リモートアクセスVPN おすすめ5選│企業・法人向け!2024年
リモートアクセスVPNを使うと、日本でも海外でも職員が会社のデータやネットワークに安全にアクセスできるようになります。リモートワークの導入が進むなか、リモートアクセスVPNを検討する法人が増えていますが、外部の脅威からビジネスを守るのに適したサービスを見つけるのは大変です。安全性が低かったり、企業が必要とする機能がなかったりするなど、自社のニーズに適していないサービスはたくさんあります。
調査チームと協力して50社以上のリモートアクセスVPNを徹底検証し、企業におすすめのサービスを厳選しました。本記事でご紹介するサービスは強力なセキュリティ機能・プライバシー機能があり、データの安全をしっかり守れます。さらに、スピードテストやレイテンシテストの結果も良好で、暗号化されたファイルを高速で共有したり、快適にWeb会議を行ったりできます。
なかでも一番おすすめなのは「Perimeter 81」です。強力なセキュリティ対策で機密情報を守ってくれます。また、高速なWireGuardプロトコルにも対応しているので、遅延なしでZoomミーティングを行うことができ、ファイルもすばやく転送できます。30日間返金保証がありますから、リスクなしでPerimeter 81をお試しください。満足できなかった場合、簡単に全額を払い戻してもらえます。
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プロ厳選!2024年におすすめのリモートアクセスVPNはこちら!
- Perimeter 81:強力なセキュリティ対策(2FAやIPホワイトリストなど)で企業のデータを守ります。
- Good Access:SSOに対応。認証とサービスへのアクセスがスムーズになります。
- ExpressVPN:通信が速く、ラグなしでWeb会議をしたり、ファイルをダウンロードしたりできます。ただし、完全なリモートアクセスVPNではありません。
- TorGuard:StealthVPN機能で、制限された環境でも安全に社内ネットワークにアクセスできますが、コストは高めです。
- TwinGate:スプリットトンネリングを活用し、機密データだけ暗号化することで通信速度を改善できます。24時間年中無休のサポートはありません。
【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がExpressVPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
おすすめのリモートアクセスVPN — 完全分析【2024年更新】
1. Perimeter 81:2要素認証とIPホワイトリストでビジネスの情報セキュリティ対策を強化
- 2要素認証やIPホワイトリストなど、一流のセキュリティ機能でデータのプライバシーを強化
- 16か国に700台以上のサーバー。東京にもサーバーあり。複数の拠点のプライベートゲートウェイを配備できる
- ダッシュボードでユーザーのアクセスを簡単に管理
- Secure Web Gatewayアドオンで不要なアプリ・サイトをブロック
- 対応機器:Windows、Android、iOS、macOS、Linux、ルーターなど
Perimeter 81は2要素認証(2FA)に対応しているので、企業データへの不正アクセスを防ぐことができます。万一、ユーザーのパスワードが流出しても、ハッカーは追加の認証(SMSまたはGoogle Authenticator)を通過しなければ社内システムに侵入できないわけです。また、IPホワイトリストを使って機密情報へのアクセスを管理することで、不正アクセスのリスクをさらに抑えられます。
不正サイトにアクセスしてしまうのを防ぐ、セキュアWebゲートウェイ(SWG)というアドオンもあります。マルウェアの感染リスクが下がるとともに、業務効率が上がります。SNSなど、業務に関係のないコンテンツへのアクセスを制限・ブロックできるのです。Perimeter 81の検証では、社内ネットワークを行き来する通信をコントロールできました。
会社のデータ通信は、最高水準のAES 256ビット暗号化で保護されます。Perimeter 81のクラウドネットワークセキュリティは、ゼロトラストSASE技術を統合することで、アプリやクラウドに保護されているデータをサイバー脅威から防御しています。例えば、ビジネスの通信を分析してマルウェアやフィッシング攻撃を発見するソフトウェアなどを使えます。また、未知のネットワークが検出されると、自動Wi-Fi防御機能がただちにVPNが起動してくれます。
Perimeter 81は高速プロトコル「WireGuard」に対応しているので、ファイルの共有をすばやく行えます。4GBのファイルをダウンロードしたところ、8秒弱で完了しました。また、Zoomのミーティング中も遅延は発生しませんでした。帯域使用量は全プランで無制限なので、アップロードとダウンロードを好きなだけ行えます。
