Chrome用VPN拡張機能 おすすめ7選│無料で使える!2024年
- Chromeにおすすめの無料VPN — 完全分析【2024 更新】
- ExpressVPN:Chromeにおすすめ1位のVPN。強固なセキュリティ機能があり、高速ネットワークは世界を網羅
- CyberGhost:ストリーミング専用サーバーにより、Chromeで多数の動画配信サービスにアクセス
- Proton VPN:通信量が無制限なので、妨げなくブラウジングできる
- Avira Phantom VPN:アプリは使いやすく、すべてのデバイスでChromeの通信を保護
- hide.me:セキュリティ機能の設定を変更し、Chromeでより安全にブラウジング
- 【比較表】Google Chromeにおすすめの無料VPN
- Google Chromeにおすすめの無料VPNの選び方
- 【ご注意】無料VPNに潜む危険
- クイックガイド:Google Chromeに無料VPNを設定する方法
- 【よくある質問】Google Chromeにおすすめの無料VPN
- 無料VPNでChromeブラウザを守りましょう
無料VPNはたくさんありますが、信用できないものも多く、安全なChrome用VPNを見極めるのは至難の業。大半の無料VPNは重要なセキュリティ機能を欠いており、ユーザーデータを記録してサードパーティに売却しているケースもあります。さらに、無料VPNと称しているのに実際はプロキシであることも。そのようなChrome拡張機能はデータを暗号化しませんから、安全を確保できません。
この記事では、調査チームと75社以上の無料VPNを検証し、Chromeにおすすめのサービスを厳選しました。ただし、無料VPNはサーバー数が少ない、通信が遅い、通信量が制限されているなど、必ず何らかのデメリットがあることに注意しましょう。
Chromeにおすすめ1位のVPNは「ExpressVPN」です。完全無料ではありませんが、無料VPNのような欠点はありません。ExpressVPNは軍レベルのセキュリティ機能だけでなく、世界各国に高速サーバーがあり、データ通信量は無制限です。安心の30日間返金保証付きなのでExpressVPNをリスクなしで体験できます。返金保証を試したところ、手続きは簡単で、2日後に全額が口座に振り込まれていました。
お急ぎですか?Chromeにおすすめの無料VPNはこちら!【2024 に検証】
- ExpressVPN:セキュリティ機能が優秀で、世界各国に高速サーバーがあり、いつでもどこでも安全を確保できます。Chromeブラウザ拡張機能は日本語に対応しており、WebRTCの無効化とHTML5の位置情報の偽装も可能。安心の無料体験はこちら。
- CyberGhost:45日間返金保証があり、Chrome用VPN拡張機能を無料で使えます。超高速でデータ通信量は無制限なので、快適にストリーミングできます。
- Proton VPN:無料アプリでも通信量は無制限。Google Chromeで思う存分ブラウジングするのにピッタリですが、トレントには対応していません。
- Avira Phantom VPN:無料アプリとChrome拡張機能は使いやすいものの、カスタマーサポートはありません。
- hide.me:Google Chromeで使える無料VPN。幅広いセキュリティ機能でデータを保護できますが、動画配信サービスの制限は回避できません。
Chromeにおすすめの無料VPN — 完全分析【2024 更新】
1. ExpressVPN:Chromeにおすすめ1位のVPN。強固なセキュリティ機能があり、高速ネットワークは世界を網羅
2024年4月に有効 リスクなしで30日間体験
- 通信量は無制限。超高速
- 日本を含む105か国に3,000台のサーバー
- 同時に8台まで接続可能
- ブロックを解除できる動画配信サービス:Netflix(アメリカ版など各国のライブラリ)、Disney+、HBO Max、Hulu、BBC iPlayer、Amazonプライムビデオ、DAZN Japan、Abema TV、GYAO!など
- 対応機器・ブラウザ:Windows、Mac、iOS、Android、Chrome、Firefox、Microsoft Edgeなど
- Chrome拡張機能は日本語に対応
ExpressVPNのアプリは、Google Chromeの通信はもちろん、デバイスのネット通信をすべて保護します。AES 256ビット暗号化を採用しているほか、VPNとの接続が切れてもNetwork Lockと呼ばれるキルスイッチがデータを守ります。ExpressVPNはIPアドレス・DNSの漏洩を防止し、セキュリティプロトコルも複数から選べます(Lightway、OpenVPN、IKEv2など)。検証では、ExpressVPN独自のLightwayプロトコルを使いました。安全性が高く、最速だったからです。
