやIP・DNS漏えい防止機能など、堅牢なセキュリティ機能がそろっていますので、ニュースサイト、出会い系アプリ、SNSなどにアクセスする際も、あなたのデータをしっかり守ってプライバシーを保護できます。

しかし、無料プランではインドのIPアドレスを取得することはできないため、インドのコンテンツにはアクセスできません。さらに、無料版はP2P通信をサポートしていないため、トレントも利用できません。これらのサービスを利用したい場合は、Proton VPNの有料プランにアップグレードする必要があります。

主な特徴

• スプリットトンネル。特定のアプリをVPN接続から除外できます。一部のデータだけが暗号化されるため、通信速度が改善される可能性があります。
• 広告なし。無料プランはProton VPNの有料ユーザーから得た利益で提供されているため、アプリに広告は表示されません。ユーザーデータがサードパーティの広告主に販売されることはありません。
• VPN Accelerator（アクセラレーター）機能。この機能を使えば、クリックするだけでインドでの通信速度を即座に向上させることができます。VPN Acceleratorを有効にしてみたところ、通信速度が10%速くなりました。

3. hide.me：セキュリティ機能をカスタマイズでき、インドで最適な通信に

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hide.meでは、VPN設定を柔軟に変更できるので、インドで最適な通信に調整できます。例えば、VPNプロトコルはOpenVPNやWireGuardを始めとする5種類から選ぶことができ、接続の種類も変更できます（IPv4またはIPv6）。検証ではIPv6のほうが5%速く、Pingもわずかに低いことが分かりました。

強力なセキュリティ機能もあり、インドでインターネットを利用する際に追跡や監視を避けられます。無料VPNにしては優秀で、軍レベルの暗号化や漏えい対策、キルスイッチがそろっています。漏えいテストを数回行ったのですが、すべて合格でした。データを漏えいしない無料VPNは少ないので、この点は素晴らしいです。

4台のサーバーに対して漏えいテストを実施したところ、データ漏えいは一切検出されませんでした

無料版では8か所のサーバーが利用可能です（フィンランド、フランス、ドイツ、オランダ、スイス、イギリス、アメリカなど）。アメリカの検証チームがアメリカサーバーを試したところ、ディズニープラス、Funimation、Crunchyrollを視聴できました。しかし、ほかの無料VPNと同様、インドサーバーはありません。

hide.meの難点は、無料サーバーが過密状態になり、速度が低下することがあることです。例えば、オランダの無料サーバーに接続したところ、速度がなんと58％も低下しました。しかし、お使いのインターネットの基本速度が高速であれば、そこまで支障にはならないでしょう。

主な特徴

• プライバシーを重視している。本拠地はプライバシー保護に適したマレーシアで、厳格なノーログポリシーを守っていることが独立監査で実証されています。個人情報を絶対に保存しないことが確認されているので安心です。
• Torrentに対応。Proton VPNとは違い、meの無料サーバーはすべてP2Pに対応しています。また、Stealth Guard（ステルスガード）機能を使うと、hide.meがオフになっている状態ではTorrentクライアントがインターネットに接続されないように設定できます。インドでファイルをダウンロードする際に役立ちます。

4. Hotspot Shield：Hydraプロトコルで迅速かつ安定した接続を維持できる

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Hotspot Shieldは、高速通信の優秀な無料プランを提供しています。独自開発の「Hydra」プロトコルは、長距離サーバーでも高速接続を実現するように設計されています。インドから5,000マイル以上離れたアメリカの無料サーバーに接続したところ、これほど距離が離れているにもかかわらず、速度低下率が32％だけでした。

Hotspot Shieldは高度なセキュリティ機能を備えているので、データを万全に守れます。軍レベルの暗号化と漏えい対策だけでなく、公衆Wi-Fiに接続したときに自動的に接続を守る「Auto-Protect」機能があります。ですので、インドや日本を始めとする世界中のどこからのネットワークでも、SNS（フェイスブックやインスタグラムなど）を安全に利用できます。

このオプションは「詳細設定」にあります

無料プランでは5か国のサーバーが使え、接続も安定しています。サーバーには、3秒もかからず素早く接続できました。なお、近くのシンガポールのサーバーに接続してゲームをしたところping値は35ms程度で、目立ったラグもなく快適にゲームができました。