職員アカウント(下位プランでは10アカウント)を一元管理することで、安全を強化でき、チームの成長に合わせて簡単にスケールできます。ユーザーアカウントの作成だけでなく、専用サーバーを使うこともでき、ユーザーグループごとに権限を付与することでデータへのアクセスを管理できます。ユーザーとデバイスのモニタリングも可能です。また、管理者は、全職員がVPNソフトの最新バージョンを使っているか確認できます。
このプロバイダの唯一の欠点は、上位プランでしか高度な機能を使えないこと。例えば、一番安いプランにはファイアウォールアズアサービス(Firewall as a Service、FaaS)とデバイスポスチャーチェック(Device Posture Check、DPC)は含まれません。DPCとは、あらかじめ指定されたセキュリティ方針を満たしたデバイスしかネットワークに接続できないようにすることです。とは言え、ベーシックプランでも企業のデータの安全を守るのに十分でしょう。
年間契約に加入した場合、一番安いプランの料金は$8/月となっています。大企業向けですが、最上位プランではサービス内容をカスタマイズできます。どのプランを選ぶとしても、年間契約が一番オトクです。
Perimeter 81をリスクなしで体験しましょう。30日間返金保証がありますから、満足できなかった場合は全額を返金してもらえます。試したところ、カスタマーサポートは対応が速く、数日後にカードに返金されていました。
2. GoodAccess:SSOに対応。サービスに簡単にアクセスできる
- シングルサインオン(SSO)でセキュリティを強化。職員のユーザー認証も簡単
- 24か国に35台以上のサーバー(東京にもゲートウェイあり)。どこでも高速通信が期待できる
- Access Control機能で、会社のリソースをだれが閲覧できるか管理
- IPv4接続だけ使うことで、IPv6の漏えいを回避
- 対応機器:Windows、Android、iOS、macOS、Linux
GoodAccessは、シングルサインオン(Single Sign-On、SSO)に対応しているので、ユーザー認証がスムーズになります。1度だけログインするだけで、複数の業務アプリや企業サイトが利用可能になります。SSOは安全で、アプリとIDプロバイダ(IdP)との信頼関係に基づいて認証を行うため、職員はサービスごとに複雑なパスワードを覚える必要がなくなるのです。AzureやGoogleワークスペースなどでも使えます。
強力なセキュリティ・プライバシー機能により、外部の脅威から企業データをしっかり守れます。このVPNはAES-256ビット暗号化で通信が保護され、IPv4だけを使うのでIPv6が漏えいすることはありません。GoodAccessのサーバーに対してIPアドレスとDNSの漏えいテストを行った結果、データ漏えいは一切検出されませんでした。Perimeter 81と同様、GoodAccessはIPアドレスのホワイトリストと2要素認証も設定できるので、セキュリティ強化に効果的です。
「アクセスカード」を作成すると、会社のシステムやリソースへのアクセスを管理できます。だれが、いつ、どのシステムを使えるかコントロールできるのです。職員に複数のカードを割り当てると、複数のシステムにアクセスできるようになります。
GoodAccessのデメリットは、サーバーネットワークが小規模であること。35か所余りのゲートウェイしかデプロイできません。とは言え、日本やアメリカ、イギリス、シンガポール、イスラエル、ブラジルなど、主要な拠点はカバーしていますから、どこでもレイテンシの低い接続を確立できます。
Perimeter 81と比べると、このVPNは格安です。年払いならわずか$0/月~で始められます。上位プランではより多くの機能を使えますが、料金も高くなります。どのプランを選んでも、年間契約が一番オトクです。料金はユーザー1人当たりの料金であり、最大3人が使える月額20ドルの中小企業向けプランもあります(本稿執筆時点)。
返金保証はないものの、このVPNは無料プランがあります。ただ、できることは限られていて、専用ゲートウェイは使えません。サービスの使い心地を試したい場合は役立ちますが、ネットワークを完全に防御するには有料プランにアップグレードすべきでしょう。
3. ExpressVPN:非常に高速で、すぐに企業データにアクセスできる
- 超高速。すぐにファイルを共有でき、Web会議もスムーズ
- 日本を含む105か国に3,000台以上のサーバー。近くのサーバーに接続できる
- アプリは使いやすく、日本語に対応。ワンクリックで職員のデータを保護
- ボリュームライセンス契約あり。1つのアカウントで複数のライセンスを購入
- 対応機器:Windows、Android、iOS、macOS、Linux、ルーターなど