Chrome拡張機能もあり、VPNアプリのリモコンのような役目を果たします。つまり、Chromeの通信だけでなく、すべてのネット通信がVPNで保護されるわけです。ExpressVPNのブラウザ拡張機能でVPNアプリと同じ保護ができるのは驚異的です(他社の拡張機能はプロキシであることが多いからです)。
拡張機能には、アプリで使えない追加機能もあります。例えば、HTTPS Everywhere機能を有効にすると、より安全なHTTPS版サイトに自動的に接続されるので安心です。WebRTC漏洩防止機能もあり、VPNに接続中に実際のIPアドレスがサイト側に公開されるのを防げます。さらに、「Spoof Your Location」をオンにすると、HTML5の位置情報から現在地が公開されるのを防止できます。mylocation.orgで検証したところ、接続したVPNサーバーの国が表示され、位置情報が隠されていることが分かりました。
厳格なノーログポリシーもあり、プライバシー保護に真剣なのがうかがえます。通読したところ、ExpressVPNのノーログポリシーはセキュリティ企業の独立監査済みで、データを一切保持していないと実証されていることが分かりました。また、TrustedServerテクノロジー(RAMだけで実行されるVPNサーバー)を採用しているため、サーバーが再起動されるたびにすべてのデータが消去されます。さらに、本社は英国領ヴァージン諸島にあり(14アイズ同盟に非加盟)、データを保持する義務はありません。
これまで使ったVPNのうち、ExpressVPNは最速のVPNの1つです。日本、アメリカ、イギリスのサーバーを12台試したところ、平均ダウンロード速度は65.8Mb/秒でした(HD画質でストリーミングするのに必要な速度の13倍)。通信量も無制限なので、データの上限を気にせずにChromeでブラウジングしたり、高画質で動画を見たりできます。
サーバーは105か国にあり、世界中どこでも自由にコンテンツにアクセスできます。Chromeブラウザで試したところ、アメリカ版、イギリス版、オーストラリア版など、15か国のNetflixにアクセスできました。海外旅行中にHuluやDisney+のアカウントにもアクセスできます。ネット検閲が厳しい国(中国やイランなど)でも使えますが、VPNの使用が規制されている国で使いたい方は、現地のルールや法律をきちんと確認しましょう。
アプリは使いやすく、初心者も上級ユーザーも大満足です。スマートロケーション機能を使うと、ネットワークや現在地をもとに最速のサーバーに自動接続できます。スピードテストツールも内蔵されており、負荷率とPing値をもとにサーバーを選ぶことも可能です。サーバーをお気に入りに追加できるのも便利でしょう。接続するたびに探す手間を省けますね。
Chromeブラウザのアクティビティだけを保護したい場合、VPNから除外するアプリを選べる「スプリットトンネル機能」が便利です。スプリットトンネルを試すため、AndroidでChromeの通信だけVPNに転送するよう設定したところ、ローカル通信でなければ使えない銀行アプリも問題なく使えるようになりました。特定のアプリの通信だけ暗号化されますから、スマホのバッテリー消費も抑えられます。
ExpressVPNは完全無料ではありませんが、30日間返金保証があります。そのため、ExpressVPNを安心して体験できます。超高速通信、揺るぎないセキュリティ対策・プライバシー保護、地域限定のストリーミングサイトに確実にアクセスできるなど、すべてのプレミアム機能をじっくり体験しましょう。満足できなければ、簡単に払い戻してもらえます。
返金保証を試したところ、ExpressVPNはきちんと返金してくれることが分かりました。ExpressVPNを25日間使ってから、24時間年中無休のライブチャットで返金を希望しました。満足度に関する質問に答えるだけで返金が承認され、2日後に全額が戻ってきました。
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2. CyberGhost:ストリーミング専用サーバーにより、Chromeで多数の動画配信サービスにアクセス
- データ通信量は無制限。超高速
- 100か国に11,690台のサーバー(東京にもサーバーあり)。ストリーミング用サーバーも