Proton VPNやhide.meと同じく、Hotspot Shieldはデータ使用量が無制限です。以前は1日あたり500MBに制限されていたのでかなり使いやすくなりました。ただ、ほかのフリーミアムVPNとは違い、Hotspot Shieldの無料プランは広告収入で運営されているため、一部のデータが収集されます（個人を特定できるデータではありません）。

主な特徴

• モバイル端末はサインアップが不要。Hotspot Shieldは、モバイル端末でのセットアップと利用が非常に簡単で、アカウントを作成する必要すらありません。アプリをインストールし、「ベーシックで進む」をクリックするだけで、設定は完了です。
• スピードテストツールを内蔵。アプリを起動したまま、接続中のサーバーのダウンロードとアップロードの速度をチェックできます。

5. Speedify：大規模なサーバーネットワークで接続が安定しインド向け無料VPN

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Speedifyは、今回検証した無料のインド向けVPNの中で最大のサーバーネットワークを持っていて、35か国のサーバーを利用できます。世界中に沢山のサーバーがあるため、どこにいても常に高速の近隣サーバーが見つかるでしょう。インドでテストしたところ、無料プランでも過密サーバーに遭遇することはありませんでした。

サーバーネットワークはかなり安定しており、接続が切れることはありませんでした

スピードに関しては、Speedifyは期待を裏切りませんでした。近くのサーバーの場合、速度低下率はわずか17%で、他のほとんどの無料VPNの速度低下率よりも低かったです。なお、Speedifyは、「スピード（Speed）」、「冗長化（Redundant）」、「ストリーミング強化（Enhanced Streaming）」という3つの結合モードがあります。「スピード（Speed）」モードを選んだところ、その名の通り、速度が向上しました。

Speedifyの無料プランでは、毎月のデータ使用量は2GBしかありません。ですので、HDコンテンツをストリーミングするつもりなら、すぐに使い切ってしまうでしょう。しかし、Speedifyは無料版を使用する場合、サインアップが不要なのは便利です。お使いのすべてのデバイスにインストールすると、それぞれに2GBの容量が割り当てられます。

この記事で紹介する他の無料版VPNと同様、SpeedifyではインドのIPアドレスは取得できませんが、無料のオンラインセキュリティツールとしてお勧めです。

主な特徴

• 強力な暗号化。SpeedifyはAES-256-GCM暗号化を採用しており、データを安全かつセキュアに保てます。しかし、無料プランにはキルスイッチが含まれていません。ですので、何らかの理由でVPN接続が切断された場合、VPNが再接続するまでデータが公開されることになります。

【比較表】無料のインド向けVPN

この記事でおすすめした無料のインド向けVPNの主要機能を表にまとめました。無料トライアルの有無や返金保証の情報も載せているので、ご参考ください。また、通信速度、月々のデータ使用量、端末の同時接続数台数などの詳細も掲載しています。

また、インドのIPアドレスを提供しているかも記載しています。インドのIPがあれば、インド国内で接続を保護しながらインドのコンテンツにアクセスできます。また、各無料版VPNの利用に登録が必要かどうかの情報も記載しました。ニーズに合わせて自分にあったサービスを探しましょう。

【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がExpressVPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。

インドにおすすめの無料VPNの選び方

インドに最適な無料VPNを探す際には、複数の要素を考慮して安全で信頼できるサービスを利用しましょう。無料VPNは数えきれないほどありますが、すべて信用できるわけではありません。この記事では、次の評価項目をもとにおすすめのサービスを選定しました。