- ヘルプセンター、メール・チャットサポートは日本語OK
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検証したVPNのうち、ExpressVPNは最速でした。平均速度は82.6Mbpsで、4%しか遅くならなかったのです。会社のサーバーから2GBのファイルを約3分半でダウンロードできました。帯域が無制限なので、アップロードもダウンロードも好きなだけ行えます。
検証で、ExpressVPNの独自プロトコル「Lightway」は驚くほど高速でした。このプロトコルは軽量かつ安全で、暗号化されたファイルを高速で共有できます。安全性の高いOpenVPN(UDP・TCP)とL2TP/IPSecにも対応しています。
軍レベルの暗号化により、職員のデータ通信は外から見られなくなります。パーフェクトフォワードシークレシー(前方秘匿)で暗号鍵が定期的に変わるので、安全性がさらに高まっています。自動キルスイッチとデータ漏えい防止機能もあり、データ流出をしっかり防げます。
このVPNは設定しやすく、使い方も簡単です。Windows PCに3分でインストールできました。スマートロケーション機能で、現在地で最速のサーバーに自動接続できます。
ExpressVPNのデメリットは、厳密にはリモートアクセスVPNソリューションではないこと。しかし、リモートデスクトップと簡単に併用できますし、ボリュームライセンス契約にも対応しています。1つのアカウントで複数のサブスクリプションを購入すれば、チームメンバー全員がExpressVPNを使えるようになるということです。料金については、VPNのカスタマーサポートに相談しましょう。
1つのサブスクリプションで同時に8台のデバイスを接続でき、料金は$4.99/月です。複数のライセンスを購入するとかなりお得になります。支払いは、PayPalやクレジットカード、ビットコイン、PaymentWallなどで行えます。
全プランが30日間返金保証の対象で、ボリュームライセンス契約にも返金保証が適用されます。リスクなしでExpressVPNを体験し、ニーズに合わなかった場合は30日以内に問い合わせれば返金してもらえるわけです。24時間年中無休のライブチャットでカスタマーサポートに問い合わせて払い戻しを希望しました。理由を説明するとすぐに承認され、2日後に銀行口座に振り込まれていました。 【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がExpressVPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
4. TorGuard:制限されたネットワークでもStealth VPNで安全にアクセス
- 「Stealth VPN」で厳しいファイアウォールを突破できる。中国などでのリモートワークに便利
- 日本を含む50か国に3,000台以上のサーバー。いつもレイテンシが低いサーバーを使える
- 専用IPアドレスで機密データへのアクセスを管理
- IPファイアウォールをデプロイし、送受信されるネットワーク通信を管理
- 対応機器:Windows、Android、iOS、macOS、Linux、ルーターなど
TorGuardの「Stealth VPNモード」は、一部の国で導入されている厳しいファイアウォールやVPN規制を回避するのに役立ちます。VPN通信を通常のネット通信に見せかける難読化技術なのです。中国の同僚は、Stealth VPNモードを使うとアメリカの社内ネットワークに安全に接続できたそうです。VPNの使用が規制・監視されている国でも、TorGuardを使えば安全に企業ネットワークにアクセスできます。
TorGuardはPerimeter 81ほど高速ではないものの、どこでもレイテンシが低いサーバーに接続できます。TorGuardのスピードテストでは、通信速度が安定していることが分かりました。どのサーバーに接続しても、接続前と比べて通信が14%以上遅くなることはありませんでした。速度低下を気にせずに安全にファイルを共有したり、Web会議を行ったりできるということです。
だれが企業データにアクセスできるか管理したい場合、固定IPアドレスを取得するとよいでしょう。固定IPアドレスとは、自分だけが使えるIPアドレスのことで、ログインしても変わりません。特定の職員の固定IPアドレスをホワイトリストに登録すると、本人だけが機密データを閲覧できるようになります。ただし、固定IPアドレスは上位プランでしか使えません。
残念ながら、法人向けの上位プランはかなり高価格です。一番安いプランは月額32ドルとなっており(本稿執筆時点)、5台のデバイスをカバーできます。職員が少なく、ユーザー管理や固定IPアドレスなどは不要なら、スタンダードVPNサービスに加入すると良いでしょう。同時に12台のデバイスを接続でき、料金はわずか$9.99/月です。