- 同時に7台まで接続可能
- ブロックを解除できる動画配信サービス:Netflix(日本、米国、英国など多数)、Disney+、HBO Max、Hulu、BBC iPlayer、Amazonプライムビデオ(日本、米国、英国など)、ほか多数
- 対応機器・ブラウザ:Windows、Mac、iOS、Android、Chrome、Firefoxなど
CyberGhostは100か国に11,690台もサーバーがあります。ストリーミングやトレントなどの専用サーバーもあり、CyberGhostの24時間無料トライアルで体験できます。ストリーミング専用サーバーは、BBC iPlayerやNetflix、Disney+、Amazonプライムビデオ、Huluなどの動画配信サービスにアクセスできるように設定されています。Chromeでアメリカ版Netflix用サーバーを試したところ、10秒以内にアメリカ版ライブラリが表示され、ラグもなくHD画質で動画を見られました。
CyberGhostは超高速で、データ通信量も無制限なので、動画の読み込みに時間がかかったり、再生が止まったりすることはありません。11台のサーバーを試したところ、平均速度は57.8Mb/秒でした。ExpressVPNほど高速ではありませんが、UHD画質で「NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班」を見られました(25Mb/秒以上ならUHD画質でストリーミングできます)。
強力なセキュリティ機能が複数あり、Chromeのアクティビティだけでなく、デバイス全体を保護できます。セキュリティ機能として、256ビット暗号化、キルスイッチ、ノーログポリシー、広告・マルウェアブロッカー、Wi-Fi保護などが挙げられます。「Wi-Fi保護」の設定はアプリで簡単に変えられます。近所のカフェにノートパソコンを持って行き、Wi-Fi保護機能を試しました。ノートパソコンがWi-Fiに接続されると、自動的にCyberGhostがオンになり、ネットの脅威から確実に身を守れました。
Chromeブラウザだけ保護したい場合、CyberGhostの無料Chrome拡張機能が便利です。ただし、単なるプロキシなのでCyberGhostのアプリほど強力な保護はできません。また、セキュリティ設定を変更できず、4か国のサーバーにしか接続できません(アメリカ、ルーマニア、オランダ、ドイツ)。「基本的なセキュリティ機能だけで良い。これらの国のコンテンツにアクセスしたい」という方におすすめです。
CyberGhostは100%無料ではありませんが、有料プランをリスクなしで体験できます。24時間無料トライアルで全機能を制限なくお試しできます。もっとじっくり体験したい方は、有料版の返金保証で45日間体験しましょう。試しに24時間年中無休のチャットサポートで返金をお願いしました。担当者と少しやり取りするとすぐに払い戻しが承認され、3日以内に口座に振り込まれていました。
3. Proton VPN:通信量が無制限なので、妨げなくブラウジングできる
- 通信量は無制限。高速
- 日本、アメリカ、オランダの3か国に無料サーバーあり
- 1台のデバイスを接続可能
- ブロックを解除できるサービス:Netflixオリジナル作品、YouTube、Spotify、Facebook、Instagram、Kodiほか多数
- 対応機器:Windows、Mac、iOS、Androidなど
Proton VPNはデータ通信量が無制限で、満足できるスピードなので、Chromeで安全かつ快適にブラウジングできます。ほとんどの無料VPNは毎月の通信量と帯域を制限していますから、無制限なのは素晴らしいでしょう。無料サーバーに接続してスピードテストを実施したところ、平均速度は43.4Mb/秒でした。高速ですが、ベース値から32%の速度低下となり、最高の結果とは言えません。参考として、ExpressVPNの速度低下率はわずか5%でした。
Proton VPNは高度なセキュリティ機能がありますから、Chromeブラウザ以外の通信もしっかり保護されます。256ビットAES暗号化、複数のセキュリティプロトコル(OpenVPNとIKEv2)、キルスイッチなどでデバイス全体を守れるのです。VPNとの接続が突然切れても、キルスイッチがデータ漏洩を確実に防ぎます。ただ、無料版では広告・マルウェアブロッカー(NetShield)が使えません。