• 契約に縛られない。無料VPNはサブスクリプションに加入しなくても使えるべきです。この記事では、リスクのない完全無料または安心の返金保証付きのVPNを紹介しました。
• インドで使える。データ収集に関する新たな規則が制定されたことを受けて、多くのVPNはインドでのサービス提供を停止しています。本稿執筆時点でこの記事に掲載されているVPNはインドでサービスを提供しています。
• 高速でデータ通信量が十分。快適にブラウジングやストリーミングができるように、高速な無料インドVPNを選びましょう。近隣のサーバーに繋いだ際の速度低下率が40%以下であるものが理想的です。また、あなたの用途に合ったデータ使用量を提供するVPNを選びましょう。ここでおすすめした無料VPNは十分に速く、少なくとも2〜3時間ストリーミングできます。
• サーバーが多い。VPNは、サーバーの数が多ければ多いほどスピーディーで安定した接続を維持できます。この記事に掲載されているVPNは無料版でも使えるサーバーが最低でも2〜3台はあります。
• 強力なセキュリティ・プライバシー機能を搭載。軍レベルの暗号化、キルスイッチ、DNS漏えい対策など、強力なセキュリティ機能を備えたVPNを選びましょう。端末を危険にさらしたり、個人情報を盗んだりする悪質なサイトをブロックしてくれるマルウェア対策が付いているとなお便利です。本記事では、必須のセキュリティ機能が揃っており、厳しいノーログポリシーを遵守しているVPNを厳選しました。
• インドのサーバーがある。インドのコンテンツを安全にストリーミングしたい場合は、インドのIPアドレスを提供するVPNを探しましょう。インドのIPサーバーを提供する100%無料のVPNは見つけられませんでしたが、この記事で1位のVPNはインドサーバーを提供しています。

【プロからのアドバイス】インドで使える無料VPNは安全でないものがほとんど

多くの場合、無料VPNは通信が遅い、セキュリティが脆弱、サーバーネットワークが小規模などのデメリットがあります。しかし、無料VPNの最も懸念される点は、プライバシーと安全性です。この記事に掲載されている無料インド向けVPNは、徹底検証の結果、安全で信頼性もあることが確認されています。

ここでは、無料VPNの利用に伴うリスクを紹介します。

• データの販売。無料VPNは何らかの方法で収益を上げる必要があり、中にはユーザーのデータを第三者に売却するものもあります。無料VPNをダウンロードする前にプライバシーポリシーをよく読み、あなたのデータがどのように扱われ、ネット上できちんと安全を守れるのか確認しましょう。
• セキュリティが脆弱。ほとんどの場合、無料VPNは重要なセキュリティ機能を欠いています（軍レベルの暗号化や自動キルスイッチ、DNS・IP漏えい対策など）。このような無料VPNは、あなたのプライバシーを危険にさらす可能性がありますので、VPNを選ぶ際は、セキュリティ対策がしっかりしているか、ネット上でプライバシーを守れるかを確認しましょう。
• マルウェアやウイルス感染のリスク。無料VPNの中には、アプリ内にマルウェアやウィルスが埋め込まれているものがあり、デバイスや個人情報を危険にさらすことになってしまいます。VPNは必ず信頼できるソースからダウンロードする、評判の良いVPNを選ぶ、など気をつけましょう。

避けたい無料のインド向けVPN

テスト中に、ユーザーのプライバシーとセキュリティに重大なリスクをもたらすVPNがいくつか見つかりました。以下のVPNは避けることを強くお勧めします：

1. Hola Free VPN：Holaの無料VPNはピアツーピアモデルを採用しており、ユーザーのデバイスをエンドポイントとして使用して、ほかのユーザーの通信が自分のデバイスを経由することになります。つまり、他人があなたのIPアドレスを使うことになり、万一その人が違法行為をした場合はあなたが責任を問われる恐れがあるということです。
2. BetternetVPN：BetternetVPNはIPv6通信をブロックしていないためデータ漏えいにつながる可能性があります。また、プライバシーポリシーがかなり曖昧で、詐欺防止のためにユーザーの情報を使う可能性があると書かれているのです（これに関する明確な詳細の提示もなし）。また、2016年にはAndroidアプリにマルウェアが埋め込まれていたことが判明しました。
3. Psiphon：ユーザーの閲覧履歴、地域識別子、接続タイムスタンプなどを始めとする個人を特定できるログを大量に保持しています。さらに問題なのは、これらの個人データを第三者の広告事業者と共有してユーザーのプライバシーを危険にさらしていることです。
4. TouchVPN：TouchVPNはユーザーにターゲティング広告を配信するため、ユーザーのデータを記録・保存しています。このような行為は、ユーザーのプライバシーを保護しネット上のアクティビティを匿名に保つというVPNの根本的なサービス概念に反しています。