全プランが7日間返金保証付きなので、リスクなしでTorGuardを試せます。満足できなかった場合、簡単に全額を払い戻してもらえます。
5. TwinGate:スプリットトンネリングで指定した通信だけ暗号化し、速度を改善
- スプリットトンネリングにより、企業の通信だけ暗号化できる
- 無料プランでも最大無制限人のユーザーが使える
- 13か国にサーバーがあり、職員を幅広くカバー
- 2FAでセキュリティを強化
- 対応機器:Windows、Android、iOS、macOS、Linux、ChromeOS
TwinGateはスプリットトンネリング機能がありますから、指定した通信だけ暗号化できます。企業のネットワークインフラに対する負荷が軽減され、通信速度も改善されるのです。TwinGateのスプリットトンネリング機能を試したところ、暗号化されていない通信が速くなりました。また、リモートチームとのWebミーティングも妨げられませんでした。
このサービスは、安全を強化するためにゼロトラストモデルという概念を基盤にしています。リクエストを受けるたびにユーザーアイデンティティを認証し、「最小権限の原則」をもとに権限が付与されます。職員1人ひとりに対して権限を詳細に割り当て、ネットワーク全体ではなく特定のアセットに対してアクセスを許可する仕組みです。
通信中、企業データはTLS/SSL接続を通して保護されます。移動していないデータはAES 256ビット暗号化で保護され、Google Cloud Platformが管理するデータベースに保存されます。暗号鍵は定期的に変わり、安全なキーストアに保管されるため、どの段階でも不正アクセスされにくい環境が整っています。
ExpressVPNとは違い、TwinGateは24時間年中無休のライブチャットサポートはありません。営業時間とサポートの対応時間がずれていると困るかもしれませんが、料金についてメールで問い合わせたところ、2時間以内に返信してくれました。対応は速いようです。
無料プランでできることはかなり限られていますが、一番安いプレミアムパッケージは0/月~となっています(1年契約に加入した場合)。月払いも可能ですが、料金はすこし高くなります。
全プランが日間返金保証の対象なので、リスクなしでTwinGateをお試しください。ビジネスに合わなかった場合、簡単に全額を返金してもらえます。
【比較表】リモートアクセスVPNの特徴
【編集者より】vpnMentorでは透明性を重視しているため、当社がExpressVPNと同じ企業グループに属していることをお伝えします。しかし、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
リモートアクセスVPNの選び方
このランキングでは、次の基準をもとにVPNを評価しました。自社に合ったリモートアクセスVPNを選ぶ際の参考になれば幸いです。
- 安全性が高い。
軍レベルの暗号化、安全なプロトコル、漏えい対策などがあるVPNを選びましょう。会社の機密データがハッカーや競合他社、その他の部外者の手に渡らないようにすることができます。ノーログポリシーや2要素認証、シングルサインオン、安全なウェブゲートウェイなどの追加機能にも注目しましょう。 - 満足できる速度。
すべてのサーバーとVPNゲートウェイにおいて、通信が速いVPNを選びましょう。そうすれば、従業員は大容量ファイルを数分でダウンロードできますし、Web会議中も通信は遅くなりません。 - 世界中にサーバーロケーションがある。
通常、現在地に近いVPNサーバーやゲートウェイのほうが高速で、レイテンシも低い傾向があります。そのため、世界中をカバーしているリモートアクセスVPNを選ぶのが大切です。 - 確かなサポート体制。
優れたリモートアクセスVPNは、メールやライブチャット、問い合わせフォームでカスタマーサポートに問い合わせることができ、すぐに対応してくれます。24時間年中無休のライブチャットがあれば、いつでもすぐに疑問を解決できます。 - 安心の返金保証。
確実に返金してくれるVPNなら、じっくり試したうえで自社に合っているか判断できます。満足できなかった場合は、払い戻しをリクエストしましょう。
リモートアクセスVPNの選び方についてよくある質問
リモートアクセスVPNは安全ですか?
どのプロバイダを選ぶかによります。高度な暗号化やセキュリティソリューションを提供していないVPNサービスを選んでしまうと、企業データをきちんと守れません。本記事でご紹介したリモートアクセスVPNは安全です。
リモートアクセスVPNを選ぶ際は、強力な暗号化、キルスイッチ、漏えい対策など、揺るぎないセキュリティ機能があるか確かめましょう。SASEソリューションを使っている場合、重要なインフラを託すことになるので、信頼できるプロバイダを選ぶのが大切です。
リモートアクセスVPNの仕組みは?