Proton VPNは厳格なノーログポリシーを遵守していますから、データのプライバシー保護は万全です。また、信用できるサイバーセキュリティ企業のProton Technologiesが開発したVPNなのも安心ですね。アプリはオープンソースなので継続的に改善されています。さらに、14アイズ同盟に非加盟のスイスに本社があるため、Proton VPNが個人情報の共有を強制されることはありません。
アプリは使いやすく、設定も簡単です。わずか5分でProton VPNのダウンロードとインストールが完了しました。「クイック接続」ボタンで近くの無料サーバーに自動接続できるのも便利でしょう。ただ、無料アプリを使うには連絡先情報を入力しなければなりません。Chrome拡張機能がないのも残念です。
無料サーバーはトレントに対応しておらず、ブロックを解除できる動画配信サービスはほとんどありませんでした。US-FREE#10サーバーでアメリカ版Netflixにアクセスしようとしたところ、全地域で配信されているNetflixオリジナル作品しか見られなかったのです。
Proton VPNはサポートガイドが充実していますから、ほとんどの質問は自分で解決できます。ライブチャットはありませんが、メールでサポートに問い合わせられます。トレントについて質問したところ、回答が届くのに約2日かかりました。対応が速いとは言えませんが、カスタマーサポートの回答は役立ちましたし、親切でした。
4. Avira Phantom VPN:アプリは使いやすく、すべてのデバイスでChromeの通信を保護
- 毎月の通信量は500MBまで。満足できる速度
- サーバーは1か所
- 接続台数は無制限
- ブロックを解除できるサービス:YouTube、Spotify、Facebook、Instagram
- 対応機器・ブラウザ:Windows、Mac、iOS、Android、Chromeなど
- Avira Browser Safetyは日本語を含む10か国語に対応
Avira Phantom VPNは、同時接続数が無制限なので、デバイスを何台でも接続できます。無料VPNは1台しか接続できないことがほとんどですから、素晴らしいですね。アプリも使いやすく、Google Chromeでブラウジング中も安全を確保できます。「Secure my connection」をクリックするだけで接続できました。
軍レベルのAES 256ビット暗号化やIPアドレス・DNSの漏洩対策などセキュリティ機能は複数あり、Chromeブラウザを含むデバイス全体のオンラインデータを保護できます。ipleak.netで情報漏洩テストを行った結果、IPアドレスとDNSの漏洩は検出されませんでした。ただし、VPNとの接続が突然切れた場合、キルスイッチがないので情報は保護されません。
厳格なノーログポリシーを遵守しているAvira Phantom VPNなら、データのプライバシーをしっかり守れます。ノーログポリシーを読んだところ、ブラウジング履歴やIPアドレス、個人情報などは一切記録されないことが分かりました。しかし、本拠地は14アイズ同盟の加盟国ドイツです。
Avira Phantom VPNの無料サーバーは満足できる速度でした(直近のサーバーに接続され、サーバー地点は選べません)。スピードテストで平均速度は28.7Mb/秒となり、まあまあでした。残念ながらProton VPNとは違い、Avira Phantom VPNは毎月の通信量が500MBに制限されています(メールアドレスで加入した場合は1GB)。メールの確認、SNSの閲覧、容量が小さなファイルのダウンロードには十分ですが、それ以上のことはできません。
Avira Phantom VPNは無料Chrome拡張機能もあり、4か国のサーバーに接続できます(オランダ、アメリカ、ルーマニア、ドイツ)。VPNアプリとは違い、拡張機能のデータ通信量は無制限ですが、保護されるのはブラウザの通信だけであり、デバイスが送受信するすべてのデータを守れるわけではありません。また、プロキシなので、暗号化もアプリより弱いことに注意しましょう。オンラインデータをしっかり守りたい場合は、Chrome拡張機能ではなくアプリを使いましょう。
サポートガイドは充実しており、ほとんどの質問を解決できましたが、無料ユーザーはカスタマーサポートに問い合わせられません。
5. hide.me:セキュリティ機能の設定を変更し、Chromeでより安全にブラウジング
- 通信量は毎月10GBまで。満足できる速度
- 無料サーバー地点は5か所
- 1台のデバイスを接続可能
- アクセス可能なサービス:Netflixオリジナル作品、YouTube、Spotify、Facebook、Instagram