現在インドで利用できない人気の無料VPN

前述したとおり、インド政府は近年厳しいデータ保持規制を導入したため、多くの人気VPNはインドでのサービスを中止せざるを得なくなりました。インドのデータ保持規制は、VPNにユーザーデータを保存させ、要求に応じて当局と共有させる規制となっており、VPNの本来の目的であるユーザーのプライバシーと匿名性の保持の概念に反するためです。

インド政府は、サイバー犯罪に対抗し、国家の安全保障を強化するためにこの規制を実施しています。しかし、批評家たちは、このような規制は国民に対する監視の強化やユーザーデータの悪用につながる可能性があると主張しています。なお、これらの規制に従わないVPNは、法的に罰せられたり、インドでの事業が禁止される可能性もあるのです。

このような動きを受けて、インドからの事業撤退を決めた人気のVPNをいくつかご紹介します。

1. Avira Phantom VPN：人気のある無料VPNですが、データ保存の要件に従うことはユーザーのプライバシーを損なうことになるとして、インドのサーバーを閉鎖しました。さらにAviraは、ユーザーが物理的にインドにいる場合、どのVPNサーバーにも接続できなくなると発表しています。
2. TunnelBear：こちらも人気のあるVPNですが、インド国内のサーバーを閉鎖し、インド国内のユーザーへのサービス提供も完全に停止しました。

インド向け無料VPNについてよくある質問

無料VPNでインド版NetflixやHotstarを見ることはできますか？

残念ながら、インドのIPアドレスを発行できるサーバーを提供する無料VPNは見つかりませんでした。インドのIPアドレスがなければ、インド版NetflixやHotstarなどの配信サービスを見ることはできません。しかし、この記事のランキング第1位のVPNは、仮想インドサーバーを提供しています。また、非常に信頼性が高く、日本を始めとするどこからでもインドや海外の人気サービスに安全にアクセスできますし、高速なのでHD画質で視聴できます。無料ではありませんが、30日間の返金保証が付いていますので、あなたのニーズに合うか、利用したいサービスが使えるかなどリスクフリーで試せます。もし満足できない場合は、保証期間内であれば簡単に全額返金してもらえます。

インドサーバーが利用可能な無料VPNはありますか？

残念ながら、インドのIPアドレスを取得できる安全な無料VPNは1つも見つかりませんでした。本記事で紹介した無料VPNは安全ですが、インドのIPアドレスは提供していません。無料トライアルか返金保証があり、インドに仮想サーバーを設置している格安なプレミアムVPNを使うのがベストです。そうすれば、金銭的なリスクなしにそのVPNがあなたのニーズに合っているか試せます。

PUBGやBGMIに無料VPNは使えますか？

使えますが、おすすめしません。返金保証を提供している低価格のプレミアムVPNを選んだほうが確実に良いでしょう。今回検証した無料VPNの中でインドのIPアドレスサーバーを提供しているところはありません。つまり、PUBGをプレイするのには使えるが、BGMIをプレイするのには使えないのです。

さらに、無料VPNは通常利用できるサーバーがかなり限られています。そのため、現在地から近いサーバーを見つけることが難しく、その結果ゲームプレイ中のping時間が長くなり、ラグが発生する可能性があります。プレミアムVPNなら、大規模なサーバーネットワークにアクセスできるため、現在地から近いサーバーを利用できますのでスムーズにゲームできます。体験が可能になります。

インドでVPNが必要な理由は？

特に、インドのデータ監視法がますます厳しくなっていることを考えると、インドでVPNを利用するメリットは沢山あります。VPNを使えば、お気に入りのコンテンツをHDでストリーミングしたり、ISPのスロットリングを回避したりできるだけでなく、ウェブをブラウズする際にプライバシーを保護できます。主な利点は以下のとおりです。