リモートアクセスVPNは、職員のデバイスと企業のNAS(ネットワークアクセスサーバ)との間に、安全な仮想トンネルを作成するものです。職員のデバイスがVPNに接続されると、そのデバイスのネット通信は仮想トンネルを通して行われ、強力な暗号化でデータが保護されます。強力なセキュリティ機能があるVPNプロバイダを選ぶのが大切です。
そうすれば、ハッカーなどはデータを盗聴するのが実質的に不可能になります。保護されていない公共Wi-Fiを使って社内ネットワークにログインする場合、リモートアクセスVPNを使うと安全を確保できるのです。また、リモートデスクトップを設定したうえで、消費者向けVPN(ExpressVPNなど)で職員の通信を守ることも可能です。
SASE、拠点間VPN、リモートアクセスVPNの違いは?どれを選ぶべき?
リモートアクセスVPNがよいでしょう。設定しやすく、使いやすいからです。拠点間VPNはリモートアクセスVPNと同じように動作するわけではなく、SASE(Secure Access Service Edge)はコストが高く、専門知識がなければ設定とメンテナンスを行えません。
SASEとVPNはプライバシーを守るためのものですが、仕組みは違います。VPNは、すべての職員の通信を暗号化された仮想トンネルに経由させることで、企業のデータを守る単体ツールです。SASEは、さまざまなクラウドネイティブセキュリティ技術(CASB、Zero Trust、SWGなど)とワイドエリアネットワーク(WAN)を組み合わせたフレームワークです。
拠点間VPNを使うと、複数のユーザーのネットワークとの間に暗号化された接続が確立されます。ビジネスの世界では、拠点間VPNよりリモートアクセスVPNのほうが普及しています。リモートアクセスVPNなら、1つの安全なネットワークを作成され、職員は会社のデータやストレージなどに安全にアクセスできるようになるからです。
無料のリモートアクセスVPNを使うことはできますか?
できますが、おすすめしません。無料VPNはリスクが多いため、企業の安全が脅かされる可能性があるのです。返金保証付きの高品質VPNを使ったほうが良いでしょう。企業向けに無料プランを提供しているサービスもありますから、ぜひお試しください。
無料VPNの多くは、個人情報を収集・売却することで利益を得ています。安全性が低かったり、個人情報を漏えいしたりする無料VPNもありますから、これではVPNを使う意味がなくなってしまいます。また、通信速度と帯域が制限されているケースもあります。
マルウェアが埋め込まれた無料VPNもあるので注意が必要です。マルウェアに感染すると、毎日の業務が妨害されたり、機密データが盗まれたりするなど、大きな損失が発生する恐れがあります。そのため、安全であることが証明されているVPNを使うべきでしょう。
この記事では、GoodAccessなど、無料版があるSASEソリューションもご紹介しました。しかし、一部のセキュリティ機能しか使えませんし、社内ネットワークを完全にコントロールすることはできません。
無料ツールとしてRDP(リモートデスクトッププロトコル)も挙げられますが、デメリットがいくつかあります。例えば、通信速度がかなり遅く、脅威に対してより脆弱です。世界レベルの暗号化を採用していないRDPを使うと、ハッカーはいとも簡単に接続を乗っ取り、ホストをコントロールできるようになってしまいます。
今すぐリモートアクセスVPNを使いましょう
質の高いリモートアクセスVPNを使うと、企業データと社内ネットワークを保護できます。適切なVPNを見極めるのは大変ですが、この記事でご紹介したサービスは、会社の知的財産を外部の脅威から守るのにおすすめです。
なかでも、一番おすすめなのはPerimeter 81です。高速で、厳格なノーログポリシーを守っており、安全性も高いので、会社のデータを漏えいから守れます。30日間返金保証がありますから、Perimeter 81をリスクなしでお試しください。満足できない場合、簡単に払い戻しを受けられます。
まとめとして、2024年におすすめのリモートアクセスVPNはこちら!
【編集者より】当社は読者の皆さまとの関係を大切にしており、信頼していただけるよう透明性と誠実さを常に心がけています。当社は、当サイトでレビューしている業界最先端の一部の製品(Intego、CyberGhost、ExpressVPN、Private Internet Access)と同じ企業グループに属しています。しかし、厳しい検証方法に従っていますので、これがレビュープロセスに影響を与えることはありません。
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