- 対応機器・ブラウザ:Windows、Mac、iOS、Android、Chrome、Firefoxなど
hide.meの揺るぎないセキュリティ機能を使うと、Chromeだけでなくデバイスが送受信するすべてのオンラインデータを保護できます。256ビット暗号化、スプリットトンネル、キルスイッチ、複数のセキュリティプロトコル(OpenVPNなど)、IPアドレス・DNS漏洩対策などがあります。さらに、検証でステルスガード機能(Stealth Guard)を使ったところ、アプリがインターネットに接続されるのをブロックできました。月当たりの通信量は10GBまでですが、ステルスガードで通信量を節約できます。
割り当てられたIPアドレスとVPNのユーザー名は記録されますが、データは匿名化されますし、数時間ごとに消去されます。本社は14アイズ同盟に非加盟のマレーシアにあります。アカウント登録しなくてもVPNアプリを使えることも考慮すると、hide.meに個人情報や連絡先情報を記録される心配はないと言えます。
hide.meの速度は良好でした。無料サーバー(カナダ、ドイツ、オランダ、アメリカ西・東海岸、ベストロケーション)を5台試したところ、平均速度は25.6Mb/秒でした。全サーバーがトレントに対応しており、500MBのファイルをわずか3分でダウンロードできたのは感心しました。
hide.meのChrome拡張機能は無料で使えます。サーバー地点はアプリより少ないですが(カナダ、ドイツ、オランダ)、通信量は無制限で、WebRTCを無効化できます(アプリでは不可能)。WebRTCから実際のIPアドレスが公開されることがあるので、無効にすることで情報漏洩のリスクを低減できます。
なお、拡張機能で保護されるのはブラウザの通信だけであり、通信を暗号化するにはSOCKSを有効にしなければなりません。Chrome拡張機能はネット通信を遠隔サーバーに転送しますから、プロキシより安全です。
また、無料VPNとしては珍しく、24時間年中無休のチャットサポートを利用できます。無料ユーザーなのに詳しく親切に回答してくれたのは素晴らしいでしょう。
残念ながら、hide.meはストリーミングには向きません。Netflixの地域限定コンテンツにアクセスできなかったのです(Netflixオリジナル作品しか見られませんでした)。また、HuluやDisney+などの人気動画配信サービスのブロックを解除しようとしたところ、VPNを使っていることが検出されてしまいました。
6. Hotspot Shield:カタパルト・ヒドラプロトコルがGoogle Chromeの通信を高速化
- データ通信量は毎月15GB。高速
- 無料サーバー地点は1か所
- 1台のデバイスを接続可能
- ブロックを解除できるサービス:YouTube、Spotify、Facebook、Instagram
- 対応機器・ブラウザ:Windows、Mac、iOS、Android、Chrome、Firefox、Microsoft Edgeなど
Hotspot Shieldの独自プロトコル「カタパルト・ヒドラ」は、遠くのサーバーでも高速になるよう設計されています。私は西ヨーロッパに住んでいるのですが、アメリカにある唯一の無料サーバーに接続したところ、平均速度は21.4Mb/秒でした。Google Chromeで快適にブラウジングでき、動画をHD画質で見るのに十分なスピードです。
この無料VPNは、AES 256ビット暗号化、IPアドレス・DNSの漏洩対策、キルスイッチが備わっています。キルスイッチを有効にするボタンがなかなか見つからなかったので調べたところ、バックグラウンドで動作することが分かりました。VPNに接続するとキルスイッチが自動的にオンになるわけです。Chromeでブラウジング中にVPNとの接続が切れても、情報漏洩を確実に防げます。
Chrome拡張機能もあり、WebRTC、広告、マルウェア、クッキー、トラッカーをブロックできます。Sword機能を使ってウェブトラッカーに偽の情報を送り込むこともでき、Chromeのブラウジング状況を隠せます。
アプリは使いやすく、ワンクリックでサーバーに接続できます。登録不要なので、Hotspot Shieldに連絡先情報を明かす必要はありません。しかし、無料版ではライブチャットで問い合わせられません。
Hotspot Shieldは、14アイズ同盟の加盟国であるアメリカを本拠地としているのは少し心配です。また、Hotspot Shieldは帯域使用量とVPNのセッション時間を記録しています。しかし、多くのVPNはサービス改善のためにこのような情報を収集していますし、データはすべて匿名なので、個人を特定されることはありません。