1. データの監視を回避できる。定評のあるインド向けVPNを使えば、確実に実際のIPアドレスを隠したりネット通信を暗号化できるので、政府を始めとする第三者からネット上のアクティビティを保護できます。
2. 安全なオンライン取引。金融アプリ、オンラインバンキング、暗号化取引所を利用する際、VPNはセキュリティを強化し、ハッカー、サイバー犯罪者、その他の第三者からあなたの機密情報を保護できます。
3. データ盗難の防止。VPNはあなたのネット通信を暗号化するので、公共Wi-Fiネットワークを使用している際などに特に便利で、ハッカーなどによる個人情報の盗難を防止できます。
4. データを収集するサイトからデータを保護できる。多くのサイトは、明示的な同意なしにユーザーのデータを収集しています。VPNは、これらのサイトやアプリがあなたのネット上のアクティビティを追跡したり個人情報を収集するのを防ぐことができます。

インドでVPNを使うのは合法ですか？

はい。ただし、事情は少し複雑です。本稿執筆時点で、インドではVPN利用を禁止する法律はありませんから、VPNを使うのは合法です。しかし、VPN事業者にユーザーの個人情報の保存を義務付ける法律が導入されたことから、インドにおけるVPN利用に関する規則は変わる可能性がありますので、念のため最新の法律を確認することをおすすめします。

また、著作権で保護されたコンテンツをダウンロードするなど、違法行為のためにVPNを使うとトラブルに巻き込まれる可能性があります。違法行為のためにVPNを使うのは絶対にいけません。法律を違反しないよう、現地の法律について最新情報を必ず確認してください。

インドのチャンネルやサイトを利用する目的で無料VPNは使えますか？

可能ですが、簡単ではありません。コンテンツが地域（国）制限されていないインドのチャンネルを見たいのであれば、無料VPNが提供するどのサーバーロケーションでも利用できます。しかし、コンテンツがインドでしか利用できないように地域制限が掛かっている場合、インドのIPアドレスを割り振れるサーバーを持っているVPNしか機能しません。複数のVPNを検証した結果、残念ながらインドのIPアドレスを取得できる無料VPNは見つかりませんでした。

しかし、この記事で1位のVPNは仮想インドIPサーバーを提供しているので、どこからでもインドのコンテンツにアクセスできますし、HD画質での視聴が可能です。唯一の欠点は無料プランがないことですが、30日間の返金保証を提供しているので、金銭的なリスクなくストリーミングを試せます。

インド向け無料VPNのChrome拡張機能を使うべきでしょうか？

一概には言えません。IPアドレスを隠してハッカーとオンライントラッカーの対策をしたいだけなら、無料VPNのChrome拡張機能が役立ちます。しかし、VPNの拡張機能は単なるプロキシであることが多く、この記事で紹介したVPNと同じレベルの暗号化でデータを守るわけではありません。利用可能なサーバーも限られていますし、Chromeブラウザ以外の通信は保護されません。

セキュリティを優先するのであれば、完全版VPNアプリを使ったほうが良いでしょう。拡張機能より高速で、利用可能なサーバーも多く、高度なセキュリティ機能も備わっていますから、デバイス全体を守れます。

今すぐインド向け無料VPNをゲットしよう

多くの場合、無料VPNはインドのIPアドレスを割り当てるサーバーがないため、インドのコンテンツやサイトを安全に見るためには役立ちません。さらに、重要なセキュリティ機能が備わっていないことが多く、危険な無料VPNもありますから注意が必要です。揺るぎない暗号化を採用しており、ノーログポリシーを掲げていて、確実に使えるインドの仮想サーバーを構えているプレミアムVPNを使ったほうが良いでしょう。

本記事でご紹介した無料VPNはいずれも安全です。しかし、インドではExpressVPNが一番おすすめです。インドの仮想サーバーがあり、強力なセキュリティでネット上の安全を確保できます。完全無料ではないものの、30日間の返金保証が付いています。リスクなしでExpressVPNを体験し、気に入らなければ全額を返金してもらえます。

ニーズにあった無料VPNが見つからない場合、オススメの有料VPNはこちら！

【編集者より】当社は読者の皆さまとの関係を大切にしており、信頼していただけるよう透明性と誠実さを常に心がけています。当社は、当サイトでレビューしている業界最先端の一部の製品（Intego、CyberGhost、ExpressVPN、Private Internet Access）と同じ企業グループに属しています。しかし、厳しい検証方法に従っていますので、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。

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