Hotspot Shieldの最大のデメリットは、毎日500MBまでしか通信できないことです。メールの確認、SNSへの投稿、音楽ファイルのダウンロードには十分でしょう。動画をHD画質で見られましたが、YouTubeで短い動画を2本見ただけでデータ通信量の上限に達してしまいました。
7. TunnelBear:大規模なサーバーネットワークにより、Chromeで世界中のコンテンツを閲覧
- データ通信量は毎月500MB。高速
- 47か所に5,000台の無料サーバー
- 同時に無制限台まで接続可能
- アクセス可能なサービス:Netflixオリジナル作品、YouTube、Spotify、Facebook、Instagram
- 対応機器・ブラウザ:Windows、Mac、iOS、Android、Chrome、Firefoxなど
TunnelBearの無料版では全サーバーが利用できます。ほとんどの場合、無料VPNは一部のサーバーしか使えませんから、素晴らしいですね。サーバーネットワークは大規模で、Google Chromeでより多くの地域限定コンテンツにアクセスできるようになります。また、近くのサーバーに接続でき、高速通信が期待できます。
遠くのサーバーはかなり低速です。アメリカのサーバーに接続してスピードテストを行った結果、平均速度は10.6Mb/秒でした。VPNに接続していないときと比べ、77%も低下してしまいました。幸い、フランスとドイツの近距離サーバーは20.4Mb/秒でした。
TunnelBearなら、AES 256ビット暗号化、自動キルスイッチ、IPアドレス・DNSの漏洩対策などでオンラインデータをしっかり保護できます。GhostBear機能を使うと通信が難読化され、制限されたネットワークでも使えるようになります。ノーログポリシーを読んだところ、セキュリティ企業による独立審査でログを記録していないことが実証されていることが分かりました。
TunnelBearのアプリはとても使いやすく、ワンクリック接続ボタンで最速の近距離サーバーに自動接続できます。無料のChrome拡張機能もあります。他社と同様、TunnelBearのChrome拡張機能はプロキシなので、暗号化はアプリほど強力ではありません。
アプリとChrome拡張機能は月当たりの通信量が500MBに制限されていますが、TunnelBearにツイートすると1GB追加してもらえます。試しにツイートしたところ、5分後に通信量が追加されていました。
【比較表】Google Chromeにおすすめの無料VPN
Google Chromeにおすすめの無料VPNの主な機能を比べてみましょう。平均速度、毎月の通信量、サーバー地点数を確認できます。「WebRTCブロッカー」とは、ブラウザの保護を強化するためにWebRTCをブロックする機能のことです。
Google Chromeにおすすめの無料VPNの選び方
ここでは、Chrome用無料VPNを選ぶ際に注目したいポイントをご紹介します。最適なサービスを選ぶためのチェックリストとして役立てば幸いです。
この記事では、次の条件を満たすVPNをご紹介しました。
- 本当に無料で使える。
無料VPNは、最初からサブスクリプションに加入しなくても使えるべきです。この記事に掲載されているVPNはすべて、完全無料あるいは安心の返金保証付きです。 - 高度なセキュリティ機能・プライバシー機能があります。個人情報を保護するために、AES 256ビット暗号化とIPアドレス・DNSの漏洩対策を備えたVPNを選びましょう。このランキングに掲載されているすべてのVPNは、必要なセキュリティ機能を備えており、個人を特定できるデータは保存しません。VPNの拡張機能は通常プロキシに過ぎないため、一般的にはChrome拡張機能よりもVPNアプリの方が安全です。
- 高速で、通信量が十分である。
速度低下なしでGoogle Chromeを使うには、高速で通信量が十分なVPNアプリを探しましょう。データ通信量を確認したうえで、スピードテストを行い、快適にブラウジングできるVPNを厳選しました。 - Chromeに対応している。
Chromeを使うほぼすべてのデバイスを保護できるVPNを選びましょう。Chrome OSデバイスではVPNのAndroid版が使えるはずです。この記事では、Windows、Mac、iOS、Android用アプリがある無料VPNを紹介しました。また、大半はChromeブラウザ拡張機能も提供しています。なお、無料VPNは同時に1台しか接続できないことがほとんどで、幅広いOSに対応していても同時にすべてのデバイスを接続することはできません。 - 手厚いサポート体制。
VPNについて質問やトラブルがある場合、すぐに解決できるべきですね。24時間年中無休のライブチャットが理想ですが、チャットで問い合わせられる無料VPNはほとんどありません。この記事では、カスタマーサポートが利用できるか、サポート記事が充実しているVPNを紹介しました。
【ご注意】無料VPNに潜む危険
ほとんどの無料VPNは危険です。安全なのか調べずに無料VPNをダウンロードすると、オンラインセキュリティが脅かされる恐れがあります。しかし、本稿では安全であることが確認された無料VPNをご紹介しました。
検証した無料VPNの多くは、次のようなリスクがありました。
- ユーザーデータを記録・売却している。
無料VPNは利用者の個人情報をサードパーティに売却することで利益を得ています。これではVPNを使う意味はありません。個人情報を確実に守るため、厳格なノーログポリシーを遵守しているVPNを選びましょう。 - セキュリティ機能が弱く、データ漏洩の恐れがある。
無料VPNの多くはソフトやサーバーインフラを更新する資金がないため、IPアドレスやDNSなどのデータが流出する恐れがあります。また、キルスイッチや軍レベルの暗号化など、必須のセキュリティ機能がないことも珍しくありません。 - ウイルスやマルウェアが潜んでいる。
無料VPNのアプリにマルウェアやウイルスが埋め込まれていることもあります。WindowsとAndroidデバイスでは特に心配です。また、無料VPNは広告収入で運営されていることがほとんどなので、大量の広告が表示され、ウイルスに感染するリスクが高まってしまいます。
おすすめしない無料VPN
以下の無料VPNは安全ではありません。ユーザーデータをサードパーティと共有したり、アプリにマルウェアやウイルスが含まれていたりするので、使用は避けてください。
- Hola
HolaはVPNではなく、P2Pネットワークです。ネットワーク上のほかのユーザーとIPアドレスを共有することになります。違法行為のためにあなたのIPアドレスが使われた場合、あなたも責任が問われます。また、データ(サイトの閲覧履歴など)が記録され、サードパーティと共有されます。 - CrossVPN
個人情報が記録されます(閲覧履歴、位置情報、デバイス情報など)。また、VirusTotalの調査によると、アプリにマルウェアが存在することが11個のセキュリティソフトによって検出されています。
ほかにも、以下のVPNは避けましょう。
Stealth VPN、Totally Free VPN、DotVPN、FreeVPN、OkVPN、EasyVPN、SuperVPN、ArchieVPN、HatVPN、sFly Network Booster、One Click VPN、Fast Secure Payment、BetternetVPN、TurboVPN
クイックガイド:Google Chromeに無料VPNを設定する方法
- VPNをダウンロードします。ExpressVPNが一番おすすめです。揺るぎないセキュリティ機能があり、サーバーも多く、超高速です(Chromeブラウザ拡張機能もあります)。30日間返金保証を使ってリスクなしでExpressVPNを体験することもできます。
- サーバーに接続します。速度を優先する場合は、近くのサーバーに接続してください。
- ブラウジングを始めましょう!Chromeだけでなく、インターネットに接続されているすべてのアプリの通信が保護されました。
【よくある質問】Google Chromeにおすすめの無料VPN
無料ChromeプロキシとChrome用無料VPNの違いは?
無料プロキシはオンラインデータを暗号化しないため、無料VPNと同じようにネット上で身を守ることはできません。両方ともIPアドレスを隠しますが、ネット通信を暗号化されたトンネルに転送するのはVPNだけです。また、VPNはChromeブラウザの通信だけでなく、すべてのネット通信を保護します。一方、プロキシはアプリケーションレベルで動作するため、ブラウザでしか動作しないのです。
Chrome向け無料プロキシの多くは、VPNと同じ機能があると主張していますから、注意が必要です。無料プロキシのほかにも、信用できない無料VPNは多数存在します。個人情報を記録・売却される可能性があり、アプリにマルウェアが潜んでいることさえあります。この記事では、すべて実際に試したうえで、安全かつ信頼性が高いことが確認された無料VPNだけを紹介しました。
Google ChromeでNetflixを見るのにおすすめの無料VPNは?
残念ながら、Netflixの地域限定コンテンツが見られる無料VPNはありませんでした。多くの無料VPNは、NetflixのIPアドレス制限に対抗する資金がないのです。ChromeブラウザでNetflixにアクセスできる無料VPNもありますが(Proton VPNやhide.meなど)、再生できたのはNetflixオリジナル作品だけでした。オリジナル作品はもともと全世界で見られますから地域制限を突破できたわけではありません。また、無料VPNは通信量が制限されており、速度が遅いことが多いため、少ししかストリーミングできません。
そのため、返金保証付きの格安VPNを使うほうが良いでしょう。サーバーネットワークを更新する資金がありますから、NetflixだけでなくDisney+やHulu、BBC iPlayerなどの人気動画配信サービスのブロックも確実に解除できます。また、速度や通信量も制限されませんから、高画質で快適に動画を見られます。前払いしなければなりませんが、保証期間内であれば全額を返金してもらえます(一般的に30日間)。
Chrome用無料VPNを使うと、ページの表示が遅くなりませんか?
はい、VPNを使うと通信速度が低下します。バックグラウンドプロセスを暗号化するために、常にサーバーに接続されているからです。しかし、無料VPNはサーバーが少なく、回線混雑が起きやすいため、有料VPNより大幅に遅くなってしまいます。しかし、この記事でご紹介した無料VPNはすべて10Mb/秒以上でしたから、快適にブラウジングできるはずです。
Chrome用無料VPNは安全ですか?
安全なChrome用無料VPNはごく少数です。無料VPNの多くはセキュリティ機能が弱く、ユーザーデータを売り渡して利益を得ているケースもあります。この記事に掲載されているChrome用無料VPNは安全なので、プライバシーを侵害する悪質なアプリをダウンロードする心配はありません。
シークレットモードはChrome用無料VPNと同じくらい安全ですか?
いいえ。VPNとは違い、シークレットモードを使っても通信は暗号化されません。また、匿名性を守ったりIPアドレスを隠したりできません。「シークレットモードでも、プロバイダや閲覧したサイト、雇用主や学校のネットワーク管理者にオンラインアクティビティを知られる可能性がある」とChromeは指摘しています。シークレットウィンドウを終了しときにクッキー、キャッシュデータ、閲覧履歴が削除されるだけなのです。ネットの利用状況の追跡を防ぎ、ネット上でプライバシーを守るには、信用できるVPNを使うのが大切です。
なお、Chromeのシークレットモードでは通常、拡張機能が無効になっています。シークレットモードでもVPNの拡張機能を使いたい場合、「シークレットモードでの実行を許可する」をオンにしましょう。Chromeの設定メニューを開き、「その他のツール」を探しましょう。「拡張機能」をクリックし、シークレットモードで使いたい拡張機能の「詳細」ボタンをクリックするだけです。これで、「シークレットモードでの実行を許可する」トグルをオンにすることができます。
Chromeに無料VPNは内蔵されていますか?
いいえ、Chromeに無料VPNは内蔵されていません。Google Oneの有料サブスクリプションに加入するとVPNが利用できますが、一流VPNより割高ですし、Android・iOSでしか使えません。また、地域制限を回避できないと明記されています。この記事でご紹介したVPNなら、有料プランに加入しなくてもGoogle Chromeで安全を確保できます。
無料VPNでChromeブラウザを守りましょう
危険な無料VPNもありますし、ユーザーデータを売却して利益を得ていることも多いため、プライバシー保護には向きません。この記事では、Chromeにおすすめの無料VPNをご紹介しました。すべて安全ですが、通信量が制限されていたり、サーバー数が少なかったりするなど、何らかのデメリットがあります。
100%無料ではありませんが、ExpressVPNが一番おすすめです。軍レベルのセキュリティ機能で安全を確保できるほか、データ通信量は無制限で、Chrome拡張機能はこれまで使った中でトップクラスです。世界各国に高速サーバーが用意されているのも素晴らしいでしょう。安心の30日返金保証付きですから、ExpressVPNをリスクなしでお試しください。満足できなければ、簡単に返金してもらえます。
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アクセス先のサイトに情報が漏洩しています!
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インターネットプロバイダ:
ネットの利用状況をトラッキング・監視したり、ターゲティング広告を表示したりするために以上の情報が使用されることがあります。
VPNを使えばこのような情報をアクセス先のサイトから隠して常に情報のプライバシーを守ることができます。一番のオススメはExpressVPNです。350件以上のVPNを検査したなかでナンバーワンのサービスです。 軍事レベルの暗号化とプライバシー機能により、確実にセキュリティ対策できます。また、現在49%オフの割引キャンペーンを実施中です。
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